以前の苦痛がうそのように痛みが消失

若いころから農作業に汗を流して、家事と育児に追われるうちに、ひざがすっかりくたびれたのでしょう。60代半ばから、ズキズキ、ジンジンとしみ出るような痛みがひどくなってきました。整形外科でひざに痛み止めやヒアルロン酸の注射を打っても、効果は一時的なこと。3日もしないうちに、また痛みがぶり返してきます。

それならばと、ひざの軟骨にいいと聞いたグルコサミンも試しましたが、ズキズキは一向におさまりません。ひどくなると歩くのもやっとで、正座などとても無理。

そのうちに足の指先から足裏まで冷えきって、感覚がなくなってしまったのです。このまま足がダメになったら、寝たきり状態になってしまう...不安でたまらなくなったそんなときに、新聞で知ったのが金海参でした。

ひざ痛から解放されて、笑顔を取り戻した体験者の写真を見て、私もこんなふうに笑うことができればと、希望を託すことにしたのです。切実な思いで、金海参粉末を毎日飲むようにして、ひざの調子が一変したのはわずか2ヶ月後のこと。

あのしつこい痛みがスーっとやわらいできたうえ、足の指先と足裏もポカポカ温かくなり、マヒしていた感覚が戻ってきました。そして、金海参粉末を飲んで半年が過ぎたころには、足先に力がぎゅっと入って、しっかりと地面を踏みしめて歩けるようになったのです。

今では正座も自転車こぎも難なくできて、農作業もスイスイこなせるほどひざが快調。以前の苦痛がうそのようです。最初に願ったとおりに、金海参粉末のおかげで、私も満面の笑顔を取り戻すことができました。

避難先で体が冷えてひざもしんどい

東北の東日本大震災の少し前に、私は右ひざに人工ひざ関節を入れる手術をしました。震災当時は、そのリハビリの真っ最中だったのです。

その後は自宅が避難区域に指定されたため、福島県内を九カ所も転々とする避難生活が続きました。体育館のような場所で寝起きをしていると、骨の髄までしんしんと冷えてきます。すると必ず、ひざがズキズキとうずいてくるのです。

また、仮設トイレのドアの前には必ず段差があります。ひざのズキズキがあると、その段差を上がることすらできないのです。そのためトイレのときは必ず誰かの手を借りることとなり、「こんなことでほかの人に迷惑をかけたくない」と、ギリギリまで我慢することもたびたびありました。2014年7月にようやくベッドで寝起きできるようになりましたが、そのときにはひざが常にズキズキするようになっていました。

お医者さんには「こういうのは一生の付き合いだからしかたないよ」と慰められて、月に一度はヒアルロン酸の注射を打ってもらいました。でも、注射の直後はひざが楽になるものの、すぐに元に戻ってしまいます。

「せっかく人工骨を入れても、ズキズキが取れないんじゃなあ~」と困り果ててしまいました。そんなときに、金海参粉末の評判を知ったのです。ひざのズキズキへ働きかける成分が豊富に入っていると知り、「これなら安心できる」とさっそく手元に置いて飲みはじめました。

ヒアルロンや痛み止め酸注射を忘れるほどひざが快調!

驚きの経験をしたのは、それから1週間ほどたった朝、起床したときのことです。いつもならソロリソロリと、ベッドから床へ足をつけるのですが、このときはスッとなめらかに立ち上がることができたのです。

「いつもならズキズキしてかなわんのに... 。金海参粉末を飲んだからかな?」と一気に期待が高まり、これは手放してはいけないと、さらに毎日飲み続けました。

ひざのズキズキがぶり返す気配は全然なく、それから3週間がたったある日、カレンダーを見ていて、「あれ、そういえば今月はまだ、病院へひざの注射に行っていないな」と気がついたのです。金海参粉末を飲み始めて、ひざのズキズキが気にならなくなったおかげで、毎月の決まりごとだった注射をすっかり忘れていました。

「ひざの悩みがこんなに簡単に無くなるなんて!」と、ずっと心配してくれていた主人と喜び合いました。

金海参粉末をかたときも離さなくなって、現在ではもう半年になります。家事や庭仕事をするときにひざを曲げて、中腰の姿勢になることにもストレスはまったくありません。

これがあれば、ひざの苦痛と無縁でいられる思うと、金海参粉末を毎朝飲むのが楽しみです。ひざの悩みのせいで、ずっと張りつめていた気持ちにも余裕が出て、笑顔になることも自然と多くなりました。

