便秘が原因で肝機能を低下させる

  • 投稿日:
  • by
  • カテゴリ:

肝機能の低下は、暴飲暴食やアルコールだけが原因ではありません。実は、便秘も肝機能を低下させる原因なのです。

便秘の人は、腸内にアンモニアなどの有害物質を発生させます。多くはガスとなり、おならやゲップで排出されますが、一部は血液に溶け込みます。肝膿は、それらの有害物質が血液に混ざり込まないように、フル回転して無毒化しています。これげどくが、肝巌の「解毒作用」です。

便秘が長引けば、肝巌はオーバーワークをしてしまい、ひいては、肝機能の低下へとつながっていきます。

肝機能アップに役立つ栄養素「食物繊維」

たとえば、疲労感や倦怠感なども、便秘が原因の1つで、肝臓に大きな負担がかかっていることで、症状が出てきているのです。肝厳に問題を抱えている人は、「便秘は大敵」を再認識してください。まずは、便秘になりやすい生活を改めることが肝心。しかし、慢性的な便秘の場合、すぐに改善されないことも多いので、肝巌のケアも心がけましょう。

疲れた肝臓にはシジミ

塩ヨーグルト 効果 便秘と下痢を繰り返す腸の不調をで改善できた私の体験談を紹介します。私の場合、4日ほど便秘が続いておなかが張り、やっとカチカチの便が出たかと思うと、その後は軟便になるのです。そして、しだいに下痢になって、それが治るとまた便秘、というくり返しの毎日でした。

塩ヨーグルト 効果 お腹の張りがずっとあったがこれも解消できた

breakfast-g2b746b5d1_640.jpg

私は、若いころから重い便秘に悩んできました。

私の場合、4日ほど便秘が続いておなかが張り、やっとカチカチの便が出たかと思うと、その後は軟便になるのです。そして、しだいに下痢になって、それが治るとまた便秘、というくり返しの毎日でした。最近は食事に気をつけたり、ストレスをかけない生活を心がけたりしたのですが、おなかがスッキリすることはありませんでした。

旅行に出かけたりすると、慣れないトイレや旅のストレスで便秘が悪化してしまいました。

旅行に行くと、その間はずっと全くお通じがなくなってしまいます。旅行を楽しみたいのに、どんどんおなかが張ってきて、長時間電車などに座っていると、おなかが締めつけられるように苦しくなって、耐えられなくなるのです。それがいやで、日帰りの旅行でも行きたくなくなってしまいました。

そんな時、塩ヨーグルトのことを知ったのは、今年の8月。知人から「便秘にいい」と聞き、毎日食べはじめました。

ヨーグルトに塩を入れて食べるのは初めてでしたが、私は甘いものが苦手で、ヨーグルトも砂糖や果物を入れずに食べていましたから、塩を入れて食べることに違和感はありませんでした。

1パック450g入りのヨーグルトに小さじ1弱(約4g) の塩を加え、1日3~4回に分けて食べるようにしました。

ヨーグルトに塩を入れるとヨーグルト独特の酸っぱさが和らいだ感じで、味がまろやかになりました。そして塩ヨーグルトを食べ始めて1週間後、主人の仕事に同伴するために、山梨に出かけることになりました。

塩ヨーグルトを食べはじめてから体調がとてもよく、おなかの張りもなくなって、お通じも2日に1回くらいになりました。それでも、慣れない場所に行くので、また便秘が悪化するのでは、と不安でした。

ところが、ホテルに泊まった翌日、なんとホテルの部屋のトイレでお通じがありました。今まで、自宅以外のトイレではほとんどお通じがなかったので、本当に驚きました。

旅行の帰りはいつも便秘でおなかが張ってつらかったのですが、今回はとても快適でした」すっかり塩ヨーグルトが気に入り、帰宅してからも食べ続けるようにしました。

ホテルでの一件以来、おなかの調子は絶好調で、1日l回の快便が続いています。そればかりか、肌の調子がとてもよくなってきました。今年の夏は同居している小学生の孫2人を連れて何度もプールへ行ったので、日焼けした肌はガサガサでした。ところが、塩ヨーグルトを食べはじめてから、肌がツルツルになって、ファンデーションもきれいに塗れるようになりました。

