GREEN SPOON パーソナルスムージー あなたに不足している 野菜 果物 ( ビタミン ) を無料診断して届けてくれる サービスに関する情報です。ビタミンが不足するとどんな症状がでるのでしょうか?
- ビタミンC 壊血病
- ビタミンB1 脚気
- ビタミンA 夜盲症
- ビタミンD 骨軟化症
などは有名です。ビタミンの必要量はわずかですが、ほとんどが体内で合成できないため、毎日コンスタントに摂る必要があります。また、仕事などで外食が増えたり、お総菜 お弁当などの食事が増えるとビタミンはどんどん減ってしまいます。
睡眠不足が続いたり、お肉を食べ過ぎたときに口内炎やニキビができたときに ビタミン剤やビタミンドリンクを飲む習慣がある人も多いはずです。うまく症状が抑えられるときもあればいまひとつ効果を感じられない時もあるでしょう。
自分の体の中でどんな ビタミン が不足しているのかがわかるときはまぁまぁ対処できるのですが、食事のアンバランスでビタミンが不足しているときは 1 種類だけでなく 2 種類 3 種類のビタミンが不足していることもあるでしょう。
株式会社 Greenspoon 定額制パーソナルフード が提供するサービスの 5 つの特徴
1.パーソナライズされた 野菜や フルーツ 肉 魚 が簡単に摂れる!
疲労回復やダイエットなど 5 つのカラダの悩みと野菜不足やストレス過多など 5 つの生活習慣を答えるパーソナル診断によって、ひとりひとりのカラダや生活習慣に必要な栄養素を特定。パーソナルスムージーは 25 種類、パーソナルスープ 15 種類のレシピの中から選ぶことができます。
2.無添加 ゴロゴロ具材 がたっぷり 1 食分として十分な食べごたえ
パーソナルスムージーは 60 種類の野菜とフルーツ、パーソナルスープは 200 種類以上の野菜やゴロゴロ食材。これら全て無添加(一部、自然添加物あり)で 化学調味料も一切不使用。
赤ちゃんから高齢の方まで、どなたでも安心して食べることができます。
また具材のゴロゴロにこだわり、加水すると量は約 300 g もあるので、一食分として十分食べごたえがあります。
3.加水後 たった 5 分の簡単調理
パーソナルスムージーは、カップの中に水または牛乳・豆乳などお好きな飲み物を 100 cc 入れてカップを軽くもみほぐしてブレンダーへ。パーソナルスープはカップの中に水または牛乳・豆乳などお好きな飲み物を 100 cc 入れてカップを軽くもみほぐして耐熱容器に移し、電子レンジで5分温めるだけですぐ食べられます。誰でも簡単につくることができます。
4.遊べる加水やちょい足しアレンジによって、自分だけのオリジナルレシピを楽しめる
水、牛乳、豆乳、オーツミルクなど、パーソナルスムージーもスープも気分によって水分を変えて、楽しんでもらうことができます。
5.栄養価維持のため、全ての野菜や食材を瞬間冷凍。フードロス削減の貢献
瞬間冷凍した野菜などの食材を素材のまま届けることで栄養素を最⼤限摂ることを可能にしています。また、冷凍食品は保存期間(賞味期限)も長いため、フードロス削減への貢献にも繋がり、SDGsの目標に対しても大きな注目を集めています。
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粉ミルク で育つ子と 母乳 で育つ子の違い はどこにあるのでしょうか?母乳で育てたほうがいい!粉ミルクで育てた方がいい!の議論は昔も今も変わらず根強いものがあります。人工栄養に用いる調整乳は、母乳以上にたくさんの
- ビタミンB1
- ビタミンB2
- ビタミンB6
- ビタミンB12
- 葉酸
- ニコチン酸
などが含まれていますが、人工栄養児の大便には、母乳児に比べるとこれらの B群が非常に少ない値になっています。
このことからも、食品中のB群と、私たちの生命と精神の働きにもっとも大切なビタミンB群は、数値的には常にアンバランスです。つまり、腸内細菌さえ良ければ、B群は体内で十分に作られるし、腸内細菌が悪ければ、食品中にB群を多く含むものをとってもまったく意味を持たなくなってしまうのです。
B1不足はガンを作る、という研究がありますが、B1が不足して乳酸が体全体の細胞中に多くなれば、体液は酸性になり、酸性の状態では白血球を中心とした免疫能力が働きにくくなると考えてもよいと思います。また、砂糖を大量に食べる人では、すい臓が腫れた状態となります。ところが、このすい臓こそが免疫の本体であるリンパ球が製造されるところであり、したがって砂糖の大量摂取は、すい臓の機能を著しく弱め、ガンばかりか、あらゆる病気に対して防衛本能を失った状態になり下がってしまうのです。
また、ビタミンB6は、免疫のメカニズムの中で重要な働きをする免疫グロブリンの成分であり、つまりビタミンB6がないと免疫グロブリンが作られないことになって、これも免疫力の低下に直接的影響するのです。とは言っても母乳が思うように出ないお母さんもたくさんいらっしゃいます。少しでも質のいいミルクをあげるようにしたいものです。