「家にこもってばかりでは、体力が落ちちゃう」と積極的に歩いて員い物へ行くようになって、お店の中をグルグルと歩きながら、1日の歩数を増やしています。

驚きの強力な再生力で痛みから解放された

50代になると、患者数が急増していく節々の痛み、特に日常の動作で体重を支えるひざ、腰の痛みを訴える人は数多くいます。その原因はひとことでいえば、関節のクッション役である軟骨の細胞が減ってしまうことにあります。病院に行くと、ひどい場合は、人工関節、初期であれば、筋肉を強化するリハビリがすすめられます。

年齢とともに、体内で軟骨を合成するスピードは遅くなり、同時に軟骨の細胞が急激に破壊されていきます。50歳を境として、こうした老化現象が加速していくのです。

もともと、軟骨には血管も神経もなく、新陳代謝がさほど盛んではありません。そのため、食事で軟骨の材料(グルコサミンなど)を補給して、自力で再生を促すことは困難といえるでしょう。そこで、ひざ・腰の痛みを解消するポイントとしては、第一に軟骨細胞の減少を止めること。

次に、関節周辺の炎症を取り除いて、痛み成分の発生を抑えることが大切です。その点から現在、大きな注目を集めている食品があります。それが、金海参粉末です。

金海参(キンコ)とはナマコの仲間で、北海道のオホーツク海などを中心に生息しています。ナマコは古くから、著名な漢方として国内外で親しまれています。

ナマコを干したものは「海の高麗人参」と呼ばれ、関節痛の緩和や抗老化に重宝されてきました。近年、金海参にもまたナマコと同様の有効成分が含まれているとわかってきました。関節痛の予防・改善に優れた有用性を持っており、つらい痛みから解放された方々が急増しています。

痛みに直接作用する

海参の有効成分の中でも、特に注目したいのがコンドロイチン、分岐鎖脂肪酸、サポニン、マグネシウムです。コンドロイチンは軟骨細胞の減少や変形を抑える働きがあるだけでなく、最近になってより直接的に関節痛の緩和に働くことがわかってきました。

変形してしまった軟骨がスムーズに動くように、クッションの役割をすることで、物理的な痛みを軽減するのです。分岐鎖脂肪酸は炎症を抑えるだけでなく、痛みに直接働きかけるので、関節の炎症による痛みを、ダイレクトかつ短期間で緩和させることが期待できます。

サポニンには、ステロイド様作用という抗炎症作用があります。ステロイドは炎症を抑える薬として病院治療で用いられていますが、その作用に近い働きを担うのです。

しかも、天然素材由来なので、長期間使用しても副作用の心配がありません。サポニンの抗炎症作用の特徴は、炎症性タンパク質の遺伝子の転写を妨げて、炎症の発現を抑制すること。炎症を直接的に抑えてくれるので、痛みの改善につながるのです。

また、マグネシウムには痛みの伝達を抑える作用があり、関節痛の悪化を防ぎます。神奈川県病院の調査によっても、人より強い痛みを訴える「痛がり体質」の人は、血中マグネシウム濃度が低いことがわかっています。

つまり、痛みの原因を全て取り除いているにも関わらず、ずっと痛みが治まらない本当の理由は、マグネシウム不足にあると考えられるのです。このように軟骨の増量と抗炎症成分を多彩に含む金海参粉末は、まさに痛み消しの専門食品。痛み知らずで曲げ伸ばしできるひざや腰を取り戻すために、大いに役立ってくれるでし ょう。

金海参(キンコ)を実際に使用した人の生の声

食物をおいしく楽しく食べる喜びは何にも代えがたいものです。自分の好きな食物をお腹いっぱい食べたときは本当に幸せですね。

また、食物は命の原点ですから、食物のカロリー、バランス、機能(体の働きを促進する) などにも気配りが大切です。多くの栄養学の専門家も「1食10品目」「緑黄色野菜」の摂取を推奨しています。1回の食事に10品目の食材を食卓に出すことはできても、1日に30品目のおかずを調理することは至難の業でしょう。ましてや、レストランで注文したら、大変な量と出費になりますね。

