「モチベーション」と一致するもの

長年にわたる痔の悩みが ナタマメ茶ですっかり解消

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恥ずかしくて人には言えなかったのですが、私は長年、痔で悩んできました。深酒をしたり、辛いものを食べると、決まって出血したり、肛門が腫れたりするんです。仕事中もやっぱりお尻のことが気になってしまい、モチベーションは下がばかりでした。

若いころは軟膏を塗ると2~3日で治っていましたが、4年前から症状が重くなり、慢性的な痛みが残るようになりました。軟膏では効かず、座薬を使うようになりましたが、それもだんだん効果がなくなってきました。お酒や辛いものを控えたら改善すると思うのですが、仕事がら、取引先との酒席が多いうえ、私自身お酒が大好きなのでやめられません。命に別状がない病気なので、自分に甘くなるんですね。

半年前、取引先の人にナタマメ茶が痔にいいと教えられ、試してみることにしました。お茶がホントに効くのかなと半信半疑でしたが、飲み始めて2週間ほどで痛みが軽くなり、深酒しても出血しなくなったので驚きました。それからわが家のお茶はナタマメ茶に切り替えてしまいました。

ナタマメ茶のティーバッグを3つ、4 リットルの湯で濃いめに煮出し、冷ましてから2本のペットボトルに入れて冷蔵庫で冷やし、お茶代わりに飲みます。晩酌のときは焼酎割りに使いますから2本のペットボトルが2 日ともちません。また、お風呂のときは50度くらいのお湯を洗面器に少しとり、ナタマメ茶のティーバッグを入れてしばらくおき、このエキスで患部を丁寧に洗います。

本当は煮出した汁を使うほうがいいのですが、面倒なことは長続きしないので自分流。患部を洗うときもガーゼで塗るようにするといいそうですが、私は洗うだけ。この方法を最初の数週間、続けたのが良かったように思います。最近はだいぶいいので週1 回程度です。ナタマメ療法を始めて半年ですが、お酒も辛いものもやめないのに出血、痛み、腫れはありません。手術すべきかどうか悩んでいたので、ナタマメ茶に出会えて幸運だったなあとしみじみ感じます。

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色によるモチベーションの変化

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「青と赤の洗面器にそれぞれ同じ温度の水をはって手を入れると、青のほうが冷たく感じられる」というのはよく聞く話。 また、バーゲンなどの値札に赤が多用されているのは、赤が興奮をかき立てて購買意欲を高めるからといわれています。実際、色によって心は影響を受けるものなのでしょうか。

人間が、周囲の状況を認識するために使う感覚を「五感」といいます。五感には「視覚」「聴覚」「嗅覚」「味覚」「触覚」の5つがありますが視覚が占める割合が突出しており、87%。

また、耳と脳を結ぶ神経の束が約5万本であるのに対し、目と脳を結ぶ神経の束はなんと約100万本! このように、視覚は脳にたくさんの情報を届けるため、心身に大きな影響を与えるのです。

私たちが目にするさまざまな「色」も、視覚で判断しているもののひとつ。つまり色によってメンタルや体調が左右されるのは、当然のことなのです。ロシアの学者の研究によると、赤などの暖色系を見ると血圧や心拍数が上がって筋肉が緊張する一方、青などの寒色系を見ると血圧や心拍数などが下がって落ち着くといいます。ほかにも、黄には神経を刺激し、運動神経や反射神経に影響を与えて注意を引きつける効果が。

こうした効果が、信号や標識の色に生かされたといえそうです。

このような色の特性を生かして心身の治療に役立てることを「色彩療法」といいます。

色彩療法は近年始まったものではなく、古代エジプトではすでに色彩を用いた治療法があり、心身の治療のため患者に特定の色を身に着けるようにすすめていたとか。また、紀元前のローマでも色のついた絆創膏を治療に用いていたそうです。その後少しずつ色彩療法に関する研究が進み、アメリカでは、刑務所や少年院の壁をピンク色に塗り替えるという実験を行ったところ、囚人たちの腐神状態が落ち着いて施設内での暴力行為が減少したとの報告も。