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野菜のビタミンを保存するには包装してから冷蔵庫へ 入れるようにしましょう。貴重なビタミンをムダにしなくてすみます。保存方法に関してはとてもビタミンロスを防ぐ際に欠かせません。
春菊 を夏の日に無包装で台所に置いておいたとします。ビタミンC は、この 1 日で、どれくらいなくなってしまうでしょうか?実際に実験したところ、なんと6 2% も失われていたのです。ニンジンのように、日持ちするものでも、5 日後には36% が失われていました。
外見は変わらなくても、ビタミン は確実に減少してしまいます。だから、なるべくよく売れていそうな八百屋さんで新鮮な野菜を買うこと、そして家での保存法に気を配ることです。
葉菜類は冷蔵するけれど、じゃがいも や にんじん は、キッチンのカゴに入れて出しっ放し、なんてことはありませんか?それをラップで包んでおくだけでビタミンC の減り方が大きく変わってきます。さらにそれを冷蔵すれば、室内に出しっ放しにしたものに比べて、ニンジンなら 10 日間で、ビタミンC が 2 倍以上も多く残るのです。
よく葉菜類は冷蔵、根菜類は冷暗所にといわれますが、根菜類は冷蔵しなくても葉菜類ほどビタミンの減り方が激しくないというだけで、冷蔵しないほうがよいというわけではありません。ニンジンもジャガイモも、約8度で冷蔵するに越したことはありません。
野菜の保存方法も適切に行うだけでビタミンのロスを減らすことが出来ます。こういう話をすると、サプリで摂るから心配ない!という人はビタミンはやっぱり食事から摂るのが基本であることを忘れてはいけません。
あなたに必要な ビタミン 無料診断
私(40歳)がぜんそくの発作を起こしたのは、30歳のときだったといいます。「カゼを引いてしまったのですが、治ってからも、ずっとセキが止まらなくなりました。もともと気管支が弱く、扁桃腺が腫れやすい体質だったので、そのせいかとも思いましたが、あまりに咳が長続きするので、不安になって病院を訪れたのです。
病院を受診すると、はっきりとぜんそくとは診断されなかったものの、ぜんそくの薬を処方されました。「今まで、アレルギーとは緑がなかったのですが、それ以来、季節の変わりめになると発作を起こすようになりました。夜中にひどい咳に襲われることが多く、一度発作を起こすと明け方まで咳込んで眠れませんでした。苦しくて横になれず、一晩じゅう壁によnソかかっていたこともあったほどです。このまま息ができなくなって死んでしまうのではないかと思うこともありました。
そんなとき、同じくぜんそくを持つ知人がすすめてくれたのが、クレソンの粉末食品だったといいます。「西洋野菜のクレソンが、本当にぜんそくにいいのかと半信半疑でした。
でも、同じ悩みを持つ人からのすすめだったので、試してみることにしました。今から6年前のことです。
早速、クレソンの粉末食品を通販で購入し、朝と就就寝前に適量を、水といっしょに飲みはじめました。「飲みはじめて2~3ヶ月ほどは、症状の変化はありませんでした。そのため、病院の薬やのどに薬を送り込む吸入器が手放せませんでした。
それでも、毎日欠かさずクレソンの粉末食品を飲みつづけたとのこと。そのかいがあって、4ヶ月後には体調に大きな変化が見られたのです。
季節の変わりめにもかかわらず、深夜の発作が起こらず、驚くほど普通の生活ができたのです。いつまでも続くような息苦しさもなくなりました。発作が起こる時期だからと身構えて待っていた私としては、拍子抜けするほどの変化でした。
それ以来、ぜんそくを発症する前の生活に、ほぼ戻った感じです。
いつ発作が起こるかわからないという恐怖から解放されたと同時に、薬の副作用の心配もなくなったといいます。
吸入器を使うとのどが荒れてしまい、薬を服用すると手が震えることもありました。クレソンをとりはじめてからは薬の量も減り、今では吸入器もほとんど使うことはなくなりました。
6年が過ぎた今でも、クレソンを毎日朝晩とっていますが、現在、病院での受診は年に2回のみ。吸入器の薬を入れ替えるためだけに、持っているそうです。
あとになってクレソンの効能、効果をよく調べたらクレソンに豊富に含まれるアリルイソチオシアネートやビタミンA・C・Eなどの成分には、優れた抗酸化作用(酸化力の強い酸素を消去する働き)があります。
この抗酸化作用により、のどや気管の炎症が抑えられたり、気管支の筋肉を軟らかくして気道が広げられたりするため、ぜんそくの改善に効果をもたらすということがわかりました。
仕事の関係でお酒を飲む機会が多い人のビタミン に関する情報です。お酒を飲む機会が多い人は接待が欠かせないお仕事の方に多いです。また、昼間緊張感の高い仕事をしていると夜にお酒を飲まないと眠れないのでどうしても飲み過ぎてしまう人が多いでしょう。また人間関係に疲れてしまっている人も断酒できない人が多いです。お酒を減らす努力がまずは第一ですが、アルコールの分解を促進するためのビタミン、そして肝臓を労るビタミンの摂取が大切です。お酒に関係なくあなたに必要なビタミンを診断してくれるサービスはこちら。
