「ビタミン 効果」と一致するもの

水に漬けておくだけ!効能は甘酒と同等の効能、効果

米こうじは、蒸した米にこうじ菌を加えて繁殖させた物。この米こうじから、日本酒やみそが作られます。そして、近年、大ブームとなっている甘酒も!

甘酒がこれだけ大人気となり、多くのかたに支持されているのは、こうじがもたらす健康効果があればこそでしょう。ただ、甘酒を自分で作るとなると、ちょっと手問がかかります。「もう少し簡単にできないかな?」と感じているかたもおられると思います。

そこでお勧めしたいのが、「麹水」です(作り方は、こちら)。こうじ水は、こうじをそのまま水に漬けておくだけでOK。すると、こうじの有効成分が水に溶け出してきます。あとは、それを毎日飲んだり、肌につけたりすればよいのです。

これだけ簡単なら、どなたにでも実践できますね。しかも、こうじ水は、甘酒に負けず劣らず、さまざまな効能をもたらしてくれます。それでは、麹水の効能、効果についてです。第一に、腸に対する効果です。こうじ菌が、腸内で善玉菌であるビフィズス菌を増やします。ビフィズス菌が増えれば悪玉菌が減るので、腸内環境が大きく改善します。

この結果、胃腸が本来の機能をきちんと果たすようになります。便秘ぎみだったかたは、便秘が改善し、下痢ぎみだったかたも解消。いずれにしても、適度な形、かたさの健康な便が出るようになります。腸には、私たちの免疫機能のおよそ7剖があるといわれています。

こうじ菌によって腸内環境がよくなると、免疫機能が高まります。こうじ水によって、花粉症やアトピー性皮膚炎など、アレルギー疾患がよくなるかたがたくさんいるのは、こうした作用によるものです。腸内環境が整うと、さらに多くの効果が生まれます。

まず、消化を助ける酵素が分泌され、腸の働きを活発にして消化を促進します。これによって、脂質の消化吸収が適度にコントロールされ、同時に余分な脂質の排泄も促進します。その結果、コレステロール値や中性脂肪値などを下げてくれるのです。皆さんも、肉や加工食品、ファーストフードばかりを食べ続けていると、体調がすぐれないと感じることがあるでしょう。

外食が続くと、体調が低下してくるのを感じます。肉や加工食品をとっていると、腸内環境が悪化します。腸内で悪玉菌が増えて、腸内に滞留した食物から腐敗ガスが発生します。いわゆる「血液が汚れた状態」になって、血流障害も起こってきます。血流が悪化すれば代謝が低下するので、高血圧、糖尿病、脂質異常症といった生活習慣病を引き起こします。

そこで役立つのが、こうじ水です。こうじ水によって腸内環境をよくすれば、こうした悪循環を防ぎ、血流がよくなつて代謝が上がり、体の不調が解消していくでしょう。肉食や加工食品中心の食事をやめ、発酵食品の多い伝統的な和食を心がけると、体が軽くなってくるのを感じます。こうじ水は、腸内環境を改善することで、このような多くの効果を実現するのです。

シミを抑制し美肌に変身疲労回復効果も抜群!

こうじ水には、ビタミン、ミネラルが豊富に含まれていることもうれしいメリットです。特に多いのがビタミンB群です。その効果は見逃せません。ビタミンB1は、食品から得た糖質をエネルギーに変えるのを助け、疲労回復を促します。

古くから、夏パテに甘酒がいいといわれてきましたが、こうじ水にも同様の期待ができるのです。ビタミンB1は、肌の新陳代謝を促進し、美肌作りに役立ちます。それに加えて、こうじに含まれるコウジ酸には、シミの原因となる過剰なメラニン生成を抑制する効果もあります。

それに、便秘は肌の大敵。こうじ水で腸内環境がよくなって便秘が解消すれば、肌の調子もよくなっていくでしょう。さらに、こうじに含まれるポリフェノールによる抗酸化作用によって、動脈硬化を予防する効果も期待できます。

こうじ水を利用すれば、このように、驚くほど多くの健康効果が得られるのです。こうじ水を飲み始める前に、できれば、便の状態をチェックしてみてください。ちなみに、いい便というのは、においが少なく、色は黄色、バナナのような形で、かたさも適度にある物です。

逆に、便やおならが臭い、黒みがかっているなど便の色が悪い、便が細いなどの場合、それは、腸内環境があまりよくないと考えていいのです。こうじ水を飲んだことで、便がどのように変化したかを確認すると、腸内環境がどれだけよくなったかを実感できるでしょう。私