今度は塩ヨーグルトを使った料理に挑戦して、家族にも食べさせたいとおもっています。

理想は食物繊維と善玉菌の活用

乳酸菌の働きを活性化しヨーグルトの便秘解消効果をアップさせる「塩ヨーグルト」

腸内環境を整え、キレイにすることでダイエットを成功させる

私は8年ほど前に、13kgのダイエットに成功しました。管理栄養士として、この経験を生かして、これまでに何千人ものかたのダイエットや、食事改善のサポートをしています。

私は子供のころ、ひどいアトピー体質だったので、親は私に玄米菜食を徹底させ、少しでも添加物の入った食物や加工食品は、いっさい食べさせてくれませんでした。おかげで、アトピーは完全に治ったのです。

ところが、大学生になってひとり暮らしを始めると、子供時代の反動で、ジャンクフードやお菓子を好き勝手に食べるようになりました。その結果、どんどん太ってしまったのです。そのうえ、当時おつきあいしていた彼から、ある日、「太ってる自覚ある?」といわれました。それがきっかけで、やせようと決心したのです。

そこで、当時、はやっていたダイエット法を片っ端から試してみたものの、やせる気配はありませんでした。やがて、私は管理栄養士の資格を取り、特別養護老人ホームで、食事の献立を作る仕事に就きました。すると、自分もバランスのよい食事を自然ととるようになり、1年間で10kgもスルスルとやせたのです。

私は、13kgやせるのを目標としていました。しかし、目標体重まであと3kgが、なかなか落ちません。そのころの私は、ひどい便秘と冷え症だったので、これを解消するために、食事と生活習慣を見直したのです。

具体的には、食物繊維を多く含む食材や水をたくさんとり、毎朝排便の時間を設けました。すると、少しずつ便秘も冷え症も改善され、3kgやせられたのです。

このように、腸内を常にきれいにしておくことが、ダイエットや美肌への近道です。ところが、今や日本人女性の2人に1人が便秘だといわれています。便秘が長く続くと、やせづらい、冷えやホルモンバランスの乱れなど、便秘からくる体の不調になることが多いのです。

糖脂質のヤラピンが効果を高める

便秘解消の鍵は、やはり食物繊維の摂取です。ただし、重要なのはそのとり方。

食物繊維は、2つあります。1 つは野菜や穀物、豆類などに多く含まれ、便のカサをふやし、大腸の蠕動運動を活発にする、不溶性食物繊維。

それと、熟した果実や、ヌルヌル、ネバネバしたオクラや納豆、海藻類などに多く含まれ、便をやわらかくする、水溶性食物繊維があり、それぞれ少し働きが異なります。

不溶性食物繊維だけだと、便のカサはふえるものの、便がかたくなって押し出されにくくなります。そのため、水溶性食物繊維といっしょにとる必要があるのです。

理想は不溶性2に対して、水溶性1といわれています。ところで、日常的に食物繊維を大量にとるのは、難しいことかもしれません。そこで、野菜や果物をジュースにすれば、簡単に続けられますし、食物繊維をたくさん摂取できて、消化も抜群です。ただし、寒い季節は腸を温めるほうがいいので、スープがお勧めです。なかでも腸にいいのが、「サツマイモヨーグルト」のスープです。

サツマイモには、不溶性と水溶性の食物繊維が、どちらも豊富に含まれています。そのほか、かんげ糖脂質のヤラビンには緩下作用もあり、排便効果を高めます。またヨーグルトに含まれる乳酸菌が、腸内を悪玉菌の住みにくい環境に保ち、整えてくれます。