ビタミンB1 はアルコールの代謝をよくし、ビタミンC は二日酔いの「主犯」であるアセトアルデヒドという物質を減らす働きがある。
どうしても毎晩飲まなければいけないという人には、おつまみとしてナッツ類をおすすめします。ナッツ類に含まれるコリンには、脂肪肝を治す働きがあるからです。 しかしコリンは、人間には欠乏症が起こらないのでビタミンの仲間に入れてもらえず、コリンを含むビタミン剤は市販されていません。
また肝臓の重要な働きであるタンパク質の合成、糖質、脂質の分解、解毒反応などには、ビタミンB群が欠かせません。長年、飲酒を続けていると、肝臓に脂肪が沈着する脂肪肝になります。この脂肪肝の状態から、やがてアルコール性肝炎となり、さらに肝細胞が線維化する肝硬変へと肝臓病が進行していきます
。コリンのほか、ビタミンB2 ビタミンB12 イノシトール アミノ酸のメチオニン なども、脂肪肝を防ぐのに役立ちます。 しかしこれらの 1 日の必要量を決めるのは難しいので、総合ビタミン剤をのんだうえ、レバー、卵黄、牛乳、ナッツ類で補います。
ビタミンB1 にしても ビタミンC にしても、洋酒、日本酒、ビールを問わず、よく酒を飲む人には欠かせないビタミンです。 B1はアルコールの代謝をよくするビタミン。Cは二日酔いの「主犯」であるアセトアルデヒドという物質を減らす働きがあるからです。 こうしたビタミンを補給してもお酒が残ってしまう 40 歳代の人には 「ウコン」 がおすすめです。
のんべえ に欠かせないビタミン
更年期障害 を軽減 するビタミン を紹介します。ビタミンEのもつ末梢血管を拡張して血行をよくする働きが、体調を整え、症状を軽くする。
副腎皮質ホルモンの生成にはビタミンCが必要。 手足が冷える、のぼせる、イライラする、過呼吸症候群になる更年期になると、こうした自律神経失調症状を訴える女性が増えてきます。
更年期障害は、閉経期を境に女性ホルモンのエストロゲンが激減するために起こります。脳下垂体は性腺刺激ホルモンを分泌して、卵巣に何とか女性ホルモンを分泌させようと指令を送りますが、卵巣にはもうその力がありません。女性ホルモンの最高中枢は脳の視床下部にあり、ここから脳下垂体に指令が出る仕組みになっていますが、ここには自律神経の中枢もあります。
そこで女性ホルモンの中枢の興奮が自律神経中枢に飛火し、自律神経までおかしくなる。 これが更年期障害の図式だとされています。 しかしそうはいっても、更年期障害をまったく知らずに過ごす女性も大勢いるのです。そういう女性は栄養状態や精神環境もよく、閉経期に副腎皮質から代償ホルモンが分泌され、女性ホルモンの減少がほかの生理機能に大きな影響をもたらすことがなく、安定した身体、精神状態を保つことができるからです。
更年期障害の予防と治療には、ビタミンEが効果を示します。またEのもっ末梢血管を拡張して血行をよくする働きが、体調を整え、症状を軽くするとも考えられます。また副腎皮質ホルモンの生成には、ビタミンCが必要です。
ビタミン
歯茎 からの 出血 を改善する ビタミン を紹介します。壊血病が ビタミンC の欠乏が原因であることが解明され、この病気で苦しむ人はほとんど見られをくなったが100%なくなったわけではない。
歯をみがいたり、リンゴをかじったときに歯ぐきから血が出るのは、ビタミンC欠乏症の壊血病の前兆です。壊血病になると歯ぐきから血が出るだけでなく、ぶつけた覚えもないのに体のあちこちにアザができたりします。
いまは壊血病が、ビタミンCの欠乏が原因であることが解明されているため、この病気で苦しむ人はほとんど見られなくなりました。 しかし皆無ではありません。たとえばビタミン先進国の欧米では、「独身者壊血病」という病名があります。都会の独り住まいで外食が多く、つい偏った食生活になり、ビタミンC不足になって歯ぐきから出血してしまう。
こうした男性を皮肉った呼び名で、本当に発病者がたくさんいるわけではありません。 日本では、独身者ばかりが問題とはかぎりません。「独身者壊血病」よりも、むしろ「単身赴任壊血病」のほうが要注意かもしれません。 あるいは「共働き」「粗大ごみ性」のほうが要注意でしょう。
欧米よりも日本のほうが、軽いビタミン欠乏状態の人が多いのは言うまでもありません。 自分だけは大丈夫と考えている人も、一度、胸に手を当てて、これまで思いあたる症状がなかったかどうか、振り返ってみてください。もし、思いあたるフシがあれば、試みに半月ほど、欠乏していると考えられるビタミン剤をのんでみましょう。
ビタミン
肝臓に効くビタミン を紹介します。肝炎など肝臓に何らかの異常がある人は、肝臓の操業を助けるため、すべてのビタミンが健康な人以上に必要。 肝臓という臓器は、体のなかの化学工場です。その化学工場としての働きには、大きく分けて3つあります。