しかし、これは努力目標です。栄養バランスのためにもできるだけ多種類の食物を食べるようにしましょう。とくに、緑黄色野菜は繊維成分だけでなく、ビタミン、イソフラボン、ポリフェノールなど、体の働きを助ける機能性成分を含むので、大切な食材です。こ国立がんセンターが提案した「がんを防ぐ12カ条」と、古くから知られている「健康十訓」があります。

ガンは予防できる | ガン予防のための習慣
https://www.malignant-t.com/archives/1

このがん予防の提案でも、7か条は食事に関連した注意事項です。残りの5か粂は酒、たばこ、日光、運動、清潔の保持などの生活習慣に関する注意事項となっています。

江戸時代中期の儒学者である貝原益軒の『養生訓』は非常に興味深いものですが、図表7-3のように、横井也有の健康十訓も、食事、運動、薄着、日光浴、睡眠だけでなく、精神的(喜怒哀楽) な安定も含めた健康維持のためのク生活の英知〃で、今読んでも深い感銘を受けます。「温故知新」の言葉どおり、21世紀の最先端健康医学も、先人の確立した経験則を科学的に追従していると言っても過言ではありません。

水素が健康に欠かせない 有毒な活性酸素を選択的に消去する

近年、健康が「活性酸素」との関係性を無視できなくなりました。活性酸素とは、体内にある一部の酸素が化学変化したものです。細胞膜や遺伝子を傷つけたり、たんばく質やコレステロールなどを酸化させたりします。そもそも活性酸素は、細菌やウイルス体を防衛すうる役割があります。しかし、体内で過剰に発生すると、細胞を逆に傷つけ、さまざまな病気や老化現象の原因にってしまうというものです。

活性酸素が体を錆び付かせてしまう | アレルギーは腸で治す
https://constipation-guide.net/allergie/?p=75

例えば、活性酸素によって血管の細胞が傷つくと、心筋梗塞や脳梗塞を発症しやすくなります。膵臓や肝臓などの内臓が傷つけば、糖尿病や肝臓病を引き起こす可能性も高まりますさらに、活性酸素によって傷ついた細胞は、ガン細胞にも変化しやすくなるのです。2人に1人がガンという時代にこの活性酸素は見過ごせないとても大きな問題です。

また、肌に現れるシミやシワも、活性酸素によって、皮膚の細胞が傷つけられた結果です。活性酸素が過剰に発生する原因は、環境汚染、喫煙、食品添加物、さまざまなストレスなどがあります。

ところで、私たちの体には、本来、増え過ぎた活性酸素を除去する物質が備わっています。それがSOD (スーパー・オキサイド・デイスムクーゼ) という酵素。しかし、SODは加齢とともに減っていき、病気や老化を加速させます。増え過ぎた活性聾系を除去するためには、まず、日頃から抗酸化物質を多く含んだ食品を積極的に食べることです。

代表的な抗酸化物質としては、ビタミンCやE、植物の色素成分であるポリフェノールなどが知られています。そして現在、強力な抗酸化作用があると注目を集めているのが、「マイナス水素イオン」です。マイナス水素イオンを体内に取り入れると、素早く活性酸素と結び付き、水となって体外に排出。

つまり、マイナス水素イオンは、有害な活性酸素を無害化する働きがあるのです。ちなみに、活性酸素は多種類ありますが、その中で最も酸化力が高く、悪質とされているのが、ヒドロキシラジカル。この活性酸素は、一般的な抗酸化物質では、除去することはできません。

この凶暴な活性酸素を選択的に消去することができるのは、マイナス水素イオンだけなのです。

自律神経を安定させ免疫力もアップ

マイナス水素イオンの優れている点は、分子量が非常に小さいこと。体の末梢の毛細血管はもちろん、活性酸素が最も発生しやすい細胞内のミトコンドリアまで到達できるのです。一般的な抗酸化物質の場合、分子量が大きいため、ミトコンドリアの細胞膜を通り抜けることはできません。

しかし、マイナス水素イオンなら、細胞膜を通過し、活性酸素を除去することができるのです。また、マイナス水素イオンが、内臓や血管の働きを調整する自律神経のバランスを整え、脳に好影響を与えることも見逃せません。脳の働きがよくなれば、異変のある場所を脳の指令によって改善しようとする機能が高まり、免疫力の向上も期待できるでしょう。

