カフェインに日焼け止めの効果がある?

  • 投稿日:
  • by
  • カテゴリ:
コーヒーや緑茶などに含まれるカフェインは、皮膚の細胞の生まれ変わりを促進し、紫外線の害から肌を守る作用を持つことが動物実験から明らかになった。。皮膚がんの予防効果も期待できるという。常に新しく生まれ変わり続ける(=細胞分裂している)皮膚の細胞も、紫外線に当たるとそのスピードが遅くなり、がんの原因となる異常な細胞がたまりやすくなる。実験では、紫外線を照射したあとに、皮膚の細胞分裂が再開するまでの時間を、カフェインを含む水を1~2週間飲ませたネズミと、ただの水を飲ませたネズミで比較。カフェインをとったネズミでは照射4時間後から分裂が始まったが、水だけを飲んだネズミでは、細胞分裂の開始が10時間後にまで遅れた。ちなみに今回ネズミに飲ませたカフェイン量は、人の場合に換算すると、1 日3~5杯のコーヒー分に相当するという。

関連記事