腸内環境を改善し、便の水分量を調節する

年、急増している過敏性腹症候群は、どのようにして起こるのでしょうか?

そもそも脳と腸は、ほかの臓器と比べて、とても密接な関係性で結ばれています。これを「脳腸相関」といいます。

腸には、脳と直結した腸管神経叢というものがあって、脳がストレスを感じると、すぐにその刺激が腸管に伝わり、脱が反応するしくみになっているのです。これが、下痢や便秘といった排便異常を引き起こします。すると今度は、その排便異常という情報が腸管神経叢を伝わって脳に届き、それが新たなストレスになるという惑循環をくり返してしまうのです。

過敏性腸症候群の人は、そうでない人に比べて脳腸相問が働きやすく、そのため腸が敏感に反応しがちです。

過敏性腸症候群の治療は、ストレスの解消と腸の機能回復の両面から行います。医師に始まって、心理療法を行いながら症状に合わせて薬を処方するというのが一般的です。薬は、下痢止めや便秘薬、整腸剤など、腸の働きを整える薬、さらに自律神経調整薬、抗うつ剤、漢方薬などが使われています。

しかし、過敏性腸症候群の完治は難しく、長年悩みつづけている人が少なくありません。

そんな中、フコイダンをとったら、過敏性腹症候群が短期問で改善したという人が続出しています。フコイダンとは、モズクやコンプなどの海藻(榔部類)に含まれている水溶性食物繊維の一種で、特にモズクに多く含まれています。

フコイダンはこちら。

フコイダンが注目されたのは、ガン細胞の自殺(アポトーシス) を促してガンの増殖を抑える作用や、胃潰瘍・胃ガンの原因とされているピロリ菌の胃壁への付着を阻止する作用などが研究で認められたことです。

さらにブコイダンには、腸内環境を改善し、便のかたさなどから、過敏性腸症候群の4タイプ(下痢型・便秘型・混合型・分類不能型) のいずれにも働くと考えられます。

フコイダンには、優れた抗炎症作用や粘膜保護作用があります。先に述べたように、過敏性腸症候群の人は、脳腸相問によって腸が過敏に反応し、その結果、腸が炎症を起こしたり粘膜が荒れたりして、それがまた脳に伝わってストレスを生むことになるのです。しかしフコイダンで炎症が抑えられ、腸壁が保護されれば、脳に伝わるストレスも減らすことができます。

さらに、消化管は免疫力 の要所でもありますが、ストレスによって腸の免疫の働きが乱れることも過敏性腸症候群の一因です。フコイダンは、この乱れた腸の免疫の働きを正常に戻す作用もあるのです。

こうしたさまざまな働きによって、フコイダンは、治りにくい過敏性腸症候群を素早く改善するのではないかと考えられるのです。

低分子モズクエキスフコイダンを採用した理由

漢方を専門として日常の診療を行っています。そのため健康食品を治療に用いることに対しては抵抗がありません。従来、アトピー性皮膚炎とガンの患者さんに対して漠万薬はもちろん、何種類かの健康食品を使ってきました。そのなかでメシマコプとAHCCは今も数人のガン患者さんに使っています。

昨年、旧い友人を通じて低分子モズクエキスフコイダンという健康食品を知り、たまたま希望するガンの患者さんがおられたため、低分子モズクエキスフコイダンをガンの治療に使うことになりました。その後も数人のガン患者さんが自ら希望して低分子モズクエキスフコイダンを飲んでおられます。

今のところ完治した例はありませんが、過半数が予想よりも良い経過をたどっています。その後、先の友人とは別の友人から低分子モズクエキスフコイダンの開発を主導し、現在もその研究を続けておられる研究者を紹介されるという奇縁がありました。その先生から数時間を割いていただいて、直接に話を伺うという幸運に恵まれたことによって、ますます自信をもって低分子モズクエキスフコイダンを勧めることができる心境になっています。

いまのところ、低分子モズクエキスフコイダンはもっばらガンの治療に使用している関係で、免疫強化作用とアポトーシス誘導作用とに関心が限られています。過去に使ってきた数種類の健康食品も、あるいは漢方薬も、その抗ガン作用は免疫機構の増強によると説明されています。低分子モズクエキスフコイダンに関しては、それに加えてガン細胞をアポトーシスに導く働きがあるといわれています。