さらに、同じくアメリカで工場の壁の色を寒色系から暖色系に変えたら、体感温度が3℃ 上がったという研究結果もあります。ちなみにピンクは視床下部に影響を与えて心を落ち着かせるとともに、内分泌系にも働いて女性ホルモンのバランスを整えるため、若返りの色ともいわれています。

治療とまではいかなくとも、色の力を簡単に利用する方法もあります。視界に入ってくる色のうち、5%程度に好きな色が入ると気分転換になるそう。これはちょうど両手の爪に相当する量で、女性がリフレッシュのためにネイルサロンに行くのは、理にかなっていることなのです。ネイルに限らず、携帯ストラップやスマホケース、ブレスレット、ハンカチなど、目に入りやすい小物から色を取り入れるのもおすすめ。そのほか、カーテンの色を春夏は寒色でさわやかさを、秋冬は暖色で温かみを出すなど、季節によって変えてみるのも効果的です。色の力を借りて、心身ともに快適な毎日を送れるとすてきです。

仕事にゲームのような楽しさわくわく感を取り入れる

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マネジメント手法のひとつとしてよく挙げられる「見える化」や「可視化」これはだいぶ前から重要性が言われている。しかし、最近ではそれらをさらに進化させた「ゲーミフィケーション」 という手法を提案しています。これは、端的に言えば、「仕事のゲーム化」です。もちろん、ただ遊ぶのではありません。ゲームの持つ要素を上手く仕事に取り入れ、とかく怠慢になりがちな日常業務におけるモチベーションアップに役立てようというわけです。

発想の起点となったのは、街でスマートフォンを使ってソーシャルゲームに興じる女性を見かけたときでした。スーツを着た、いわゆる「デキる女性」といった風情の方が、一心不乱に遊んでいるのです。そして、家に帰ると、自分の息子もゲームに夢中になっている。「やるな」と注意しても聞く耳を持ちません。決して、その女性や息子が特別なわけではありません。その証拠に、ソーシャルゲームの市場はここ数年で急激に伸びています。ゲームには、間違いなく、老若男女を夢中にさせるパワーがあるのです。

そこで思ったのが、「人を夢中にさせるゲームの要素を、仕事に取り入れられないか? 」ということでした。もともと仕事というものは、「目標達成に喜びを見出だす」という点で、ゲームに似ています。では、ゲームにしかない要素とはなんだろうか? それを研究し、体系化したのが、ゲーミフィケーションです。すでに会社では、ゲーミフィケーションを支援するソフトを開発するなどして、多くの企業に採用していただき、結果を出しています。ここでは、簡単に仕事をゲーム化する方法を紹介しましょう。

ゲームの楽しさは、プレーするのが個人であっても、仲間と競い合える点にあります。その意味で、仕事のゲーム化は、複数人数でするほうが、効果が表われやすいと言えるでしょう。仕事をゲーム化するに当たっては、まず、絶対条件として4つの項目が挙げられます。
  1. 目標や課題を明確にする
  2. 進捗状況がわかるよう「見える化」する
  3. アクションに対する即時フィードバックを用意する
  4. 目標や課題達成時に報酬を用意する


1は容易に納得できると思います。そもそも向かっている先がわからなければ、仕事もゲームも成り立ちません。

工夫が必要なのは2以降です。たとえば、ただただ目の前の課題をこなすだけのゲームでも、点数化することによって、楽しさが増します。仕事も同じです。仕事の進捗状況を全員で共有できるようにエクセルでグラフ化するだけでも、モチベーションアップの効果があります。これが2です。「見える化」 するのは、必ずしも数字でなくてもかまいません。数字を示しにくい仕事内容であれば、ランキングをつけるなどといった方法も考えられるでしょ、つ。多くの仕事では、結果がついてくるのに時間がかかります。

一方、ゲームでは、アクションに対してすぐに成果が見えるフィードバックがあり、それが人を夢中にさせます。これを仕事に取り入れるのが3です。1日単位で、「一定のタスクをこなしたら、晩酌でビールを一杯飲む」など、簡単なことでかまわないので、短い期間で成果を感じられるような工夫をしてください。