さらにさつまいもの種類の中でも熊本県天草郡の倉岳枚で生産されている、シモン=白さつまいもがおすすめです。

腸&血液キレイの3大要素を網羅〔シモン〕

材料はさつまいも80g、ヨーグルト大さじ2杯、牛乳100ml、顆粒コンソメ小さじ2分の1です。サツマイモは皮がついたまま一口大に切り、電子レンジで3分加熱します。すべての材料をミキサーで混ぜ合わせ、それを耐熱容器に入れ、電子レンジで1分加熱すれば完成です。

甘党の方は、コンソメの代わりに、ハチミツやオリゴ糖を加えるといいでしょう。また、ミキサーを使わない方法として、加熱したサツマイモ80gに、ヨーグルト大さじ6ほどかけて食べると、デザート感覚で食べられます。

このサツマイモヨーグルトは、1日1回、朝食べるようにしてください。そうすることで腸が刺激され、スムーズな排便につながります。

サツマイモヨーグルトで便秘を解消し、腸をきれいにすれば、栄養がスムーズに体に行き渡って代謝がよくなり、ダイエットや美肌、アンチエイジングに効果的です。

酢大豆 口コミ 更年期以降にお腹太りが気になっていたが酢大豆で解消できたので紹介します。

酢大豆 口コミ 元の体重に戻り疲れにくくなり、便秘も解消

私は、更年期を過ぎてから2~3年が経ち、ウエストや体重が増えてきたことを悩んでいました。40歳ころから健康のためにスイミングクラブへ入っていたので、水泳を一生懸命するようにしたり、食事の量を控えたりしていましたが、体重はいっこうに減る気配すらありませんでした。

わずか2~3年で90cmだったウェストが100cmになり60kgだった体重が72kgまで増えてしまいました。このペースで太り続けたらどうなるのだろうか?と、とても不安になりました。

そんな私の肥満の悩みを知った娘が教えてくれたのが、酢大豆でした。娘は28歳を過ぎたころから体重が増えはじめ、おなかにぜい肉がつきはじめたのですが、酢大豆を食べるようにしたら体重の増加が止まり、ウエストも細くなって体が軽くなったというのです。

私も毎朝、食後に酢大豆をとりはじめたところ、すぐに体調がよくなってきたことに気づきました。

もともと便秘気味だったのですが、便通がとてもよくなったのです。ときどき感じていた、おなかの張る感じもなくなっていました。以前、食事の量を減らしてダイエットしようと思ったときに、ストレスがたまって、逆にドカ食いしてしまったという経験があります。ところが、酢大豆なら、食事は今までどおり変えずにすむので、ストレスがたまらないため、ドカ食いのリスクがゼロなのです。

また、私は、最近、活力がみなぎり、持久力もついて疲れにくくなってきたように感じています。私は、20年以上前から水泳を続けていますが、酢大豆を食べるようになってから驚きの効果があらわれるようになってきました。

それは、水泳のタイムが縮まってきたのです。以前はクロールで25メートルを泳ぐのに23秒かかっていたのですが、酢大豆をとりはじめてすぐに、タイムを3秒も短縮できて20秒で泳げるようになりました。20年近くやっていて、こんなにタイムが改善できたのは初めてです。年を取れば遅くなるのが当たり前なのに、これはすごい、とコーチや友達からもほめられました。

さらに、現れた変化は水泳のタイムの更新だけではありません。体重やウエストにも大きな変化がありました。

現在は、更年期になる前の体重60kgとウエストサイズと体重に戻っています。このまま酢大豆をとりつづければ、水泳のタイムの更新のように、減量の新記録も出せるかもしれません。もう、酢大豆様々です。

私が更年期にダイエットに成功した酢大豆はこちら。

インド亜大陸とチベット高原を隔てている無数の山脈から構成される巨大な山脈であるヒマラヤの麓にあるブータンという国で、標高3000メートルを超えるところにある農家に宿泊させていただいたときの貴重な体験です。

