苦手な仕事、イヤな仕事こそ100%以上の力で

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まず、中長期的な予定を立てることをお勧めします。時期を決めて、たとえば年の瀬が迫ってくる時期に、来年の年間のプランを立ててみてはいかがでしょうか。今年一年を振り返りつつ、来年はどんな年にしたいか、イメージを膨らませるのです。仕事の計画も大切ですが、このときばかりはプライベートの計画を中心に考えてみてください。私のお勧めは家族と一緒にこの計画を考えることです。なぜ何カ月も先のプライベートの予定を立てるのかというと、辛い局面になっても、「必ずここで休める」という予定があれば、頑張ることができるからです。

また、どんなに忙しい方でも、閑散期を狙って何カ月も前から「この日は休暇を取る」と宣言しておけば、職場も休める体制を準備することができます。予定は休暇だけでなく、1ヶ月に1回は食事に行く、マッサージへ行くなど、なんでもかまいません。年間スケジュールを組むと、計画を実行するにはお金が必要だと気がつくと思います。

年間を通じてプライベートを楽しむにはいくら必要なのかを計算してみると、お金のやりくりもうまくなりますし、働く必然性も見えてくるのではないでしょうか。しかも、楽しみを実現させるためと思えば、モチベーションも維持できるはずです。さらに長期的な予定を立ててみることも効果的です。将来どのような生き方をしたいか、ライフプランを立てるのです。将来やりたい仕事や家族のありよう、老後までを思い浮かべてください。すると、身につけるべきスキルや、保つべき家計のレベルなどが明確になってくると思います。高い目標を掲げると、今日上司に怒られたことなど、小さなことに思えてくるはず。目線を高くすると、小さなことで落ち込むことは少なくなります。

いくら中長期の目標を立てていても、挫けそうになることはあります。自分のやりたい仕事が担当できないなど、思いどおりにいかないこともあると思います。目標と現実が尭離すると、意欲が削がれることもあります。しかし、目標と違っているとしても、現状を楽しむほうが得をするのです。こういうときに私が意識していることはク一二〇% 理論〞と呼んでいる方法です。やりたくない仕事にこそ、120% の力で取り組むのです。面白くない仕事にこそ、真っ先に全力で取り組んでみると、仕事のスピードの速さや質の高さを評価されて、「この人にこんな程度の仕事を任せていてはもったいない」と周囲に思わせることができます。周囲の人は意外と見ているものです。イヤイヤやっていたら、「この程度の仕事でこのレベルの完成度の人」という評価しか受けられなくなり、自分の希望の仕事からも遠のいてしまいます。今の職場で成長の実感がなければ、視線を変えてみることも大事です。全力で仕事を終わらせたあと、定時に帰り、プライべートを充実させるといいでしょう。仕事以外の時間をつくることで明日への意欲につながります。