そして、4 。これも3と同じく金銭的なものではなく、もっとカジュアルな報酬、たとえば食事などのほうがいいでしょう。ゲーミフィケーションで大事なのは、プレイヤーの成長実感です。報酬が金銭になると、義務的な仕事になってしまいます。それではゲーム化の意味がありません。重要なのは、仕事のゲーム化は、最終結果ではなく、プロセスを楽しむものだということです。つまり、仕事が営業だとすれば、売上げなどの結果ではなく、「何件お得意先を回ったか」といったような、努力すれば努力したぶんだけ必ずついてくる数字を競うことが大事です。売上げには偶然性も反映されますから、ゲームとしての楽しみが損なわれてしまうのです。新規開拓のように、成果に至るまでのプロセスが長い仕事をするためには、成果が出ない長い期間、モチベーションを保ち続ける必要があります。そんなときに、ゲーム化はとくに有効です。

苦手な仕事、イヤな仕事こそ100%以上の力で

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まず、中長期的な予定を立てることをお勧めします。時期を決めて、たとえば年の瀬が迫ってくる時期に、来年の年間のプランを立ててみてはいかがでしょうか。今年一年を振り返りつつ、来年はどんな年にしたいか、イメージを膨らませるのです。仕事の計画も大切ですが、このときばかりはプライベートの計画を中心に考えてみてください。私のお勧めは家族と一緒にこの計画を考えることです。なぜ何カ月も先のプライベートの予定を立てるのかというと、辛い局面になっても、「必ずここで休める」という予定があれば、頑張ることができるからです。

また、どんなに忙しい方でも、閑散期を狙って何カ月も前から「この日は休暇を取る」と宣言しておけば、職場も休める体制を準備することができます。予定は休暇だけでなく、1ヶ月に1回は食事に行く、マッサージへ行くなど、なんでもかまいません。年間スケジュールを組むと、計画を実行するにはお金が必要だと気がつくと思います。

年間を通じてプライベートを楽しむにはいくら必要なのかを計算してみると、お金のやりくりもうまくなりますし、働く必然性も見えてくるのではないでしょうか。しかも、楽しみを実現させるためと思えば、モチベーションも維持できるはずです。さらに長期的な予定を立ててみることも効果的です。将来どのような生き方をしたいか、ライフプランを立てるのです。将来やりたい仕事や家族のありよう、老後までを思い浮かべてください。すると、身につけるべきスキルや、保つべき家計のレベルなどが明確になってくると思います。高い目標を掲げると、今日上司に怒られたことなど、小さなことに思えてくるはず。目線を高くすると、小さなことで落ち込むことは少なくなります。

いくら中長期の目標を立てていても、挫けそうになることはあります。自分のやりたい仕事が担当できないなど、思いどおりにいかないこともあると思います。目標と現実が尭離すると、意欲が削がれることもあります。しかし、目標と違っているとしても、現状を楽しむほうが得をするのです。こういうときに私が意識していることはク一二〇% 理論〞と呼んでいる方法です。やりたくない仕事にこそ、120% の力で取り組むのです。面白くない仕事にこそ、真っ先に全力で取り組んでみると、仕事のスピードの速さや質の高さを評価されて、「この人にこんな程度の仕事を任せていてはもったいない」と周囲に思わせることができます。周囲の人は意外と見ているものです。イヤイヤやっていたら、「この程度の仕事でこのレベルの完成度の人」という評価しか受けられなくなり、自分の希望の仕事からも遠のいてしまいます。今の職場で成長の実感がなければ、視線を変えてみることも大事です。全力で仕事を終わらせたあと、定時に帰り、プライべートを充実させるといいでしょう。仕事以外の時間をつくることで明日への意欲につながります。

目の前の仕事だけでなく将来を見る

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仕事をしていれば、ミスやトラブルなどで心が折れそうになることはいくらでもありますが、「次にやることがある」と思えば、すぐに気持ちを立て直すことができます。つまり、「目の前にある今日の仕事」という小さなところだけにフォーカスしていると、そこでつまずいたときにモチベーションを回復するのが難しくなってしまうということです。