正常な細胞はそれぞれの寿命をもっており、ときが来れば静かに消えてゆき、新しい細胞に後を譲ります。この、あらかじめプログラムされた細胞死をアポトーシスといいます。ガン細胞は、アポトーシスの機能を失った細胞です。ところが低分子モズクエキスフコイダンには、ガン細胞にアポトーシスの機能を回復させる働きがあるというのです。この点には、大いに関心を持たざるを得ません。低分子モズクエキスフコイダンには、糖尿病を改善させる、高脂血症に有効である、高血圧症にも効果がある、アレルギー反応を和らげるなどという効能もあるようです。が、それらの病気に低分子モズクエキスフコイダンを用いることは費用の点では推奨するわけにはいかないでしょう。それは通常の治療の方がはるかに安上がりであるからです

。しかし副作用などの事情で通常の治療がうまくいかない患者さんにとっては1つの選択肢になるかもしれません。また、日本ではいまのところ患者数の急増という事態には至っていませんが、世界的には蔓延が大きな問題になっているエイズに対しても、低分子モズクエキスフコイダンが有効であることが報告されています。将来的な展望として、このことにも少々興味をもっています。

現在は、もっぱらガンの治療に使っています。その多くは治療の手立てないと宣告された末期の患者さんです。例外的に1人だけ転移が認められず、手術したほうがよいと考える状態で手術を拒否して、低分子モズクエキスフコイダンを飲まれている患者さんがおられます。この方が引き続きフコイダンを飲まれて、その経過がよければ、私にとってガン患者さんたちに低分子モズクエキスフコイダン療法を勧めることに弾みがつくでしょう。

治療に使うのは当然ですが、さらに範囲を広げて、ガン予防のために低分子モズクエキスフコイダンを飲むことが勧められてもよいでしょう。この場合、服用量は少量でよいはずです。ガンの予防に有効であるということを証明するのには、最低十年の時間がかかりますし、それに要する費用も膨大なものになるでしょうが、ぜひとも専門の研究者による研究を期待したいものです。

低分子モズクエキスフコイダン療法の将来性

フコイダンの原料は海藻です。現在供給されている製品はモズク、コンプなどを原料としてつくられています。原料によって効果が違うのか、それともあまり差がないのか、これはまだはっきりしていないようです。原料についての研究が進めば、より効果の高い製品が生まれるかもしれません。あるいは、もっと安く供給できる可能性もあるでしょう。私の使っている低分子モズクエキスフコイダンをはじめ、同じフコイダンという名前でも、さまざまな製法で、さまざまな分子量の製品が供給されています。

どういう製法で、どのような分子量に加工したフコイダンがより強力な効果をもつのか、これもいまのところ決着がついていない課題です。さらに他の何かと組み合わせれば効果が大きくなるということも考えられます。現在それぞれメーカーが思いつきの組み合わせで製品化をしています。また治療者がそれぞれに工夫をこらしています。しかし、そのようなやり方では、科学的な結論に到達できません。腰をすえて研究に取り組む専門家がほしいところです。

「免疫力を高める」ことでガンを撃退する

免疫療法に希望を感じたのは『ガンをはじめ、アレルギーや膠原病、高血圧などの難病や慢性病も交感神経と副交感神経のバランスを整えることで、免疫のバランスを正しく整えることができ、ほとんどの病気は克服できる』というものです。それで、5年ほど前から自律神経免疫療法、刺絡療法などの免疫療法を臨床に取り入れるようになりました。私の考える免疫療法を簡単に解説すると以下のようになります。

  • 病気を治すのはいったい誰でしょう。病気の持ち主を考えれば答えは明確です。病気を治すのは病気の人自身なのです。それが免疫システムです。
  • 免役システムは白血球を中心にして、細菌やウィルスそして、ガン細胞にいたるまで攻撃し、体を守りますが、心身のストレスに弱いという弱点があります。
  • どんなに効果的と思える治療でも免疫力を低下させれば、良い効果は出ません。
  • 亮疫力を高める」を合言葉に自分の病気を克服しましょう。

低分子モズクエキスフコイダンは免疫療法の有力な武器

免疫療法を進めていくなかで、ガン患者の治療においては、ガン細胞をアポトーシスさせる健康食品も、より効果的で有力な武器となります。そこで、低分子モズクエキスフコイダンを治療に使うようになりました。とくに低分子モズクエキスフコイダンは、実際に体験された患者さんのお話しを聞き、大変に効果的だと感じました。

