注射で血管に空気が入ると死ぬ?

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お医者さんは注射をする前に、必ず注射器を上へ向けて、ピュッと数滴液を押し出します。あれはなんのためにそうしているのかというと、注射器の中に残った空気を外へ出すため。血管に空気が入ってしまうと死に至るケースがあるからです。

なぜか?

わずかな空気なら細かい泡となり、やがて吸収されてしまうのですが、もし血管に多量の空気が入ると、体内に入った空気の球が吸収されずに、血管をふさぐ「空気塞栓」という事態に陥り、重要な器官への血流をストップしてしまうことがあるるのです。

だから、医者のあの動作はおまじないでもなんでもなく、ちやんと意味のあることなのです。

もちろんこれは点滴の際にもいえることだから、新米ナースが一度はずれた針を再度刺し直すときなど、「はぁ、大丈夫か?」と、ちょっと気になりますね。

といっても、「空気塞栓」で死に至るための空気の量は約20 ∝。これは、およそ通常の注射液の1 回分の量です。つまり、注射器の先の、ほんの少しの空気が入ったぐらいで、死ぬことはまずな、J OLV通常の医療では、そんなに神経質になる必要はないので心配無用です。

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