第一の働きは、摂取した食べ物などを原料にして、あらゆる酵素をはじめ、体に必要なさまざまな物質を合成する働きです。 第二の働きは、摂取したもののうち、体に有害なものを解毒する働きです。また有害でなくても本来、自分の体の構成分子ではない「異物」は分解してしまいます。これは拒絶反応によく似た働きです。
たとえば役に立つ薬であっても、肝臓はそんなことにおかまいなく、体にとっては異物なので分解します。ロからのむ薬は、その8割近くが肝臓で分解されてしまい、患部に到達する薬はごく一部にすぎません。静脈注射すると薬は肝臓を経由しないので、ほぼ100%患部に到達します。
口から摂取されるあらゆる物質は肝臓で総点検を受けるため、消化管から吸収された物質はすべて、ホットラインで肝臓に直送される仕組みになっています。そのホットラインは門脈と呼ばれる血管です。肝臓で分解された毒物や薬物は、尿と便として体外へ排泄されます。
便になる物質は胆汁となって腸管に出されます。 第三の働きは、老化して不要になった赤血球のヘモグロビンを処理することです。赤血球は核がなく、自己増殖しない細胞です。したがって古い赤血球と新しい赤血球とが常に新陳代謝しています。
その際、赤血球の構成分子のヘモグロビンが代謝されてできたどリルビンが血液中に大量に流れだします。 血中のどリルビンをそのままにしておくと責痘になり、脳や腎臓に悪影響をおよぽします。そこで肝臓は、このヒリルビンを処理し、胆汁酸といっしょに胆汁として十二指腸に排泄します。
大便の色が黄色あるいは褐色に染まっているのは、このヒリルビンのせいなのです。 このように肝臓は大切な「化学工場」です。肝炎ウイルスやのみすぎによって肝臓病になると、「化学工場」としての機能にも支障が生じます。
したがって肝炎など、肝臓に何らかの異常がある人は、肝臓の操業を助けるため、すべてのビタミンが健康な人以上に必要となります。
まず、肝臓が正常な働きを維持するために必要なビタミンはB群です。これらをバランスよく、十分に補給することが最も重要です。
次にビタミンAです。肝機能が低下すると、ビタミンAの運搬部隊であるビタミンA結合タンパクがつくれなくなり、せっかく腸から吸収されたビタミンAが肝臓までたどり着けません。 そういうわけで、肝臓病の人はビタミンAが不足しないように注意する必要があります。
さらにビタミンK。これは血液を凝固させる因子のプロトロンビンという物質の生成に欠かせないビタミンです。
このプロトロンビンは肝臓でつくられますが、肝障害があると正常なプロトロンビンがつくられなくなります。また肝臓が脂肪肝といわれる状態になっているときには、B2、B6 といったビタミンB群やコリンが治療用に使われます。
脂肪肝とは、まるでフォアグラのように肝臓に脂肪がたまり、肝臓が霜降りになった状態のことです。食べすぎによる肥満のほか、連日の深酒が脂肪肝の原因となります。アルコールが原因の脂肪肝は、その原因となる飲酒を飲まないかぎり、やがてアルコール性肝炎となって肝細胞が破壊され、慢性肝炎から肝臓に線維分が増えて硬くなる肝硬変へと、肝臓病が進行していきます。
脂肪肝とは、アルコールによる肝臓病の初期の状態で、日本酒3合以上を毎日飲めば、だれでも脂肪肝になるといわれています。また2日続けて日本酒を1升分も飲むような大量飲酒によっても脂肪肝になるため、年末年始の宴会シーズンには脂肪肝になる人が増えます。 ビタミンA、ビタミンK 、ビタミンB群は、肝臓病の人が健康を維持するために必要なビタミンですが、弱った肝臓に活力を与えてくれるのはCとEです。
ビタミンCには、酸化とは逆の還元作用があります。つまり肝臓に蓄積された過酸化脂質を解毒する働きによって肝臓の負担を軽くしてくれます。
ビタミンEの働きと作用
ビタミン
普段からβカロチンをたくさんとっている人は、あまりとっていない人に比べて肺ガンになる確率が低い。
ガンの予防になぜ、ビタミンAが効果があるのか。皮膚や体内の臓器の表面や内腔を覆っている細胞の集まりを上皮組織といいますが、そのなかの細胞がもっている「ガンを抑える遺伝子」が壊されると、「ガンをつくる遺伝子」が働いてガンができます。「ガンを抑える遺伝子」は発ガン物質や紫外線、放射線などさまざまなものの働きで壊されます。
人の上皮組織の細胞もビーカーで培養することができますが、その培養液にビタミンAが不足すると、上皮組織の細胞膜の成分である糖タンパク質(糖を含むタンパク質) や糖脂質(糖を含む脂質)が失われ、細胞が皮膚のように硬くなります。
この変化は前ガン性変化と呼ばれ、ガン化の始まりです。 ビタミンAが酸化してできるレチノイン酸をネズミに与えると、肺ガンの原因になる発ガン物質を与えても、ネズミには肺ガンができません。 一方、ネズミにビタミンAが欠乏した餌を与え続けると、ガンができやすくなってしまうのです。人間では普段からβ 力ロチン(体内でビタミンAに変わる)を食物などからたくさんとっている人は、あまりとっていない人に比べて肺ガンになる確率が低い、という研究結果も発表されています。 ただ、ビタミンAには過剰症になる心配がありますから、過剰症の心配のないβカロチンを摂取するのが効果的です。