近年、医療の現場でも、マイナス水素イオンが用いられています。水素療法と呼ばれるものです。その結果、高血圧、ガン、リウマチ、ぜんそく、気管支炎、認知症などの患者さんの症状が、顕著に改善しているのです。ちなみに、多くの病院では、マイナス水素イオンのサプリメントを積極的に活用するほか、、静脈注射や点滴、吸入などの方法でも水素療法を行っています。

肺や脳に異常がある場合は、吸入圧倒的にが効果的でしょう。どんな方法でも、全身に好影響をもたらします。健康、美容に水素吸入をご利用ください。

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一口に30回噛む理由を紹介しましたが、実際に一口30回噛んでみましょう。やってみると、案外難しいものだと気づくことでしょう。

自分の身についてしまっている「噛まない」長い長い習慣が、意外に根強いこともわかるでしょう。うまく噛めないという方に聞くと、たいていの場合、噛もうとしても、すぐ飲み込んでしまい、食物が消えてしまうから、という答えが返ってきます。そうした方のために、以下のような食べ方をお勧めします。

その1「口30回噛む食べ方」

  • 食物を口の中に入れたら箸を置く。
  • 右側の歯で5回噛む。舌を使って食物を左側の歯に送り、さらに5回噛む。同じ要領
    でもう一度左右5回ずつ噛む。
  • 最後に、両側の歯を使って、あと10回噛む。

これで、一口30回噛んだことになります。こんなことを一口ごとに行うなんて、とても大変と思われるかもしれませんが、これが最も基本となる噛み方ですので、とにかく慣れるまでは意識してやってみてください。噛み癖というのは幼児期に獲得した食習慣であって、これを矯正するのは大変に難しいことなのです。自らを「洗脳」するつもりで、新しい「噛み方」を脳に記憶させましょう。コツは舌の使い方です。通常、口の中に入った食物が舌の前側にあれば、舌の先端を使って食物を巧みに動かすことができます。しかし、舌の後ろ側に食物が行くと、反射的にゴツクンと飲み込んで(嚥下反射) しまいます。

早食いの人は、食物を舌の奥に置く癖があるので、噛もうと思ったときには、すでに食物は咽頭から食道へ飲み込まれてしまっているのです。したがって、よく噛むためには、食物を意識的に舌の前半部分(舌尖部)に置く必要があるのです。

トレーニング法としては次のような方法があります。水を飲まないように口に含み、舌先を動かしたり、軽く噛む練習をしてください。うがいをするとき、水がのどに人らないよう、舌の奥でのどを閉めますが、そのときの要領で水を飲まずに噛むことができれば、食物は絶対によく噛めるようになります。

この新しい噛み方が実際の食事で3日継続できたら、あなたは確実に肥満解消候補生です。そして、毎日、最低1〜2回体重計に乗り、最初のうちは増加がストップ(減少しなくてもよい) していることを確認できたら大成功です。

必ず2〜3週間後から体重が減少し始めます。ゆっくりと体重を落とし(1か月に1kg以内で十分) 適正体重に調整してください。

それでも、どうしても舌の使い方がうまくできない人は、ガムで練習することも効果的ですが、もっとよいのはおもちを使う方法です。おもちなら、一口30 回どころか、100 回噛みが必要になり、自然とよく噛むことが身につきます。

その2「おもちで「100回噛み」を習う」

  • ひと口大のおもち(約10g)を口の中に入れ、おもちが唾液と混ざり、ペースト状(硬めのお粥状態) になるまで噛む。

硬いおもちなら、電子レンジなどでやわらかくします。好みですが、磯辺巻き(のり巻き)、安倍川餅(きな粉)、ぼたもち(あんこ) あるいは力うどん(おもちの入ったうどん)、何でも結構です。

飲み込んでも安全な状態になるまで噛んでいると、噛む回数は軽く50 回を超え、100回くらいになるはずです。おもちをのどに詰まらせて、苦しい思いをしたり、窒息するのは、高齢者だけではありません。おもちを噛まない不注意な食べ方は命にかかわります。おもちは噛むことの大切さを教えてくれる祖先からの最高の贈り物といえます。

