プロ野球の年俸の裏話

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プロ野球選手の年俸交渉は、キャリアが短い選手からはじまるのが普通である。シーズンオフになると始まる契約更改だが、最初のころは、年俸1千万円前後の入団2~3年目の選手ばかり。
年俸1億円を超すような大物選手は、最後のほうになって交渉に臨むことが多いが、これにはワケがある。

選手たちの年俸の総額は球団によって決まっている。そこで、球団側としては、最初に小物選手たちの年俸を叩きに叩いておくのが常。こうして小物選手からむしりとったお金を〝余剰資金″ としてプールしておき、あとで大物選手がゴネたときに回せるようにしておくわけだ。
貧乏人からむしりとったお金をお金持ちに与えるようなものだが、これがまあ実力の世界というやつなのだろう。悔しかったら、球団に向かって堂々とゴネられる一流選手になってみろ、ということか?

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