クーリングダウンをさぼると疲労と筋肉痛が残ることがあるが、ビタミンB1を補給すれば疲労がとれ、筋肉痛も緩和する。
筋肉痛といっても、スポーツなどで筋肉を使いすぎたために起きるのではなく、神経炎によって筋肉の痛みが起きることがあります。 神経炎の主症状はしびれと痛みで、痛みのほうは仙取肉の使いすぎによる勒肉痛に似ています。
これにはビタミンB1が効力を発揮します。ビタミンB1欠乏症のひとつが神経炎だからです。神経の痛みにビタミンB1が効くことは、医学的にも証明されていることです。 かなり大量のB1を投与すれば、痛みそのものを抑える効果があります。
一方、スポーツなどで舷肌肉を使いすぎたために起きる取肉痛にも、ビタミンB1は有効です。スポーツをし疲労回復するのは、血液中に乳酸やピルビン酸などの疲労物質がたまってしまうためです。この疲疲労物質は、運動のエネルギー源としてグリコーゲンを消費したときにできる老廃物です。
酸素が体内に十分に供給されれば、代謝されてなくなるほか、B1を十分にとれば代謝がうまくはかどります。 運動による疲労をとるには、普通、運動のあとにクーリングダウンを行なって酸素をとりこみ、疲労物質を除く方法がとられます。このクーリングダウンをさばると、いつまでも疲労と散肉痛が残ることがありますが、そんなときもB1を補給すれば疲労がとれ、取肉痛も緩和します。
ただし、肉ばなれによる痛みは、当然、ビタミンB1だけでは効果は期待できません。
ヘビースモーカー に必要な ビタミン を紹介します。ヘビースモーカーは、より多くの ビタミンC をとらなければC不足。発ガン物質のたばこを吸う人は ビタミンA も必要。
多くの研究によって、たばこを吸う人は体内のビタミンCが早く失われることがわかっています。しかしたばこ1本で約25ミリグラムのビタミンCが破壊されるというのはウソ。 たばこを1日平均20本吸う人、つまり常習的な喫煙者では、体内に貯蔵されているビタミンCが500ミリグラム減るという研究があり、それを間違って解釈したのです。
喫煙者の血液や尿のビタミンC濃度は、同じ量のビタミンCをとっていて、しかもたばこを吸わない人の半分ぐらいともいわれます。たばこを1日20本吸う人に、毎日1グラムという大量のビタミンCを与えたのに、血液中のC量は普通のビタミン摂取量の非喫煙者におよばなかったという研究結果もあるほどです。
喫煙によって、なぜ体内のビタミンCが減少するのかは、まだわかっていません。しかしヘビースモーカー は、より多くのビタミンCをとらなければC不足になるのは確かです。 「たばこをたくさん吸うのですが、どのビタミンをとればいいでしょうか」といった質問を受けます。
答えはビタミンAとビタミンCですが、ビタミンをのんでいれば喫煙しても大丈夫という発想は困りものです。ビタミンAにはガンの予防効果があるため、発ガン物質のたばこを吸う人はAも必要です。
ビタミン
のんべえ に欠かせない ビタミン を紹介します。ビタミンB1を含む肴食べ、同時にビタミンB群を中心にした総合ビタミン剤をのんでおく必要がある。
酒の好きな人は、どうしてもビタミン不足になりがちです。その原因には3つあると考えられます。
大酒家といわれる人ほど、酒の肴をあまり食べずに飲む傾向があります。そのため当然、ビタミンの摂取量も少なくなります。 どんな種類の酒にも、ビタミンは一切含まれていません。
たとえばビールのしぽりカスにはビタミンは残っていますが、ビールそのものにはビタミン類は皆無、といった具合です。
ちなみにアルコールから得られるのはカロリーのみで、糖質、タンパク質、脂肪など、ビタミン以外の栄養素も含まれていません。2番目に、酒を飲むと、ビタミンB1の吸収率が悪くなります。
昔から酒飲みに脚気が多いといわれるのは飲酒によるB1欠乏が原因です。3番目に、飲みすぎによって肝機能が障害されると、ビタミンB群の利用率が低下します。 飲酒によってB1が欠乏すると、ウェルニッケ・コルサコフ症候群といわれる病気になることがあり、妄想や幻覚が起こり、まぶたが上がらなくなったり、記憶力が低下したりします。
この病気になると物を覚える力が落ちるので、記憶の途切れた部分をつなぎ合わせようとして作り話をするようになります。酒の好きな人は、ビタミンB1を含む肴を食べ、同時にビタミンB群を中心にした総合ビタミン剤をのんでおく必要があります。
ビタミン
大酒飲みのための教科書
風邪 に すぐ効く ビタミン を紹介します。インターフェロンの生産を促進する ビタミンC は、役立つだけではなく、治療にも効果を発揮します。風邪は 9割以上がウィルスが原因です。インフル工ンザに代表される冬の風邪だけでなく、夏の風邪もその原因のほとんどが、アデノウィルス、エンテロウィルスと呼ばれるウィルスです。