肥満の人は食前、食後にガムを

一口30回の噛み方の応用として、肥満の方のためにとくにお勧めしたい方法がありま
す。肥満指数が25以上の方は、ぜひこの方法を行ってみてください。

BMIと適正体重 - 高精度計算サイト
https://keisan.casio.jp/exec/system/1161228732

その3 「肥満症の方のための噛み方」

  • 食事の前にガム1枚(好きなガム) を5〜10分噛む。
  • 食事は、方法1と同じように一口30回噛む。
  • 食後にキシリトール入りガムを5〜10分噛む。

食事の前にガムを食べると十分な満腹感が得られると同時に、(食事量が約20〜30% 減少)食べ過ぎが防げます。また、食後にキシリトール入りガムリトールの割合ができるだけ多いものが望ましい) を食べるのは、(甘味料に占めるキシ口中の発酵を抑制し、口臭、虫歯、歯周病の予防にもなります。これは、とくに肥満の方でなくても、ぜひお勧めしたい習慣です。

その4「肥満で重度の生活習慣病を併発している方のための噛み方」

  • 食前にガム1枚(好きなガム)を5〜10分噛む。
  • 咀嚼記録簿を作成し、食事の問に一口ごとの記録をとる。ノートか記録紙を用意し、一口ごとに目標とした岨囁回数(20〜30回)を設定し、これが実行できた場合は○ 印、できなかった場合は×印を記入する。

さらに、この「咀嚼法」は、食事の開始から終了まで、医師、歯科医師、看護師、歯科衛生士ならびに関係者が協力し、岨噛状況の確認、励ましや助言を行うことで、よりいっそうの効果が期待できます。このように記録をつける方法は、一口30回の咀嚼を身につけるのには非常に効果的です。肥満の方に限らず、学校などの食育の場面でも応用ができますので、噛み方の改善を望む方は真剣に取り組んでください。必ず効果が現われます。

さて、ここでもう一度、なぜ一口30回、一食当たり1500回噛むことが目標なのかを考えておきましょう。

時代の食の復元実験で、戦前の普通の日本食では一食当たり14200回噛んでいることが観察されたの確認されています。

一口当たりでは、20〜30回程度の回数になります。これは江戸時代初期の徳川家康の食事の阻噛回数とほとんど同じですから、日本人にはおおむね400年間にわたって、一口当たり20 〜30 回程度、しっかり噛む習慣が伝承されていたと考えられます。

ただし、13代将軍徳川家定の食事では一食当たり1000回程度に減少しでいますが、現代人の620回よりはかなり多い数字です。

つまり、日本人は、戦後半世紀の問に急激に噛まなくなったといえます。一方、英国リーズ大学生物学教室の一口での最適な噛む回数として、理論的には20〜25回、被験者による測定では25〜31回という数値を科学雑誌「ネイチャー」に発表しました。

この理論値とは、食物を噛んで唾液と混ぜた場合、最も粘着力の大きな混合物が形成され、やわらかなお粥状態の塊(「食塊」といいます) をつくるために必要な阻噛回数です。

なぜ、こうした「食塊」と呼ばれる状態がよいのか、解説しておきましょう。日常の食事で、私たちは、おいしさ(味覚)や歯ごたえ(食感) は意識しても、「のど元過ぎれば、熱さを忘れる」ということわざがあるように、飲み込んだあとは意識しません。

しかし、いくら楽しみながらよく噛んで食べても、食物をのどに詰まらせては台無しです。食物が口から胃に入る過程では、次のような赦密な身体構造と巧妙な生理的反応が働いています。

まず、唇、舌、歯をじょうずに使って噛み(咀嚼)、口に入れた食物が唇からもれないように、舌の上にある食物を口の奥(軟口蓋) に送ります。

次に本人の意思と関係なく、食物は反射的にのどのさらに奥(咽頭部)に移動し、飲み込む(膝下)直前の状態になります。膝下反射により、舌骨(のど仏) が喉頭蓋を動かして気管にふたをし、誤飲しないように食物を食道に誘導するのです。

そして食道のぜん動運動によって、食物を胃に運びます食物の種類によって、最適な阻噛回数は多少異なりますが、よく噛んで食べるには、食物をある程度小さい破片に細かく砕くことが必要になります。そして、同時にその砕かれた食塊の粘着力が強いことも欠かせません。