こうじが本来持っているサうりとした甘みがあって、とてもおいしいと思います。これにハチミツ、しょうがを加えれば、さらに味わいが深くなるでしょう。ハチミツこうじ水に、レモンをしぼって入れるのもおすすすめです。皆さんのお好みで、こうじ水をいろいろ工夫してみると、より楽しく続けられると思います。

甘酒を実際に飲んで得られた体調の変化や口コミ、効果など一覧

甘酒は、以前、健康番組で「飲む点滴」と紹介されたことがきっかけになって大ブームを起こしました。甘酒は、自然の恵みによる発酵飲料です。甘酒の味は米麹と酒粕の2種類があります。
ご飯に米麹と水を加えて、数時間発酵させれば『米麹甘酒』になります。一方の酒粕は、日本酒を造る際に発生する、『もろみ(米麹をアルコール発酵させたもの)』の搾りかすです。 酒粕を水で溶いて、砂糖で甘みをつけると『酒粕甘酒』になります。

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ちなみに、ここで大事な点です。最近話題の健康や美容に良いと言われている甘酒は「米麹甘酒」です。
お正月に神社で振る舞われる甘酒も、アルコール成分が含まれない(ノンアルコールの)「米麹甘酒」が一般的です。こちらならお子様や妊婦の方でも安心して飲めます。家族みんなで飲むとみんなで元気になれます。

さらに、甘酒は、麹菌をはじめ、乳酸菌などの菌が豊富であることから、腸内環境を整えるのに役立ちます。また、こうした昔ながらの日本の伝統食品は、多くの人の体質に合うため、不快な症状(便秘、肌荒れ、アレルギー)などの症状が改善できるケースがたくさんあります。

漬け物、醤油、ぬか漬けなどは、発酵食品ではりますが、一度にたくさん食べることができません。漬け物の場合、塩分も多くなりますし。そこで甘酒なら一定量以上の発酵食品を摂取できるメリットもあります。自然な甘みが特徴でほっとします。

甘酒の発酵で腸内環境が整えば、病気に抵抗する免疫力が高まり、風邪はもちろん、ほかの病気にもかかかリにくくなリます。また、甘酒にはブドウ糖のほか、ビタミンも豊富です。 天然の食品の中では、必須アミノ酸(体内でじゅうぶんな量を合成できないので、口から食べ物で栄養分として摂取しなければならないアミノ酸)を多く含む食品の1つといえるでしょう。

実際に甘酒を飲んで、体質が変化したり、症状がおさまったり軽減した体験談(生の声)を紹介していますので、参考にしてください。

[PR] 玄米乳酸菌の口コミ、使用感、効能・効果一覧

ウナギが夏ばてに効くのは

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夏パテ解消の特効薬として、土用の丑の日にウナギが食べられるようになったのは江戸時代からで、最初に「土用の丑の日はうなぎ」と言い出したのは平賀源内といわれています。

平賀源内といえば、エレキテルや寒暖計を作ったことで知られている科学者ですので、「土用の丑の日はうなぎ」にも科学的な根拠がありそうですが、実はそうではありません。

平賀源内がそう言ったのは、うなぎ屋さんに「宣伝文句を考えてくれ」と頼まれたからで、栄養学的な裏付けがあるわけではありません。一般に夏パテに効くとされているのは新陳代謝を促し、発汗作用、利尿作用のあるものですが、ウナギにはそのような効果はありません。

しかし、ウナギがまったく夏パテに効かないかというと、そんなことはありません。栄養学的にウナギをみると、蚤自質、ビタミン、ミネラルが豊富です。

特に肝臓にはビタミンAが豊富に含まれています。ビタミンA には消化器、呼吸器、目の粘膜を強化する効果があり、胃腸の病気や夜盲症にもよく効きます。

ビタミンA はニンジンなどにも含まれていますが、ウナギに含まれているビタミンA のほうが吸収がいいことがわかっています。また、ウナギの表面はヌルヌルしていますが、これはムコプロティンという蛋白質で、胃腸の粘膜を保護し、消化吸収を助ける働きがあります。

このようにウナギには消化を助ける成分が含まれています。夏パテの最大の原因は食欲不振です。消化機能の働きをよくするウナギは、夏にもってこいの食材といえます。

ウナギを食べたからといって、すぐに疲労が回復するわけではありませんが、夏パテにならない身体づくりに役立つのはたしかです。ちなみに、ウナギというと日本の伝統的な食材と思われていますが、これは誤解でかばやす。中国でもヨーロッパでも苦からウナギは食べられています。ただし、蒲焼きにして食べるのは、日本だけのようです。