私は会社員時代から、社外の人たちとの勉強会を主宰したり、本の執筆をしたりしていました。会社での仕事がうまくいかなかった日でも、「自分が役に立てることは社外にもある」と考えることで、気持ちを切り替えることができました。また、会社員時代は商品開発をしていたので、「1年後には自分の作ったものが世の中に届いて、お客様の喜ぶ顔が見られる」といった、将来成功した場面をイメージしていました。つねに〝今日の仕事の先にある未来″ を思い描くようにしているのです。すると、目の前にある課題や困難は大局の一部に過ぎないと思える。自分が今いる場所を、少し引いた視点から客観的に見ることができるのです。

会社員であれば、やりたくない仕事を与えられることもあります。もちろん、会社の命令ですから、まずはやってみる。それでも「この仕事は自分にとって意味がない」と思ったら、「自分がやらなくて済むにはどうすればいいか」を考えるようにしていました。

たとえば、私が洗剤の商品開発をしていた頃、実験に使う大量の洗剤を計量する仕事を与えられました。計量は、私には「やりたくないこと」で、自分はその時問を研究に使いたいと思っていました。その実験は、普段は別の製品を作っている現場の機械を借りて行なうので、私が計量しているあいだ、現場の担当者たちは手が空いていました。だったら、計量はこの人たちに任せればいいのではないか。彼らにとって、計量は「いつもやっていること」ですから、任せても大きな負担にはなりません。そう思って現場の担当者と交渉すると、最終的には引き受けてもらえました。最初は断わられたのですが、現場が欲しがっている道具を、私が上司に許可をとって研究の予算で買うことで、引き受けてもらうことができのです。このように、自分がやりたくない仕事を他人に渡し、なおかつ相手もハッピーになる方法を考えれば、お互いにモチベーションを下げずに仕事ができます。

仕事上の必要に迫られて、苦手なことを勉強しなくてはいけないこともあります。そんなときは、自分の好きなことと組み合わせる方法がお勧めです。私も、講演や執筆をするうえで、歴史の知識を身につける必要性を感じたのですが、歴史は苦手でした。そこで、「知らない場所へ行くことが好き」という自分の晴好と組み合わせて、「1年間で日本百名城をすべて見に行く」という目標を立てました。ポイントは、とりあえずスケジュールを組んで宿や交通手段を予約してしまうこと。城に行くなら、その背景を知っておいたほうが楽しめるので、「この日までに」関連する本や資料を読まなくては」と自分を追い込むことができます。

本当に必要かどうかの見極め

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仕事や勉強をするとき、やる気が湧いてこないなら、まず、ほんとうにやる必要があるのかを考えてみることも大切です。たとえば、語学ができたら情報収集の幅も広がるし、仕事で活かせることもあると思って勉強をしてみても、モチベーションが上がらないことがありますⅦそこで、「勉強しなくても困らないのではないか?」と思い直し、実際にやめても困らなかった、というようなことがよくあります。

ほんとうに必要があるのかどうかの見極めが重要です。また、たとえば、企画書を書かなければならないとしましょう。そのとき、パソコンで何となくインターネットを出見ていると、「情報を探している」という自分への言い訳ができてしまいますが、実際は時間を使うばかりです。すると、企画書のことが気になって仕方がなくなり、企画書に向き合わざるを得なくなります。は、パソコンの電源を切り、紙のうえで企画書の内容を考えるほうがいい。それでもなかなかモチベーションが回復しないのなら、さっさと帰って布団をかぶるのがいい。布団の中で何もしない。他のことを自分にやらせてはいけません。

直近に締め切りがある仕事や勉強は、モチベーションの管理がしやすい。大きな仕事や資格取得の勉強のように、締め切りが直近ではない場合は、やるべきことを小さく区切って締め切りを作ることで、モチベーションを維持できます。それでもダメなら、その日にやるべき仕事を机の上やパソコンのデスクトップ上に開けておく。
そして、それに必ず触れるようにするのです。そのままエンジンがかかることもありますし、意識の片隅にでも置いておくことで、ふと良いアイデアが浮かび、モチベーションを回復する手がかりになることもあります。やる気になるまで放置して、自分を追い込むのも手です。持ち時間が厳しくなると、ほんとうに必要なところだけを効率的にやるようになるものですから。

