血糖値の数値が悪い人、血糖コントロールに四苦八苦しているほどキクイモで改善する

血糖値が高く安定しない人ほど食べた方がいい

糖尿病とは、血液中の糖が過剰になった状態が続く病気です。放置したままにすると、全身を巡る血管がボロボロになり、その影響から合併症へと進展していきます。糖尿病と診断された時点ではほとんどの人は自覚症状がないために生活習慣、食習慣を変えるための自覚がありません。

しかし、糖尿病と診断された方には、生活習慣の改善や食習慣の改善が必須となります。その一方で、食事や生活は毎日のことなので、食事制限や運動療法などの厳しい条件を守らなければならないつらさも理解できます。

好きなものを自由に食べていた人にとって、食事制限は大変つらいものです。あれもこれも食べてはダメという指導ではなく、「積極的に食べて血糖値を下げることができる食材はないものか」長い間考えていました。

そんなとき見つけたのが「キクイモ」というキク科ヒマワリ属の多年性植物です。生で食べると大根のような食感で、甘みがあります。さまざまな料理にも幅広く活用できます。見た目は生姜と似ているので間違えてしまう人もいます。

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「キクイモ」が血糖値を下げる最大の理由は、イヌリンを豊富に含んでいること。イモ類の糖質はデンプンであるのに対して、「キクイモ」の糖質は多糖類の一種であるイヌリンです。
デンプンは体内に吸収されるとすぐにブドウ糖に分解されて血糖値を上昇させますが、約30もの果糖が長くつながって構成されているイヌリンの場合は、分解されても短い果糖になるだけで、消化されにくく血糖値の上昇を穏やかにしてくれるのです。

実験的に試した「キクイモ」の焼酎を飲みながらの食事で揚げ物や麺類などの炭水化物をたっぷりとったにもかかわらず食後血糖値が大幅に下がったデータを目の当たりにしたときは驚きました。それ以来、試してみたいという方には「キクイモ」をすすめるようになったのです。

数値の悪い人ほど効果がでやすい

実際にキクイモの効果ですが、数値の悪い人ほど大きく改善する傾向にあるようです。ひとつの症例ですが、72歳女性です。ヘモグロビンA1Cは、10.1%もあり非常に悪い状態でした。入院をすすめたのですが、近々友人らと温泉旅行があるから入院しないというのです。

温泉旅行に行けば、間違いなく贅沢な食事でもっと数値が上がることは容易に想像できましたが、やめさせるわけにもいかず、しぶしぶ許可を出しました。代わりに、血糖値を下げる飲み薬を処方し、食前に「きくいも」のお茶をとることをすすめたのです。最近は、きくいものパウダーが売られているのでお湯をかければきくいもティーのできあがりです。

すると、その翌月の検査数値から血糖値とヘモグロビンA1Cの数値が着実に下がり始めました。4ヶ月足らずでヘモグロビンA1Cが4.3%も下がったのですから驚きです。薬との相乗効果だったとは思いますが、効果はかなり強力だと思いました。

食物繊維(イヌリン)の働き

水溶性の食物繊維「イヌリン」を豊富に含んでいる。イヌリンは難消化性で消化に時間がかかるため、胃腸内に長時間とどまる。腸管内での糖の吸収をゆるやかにし、インスリンの無駄遣いを減らして血糖値の急上昇を抑えます。食事前に摂るようにすればより効果的です。

ミネラル

キクイモからは、カリウム、ナトリウム、マグネシウム、カルシウム、リン、鉄、マンガン、銅、亜鉛、セレンが摂取できます。糖尿病患者はミネラルが不足して、インスリンの分泌が低下しやすいのでキクイモで補うことができます。

ビタミン

糖尿病の人に特に重要な3つのどタミンがとれます。不足すると血糖値が上がるため、糖尿病患者に不可欠などタミンB1、免疫を正常に機能させるどタミンB2、糖尿病合併症の血管障害にも有効などタミンCが含まれています。

国産(長野県産)100%のキクイモの粉

粉末だからお茶だけでなく飲み物や料理に混ぜ合わせて簡単に摂取できます。食前に摂るのが効果的ですが、食前にお茶で1杯飲み、食事中にもお味噌汁などに入れて飲むとさらに効果アップです。
血糖値の上昇を防ぐことができます。味にはクセがないのでお湯に溶いてお茶がわりに飲んでも全く問題ありません。水分制限がある方は、ご飯などにまぜて食べてもいいでしょう。