ウナギの豊富なビタミンで疲労回復、体力増強

髪の1本1本にコシとハリがでてきた

私は、仕事がエステティックサロンの経営です。美容と健康に関することには常にアンテナを張っていますし、勉強もしています。そうした中で、甘酒はブドウ糖をはじめアミノ酸やビタミンが豊富に含まれていて、酵素を手軽にとれる発酵食品として、以前から注目していました。

そして、たまたま半年ほど前に、丁寧に作られたいい甘酒に出会い、どんな効果があるのかと飲み始めたのです。私はいつも、朝食代わりに1杯飲んでいます。ふだんは冷蔵庫に入れておいたものを、そのまま飲みますが、寒いときは熱いお湯を少し足して飲みます。

日によって、リンゴのすりおろしを混ぜることもあります。難しいことはせずに、ただ飲んでいただけなのですが、それでもかなり効きました。特に、髪と胃腸への効果は顕著です。

私の髪はもともと猫っ毛で、細くて直毛で、セットしてもすぐにペたっとなってしまうのが悩みでした。またそのせいで、髪が少ないわけではないのに、頭のてっぺんあたりが薄くなっていて、それが小さなコンプレックスでもあリました。ところが甘酒を飲んでいたら、髪の1本1本にコシとハリが出てきて、全体にボリュームアップしたのです。

てっぺんもふんわりしてきたので、薄毛に見えなくなりました。髪が、ボリュームアップしたせいでしょうか。最近、仕事仲間やお客様たちが「若返ったんじゃない? 」といってくれます。「大学生みたい」とまでいってくれる人がいるほどです。

髪のコンディションだけでも、見た目はずいぶん違うものだと、あらためて認識しました。また、甘酒には必須アミノ酸(体内でじゅうぶんな量を合成できないので栄養分として摂取しなければならないアミノ酸) が多いので、髪にもいいとは思っていましたが、ここまで顕著に効果が出るとは考えていなかったので、とても驚きました。

甘酒プチ断食で体の中の毒素が排泄された

次に胃腸への効果ですが、胃腸炎がなくなりました。私は高校生のころから、ストレスがかかると急性胃腸炎になって、胃がキリキリと痛んで下痢をしていたのです。

また、そのときには、頭が割れそうなほどの頭痛も起こりました。それが甘酒を飲んでから、全く起こつていません。胃腸薬も頭痛薬も、飲まずに済むようになりました。

食物繊維も豊富な発酵食品なので、腸内環境も整えてくれて、便秘も防げます。ですから、美容にも効果的でしょう。甘酒プチ断食というのもやってみました。2日間、甘酒で過ごす方法です。昧に飽きたときには、バナナといっしょにミキサーにかけて飲んだり、お湯で溶くだけでできるショウガ湯の粉末を混ぜて飲んだりしまし、た。また、玄米スープにも混ぜて飲みました。これで体が温まり、代謝が促進されたようです。

たったの2日で3kg近く、体重が落ちました。甘酒に含まれるブドウ糖が血糖値を上げるので飢餓感があまりなく、満足感があります。日間だけとはいえ、精神的にも肉体的にも負担を感じずにやり遂げられました。

内臓を休めるという点でも、甘酒プチ断食はお勧めです。この甘酒プチ断食を行っている間、とにかく便がたくさん出ました。断食の後は、体の中の悪いものがたくさん出て、体内が浄化されたように感じられました。

胃腸炎や頭痛が起こらなくなったのも、このことが関係しているように感じています。また、便がたくさん出てやせることもありますが、甘酒にはブドウ糖がすごく多く、飲んですぐにエネルギーに変わるので、断食がつらくありません。

私の話を聞いて、1日だけの甘酒プチ断食をしたお客様もいらっしやいます。次の日、便の出がすごくよかったそうです。また別のお客様は、風邪ぎみのときにショウガ湯の粉末を混ぜて甘酒を飲んだところ、次の日には風邪っ気がすっかり抜けたとうれしそうにおっしゃっていました。

子供にも甘酒はお勧めです。私が飲んでいる甘酒は、ノンアルコールなので、子供にもお勧めです。甘酒を牛乳で割るとバニラ風味になるのです。知人のある若いお母さんにも、「離乳食にいいよ」と教えてあげたところ、すぐに実践していました。