さらに、温泉による温熱療法も取り入れて治療に当たっています。臨床の現場では、患者さんのガンの部位や状態、さらには経済的な面も合わせて考え、その患者さんに最もよいものを組み合わせて治療方針を立てています。たとえば患者さんに合うかどうかをOリングテストで確かめてから低分子モズクエキスフコイダンを選択肢に入れるなどです。

低分子モズクエキスフコイダンで乳ガンが消失、縮小した

実際、乳ガンの患者さんでご自分の意志で手術をせず、私の医院に来院された4人の患者さんでは、自律神経免疫療法を行ってガンが消えた方が2人、そのうち1人が低分子モズクエキスフコイダンを使い、残り2人もガンが縮小しています。また、御夫婦で肺ガンになられた患者さんで、転移のあったご主人は低分子モズクエキスフコイダンを中心とした療法でガンが消えました。これまでの経験からみると、ガンの切除手術を受けられた方でリンパ節も切除された方は、再発しやすく経過が良くありません。それはリンパ節がガンと闘う免疫細胞が集合している場所であり、いわばガン細胞に対する関所のようなものだからです。それを切除してしまっては、再発を促してしまうのです。

ストレスを解消して副交感神経を優位にする

ガンの患者さんのほとんどは、大きなストレスを抱えています。それが交感神経を優位にして、顆粒球とリンパ球の比率で顆粒球を優位にしてしまいます。低分子モズクエキスフコイダンや刺絡療法などとともに、患者さん自身にその事に気づいていただき、生活を改善することも大変重要です。

ストレスを解消して、交感神経優位から副交感神経優位にすることでガンと闘うリンパ球のバランスを回復させれば、ガンから生還される確率が高くなるのです。生活改善では、食生活も重要です。白米ではなく体を温めてくれる玄米をた食べること。圧力釜で炊けば玄米をおいしく食べることができます。脂肪を少なくすること、野菜を多く食べること、食べ物は加熱することなどを、患者さんに指導しています。運動をして、血行を良くすることも大切です。太陽にも当たってください。

自律神経のバランスはなぜ乱れてしまうのか?https://jiritsu-guide.com/2013/05/30/%E8%87%AA%E5%BE%8B%E7%A5%9E%E7%B5%8C%E3%81%AE%E3%83%90%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%81%AF%E3%81%AA%E3%81%9C%E4%B9%B1%E3%82%8C%E3%81%A6%E3%81%97%E3%81%BE%E3%81%86%E3%81%AE%E3%81%8B%EF%BC%9F/

抗ガン剤治療に代わる治療法になる期待は大きい

現在、ガンの三大療法は手術、抗ガン剤、放射線による治療方法です。この療法はどれも免疫力を落としてしまいます。たとえば手術を受けるならばガン病巣だけを切除し、リンパ節を取らないようにするべきだと考えます。また抗ガン剤による治療もどうしても行うのなら、通常の10分の1くらいにした方が良いと思います。

低分子モズクエキスフコイダンを使ったガンの治療法の今後を考えると、抗ガン剤治療に代わるようなものになってほしいと思いますし、またその可能性は大きいと考えます。さらにデータが積み重なれば、ガンの部位や程度などによって、このガンには低分子モズクエキスフコイダンを第1選択肢とするなど、使い方もより明確になり、戦力になると思っています。

患者さんの話を良く聞き、治療の指針を示すのが医師

ずっと感じていたのは「患者さんの心と体に優しい医療』を実践したいということでした。極端な例ですが、患者さんが自分の病気についてたずねても、医師は「私のいうことを問いていればいい」という態度を取ったり、こういう健康食品を食べてみたいというと、「私の治療方針に逆らってそんなものを食べるなら、病院にくるな」という対応をするのです。

患者さんは、医師になにかいったり問いたりすると、『怒られる』、『恐い』というイメージを与えられるのです。私はそのような医師と患者さんの関係を、おかしいと思っていました。医師は知識があり、患者さんは知識がないから、患者さんは医師のいうとおりにすればいいという時代ではありません。こういう治療をしたいという患者さんの話を良く開き、できるだけ患者さんの意向に沿いながら、医師としての一線を大切にして指針を示す。そのよぅな医師と患者さんとの関係が重要だと私は考えています。

低分子モズクエキスフコイダンの3つの力に期待

もともと、ガン患者の治療に免疫力を向上し、優れた抗酸化力を発揮するEM-Ⅹという健康補助食品を使っていました。それは確かに良いのですが、ガン細胞を直接的にたたくという作用はあまり強くありません。そこに物足りなさを感じていたところ、低分子モズクエキスフコイダンに出会ったのです。低分子モズクエキスフコイダンは