朝食は、日本でいえばお茶菓子入れというのでしょうか、そこに山盛りのご飯が盛られてきました。ご飯は赤米です。少しだけとって隣に回すのかと思って横を見ると同じようにご飯が盛られています。どう見ても、お茶碗で4杯以上はあるでしょう。 それを地元の人たちは器用に右手で寿司をにぎるような手つきでまとめながら口に運んでいます。

副食は少しの野菜と唐辛子だけです。農家の人たちはそれをお代わりしていました。 食後、トイレに入り用を足しましたが、周りを探しても紙がありません 洗面器のような物に氷が入っていたので、協議の結果、指でふいて水で洗うということに落ち着きました。

帰国後、さまざまな本を調べてみると、世界の民族の中で紙を使っているのは3分の1、3分の1が指、3分の1が砂だということです。 数日間、ご飯ばかりの生活をしていて気がついたことは、肛門が汚れないということです。

食物繊維はさまざまな食品に含まれていますが、大きく影響するのは穀類、いも類、豆類に含まれるものです。そして、便通に大きく影響するのは「でんぷん+食物繊維」だということがわかってきました。

栄養学者の中には「ご飯には難消化性のでんぷんが含まれている」という表現をする人も出てきています。野菜や海草、果物などにも食物繊維は含まれますが、あまり影響がないことは多くの女性が証明してきたことです。

ブータンの人たちのご飯は赤米の分づき米でした。玄米と白米の中間くらいになるのでしょうか。糠の繊維も多いでしょうが、それ以上に「でんぷん」をしっかり食べていることが大きいのでしょう。 ブータンの人たちが朝からパンを食べるようになったら、トイレットペーパーが必要になるのかもしれません。子どもはふりかけをかけてご飯をしっかり食べます。野菜嫌いの子どももたくさんいます。それでも子どもはトイレが待てません。体からは想像もできないくらい立派な便があるのですから待てるわけがありません。 便は食生活の便りと言われています。よい生活をしていれば古に戻り、またにはふきの葉でおしりを拭いてみたらどうでしょう。 おしりをふいたからふきという名前がついたとも言われています。

過敏性腸症候群のような病気は日本ではかなり話題になりますが、ここらの民族ではこれっぽちもありません。日本人がいかに腸に負担をかけてストレスまみれの中で腸が悲鳴をあげていることがよくわかります。人間の体に合ったものを食べていれば腸内は綺麗な環境になり、そして排便をしても汚れないのだとわかりました。

プロバイオティクスで腸年齢を若返らせる!

  • 投稿日:
  • by
  • カテゴリ:

プロバイオティクスとは、「口からとって腸内の善玉菌を増やし、健康をもたらす微生物」のことです。耳にするのはヨーグルトのパッケージなどに書かれているものだと思います。

条件は、胃酸や胆汁に強く、大腸まで達して腸内環境を改善する働きで副作用もなく安心のものになります。
代表的なのは、ビフィズス菌や乳酸菌です。整腸作用のほかに発がんリスクの低減やピロリ菌の抑制、脂質異常症や高血圧の数値を下げ、免疫力を高める作用があります。

アレルギーをもつ妊婦とその新生児が乳酸菌を摂ることでアトピー性皮膚炎の発症が抑えられたという研究報告もあります。

腸を労る生活は大きく3つのポイントになります。

白インゲン豆とツナのサラダ

  • 投稿日:
  • by
  • カテゴリ:

白いんげん豆というと、われわれ日本人は甘く煮た煮豆イメージします。大腸ガンの少ない地中海沿岸では、白いんげん豆にツナをまぜてオリーブオイルで和えた「白いんげん豆とッナのサラダ」がよく食べられているそうです。