スプーンで口に運んだら、喜んで飲んだそうです。このように私自身の体でも試してみて、甘酒がいいものと確認できたので、お客様にも自信を持ってお勧めできます。まさしく、天然の総合栄養ドリンクといっていいと思います。

毛根にも栄養が届くのが効果大

甘洒で体調がよくなり、体のすみずみまで栄養が行き渡った結果、毛根にも栄養がじゅうぶんに届いて、髪が太くなったと考えられます。甘酒断食は、内臓を休めるには、とてもよい方法です。甘酒もバナナも、消化が大変よく、断食中のエネルギー源としては、最適な食品の1つといえると思います。

いろいろと工夫をして、整腸作用のあるリンゴ、体を温めて殺菌効果もあるショウガなどと組み合わせて、甘酒を飲むのは、とてもすばらしいことですね。昧に変化もつき、長く続けられるでしょう。

九州で評判の甘酒「ジャパニーズヨーグルト」は肌を白くし潤いを与える!血圧も下げる天然成分たっぷり

かさかさのアトピー肌もツルツルに!

日本古来の飲み物「甘酒」が、最近、あらたに注目を集めています。特に、福岡県を中心に九州地方でノンアルコールのおいしい瓶入り甘酒が大人気です。

その理由は、甘酒がすばらしい健康ドリンクだからです。有名な健康番組でも紹介されたのが再燃のきっかけです。

アメリカでは、甘酒が麹菌や乳酸菌などの菌を持つ発酵食品であることから、「ジャパニーズヨーグルト」と呼ばれているそうです。意外に日本人のほうが、甘酒の効用に気づいていないかもしれませんね。ところで、甘酒の作り方には2種類あるのをご存じでしょうか。

1つは、米を粥状に炊いたところに麹菌を加えて加温し、発酵させて作る方法です。もう1つは、酒カスを水またはお湯で溶いて作ります。こちらは砂糖で甘みをつけます。

いずれの場合にも、甘酒は非常に多くの優れた成分を含んでいることから、さまざまな美容・健康効果が期待できるでしょう。

最近では、酒カスが、動脈硬化の予防・改善に有効であり、また、心臓病や脳卒中、糖尿病、高血圧などの生活習慣病をはじめ、肥満、シミやソバカス、ボケやうつ病などに効果を発揮する、多様な薬効成分を含むことが、さまざまな研究で確かめられてきています。

また、酒カスに含まれるペプチドという成分は、体のさまざまな細胞の強化、例えば弱った肝臓の活性化などに、有効であることもわかっています。さらに酒カスからは、骨がもろくなる骨粗鬆症の原因といわれる酵素や、アトピー性皮膚炎や花粉アレルギーの原因となる酵素を阻害する物質も発見されました。

こうしたことから、甘酒を継続的に適量摂取することが、健康を維持し、老化を防止するというのです。実際、この甘酒の効果を報告するお手紙がたくさん届いています。

61歳の女性は体が弱く、冬の間じゅう風邪をひいて咳もひどかったのが、甘酒を飲むようになったら風邪をひかなくなったそうです。また、毎年春先になると顔に出ていた湿疹も出なくなったといいます。寝つきもよくなり、便秘も解消し、甘酒を飲んだらすべてがよい方向に向いたと喜んでいらっしゃいます。アレルギー性の湿疹が改善したという人は多く、50歳の女性も20年来の顔の湿疹が消えました。かゆみを我慢できずにかくので、皮膚が赤くボロポロになっていたのが、今ではかつてないほどツルツルになっているそうです。

また、このかたも便秘が改善しています。このほかにも1歳の息子に甘酒を飲ませたら、生まれつきのひどいアトピー性皮膚炎が改善し、カサカサで真っ赤だった皮膚が、色白のツルツル肌になったという報告もあります。

5kgやせて胃の膨満感も消失

ある女性は、自分で甘酒を作って1年間毎日飲んだら、49kgの体重が44kgまで落ち(身長159cm)、体脂肪率も23% が19% まで下がりました。

また胃の膨満感や胃痛も消え、肌も白くなったそうです。ほかにも、甘酒の効果では「甘酒を毎日飲んで検診に行ったらコレステロール値が下がっていた」「髪にコシとハリが出てきて薄毛が気にならなくなった」「乾燥肌だったのがしっとりしてきて、くすみも取れて、エステで肌の状態がいいとほめられた」「疲労と睡眠不足で吹き出物がひどかったのが解消した」「ひどい鼻炎がよくなった」「偏頭痛が起こらなくなった」「ショウガをすって甘酒に入れて飲んだらカゼが早く治り、のどの痛みも取れた」など、枚挙にいとまがありません。