  1. ガン細胞をアポトーシスさせる
  2. 免疫を賦活させさる
  3. ンの血管新生を抑制するという

3 つの大きなパワーをもっています。私はこの3つの作用に着目して低分子モズクエキスフコイダンを使うようになりました。これまでに初期ガンから末期ガンまで100名以上のガン患者さんに使用して、手応えを感じています。使い方は低分子モズクエキスフコイダンを単独で使うことも有効です。

また手術、抗ガン剤、放射線治療に合わせて使うことも非常に有効で、低分子モズクエキスフコイダンを治療に加えると副作用を軽減できるのです。私は可能な限り併用することを基本としています。さらに患者さんの状況をみて、低分子モズクエキスフコイダン単独であったり、核酸やEM- Ⅹと組み合わせたりの使用方法で治療に当たっています。患者さんの状況、血液生化学検査などのデータ、経過を知った上で、オーダーメイドで治療するのです。とくに腫瘍マーカーやN K細胞活性など血液検査の結果を重要視しています。

なぜ効いたのかを解明する研究の流れを作りたい

医学は、確かに心の占める分野も大きいものがありますが、やはり基本は科学です。私たち医師は科学者なのです。ですからこういうふうにすればこぅいう結果になるだろうと常に、予測しているのです。原因と結果に則って研究し、治療を進めることが大切なのです。

EBM (根拠に基づいた医療)が重要なのです。ただ、健康食品に関してはエビデンスが出にくいので、違った意味での根拠を重要視することが大切ではないでしょうか。ガンは大変に複雑な要因で起こるものです。たとえば同じ肺にできたガンでもその種類はさまざまです。その人の遺伝的素因もあります。ですから人によって効きの良い人とそうでない人が出てきます。効きの良くない人ばかりが重なると、現代医学ではこれは効かないと評価されてしまいます。

しかし10人中1人でも2人でも助かるということがあるのなら、なぜその健康食品が効いたのかを研究する必要があると私は考えます。劫% の人がなぜ効いたのかを解明する研究の流れをつくりたいと思っているのです。そのために科学データを積み重ねているところです。

予防への期待も大きい

日本は、これから団塊の世代の人たちがどんどん高齢化していきます。それに伴ってガン患者もさらに増えるでしょう。ガンを早く見つけて、早く治療することが原則になれば、治癒できる患者さんも多くなります。また、私たちの体には毎日3000個から50 00個のガン細胞が発生しています。それが免疫機構の監視の目をくぐり抜けて、目に見えるような大きさになるのには10年以上の歳月がかかります。ですから、ガン細胞が大きくならないように免疫機構がしっかりと働くようにすることが重要です。

また低分子モズクエキスフコイダンによって、発生したガン細胞のアポトーシス(自殺) を誘導すればいいのです。ですから、日常生活に低分子モズクエキスフコイダンを取り入れれば、ガンに対する予防という意味でも大きな意義があると思います。

また、低分子モズクエキスフコイダンはガンだけでなく高血圧、高脂血症、糖尿病などに関しても有効である可能性が高いので、病気にならない体づくりのために役立てていただきたいです。たとえば肺ガンに対する薬にイレッサがあります。副作用で何人もの方が亡くなり、欧米では医菅冒しての認可が取り消されています。

しかし、東洋人には有効だということで、日本では認可されています。遺伝的にイレッサが効く人、効かない人がいるように、健康食品にも同様のことがあります。とくに食品は微妙で、食品と薬の食べ合わせはほとんど無限だといってもいいでしょう。本来はそこまで追求しなければならないことだと私は考えています。ですから、低分子モズクエキスフコイダンと遺伝子の研究が進むことを期待しています。私の臨床経験では、低分子モズクエキスフコイダンが効きやすいガンには肺ガン、肝臓ガン、乳ガン、大腸ガンなどがあります。効きにくいガンには胆のうガン、膵臓ガンなどがあり、その場合は低分子モズクエキスフコイダン、EM-Xをメインに核酸をプラスするなどの工夫が重要になります。

医学は、科学が発達する以前は、現代でいう代替医療でした。薬草などを煎じて飲ませるなどが中心で、そこからだんだん発達してきました。ところが現代西洋医学は科学なのです。原因があって、結果がある。再現性があるかが重要なのです。ある病気の人にある治療方法をほどこして治ったとします。その治療方法が同じ病気の他の人たちにも8割、9割効くことを重要視して考えるのが現代西洋医学なのです。原因を究明して、診断し、診断が付けば、それに対して決まっている治療方法で対処していきます。

