24時間の照明は鬱病を招く

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昼夜を問わず照明の光を浴びすぎると、うつ病のような症状が強く表れることが、マウスを使った実験で明らかになった。米国の研究で、12匹のマウスを1日24 時間照明がついている部屋に置き、別の12匹は通常の昼夜サイクル(16時間の照明と8時間の暗闇)の部屋に置いた。3週間後、甘いショ糖の摂取量により、うつ症状の一つである「快感消失」を評価。
また、「絶望」の評価のために、マウスを水の中に入れたときに、浮いている時間も測った。マウスは水の中に入れると逃げようとするが、逃げずに浮いているのは、「絶望」を示すと考えたためだ。すると、24時間照明群ではショ糖の摂取量は顕著に低かった。また、24時間照明群では水中で浮いている時間が通常サイクル群の10倍も長かった。「夜間の照明によるク光害″はうつ症状を助長するだろう」と研究グループはいう。あくまで動物での結果だが、私たち人間も注意した方がいいかもしれない。

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