甘酒を飲むとなぜこのように健康になっていくのか、発酵に詳しい宇都宮大学名誉教授の前田安彦先生に伺ってみました。「甘酒を作るときに使われる米麹は酵素の宝庫です。

これが米からブドウ糖とアミノ酸を作ります。これらは体に吸収されやすい栄養素なうえに、甘酒は体に必要なビタミンB群も、ミネラルも豊富です。要は、甘酒は総合栄養ドリンク剤のようなものなのです。また甘酒の成分は、おもしろいことに、入院患者にはなじみ深いあの点滴と、非常に似ているのです。

点滴の成分は、ブドウ糖、必須アミノ酸(体内でじゅうぶんな量を合成できないので栄養分として摂取しなければならないアミノ酸)、ビタミン溶液、ミネラル溶液で構成されています。甘酒の成分と似ています。

そして、俳句では「甘酒」は夏の季語です。江戸時代には、甘酒売りが夏の風物詩であったといいます。いわば庶民の点滴、活力の源だったわけです。

江戸時代の庶民は、体力の落ちる夏を、甘酒を飲むことで乗り切ったのでしょう。

江戸時代の人々が、栄養豊富な甘酒を役立てていたのは、まさに先人の知恵です。現代ではさまざまな飲料がありますが、甘酒ほど栄養が豊富で、また栄養のバランスがとれたものはないといっても過言ではありません。

江戸時代のように、夏には冷やし甘酒が、そして寒い今の季節にはすりおろした生姜を加えた温かい甘酒がおいしいでしょう。また、立ち上る湯気をふうふうと吹きながら飲む甘酒には、心もなごみます。米と麹、あるいは酒カスで甘酒作りから楽しむもよし、また瓶入りやペットボトル入りの甘酒を買ってきてお手軽に飲むもよし、この冬からは、甘酒を習慣にしてみたらいかがでしょうか。

九州で評判の甘酒「ジャパニーズヨーグルト」は肌を白くし潤いを与える!血圧も下げる天然成分たっぷり

「手羽先には美肌効果がある」といわれるのは、コラーゲンが豊富で、また、ビタミンCもたくさん含まれているからです。ビタミンCが美肌づくりに効果的といわれるのは、2つの理由からです。

ひとつは、ビタミンCにシミなどの元であるメラニンを抑える力があるからです。もうひとつはビタミンC にコラーゲンを合成する働きがあるからです。つまり、コラーゲンだけをとつてもビタミンC をとらないと美肌効果は現れないというわけです。

手羽先は美肌食品の代表とされていますが、美肌効果があるのは手羽先だけではありません。皮付き、骨付きの鶏肉を丸ごと入れた水炊き、アンコウやタイを骨ごと入れるちり鍋などの鍋料理も、コラーゲンを上手に摂取することのできる料理です。

ただ、鍋料理の場合、コラーゲンはスープに溶け出してしまうので、煮汁まで飲みきることが重要です。「コラーゲンとビタミンC をとっているけど、全然、美肌にならない」という人もいますが、これは十分にありうる話です。

若々しくハリのある肌をつくるにはコラーゲンが必要で、肌を白くするにはビタミンC が効果的です。しかし、肌のきめを細かくし、皮膚や唇にうるおいをもたらすにはビタミンB群が必要です。

また、シミやシワは老化作用のひとつですので、シミやシワをとるには老化を抑えるビタミンE が必要です。また、肌の状態によっても必要とされる栄養素は変わってきます。乾燥肌の人には新陳代謝を促すビタミンA や、毛細血管の血行をよくするビタミンE も必要で、ニキビや吹き出物には皮脂の分泌を抑える働きのあるビタミン秩や、蛋白質の代謝を促すビタミンA、ビタミンB6が効果的です。

また、便秘が原因で肌が荒れることもあります。美しい肌を保つにはビタミン、ミネラル、コラーゲン、食物繊維など、あらゆる栄養をとらなければなりません。

というと、「そんなのムリ」と思うかもしれませんが、けっしてこれは難しいことではありません。毎食、栄養のバランスのよい食事を心がけていれば、十分できることです。ベテランの医師は患者の肌を見ただけで、その人が毎日、何を食べているかがわかるといいますが、肌とは食生活を映し出す鏡なのです。