なぜなら、食物を砕いても、粘着力がないとバラバラになって分散するので、飲み込みにくいからです。その食塊に適切な粘着力があると、飲み込むときに食物がばらけないで食道に流れやすく、食べたものが気管に入り込む危険を防いでくれます。

この研究は、実際に人を使って、食物を口に入れてから飲み込むまでの咀嚼回数を測定してみたところ、理論的に推定された食塊をつくるのに必要な噛む回数とほぼ一致したという実験報告でした。

つまり、食塊をつくるには、理論的にも実際にも25〜30回前後は噛むことが必要であるということを示しています。

これをもとに考えますと、とくに高齢者では食物が間違って気管に入って起きる誤嚥性肺炎を少なくするためにも、ふだんから一口30 回を目標として噛み、口の中で「食塊」をつくって食べる習慣をつけておくことが大切だということになります。

ちなみに、現代食を食べる大学生や小学生は一口10.5回という調査結果がありますから、通常の3倍程度噛む目標を立てて、しっかり噛む習慣をつけるとよいでしょう。それには、噛みごたえのある食物を意識してとるようにして、ゆっくりと楽しく味わいながら食べることが必要です。

味覚を楽しむにも、食物をよく噛まなければ、味覚というものはわかりません。噛むと唾液がたくさん出て、舌の味蕾が反応し、脳に伝わります。

ところが、やわらかくて濃い味だと、噛む前に味蕾が反応してしまいます。最近、強い味の食品が好まれる傾向にありますが、これでは食物本来の微妙で繊細な昧、食感、を発しむことを放棄しているようなものです。

同時に、噛むことの多くの効用も捨てているのです。一般に噛みごたえのある食物のほうが、噛むことによる脳への人力情報が多く、脳を活性化させます。こういった噛むことの効果を最大限に得るためには、噛みごたえのある食材をじょうずに使うのがコツです。

繊維の多い切り干し大根などの乾物類、レンコンなどの根菜類、弾力性があって噛み切りにくい、きのこやタコなどを選べば、噛む回数は自然に増えます。

食卓にのぼるすべての献立を「噛みごたえ度」の高い料理にしようということではありません。いろいろな噛みごたえの食物をうまく取り混ぜて、食感も楽しめるメニューを工夫してみましょう。

豆腐料理でも冷ややっこだけでなく、高野豆腐、ゆば、油揚げ、がんもどきなど、日本にはすばらしい食文化が伝承されています。卵料理でも季節感あふれる多彩な具があふれる茶わん蒸しも意外に歯ごたえを満喫させてくれます。魚料理でも噛みごたえは魚の種類と調理・加工法によって、大きな違いがあります。カレーなら、カツカレー、ウィンナカレー、伊勢エビカレーもあります。

いつもの献立の中に何品か、よく噛む料理を入れるだけで、噛む習慣を改善できます。1口30 回、1回の食事で1500回、噛むように心がけましょう。これが、丈夫な歯と健康な体づくりの第一歩です。そして現代人特有の病、生活習慣病を減らすよいチャンスでもあります。

さて、噛むことは、顔の骨や筋肉の成長に重要な役割を果たしていますが、噛む力(咬合力)というのはいったい何kgぐらいあるものなのでしょうか?

人間の最大咬合力(咀嚼筋の筋力) はおおむね体重程度で、男性の平均瞭合力は1㎠
当たり約60kg、女性は約40kgです。

一般に、私たちが食べやすい食品とは、噛むときに加わる力が最大岐合力の25〜30%に収まっていることが目安となります。普通、食事をするときには、どの程度の力で噛んでいるのでしょうか?

食品ごとに必要な咬合力を数値化すると、たとえば、せんべいで1㎠当たり約14kg、ピーナッツで約12kg。みりん干しを噛むのには36kgの噛む力が必要ですが、ハンバーグやラーメンはそれぞれ2kgと0.6kgとなり、食品によって必要な瞭合力はこんなにも違います。

阻噛するときは、これだけの力が歯と歯ぐきにかかっているわけで、この力に耐えられる歯と歯ぐきの健康を維持しておかなければならないということです。

あごの力が弱くなっていれば、当然、咬合力も低下します。また、自分の歯を失い、総入れ歯になった場合では、咀嚼能力はふだんの35 %程度になってしまい、体重60kgの場合なら、最大咬合力は21kg程度にまで下がってしまうのです。