体内に侵入した風邪ウィルスと戦うのがNKという免疫細胞がつくりだすインターフェロン。そしてNK細胞を増やす働きがあるのがビタミンCです。
つまりインターフェロンの生産を促進するビタミンCは、、風邪の予防に役立つだけではなく、治療にも効果を発揮するということです。風邪は予防が大事ですが、もしひいてしまったときは、早めに治してしまうことが大切。
「風邪をひいたら何よりも休養が第こといわれますが、仕事の都合でどうしても無理をしなければならない場合もあります。そんなとき、ビタミンCがあなたを助けてくれます。 風邪をひいたときのビタミンCのとり方は、ポーリンク博士によるとこうです。
のどの痛み、鼻水などの初期症状が出たら、すぐに1~2グラムをのみ、それでも症状が消えなかったら1時間後に同じ量をのむようにします。2日目になっても治らなければ、1日量を5~20グラムに増やし、症状がなくなるまでのみ続ける、というものです。
また風邪で弱った体力を補う意味から、CだけではなくビタミンB群を主成分にした総合ビタミン剤を併用するのが効果的です。 普段から風邪をひかないビタミンの摂取も重要です。
ビタミン
風邪をひきにくくする ビタミン は、ビタミンCが酸化する過程でできる物質が風邪ウィルスの核酸を破壊し、ウィルスを殺してしまう。
「ビタミンCを大量にのめば風邪をひかない」と提唱したのはポーリング博士です。ポーリング博士によると、ビタミンCが酸化する過程でできる物質が風邪ウィルスの核酸を破壊し、ウィルスを殺してしまうということです。
ビタミンCを大量にとれば、ウイルスなどの外敵をやっつけるインターフェロンという物質が増えます。インターフェロンはNK(ナチュラルキラー) 細胞と呼ばれる免疫細胞によってつくられ、ビタミンCは、そのNK細胞を増やす働きがあるのです。
そのために必要なビタミンCの量は、ポーリンク博士によると1 日に1~2グラムとなっています。これは成人の1日必要量とされる50ミリグラムの20~40倍もの量になります。 人によっては5グラムぐらいまで増やすべきだと博士はいっています。
実際には、まず1グラムから始め、しばらく様子を見て、足りないようなら増量していく、あるいは少なくても大丈夫と思えば減らしてみる、というふうに自分で加減する方法をおすすめします。
ところで風邪の予防には、ビタミンCだけでなくビタミンAも効果があります。ビタミンAは、風邪ウイルスの進入口である鼻やのどの粘膜を丈夫にする働きがあるからです。風邪は万病のもと。ちょっとしたことですぐ風邪をひく弱い体質では困ります。 どうかA、C併用のビタミン予防で風邪を追放してください
ビタミン
生理痛を和らげる ビタミン は? 生理痛がツライ女性は少しでも生理痛を和らげるために月経前緊張症は日ごろからビタミンB6 ビタミンEをのんでいれば症状は軽くなります。
生理前のイライラ、ストレスには ビタミンC も必要です。 婦人科の専門医によると、生理痛が起こる病気は大きく分けて2つあります。
ひとつは原発性月経困難症、もうひとつは子宮筋腫や子宮内膜症など、ほかの婦人科の病気のために起こる続発性月経困難症です。
原発性月経困難症は、生理のときに骨盤の周囲が充血するため、それが鬱血して腹膜がひっぱられ、強い痛みを感じるものです。
お産の経験のない女性や子宮発育不全の女性によく見られます。たいていは市販の鎮痛剤で治まるのですが、補助的にビタミンB1を服用すれば、痛みも早く治まるはずです。
B1が子宮の筋肉痛をやわらげてくれるからです。 続発性月経困難症は原因となる病気の治療が重要です。 月経前緊張症は、女性ホルモンのバランスが悪い人によく見られる状態です。
生理後に活発に分泌される卵胞ホルモンと、生理前に活発に分泌されるべき黄体ホルモンとの交替がうまくいかない女性に生じるイライラ、憂鬱感、乳房の痛み、肌荒れ、肩こりなどの症状をいいます。
このような女性にはビタミンB6 が効果を発揮します。 ビタミンB6にそのような効果があるのは、次のような理由からです。
卵胞ホルモンのエストロゲンは、脳の性中枢からの刺激によって卵胞が発育する過程で分泌される女性ホルモンです。この卵胞ホルモンは、皮膚の代謝を促進して女性の肌をみずみずしくしたり、膣に弾力性を与えたりと、女性らしさをつくりだすホルモンですが、もっとも大切な働きは、受精した卵胞が着床する子宮内膜を発育させることです。 黄体ホルモンというのは、排卵後、黄体となった卵の抜け殻から分泌されるホルモンです。
これは子宮内膜に栄養が十分に行き渡るように作用します。 こうして卵胞ホルモンと黄体ホルモンとがスムーズに交代してうまく働いていれば、月経前緊張症は起こらないわけです。ところが卵胞ホルモンのエストロゲンが代謝されずに排卵後まで残っていると、黄体ホルモンが正常に作用できないため、次の生理のための子宮の変化が順調に進まず、イライラなどがつのってきます。