白いんげん豆は、タンパク質と食物繊維が豊富に摂取できるというすぐれものです。食べやすく、しかも飽きない味にするには、隠し味に少しだけしょうゆを使うと大変おいしくなりまが少しアレンジを加えたレシピが特におすすめです。。シンプルでありながらおいしくて、オレイン酸、EPA (エイコサペンタエン酸)、ポリフェノールが豊富に摂れるメニューです。

材料

  • 白いんげん乾物200g
  • たまねぎ半分
  • ツナ2缶
  • エキストラ・バージン・オリーブオイル大さじ4杯

作り方

  1. 鍋に白いんげん豆と約1.5Lの水を入れ、一晩つけておく
  2. やわらかくなるまで中火よりやや弱い火で約90分煮たのち、ざるに上げて水気を切る
  3. タマネギは薄切りにし、冷水にさらして辛みを抜く
  4. ボウルに豆を入れ、水気を絞ったタマネギを加える
  5. 汁を出しきったツナ、エキストラ・バージン・オリーブオイル、塩、コショウ、しようゆを加えて和える
  6. 器に盛り、レモンを添えて出来上がり

健康に好ましくないとされる外食も、選び方次第で腸プラスになリます。ポイントは、野菜が多く、魚料理、脂肪が少ないの3つ。

とかく外食は、「健康によくない」とされがちです。しかし外食には、仲間とコミュニケーションを深めたり、プロの味を味わったりできる、という心理的な腸にとってプラス効果もあります。
かしこくメニューを選んで、物心両面で腸プラスの外食を楽しんでください。

イタリアンならおすすめはシーフードや、ペペロンチーノ、トマトソースなどのパスタ。ミートソースやチーズソースは動物性脂肪が多いので控えます。
緑黄色野菜の料理や豆料理、魚料理もおすすめです。パスタはシーフードやペペロンチーノ、トマトソースなどが○。ミートソース、チーズソースなどは×です。

韓国料理なら植物性乳酸菌の多いキムチや野菜のナムルなどを使ったビビンバがおすすめ。焼き肉はもも肉など脂肪の少ない肉を少し。カルビなど脂肪の多い肉は控えます。物足りないときは野菜焼きやいか焼きなどがいいでしょう。

中国料理なら麺頬やチャーハンではなく、定食物を選びます。肉料理よりも魚料理がおすすめです。野菜を多く使った料理や油の少ない料理を選ぶのもコツです。

インド料理ならカレーには、整腸作用のある多くのスパイスが含まれています。チャツネには植物性乳酸菌が豊富です。デザートにはタヒー(インド風ヨーグルト) もいいですね。

ヨーグルトと野菜で10kgも減量できた

  • 投稿日:
  • by
  • カテゴリ:

便秘になったことがない人でも、便が不健康になたことは経験していると思います肉ばかりの生活や運動不足で間食べ続けたりするとてきめんです。
仕事などが多忙になると運動不足から、総コレステロール値が300mg/dl 体重が激増しを超体脂肪率が30%を超えてくるなどすると腸内環境は悪化するばかりです。
こうなるとトイレに入った後は、みんながいやがるようになります。
こうなると改善方法は、自分が普段食べない嫌いなものを積極的にとる方法が一番いいでしょう。

大好きな肉を控えて、大嫌いだった野菜とヨーグルトを毎日食べ始めました。ヨーグルトはスプーン1杯しか食べられませんでしたが、今は毎朝、両足に2kgの重りをつけて1500 0歩を歩き、腹筋運動をした後に500gのヨーグルトを加え食べました。

このように生活習慣を変えれば体重は10kgも減量でき、体脂肪までが標準になります。
総コレステロールも正常値になりウソのように健康になりました。

毎日理想のうんちを排出することがもっとも腸内環境を正常に保つためには必要です。
理想的なうんちは
色:黄色~黄土色
量:バナナ2~3本
かたさ:バナナ状から練りはみがき
水分:80%
におい:ある程度はある
 