仕事のやりがいは、舌只献か成長かのどちらかを実感することです。前者は、会社の同僚や顧客の役に立っているという実感。後者は、昨年より今年の自分のほうが成長しているという実感です。このいずれかの実感があれば、仕事のモチベーションが維持できるでしょう。どちらもない職場なら、転職を考えましょう。だいたい2年単位くらいで、自分がどれだけ仕事で貢献や成長をすることができるかを考えるようにしてみましょう。仕事を通じた責献や成長は成功体験になり、自信にもつながります。仕事で不愉快なことがあってモチベーションが下がったときに、趣味やお酒などで気晴らしをする人も多いでしょう。しかし、これらで仕事の憂さ晴らしをするべきではありません。一時の気晴らしになったとしても、仕事の状況が変わらなければ、時間を空費し、くたびれ、場合によっては散財してしまい、徒労感だけが残ることになります。仕事の問題はあくまでも仕事の中で解決し、モチベーションを回復させるべきです。あるべき自分と現実の自分とのあいだにごまかしを挟むと、不全感が余計に残ってしまいます。

GIVE&TAKEではなくTAKE&GIVEのワークスタイル

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なぜ、モチベーションが下がるのか。答えは簡単です。「欲」で仕事をしているからです。評価されたい、もっとお金が欲しい、名声が欲しいといった欲が満たされないときに、人は挫折し、モチベーションが下がるのです。人間には「求める生き方」「尽くす生き方」があります。

欲ではなく、尽くすために仕事をしている人には、モチベーションの低下はない。そして、世のため、人のために尽くせるのが、プロです。だから、私はよく「仕事を恋愛に変えろ」と言います。恋人に対していろいろなことをするのは、相手に尽くしたいからであって、見返りを求めてではないでしょう。

新製品の開発を行うときには見返りを求めるのは、歪んだ恋愛です。仕事も同様で、お客様や世の中に尽くすもの。そこに働きがいがあるのです。自分の社内でのポジションや評価などを気にしていたらやっていられません。自分が頑張った先にはお客様がいると思うから耐えられる。逆に、叩かれて挫折してしまう人は、社内だけを見ているのです。提案を通せた、役員に褒められた、人より早く昇進した。そんなことを基準に生きているからいけないのです。

お客様を喜ばせたいという思いで、それまで誰も想像もしなかったような商品を世の中に出す。そんな使命感を持って生きるのがエンジニアです。どんな仕事をするにしても、社会的使命のために働くのが人間らしさじゃないでしょうか。会社はその使命を果たすための手段です。会社での評価が人生の目標に置き換わってしまうから、モチベーションが落ちるのです。もちろん、私も最初から使命感で仕事をしていたわけではないですよ。

モチベーションが上がらない、という人は、まずは「なんのために仕事をしているのか」を問い直してみること。会社というスケールではなく、社会のために仕事をするという原点を思い出すことが大事です。

イヤだと感じる仕事から解消していく

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外資系企業で英語を使って仕事をした経験が長い身としては、「モチベーションが上がる、下がる」という表現は、言葉の使い方が間違っていると思います。「To Be(なりたい自分)」を持っていれば、それに向かっていこうとする意欲が生まれる。それがモチベーションです。元気が出ないとか、仕事が嫌だとかいうのは、体調や気分、感情の問題であって、モチベーションとは別物です。

残念ながら、今の日本には〝TO Be〞を持っている人が少ない。これは大きな問題です。「To Be(なりたい自分)」がないということは、自分で自分をデザインできていないということ。「みんながそうするから」「そうするのが普通だから」という理由で、仕事をし、生活をしてしまっているのです。これでは当事者意識を持つことができません。「上司が悪い」「部下が悪い」「会社が悪い」「景気が悪い」と、被害者意識で物事を考えてしまいます。確かに、完全に自分で自分をデザインすることは難しい。会社に勤めるということは、会社の「To Be(なりたい自分)にぶら下がって生きるということです。

私がアップル・ジャパンの社長だったときは、スティーブ・ジョブズの「To Be(なりたい自分)にぶら下がって仕事をしていたわけです。独立した今から振り返ると、そう感じます。それでも、自分の置かれた環境のなかで、身の丈に合った「To Be(なりたい自分)を持つべきです。心得ておくべきなのは、「To Be(なりたい自分)に向かって直線的に進むことはできないということ。道筋は無数にあります。近づいているという実感が得られない、遠ざかっているように感じることも多いのです。ですから、「To Be(なりたい自分)に近づかないからといって、気落ちしたり、焦ったりすることはありません。また、人間の能力も、直線的に成長するものではありません。努力をしたら、そのぶんだけ成長を感じられるわけではないのです。あるとき、後ろを振り返つてみたら、自分の成長に気づく。そういうものです。