そうしたもろもろの症状に効果があるのがビタミンB6 です。B6がエストロゲンを早く代謝して無害な物質に変えてくれるからです。 アメリカでは、かなり以前から月経前緊張症によるイライラなどの症状に、ビタミンB6がよく使われているようです。ピルを常用する女性が多いためだと思われます。
月経前緊張症は、日ごろからビタミンEをのんでいれば症状が軽くてすむことが多いものです。ビタミンEが脳の止憫床下部に作用するからです。さらに生理前のイライラでストレスがたまっているときには、ストレスを解消させるために副腎皮質ホルモンを活発に分泌させなければなりません。それにはビタミンCも必要となります。
ビタミン
生理痛対策
便秘 解消 のための ビタミン を紹介します。便秘はストレスによる場合も多く全体の3割にもなります。ビタミンCがストレス解消に役立つことから考えても便秘に効きます。
ポーリング博士によれば、「ビタミンCの摂取量を加減することによって、たいていの便秘はコントロールできる」そうです。
そして摂取の仕方も、「最良の健康状態を保つためには、ビタミンCを毎日2 、3回、少量ずつとるほうが、1~2日に1回、大量にとるよりも賢明だ」といっています。
ビタミンCには下剤としての作用もあり、大量に摂取すると下痢をする人もいます。これを逆手にとって、ビタミンCの下剤としての働きを便秘に活用しようというわけです。
また便秘はストレスによる場合も多いといわれていますが、ビタミンCがストレス解消に役立つことから考えても便秘に効くはずです。
ストレスが原因の便秘は、過敏性腸症候群といわれ、便秘だけあるいは下痢だけの人もいれば、便秘と下痢を交互に繰り返す人もいます。せんどう食べ物を消化して先へ送る腸の運動を嬬動運動といいますが、これは自律神経で調節されています。ストレスがたまると、自律神経の副交感神経が異常に興奮し、嬬動運動が激しくなります。蠕動運動が激しくなれば、腸の内容物は下方へと進み、とどのつまり下痢を起こしてしまうはずなのですが、そのとき結腸の一部が極端に収縮(けいれん)する人が多く、嬬動運動がそこから先へ伝わらなくなってしまいます。
内容物がそれから先へ進まず、それで便秘になります。 こうした過敏性腸症候群は、ストレスと不規則な生活が原因で、腸自体には特別に異常はないのが普通です。休日だと、気分がのんびりするためか便秘にならない人もいるのです。
同じ過敏性腸症候群でも、便秘ではなく、下痢に悩まされる人も結構多いようです。 毎朝、起きるとすぐ便通はあるのに、朝食をとると必ず便意をもよおし、通勤中に何度も駅のトイレにかけこむ 。 いつ便意に襲われるか不安で、急行や快速には怖くて乗れない。こうしたタイプは30代の多忙な営業マンに多いそうです。
もっともストレスがたまりやすい「会社人間」に多いわけです。こうした過敏性腸症候群にもビタミンCが有効です。 では、実際にどれぐらいの量のCをとれば便秘に有効でしょうか。各種のデータから、1日に15~30グラムぐらいまでなら心配はありません。個人差が大きいので、1日2~3グラムぐらいから始め、様子を見ながら自分に適した量を決めることです。
便秘症の患者には、医師はよく果物と野菜をしっかり食べるようにアドバイスします。果物や野菜には便秘に効く食物繊維が含まれているほか、Cも豊富に含まれているからです。 同時に粉末のC剤を使えば、便秘の治療は申し分ありません。便秘のなかには、B1不足による脚気症状のひとつとして起こるものもあります。これは腸の働きが麻痔するためで、便秘と下痢とを交互に繰り返すこともあります。心あたりのある人は、1ヶ月ほどビタミンB1を1日1錠ずつのんでみてください。
ビタミン
老化防止 (若返り) ビタミン についての情報です。「人は血管から老いる」といわれるが、ビタミンEの重要な働きは血管を丈夫にして動脈硬化を防ぐこと。 ビタミンEの働きについて、現在わかっていることが2つあります。
強力な抗酸化作用があるビタミンE
ひとつは、老化色素と異名をとるリボフスチンという物質の生成を防ぐ働きです。リポフスチンは、不飽和脂肪酸が酸化されて過酸化脂質になり、タンパク質と結合してできるもので、全身の血管や臓器にこびりつきます。 リボフスチン自体は有害ではありませんが、リボブスチンがたくさんたまっているということは、そこで大量の過酸化脂質が生成された証拠です。
過酸化脂質は血管壁を傷め、動脈硬化を進める元凶です。Eを大量にとればリボフスチンもたまりません。
ビタミンEの重要な働きは、血管を丈夫にして動脈硬化を防いでくれることです。ビタミンEが不足すると、血液中のコレステロールが血管の内壁にへばりつきやすくなり、そのために血管が細く、硬くなってしまいます。それが動脈硬化です。
「人は血管から老いる」といわれます。血管の老化現象である動脈硬化によって、高血圧、心臓病、脳卒中などの成人病に見舞われるからです。 ネズミの動物実験で、ビタミンEが欠乏するとことがわかっています。
- 受精卵が子宮で発育できず死産する