粉末コラーゲンの口コミ、使用感、効能・効果一覧

グレープフルーツはセクションで

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グレープフルーツをジュースにして飲むのはもったいない。この果物の重要な成分は、果肉を包んでいる袋の組織にふくまれているので、一番いいのはミカンのようにむいて食べることですが、それがいやな人でも、せめてセクションにして食べるのがいいでしょう。

セクションというのは、オレンジやグレープフルーツをむいて1袋ずつにして、その袋、つまり薄皮をとった状態にすることです。アメリカのホテルは朝食のメニューに、グレープフルーツ・セクションを加えているところが多くなっていますが、ジュースにくらべるとはるかに栄養的にすぐれています。

これならば飲むのではなく噛んで食べることになります。それで唾液が加わるために胃にはとてもいいでしょう。薄皮をとっていても、ジュースにくらべると組織をかなりとり込むことになります。

ホテルと違って家庭では、神経質に薄皮をむく必要はないので、むきにくいところは残せばいいでしょう。そうすれば薄皮の組織もとれるようになります。それにまた、少々薄皮が残っていてもグレープフルーツ・セクションは実においしいものです。

グレープフルーツはフロリダが主産地だけに、この果物についてはフロリダ大学ですすんだ研究が行われています。フロリダ大教授のジェイムズ・セルダ博士らは、血中コレステロール値の高い人たちに、グレープフルーツ・ペクチンを4ヶ月間、1日に15グラム与えたところ、平均8% の低下をみました。

ペクチンというのは食物繊維の一種で、果物に多くふくまれています。ペクチンにもいろいろあるが、グレープフルーツのペクチンを与えたわけです。グレープフルーツ・ペクチンを与えられた人の3分の1は血中コレステロール値が、一挙に10% から19% 下がりまいsた。

また半数の人は、善玉のHDLコレステロールと総コレステロールの比率が改善されました。果物の成分のなかには身体のなかをきれいにしてくれるもの、汚れをとり去ってくれるものが多いのですが、セルダ博士はグレープフルーツも汚れをとってくれるようだといっています。。

彼の説では、グレープフルーツにふくまれる高濃度のガラクトウロン酸が特異なかたちでLDLコレステロールと相互作用しあって、血管壁に沈着して動脈硬化を進行させているLDLコレステロールを溶かし、血管壁からはがしてとり除くというのです。

つまり、グレープフルーツは血管にこわばりついた汚れを取り除いてきれいにする働きをするわけえす。それは動脈硬化の進行を抑える働きであるし、ある場合には逆転させる働きでもある。豚に高コレステロール食とグレープフルーツ・ペクチンを同時に与えた実験では、対照群に比して顕著に動脈硬化が抑えられました。

ところでグレープフルーツ・ペクチンの15グラムというのはどのくらいの量なのかというと、ある分析ではグレープフルーツ2個分に当たるのですが、他の分析では2血個分ということになっています。

それについてセルダ博士はこういっている。1分析結果には大きなばらつきがありますが、1日に2個、グレープフルーツを食べていればよいと思います。ペクチンだけをとるよりもグレープフルーツそのものを食べたほうがビタミンCその他の栄養素が一緒にとれるので、より大きな効果が望めますが、ジュースにして飲んだのでは効果はないのだそうです。ペクチンがほとんど入っていないからです。

ビタミンCが豊富なグレープフルーツで美肌をつくるhttps://www.hood-memo.info/grapefruit/

7転8転するほどの便秘体質がアロエの粉末で改善

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現役時代はひどい便秘体質

私は、数年前まで女子プロレスをやっていました。プロレスといえば体を酷使する職業ですが、当時は暴飲暴食、ムチャはあたりまえでした。あるとき、ウェイトコントロールで体重を5~6kg減量する必要があり市販の便秘薬を一度に10錠ほど飲みました。

ところがかえってそれが体に異常をきたしたのか、お通じがまったくなく、腹痛で七転八倒という状態に。あわてて何種類もの漢方薬や緩下剤を試しましたが、効きめはありません。もともとひどい便秘体質でしたが、あのときの苦しい思いだけはいまだに忘れられません。

私の便秘症のひどさはプロレス仲間の間でも有名で、当時はいろいろな解消法を教えてもらいました。リポビタンD などのドリンク剤とビタミン錠剤は欠かさず飲んだし、専属トレーナーから「便秘には食物繊維がたっぶり含まれたいちじくがいい」と聞いて、毎食4 パックのいちじくを食べつづけたこともありました。しかし、いくら食べても出ないものは出ない。

漫画家になって食生活に気を配るようになりましたが、便秘症は治らず、ほとんど習慣化していました。これも体質とあきらめかけていたところに、知人から「便秘にはアロエが最適」と教えてもらいました。