しかし、東洋医学の考え方はそうではありません。原因と結果を考察するよりも、その患者さんを苦しめている症状を取ることを第1にするのです。最近は、とくに難病が多くなっていて、その診断は非常に難しいものがあります。ですから診断にばかりこだわっていると、診断が付かなければ治療ができないというようなことにもなってきて、治療が遅れてしまいます。臨床の現場では診断より判断が大切だと思うのです。

川で溺れている子供がいたら、助けることを最優先にしなければなりません。現代西洋医学にも良い点がたくさんあります。急性の病気、たとえば急性の肺炎などは抗生物質が非常に良く効きます。これは東洋医学ではできないことです。ですから一番良いのは、東洋医学と西洋医学を融合させ、さらにそれを補完する形で代替医療を組み入れることです。それが医療の理想の形だと私は思います。

混合診療に関してはさまざまな意見がありますが、少なくともガンなど難114病に関しては、可能性のある治療方法があれば、それを受けられるようにするべきだと私は思っています。ある健康食品で10人のうち、2人助かるのであれば、その健康食品を使った治療を組み入れればいいのです。とくに既存の治療方法では難しい進行ガンの患者さんは、助かるためにあらゆる可能性を試したいと願うのは当然です。そのような患者さんを励まし、サポートして勇気を与えて差し上げること。それが医師の務めなのです。

ストレスを取り去り、副交感神経を有意にしてNK細胞、NKT細胞、キラーT細胞などガンと闘う細胞を活性化することです。笑いを治療に取り入れる、音楽療法を取り入れるなども免疫力を高めてくれます。現代西洋医学の枠組みでは捉えきれない、これらの療法や低分子モズクエキスフコイダンなどの健康食品を取り入れて、カバーしていく重要性について、多くの人が気づきはじめています。

天然・自然は、私たち人問の健康づくりに役立つ作用があります。たとえば蜜蜂からはプロポリス、真菌類からアガリクスやメシマコブなど。また温泉も天然の贈り物です。そのなかで、海からの贈り物は何かなと考えたときに、出てきたのがモズクから抽出された低分子モズクエキスフコイダンです。

低分子モズクエキスフコイダンがガンの治療に役立つ...これはこれからのガン治療に大きな影響を与えると私は、これまでガンの治療にプロポリスやアガリクスを使ってきました。プロポリスやアガリクスは、患者さんの免疫力を上げることで、ガン細胞と闘う力を強くすることができます。プロポリスやアガリクスはガン細胞に直接働きかけるわけではありませんが、免疫系を刺激して、免疫細胞を活性化してくれます。マクロファージ、NK細胞、NKT細胞、細胞障害性T細胞などが活性化されることで、ガン細胞をやっつけることができるのです。

しかし、プロポリスやアガリクスだけでは、何か足りないと思っていました。そこに登場したのが低分子モズクエキスフコイダンです。低分子モズクエキスフコイダンは、私たちの持っている免疫力を上げるとともに、直接ガン細胞に働いてくれるのです。2 つの役割を果してくれるのです。

これまでのところ、直接ガン細胞に働いてアポトーシスさせるという働きをもったものは、低分子モズクエキスフコイダンだけだと思います。このことからガン患者さんに対する臨床に使ってみて、実際にガンが消えた患者さんが出てきたのです。いままでは、ガンの患者さんに対してプロポリスを第1選択していたのですが、低分子モズクエキスフコイダンの登場で、役割を分担できる時代になったといえます。

ですからたとえばガン患者さんの手術前に、あるいは手術後に、治療として何をどのように組み合わせるかの選択肢が広がりました。「あなたの場合は低分子モズクエキスフコイダン、プロポリス、アガリクスをこのように使ったらいいと思う」というように、患者さんの要望や状態に合わせて、最適だと考えられる治療を選ぶことができるのです。個々の患者さんに合わせたオーダーメイドの処方がしやすくなったのです。

少し前の話ですが、人気司会者だった逸見政孝氏は、手術によってガン細胞を切除することには成功しましたが、結果として亡くなりました。抗ガン剤の治療でガン細胞は消えても、命が助からなかったという人が毎年10万人はいます。外科手術は、悪いところを捨てる処置だけだと考えれば、切り捨てるだけでは治っているわけではありません。治療とは、もとの状態に戻すことだと思うのです。