便座に座ると、スルッと落ちるように排便できる。水分と空気が適度に含まれているため、水の中で繊維がほぐれる。

理想は食物繊維と善玉菌の活用

  • 投稿日:
  • by
  • カテゴリ:

毎日の食べ物がすべて腸の環境を左右する

理想の便と自分の便のギャップを知ったあとは、理想の排便をするためのコツです。腸については「3つの力」を発揮することが大切だと話しています。
まず1つめは「デザインする力」です。理想の便の80% は水分ですから、食べものに含まれる水分も含め、1日1.5L~2Lの水分摂取が必要になります。
腸内環境を整える場合には特に硬度の高いミネラルウォーターがおすすめです。

残り20% の腸内細菌と腸内粘膜、食べカスはそれぞれ3分の1ずつです。食べカスは「第6の栄養素」といわれる食物繊維で、これが腸内細菌のご馳走となって腸内の善玉菌を増やし、便のカサを増してくれます。

「いらない便の量が増えても、意味がないのでは? 」と思われるかもしれませんが、便の量が多ければ、それだけ有害物質を体の外に排泄しているということです。

食物繊維が「お腹の掃除屋」といわれるゆえんです。また、食物繊維は便のもとが腸内に留まる時間を最適にする働きがあるため、適度に水分を含ませ、腸のぜん動運動を促して排便しやすい便を作ってくれます。便が長く留まり、カチコチになってしまうのを防ぐ働きです。

さらに、きな粉やゴボウ、タマネギなど食物繊維を含む食品には、消化されずに腸まで届くオリゴ糖が多く含まれていて、これも善玉菌の栄養となって理想の便を作る手助けをしてくれます。
では、食物繊維というのは何を摂取するのが理想でしょうか?
和食では海藻やイモ、大豆、きのこ、乾物など食物繊維が豊富な食材を使う。バナナや柿、リンゴなどの果物も毎日積極的に摂りたい食品です。

2つめは、「育てる力」となる発酵食品、「プロバイオティクス」を積極的に摂ることです。和食には、ぬか漬けや納豆、味噌、しょうゆなどの優れた発酵食品が数えきれないほどあります。そして、伝統的な和食の知恵に加えておすすめしたいのが、ヨーグルトや乳酸菌飲料です。
日本には現在、さまざまなプロバイオティクスを使った7500種類ものヨーグルトやドリンクが存在するといわれています。

腸内環境というのは10人いれば10通りです。そして変動がありますから、自分に合うヨーグルトは、食べてみてからお腹の具合で確認するしかありませんが、1週間食べ続けてみて排便に改善がみられたら、それは相性のよい菌だと思ってよいでしょう。
そういう意味でも、毎日のうんちの観察は、理想の排便をするためのいいヒントになるはずです。食事は健康のことだけを考えてとるものではありませんが、今食べているものが健康を左右すると考えれば、1日3回の食事をおろそかにすることはできません。

食物繊維が豊富なごぼうのお茶は腸内環境を整えます。『有機 高原のごぼう茶』はこちら

簡単な運動で腸に押し出す力をつける

理想の排便のための3つめは、「押し出す力」です。便意は大脳からの指令で1日に1~2回送られますが、これを逃さないようにしても、押し出す力がなければストンと落ちていきません。女性は便意を逃しやすいと説明しましたが、押し出す力のもとである腹筋力がないためです。

偏った食事で腸内環境が悪いのであれば、なおさら腹筋は必要です。とくに腸の周りにあって腸を支えている腸腰筋を鍛えなければなりま弓せん。腸腹筋は体の奥にあるインナーマッスルで、足を高く上げ下げしたり、歩幅を大きくして速歩で歩くときに鍛えられる筋肉です。
腸腰筋を鍛えるとぜんん動運動もスムーズに起こるようにもなり、排便が楽になります。