GIVE&TAKEではなくTAKE&GIVEのワークスタイル

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なぜ、モチベーションが下がるのか。答えは簡単です。「欲」で仕事をしているからです。評価されたい、もっとお金が欲しい、名声が欲しいといった欲が満たされないときに、人は挫折し、モチベーションが下がるのです。人間には「求める生き方」「尽くす生き方」があります。

欲ではなく、尽くすために仕事をしている人には、モチベーションの低下はない。そして、世のため、人のために尽くせるのが、プロです。だから、私はよく「仕事を恋愛に変えろ」と言います。恋人に対していろいろなことをするのは、相手に尽くしたいからであって、見返りを求めてではないでしょう。

新製品の開発を行うときには見返りを求めるのは、歪んだ恋愛です。仕事も同様で、お客様や世の中に尽くすもの。そこに働きがいがあるのです。自分の社内でのポジションや評価などを気にしていたらやっていられません。自分が頑張った先にはお客様がいると思うから耐えられる。逆に、叩かれて挫折してしまう人は、社内だけを見ているのです。提案を通せた、役員に褒められた、人より早く昇進した。そんなことを基準に生きているからいけないのです。

お客様を喜ばせたいという思いで、それまで誰も想像もしなかったような商品を世の中に出す。そんな使命感を持って生きるのがエンジニアです。どんな仕事をするにしても、社会的使命のために働くのが人間らしさじゃないでしょうか。会社はその使命を果たすための手段です。会社での評価が人生の目標に置き換わってしまうから、モチベーションが落ちるのです。もちろん、私も最初から使命感で仕事をしていたわけではないですよ。

モチベーションが上がらない、という人は、まずは「なんのために仕事をしているのか」を問い直してみること。会社というスケールではなく、社会のために仕事をするという原点を思い出すことが大事です。