ところで、日本語で一般的に「モチベーション」と言われる、気分や感情について、次にお話ししましょう。


通信が発達している現在、気分や感情に影響する大きな要因の一つは、情報に埋もれてしまうことのストレスでしょう。これを解消するためには、仕事を速くして、嫌なことから先に、問題が大きくなる前に解決してしまうことです。たとえば、メールボックスを開いてみると英文のメールが届いていて「嫌だな」と感じる。そうしたら、後回しにするのではなく、真っ先に読んで返信するのです。そうすると、嫌な気分が少なくて済みます。また、仕事とは別に楽しみを持つことも大切。格好をつけることなく楽しめる趣味です。

それから、感情の振幅を小さくすることも重要で残嬉しいことがあったときに喜びすぎる人は、嫌なことがあったときに落ち込む度合いも大きいのです。喜びすぎないことが、落ち込みすぎないために必要だと思つています。振幅は小さく、トータルしてみると少しプラスの感情が上回る、というのが理想です。他人への嫉妬が、気分を悪くしていることも多いでしょう。そういうときは、こう考えてみてください。「あの人も、自分の知らないところで、大変なことを抱えているんだろうな」。おそらく、実際、そのとおりでしょう。そのことに気づけば、嫉妬も消えるのではないでしょうか。

Twitterも利用する

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一般の人から大統領に至るまで、誰もが「つぶやき」を投稿できると一躍ブームになったTwitter。「別段つぶやくようなことはない」「直接会って話すのが一番」と敬遠している人もいるかもしれない。しかし、このツールがコミュニケーションに大きく役立つケースがある。
例えば、ビジネスパートナーのつぶやきをT witterで見れば、その人の趣味や性格を知るヒントが見つかる。同僚や部下のつぶやきを見れば、彼らのモチベーションを知ることもできるだろう。リアルコミュニケーションのきっかけ作りに思わぬ威力を発揮してくれるので、ぜひアクセスしてみたい。

優れたデザインと操作性で高い人気を語るTwitterクライアント「twicca BETA」を使用すれば身近な人や著名人のつぶやきを、リアルタイムでチェック可能。人脈を広げるきっかけ作りにも最適。

ここでは、Evernoteの活用術でも紹介した「twicca BETA」を使ったコミュニケーションの基本をもう一度見てみよう。アイコンを押すだけでいつでもT witterのつぶやきをチェックできる軽快なツール。「twicca BETA」は下部の4つのアイコンに主な操作が集約された片手でも抜いやすい設計になっている。まずは一番左のボタンを使ってつぶやきを発してみよう。交流が広がるにつれ、返事をくれるTwitterユーザー(フォロワー)も増えていくに違いない。

同僚や友人とGoogleカレンダーを共有しているなど、お互いにG-mailのアカウントを持っている場合、G-mail経由でTwitterをしている友人を探すことができる。PCからTwitterにアクセスして、みつけた友人を登録(フォロー)しよう。友人が何気なくつぶやいた言葉を、いつでも携帯でチェックできる。同僚や友人が困っていたり、悩みをつぶやいたりしているようなら、返信機能を使って励ましの言葉を送ろう。直接面と向かっては照れくさくて言いにくい言葉も、Twitterのメッセージでなら、気兼ねせずに送れるはず。

「会ってみたいけれど、なかなか出会うきっかけがない」人脈を広げる上でそんな悩みを抱えているならTwitterで気になる人のつぶやきを探してみるといい。相手をフォローしてつぶやきを見ていれば、その人の趣味や性格を少しずつ把握できる。時折コメントをして、返事がもらえたらしめたもの。やがて交流が深まり、実際に会うチャンスも生まれることだろう。つぶやきが見つからない時は、気になる人が開設しているホームページなどをチェックしよう。Twitterアカウントが公開しているかもしれない。