それをきっかけに、飲むことにしたのです。まずは手軽な粉末を使いました。粉末はアロエ100% 。しかもジュースやスープに入れるだけと手軽な点が魅力。どんな飲み方でもいいといわれたので、まずはウ一口ン茶にとかして飲んでみました。ところが苦みが強くて口にできません。

こんどは野菜ジュースで試飲。これはおいしく飲めました。

10年来の悩みが解消

とにかく効果があるまでつづけてみようと、起床時と昼、夜12時、就寝前と、1日4回飲むことにしました。すると、なんと始めてすぐ、これまで便秘で悩んでいたのが嘘のように、翌日に自然な便秘を催しました。それ以来、毎日すっきり快便に。どんなに不規則な生活をしても、アロエを飲んでいると、必ず1日1回はお通じがあるから不思議です。

しかも便秘が治って、肌もきれいになってきたみたい。10年来の悩みがアロエで一気に解消されたことに、手放しで喜ぶばかりです。いま考えると、私とアロエの出合いは20年前。

私が小学生のころ、母は胃弱体質を治すためにアロエの皮をかじっっていたのを思い出しました。そうして初めて、母が1年半の間「体にいいよ」と送ってくれていたシャンプーも、アロエベラの成分入りだったことを知り、あらためて「アロエさま様」への感謝が増大。親子そろって快調なのは、アロエさまのおかげ、とゲンキンながら思うこのごろです。

最近は、専ら新鮮なアロエの絞り汁(原液)です。

喫煙者は人参を食べる!

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人参のあのオレンジ色を生み出しているのがカロチンです。その色素の仲間をカロチンまたはカロテノイドと呼んでいて、その種類はたくさんありますが、ブロッコリーなどの濃い緑色を生み出しているのもカロテノイドです。

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何百とあるカロテノイドの化合物のなかで約10% が体内で転換されてビタミンA にかわりうるのです。その代表がβカロテンで、これを最も豊富にふくんでいるのが人参です。

ジョン・ホプキンス大学のマリリン.メンクス博士は血液中のベータ・カロチン濃度と癌の相関を調べて注目すべき結果を報告しています。彼女とその共同研究者は、1974年に血液捏供者を募って血液を採取し、9年後の一九八三1983年に提供者をひとりひとり訪ねて回ったのです。

すると99人が肺癌にかかっていました。そこで対照となる血液提供者との血液中のベータ.カロチン濃度を比較してみると、顕著にその濃度が低かったことがわかりました。

最も濃度の低い群と高い群を比較すると、低い方の発病率は高い方の2.2倍も高かったのです。

しかし、もっと大きな相関が肺癌のなかでも喫煙者に多い扁平細胞癌(肺の内膜にできる皮膚癌の一種) に対してみられました。血液中のベータ・カロテンが最も低かった群の人は、最も高かった群の4倍の高率でこの癌を発病していたのです。

たばこそれだけ人参が煙草による癌の発生を抑止してくれていたことになりますむろん、人参に限らずベータ・カロテンを多くふくんだ野菜や果物はみな同じ働きをするはずです。

ほうれん草、かぼちゃ、さつまいも、トマでは、喫煙者は人参を食べていればよいのかというと、残念ながらそういうわけにはいきません。いくら人参がベータ・カロテンのかたまりであっても、バカバカ煙草を喫いつづけている人の発癌のリスクをゼロにはできないからです。

人参はリスクを半分にできるだけで、喫煙はリスクを10倍にも高めるのです。

ただ、研究者たちは煙草をやめた人の発癌は(喉頭癌をふくめて)、かなり予防できるとしています。いずれにしても、人参を食べてよいことはあっても悪いことはないわけです。

人参の食べ方だが、抗癌効果は生よりも加熱調理したほうが高まります。そのほうが2~5倍も多くカロチンが吸収されるからです。しかし、加熱しすぎるとよろしくないのです。煮すぎた人参はもう抜け殻で、ロテンはこわれてしまっているのです。

抗癌と並ぶいまひとつの人参の効用は、血中コレステロール値を下げることですが、その効果は生で食べた場合に得られます。だから生の人参料理もレパートリーに持っていたいのだが、すすめられるのは、人参サラダです。これはグレイターでおろして、レモンの絞り汁であえ、植物油を少しかけただけで出来上がりです。冷蔵庫で何日ももつから毎日人参を食べるようにります人参は便をやわらかくし、かさを増大させる。それが便秘の予防と整腸につながるので、人参は毎日食べることです。

そして禁煙に向けて一歩を!禁煙補助剤を上手に活用して今年こそ禁煙!