- 睾丸が萎縮する
- 筋肉の萎縮が起こる
- 毛細血管から血液がにじみ出る
- 赤血球が壊れやすくなる
人間で同じことが起こるとはかぎりませんが、何らかの形で人間にも影響があると思われます。
ビタミン
やる気がでる ビタミン はどのビタミンを積極的に摂取しればいいのでしょうか?スタミナをつけたい、何がなんでも気力を奮い立たせたい、という人は ビタミンB1 を多めにとるとよいです。
本来、すべてのビタミンが充足されていないと体調は安定しないものです。体調が万全でなければスタミナもなくなり、やる気も出ないわけですから、その意味では総合ビタミン剤をのむのが最適ということになります。
しかし、とくにスタミナをつけたい、何がなんでも気力を奮い立たせたい、という人は、ビタミンB1を多めにとれば役立ちます。ビタミンB1が欠乏すると、仕事での集中力が低下し、忍耐力も低下してしまいます。そうなると、やる気どころではありません。これから大きなプロジェクトがはじまるような時、受験の前などは ビタミンB1 をたっぷり摂りましょう。
またB1と同時にB6、ビタミンB12 ものんだほうが、より効果的です。
B12が欠乏するとインポテンツになりやすく、そのためにやる気がなくなることも考えられます。インポテンツでは仕事に熱が入らなくなるのも当然。身に覚えのある人は、この3つのビタミンを同時に補給してみてください。 ところで水溶性のビタミンであるB1は、1 日に50mgぐらいまでなら体内によく吸収されますが、それを超すと吸収率が頭打ちになります。
その B1 の吸収を高めるのがニンニクです。ニンニクに含まれるアリシンという物質が、臥の化学構造式の端っこの部分に結合し、脂質に溶けやすくして、B1の吸収率をアップさせるのです。ニンニクを食べればスタミナがつくのは、そういう理屈からです。
ビタミン
疲れがとれやすい ビタミンB1 を積極的に摂りましょう。近ごろどうも疲れやすいという人は、総合ビタミン剤をのめば、ビタミンB1 もビタミンC もそのほかのビタミンも同時に補えて万全。
運動したり、体を動かしたりするとき、筋肉は主にグリコーゲンをエネルギー源として使います。グリコーゲンは、ブドウ糖からグリコ」ゲン合成酵素の作用によってつくられます。 このグリコーゲンは筋肉と肝臓に蓄えられて、運動のエネルギー源となります。
ビタミンB1 は、グリコーゲンがエネルギーとして燃焼するまでのある段階で、触媒の役目を果たしているのです。 もしB1が不足すると、中間産物のピルビン酸がたまり、さらに疲労物質の乳酸が大量につくられ、筋肉は疲労してしまいます。 勒肉を動かすためにはB1が必要なため、その B1 が欠乏すれば筋肉も疲労しやすくなるのです。 そんなわけで B1 が不足すると疲れやすくなりますが、気をつけなければならないのは、疲労感の原因のすべてがB1不足ではないことです。
日本人はB1不足の人が多いため、疲労=B1不足と判断しがちですが、ビタミンC欠乏の初期症状もじつは疲労感なのです。B1、C以外のビタミンが不足しても疲れやすくなることがあります。 「近ごろどうも疲れやすくなった」という人は、総合ビタミン剤をのめば、B1もCもそのほかのビタミンも同時に補えて万全です。もちろん肝臓など内臓の病気で疲れやすい人の場合は、対処法も違ってきます。
ビタミン
免疫力アップで疲れ知らずの体
頭がよくなる ビタミン はあるのでしょうか? ビタミンB1 は神経細胞に栄養を与えるのに役立つビタミン。疲労防止だけでなく、学習効果にもいい影響をもたらします。これをのめば頭が良くなる、というビタミンはありません。しかし視点を変えて、頭が良くなるのを手伝うビタミンというのなら、話は別です。
人間の大脳は、何度も繰り返し学習することによって、その能力が高まる仕組みになっています。頭の良し悪しは、脳細胞の数で決まるのではなく、脳細胞同士をつなぐ樹状突起と呼ばれる神経繊維のネットワークで決まるとされています。
繰り返し学習すればするほど、神経繊維のネットワーク網が張りめぐらされ、その結果、頭が良くなるという図式になるわけです。 しかし長時間にわたって繰り返し学習することは疲労をともないます。しかもB1欠乏のまま勉強すると、疲労しやすいばかりか、眠気に襲われ勉強どころではなくなります。そこで疲労を防止してくれるビタミンB1が必要です。
B1 は神経細胞に栄養を与えるのに役立つビタミンなので、疲労防止だけでなく、学習効果にもいい影響をもたらすはずです。 ビタミンB6 はうつ病に効果があり、行動意欲を向上させるといわれています。また落ち着きのない子どもに大量の B6 を与えると、集中力が増す効果があるという報告があります。
集中力を高め、同時に学習意欲を高めてくれるのがB6とE。つまりビタミンB1、B6、Eで頭が良くなるというのが結論となりそうです。
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