これでは、硬い食品を避けたくなるのも無理はありません。それでは、咬合力が強ければ、食物をおいしく食べられるのかというと、必ずしもそうではありません。

咬合力はあくまでも口の中に入ってきた食物を粉砕する力です。食物が口の中に入ってくると、前歯で切断する、臼歯ですり潰すなど、多様な咀嚼を展開しておいしさを味わうと同時に、噛んでいるという情報を刻々と脳に伝達します。

そして、その時間が長いほど、あるいは噛む回数が多いほど、脳神経細胞の活性化が効果的に起き、おいしく食べることができるのです。一般に、噛みごたえのある食品のほうが脳への人力情報が多くなり、やわらかくすぐ飲み込める食品は脳の活性化のチャンスを少なくします。つまり、普通の噛みごたえのあるものをよく噛んで食べることが脳の活力を維持するのに大切だということになります。

元気に楽しく飲んでいますか? といってお酒をイメージした人にはごめんなさい。唾液の話です。

みなさんは、1日に自分自身の唾液をどのくらい飲んでいるかご存知でしょうか? 口の中に分泌された唾液はすぐに飲み込まれてしまいますので、ほとんど知られていませんが、みなさんの想像をはるかに超える量が分泌されています。

寝ているときは、唾液の分泌は毎分0・1 mlと非常に少ないのですが、起きているときは、安静時でも就眠中の3倍の毎分0.3mlに増加します。

そして、さまざまな食品を使った研究により、食事中の平均的な唾液分泌は毎分4mlに増加、したがって、1日当たりの唾液量は約500~600ml程度(お銚子3 〜4本)と概算することができるとされています。

しかし、唾液分泌量は、個人差、生活環境、健康状態、年齢などによって大きな差異がありますので、1日1500~1800ml(お銚子8〜10本)といった報告もあります。

普通、食物をあまり噛まずにすぐ飲み込む人より、よく噛んでゆっくり食べる人のほうがはるかに多くの唾液を分泌し、飲み込んでいます。嚙めば噛むほど唾液は出ると考えて間違いありません。

すなわち、噛めば噛むほど、唾液の持つパワーの恩恵を受けられるのです。味や香りによって微妙に分泌が調節されていますが、歯ごたえのある食物、お酢、梅干しやスパイスの効いた食物なども当然、唾液の分泌を促進します。

また、ガムも非常に効果的です。ガムの噛み始めでは安静時の約8倍(味のないガムベース) から20倍(6種類のチューインガムの平均値)の唾液が分泌されますが、長時間(十数分)噛んでいても、安静時の2 〜3倍の唾液が分泌されるという研究があります。

普通、食物をあまり噛まずにすぐ飲み込む人より、よく噛んでゆっくり食べる人のほうがはるかに多くの唾液を分泌し、飲み込んでいます。噛めぼ噛むほど唾液は出ると血液中には、人体に有用な成分がたくさん含まれています。細菌に抵抗する成分、消化を助ける成分、昧をよくする成分、血管や胃などの細胞を増やす成分などで、噛むことで分泌された唾液は、体の機能を高めてくれます。

必要以上のものは体内から流れ出てしまいますから、多ければいいというわけではありません。しかし、適量以下では障害が起きます。それを防ぐためには、よく噛んで食ベることです。

よく噛んでいれば、ちゃんとその人の健康に応じた量の唾液が分泌されるようになっているというのが、人間の体のすばらしさです。ファストフードや、やわらかいグルメ食では唾液は十分に分泌されません。より噛みごたえのある、古くから伝わる健康に関する英知が詰まった伝統的な郷土料理などをじっくり堪能してみませんか?

唾液のお話の最後に、1つだけお伝えしておきたいことがあります。それは、年齢を重ねると唾液の量が少なくなることがあるということです。これは、唾液腺の老化も原因の1つですが、それよりもむしろ、ふだん服用している薬に主原因があるようです。

体の不調や障害に対して多くの薬が効果を発揮しますが、多くの薬は唾液の分泌量を少なくしてしまうことがあるのです。唾液量が少なくなると虫歯になりやすくなったり、がんなどの原因になったりすることがあります。慢性疾患などで常用している場合でも、人間が本来持って生まれた体を守る機能を大切にして、薬はできるだけ必要最小限にとどめるよう心がけたいものです。

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