長時間煮込んだ料理のメリット・デメリット

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最近の研究で、ビタミンCが歯ぐきの健康を左右する栄養素であることがわかってきました。米・テキサス大学のゴールドシュミット博士は、赤毛猿を使った2年間の研究で、歯根膜炎の原因となるバクテリアをビタミンC が減少させる事実をつきとめました。

歯根の病気をもたらすバクテリアのなかでもとくに主導的な働きをしているのは放線菌と呼ばれるものですが、その菌に対してビタミンC が効果をもつのです。

放線菌が繁殖すると歯根が侵されて炎症を起こし、やがて歯ぐきが後退していきます。それをビタミンC がくい止めるのですが、「研究の結果明らかなのは、ビタミンC がより健康な歯ぐきにしてくれるということです。歯根膜が感染した場合、バクテリアが歯ぐきに侵入してきますが、体は白血球を送って戦い、レます。しかし、ビタミンC が不足していると苦戦を強いられることになります。ゴールドシュミット博士は、人に換算して1日1グラムに当たる量のビタミンC を赤毛猿に与え、それで猿の口腔中の放線菌が激減することを確かめています。

同様の研究はシアトルの大学でも行われていて、アルバレス博士らは猿に25週間ビタミンCを欠乏させた食事を与えつづけて、歯ぐきがすぐに炎症を起こす状態をつくり出しています。歯と歯ぐきのあいだに出来る「ポケット」と呼ばれる袋はバクテリアの巣になってその繁殖をうながすのだが、ビタミンCを欠乏させた猿は、正常な猿よりもそのポケットが大きくなりました。

「ビタミンC の少ない食事は、明らかに歯ぐきの病気のリスクを高める」と、アルバレス博士は述べています。ユーゴスラビアで行われた実験では歯根膜の病気による歯ぐきの組織のこわれが、ビタミンC によって治されることも確かめられています。

歯ぐきが健康でないと歯は守れないのだから、いかにビタミンC が重要であるかがわかります。

では、ビタミンC さえ十分にとっていればいいのかというと、そうではないのです。たとえビタミンC が十分にあっても、カルシウムと葉酸が不足していると歯ぐきの健康は維持できません。

葉酸はビタミンB群の1つだが、研究者たちは、血液中の葉酸値が欠乏を示さない場合でも、歯ぐきにおける葉酸の欠乏が起こりうるとしています。そして、葉酸が欠乏した状態では、バクテリアに対する歯ぐきの防御力は目に見えて低下します。

ニュージャージー歯科大学の研究者たちは、歯ぐきに炎症をもつ15人の志願者に、1日に2回葉酸を加えた水でうがいをしてもらってその効果を確かめています。

それを60日間つづけた結果、「さながらスポンジのように葉酸を吸いとって、志願者の歯ぐきは、対照群に比して明らかに炎症が軽微となっていました。と報告しています。

葉酸は緑色野菜やレバーなどにふくまれていますが、熱に弱いビタミンである。だから、煮こみに煮こんだものはむろん、加熱のすぎた料理からはほとんどとれないのはいうまでもありません。この栄養素を十分にとるには、1つ1つの材料に対して適切な加熱...とはほとんどの場合、最小限の加熱...を行うことが重要です。

しかし、それとは正反対の例えばハヤシライスのような料理がブームになる世の中です。歯ぐきの悪い人が続出して当然です。葉酸は薬によっても奪われてしまいます。

ある種の睡眠薬、抗生物質、サルファ剤、アスピリンは葉酸をこわし、アルコールも多量に飲むとやはりこわしてしまいます。だから中高年者が欠乏させがちな栄養素の第一は葉酸といっていでしょう。中高年者の多くの特徴は薬を飲むことで、統計もそれを裏付けているのですが、薬依存型の人が知っておかなくてはならないのは、薬によって体内のビタミンが奪われている事実です。

葉酸以外にも2、3挙げてみるとつぎのようなビタミン、ミネラルが奪われています。利尿剤、降圧剤によって亜鉛、カリウム、マグネシウム、ビタミンB群が。制酸剤によってビタミンB 群、ビタミンA が。いろんな薬を飲んでいると多種類のビタミン、ミネラルが奪われるわけで、薬漬けになっている人の栄養のバランスはかなりこわれていると思っていいでしょう。

葉酸は特に妊婦に必要な女性のためのビタミン