ガンの治療でいうならば、ガン細胞に「君は死ななければいけない」とわからせること、そして死んでもらうことです。それができるのが低分子モズクエキスフコイダンなのです。ウサギとカメの競争では、陸上を走れば当然ウサギが勝ちます。昔話のようにウサギが油断して眠らなければ、カメはウサギには勝てません。では、川を泳いでの競争ではどうでしょう。川での勝負ならカメはウサギに勝つことができます。

西洋医学を陸上、東洋医学を川と考えてください。そしてウサギをガンと仮定し、カメを患者さんと仮定してみれば、患者さんはガンとの闘いの場を川に求めればいいのです。治療方法を変えることで治ることもあると知っていただきたいと思います。そして、ガンとの闘い方は次の3 つです。

  • 笑いはガンを治す
  • 1人で悩まず、家族に迷惑をかけていい
  • 食事が大切(なまもの、酵素の多いもの、発酵食品などを食べる

以上です。ガンはエイリアンではありません。自分の体にできた自分の分身です。つまり自分の子供なのです。ですから常に「迷惑をかけないでね」、「一緒に生きていこうね」、「小さくなってね」と語りかけ、いうことを開いてもらうようにするのです。

ガンと友だちになるといってもいいと思います。『胃さん、いつも食べ物を消化してくれてありがとう』、『心臓さん、いつも休まず働いてくれてありがと、之などというように、自分の臓器に感謝することです。低分子モズクエキスフコイダンに関しても、それを好きになり、『ありがとうと感謝して飲んでいただきたいと思います。そういう気持ちになることがガンを治癒させるのです。勇気をもって、明るく楽しく生きることでガンは治るのです。

現代医学の限界は誰もが感じている

現代の西洋医学は、どんどん進歩してケガや細菌などによる感染症には大きな力を発揮し、多くの患者を助けることができるようになりました。しかし、一方でガンをはじめとする生活習慣病は、一向に克服することができていません。

ガンに対して手術、抗ガン剤、放射線などによる治療が試みられますが、毎年何十万人という数の方が亡くなっています。そこに現代西洋医学の限界があるといえるでしょう。

食べ物こそが真の健康体をつくる『本当の薬』

現代社会は飛躍的に発展を遂げた反面、私たちの健康を損なう要因であるストレス、環境破壊、食品汚染などは年々増えてきています。私は、私たちが明るくすこやかな社会生活を送るのに必要な体力を最大限に引き出し、健康な身体に回復する手助けをしたいと努力しています。私自身、幼い時期に体が弱く、青汁と断食によって健康を手にしたという経験があります。

ですから患者さんの苦しみやつらさを理解し、患者さんの立場に立って、現代医学と東洋医学を総合的に活用し、健康になるために本当に必要なものは何かを熟知した上で、患者さんの治療に全力をつくしています。その中心となるのが、食餌療法です。食べ物こそ『本当の薬』、食べ物の摂り方の間違いが病気を引き起こすという信念があるからです。食べ物が変わることによって、体質や気質が変わり、真の健康体を得ることができるのです。

ガン治療・代替医療の旗手と期待される、低分子モズクエキスフコイダン

低分子モズクエキスフコイダンは、ガン細胞をアポトーシス(自殺)さ る働きがある、ガンの血管新生を抑制するなど多くの研究成果が発表され、マスコミにも記事として取り上げられるようになっています。そのようなことから私も、低分子モズクエキスフコイダンに興味をもち、注目するようになりました。

これまで寒天などによる断食によって患者さんの自然治癒力を高める療法を取り入れています。低分子モズクエキスフコイダンはこの寒天と同じ海藻類です。寒天は天草、低分子モズクエキスフコイダンはトンガ産のモズクが原料です。そういう意味でも自然の恵みですから、患者さんは安心して摂取することができると思います。

末期ガンを含めていろいろなガンの患者さんが受診されますが、患者さんの希望によって低分子モズクエキスフコイダンを飲用してもらっています。これまでのところ、患者さんの免疫力を上げるということで良い結果が出ています。使っている患者さんからのクレームもありません。低分子モズクエキスフコイダンはまさに『本当の薬』となる食物だと私は考えます。

低分子フコイダンはガンに対する代替医療の1つとして、現代西洋医学を助ける力をもつ、大変に有力な存在だと思います。今後さらに、低分子モズクエキスフコイダンによるガンの治療を積み重ねるなかで、その素晴らしい力を患者さんに感じていただけるものと、大いに期待しています。