げっプ

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緊張して歯を噛みしめると空気を飲み込む量が増えます

日本とは異なり西洋のマナーでは、げっぷはおならより失礼にあたると言われている。本当かどうかは不明だが、基本的にどちらも生理現象だし、状況が許す限り、出たいものはなるべく我慢せずに出すのが体に良いと思っている。
とはいえあまり頻繁だと、胃が悪い? 悪玉菌が増多い?などと心配になる。
それに、やはり人前でははばかられるので、社会生活上不便になる。そもそもげっぷはどうして出るのか?これには意外な答えが返ってきた。げっぷの成分の約70% は外気、つまり口から飲み込んだ空気。おならも一緒。げっぷやおならが盛んに出たり、お腹が張るという人はたいてい、飲む空気の量が増えている。、げっぷもおならも、主成分は普通の空気なのか。でも、どうして飲み込む量が増えるのだろう?
普段から、無意識のうちに、唾液と一緒に空気を飲み込んでいる。試しに、ゴクンと唾液を飲んでみよう。そのとき、舌が口腔の上側にぴたりとくつつくはず。このとき密着した舌の奥のすき問に、唾液と一緒に少量の空気が封じ込められる。この空気を飲んでいる。
1回飲むたびに、3~5mlの空気が飲み込まれる。飲み込んだ空気は、まず胃に入る。そこからげっぶとして放出されることもあれば、小腸1大腸と進んでおならになる場合もある。

いずれにせよ、唾液と一緒に空気を飲むのはまったく自然な現象。問題はその頻度になる。
たとえばストレスがかかって緊張すると、歯を噛みしめたり、唇やほおに力が入る。すると唾液が湧出される。
空気をたくさん飲んで、げっぷやおなら、お腹の張りなどが強く出る状態を、呑気症という。
胃腸の検査をしても問題はなく「噛みしめ」や口の周りの力みが主な原因。「上司の近くにいた日はお腹が張るという人もいる。
強く噛みすぎて筋肉が硬直し、頭痛や肩こりになることも。うーん、思いのほか大変そ。噛みしめが原因と気づくだけで症状が軽くなる人もいる。
かみしめていることに気づいたらフーッと息を吐くといい。

早食いでげっぷが出る人、出ない人

食事に伴って空気を飲んでしまうことも、よくる。
この場合、問題は食べる量よりも、スピード。食べ物を飲み込むときも、舌が上あごに密着し、鼻への通路が閉じて奥に空気が密閉される。これは「か」と発音するときと同じ状態。ゆっくり食べていれば、ひと飲みごとに鼻が開いて息が抜けるが、息もつかずに「かっかっかっ」とかっ食らうように食べ続けると、抜けるはずの空気をどんどん飲み込んでしまう。
中には飲み込みながら空気を鼻からうまく逃がせる人がいて、そういう人は早食いをしてもあまりげっぷがでない。
コツは、口の中を、「あ」と発音するときの状態に保って飲み込むことだそうだ。もちろんもっと確実なのは、ゆっくり静かに食べると。

こんな状態のときに空気を飲み込んでげっぷになる

  • ストレス
    ストレスで体が緊張すると、歯を食いしばって唾液の分泌が多くなり、空気を飲みやすい。特に、パソコン作業時の少しうつむき加減の姿勢は、奥歯を噛みしめやすくなる。
  • 早食い
    息つく暇もなくかき込む早食いは、食べ物と一緒に空気をどんどん飲み込んでいる。ビールをごくごく飲むときも一緒。ひと飲みごとに息を吐けば、空気を飲みにくい。
  • おしゃべり食い
    おしゃべりに夢中になって食べると、つい急いで飲み込む。姿勢もあごが上がる。これが空気飲みを誘発する。友人との会食で盛り上がったあとにお腹が張った経験、ありませんか?