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はたから見てもどう見ても歩きにくい。外反母址の原因にもなる。踏まれると、ときに踏まれねほうの足の骨が折れることもあるほどの凶器。
にもかかわらず、なぜ、女たちはハイヒールを履くのか？

現在のようなハイヒールが誕生したのは、16世紀の未だが、誕生の由来、あるいは、女たちが愛用するようになった理由については、次のような諸説がある。

1. 当時、流行しはじめていた乗馬用の靴に、拍車（馬の腹を蹴るための金具） をつけやすくするようヒールの部分が高くなった。
2. 靴底の革が傷まないようにするため。
3. 当時の道には、汚物や水たまりが多く、それをよけるため。
4. フランス国王ルイ16世が、女官たちの夜遊びに立腹。わざと歩きにくいハイヒールを考案して、女官に履かせた。
5. ハイヒールを履くと、自動的にお尻が上を向く。これが女性にとっては、男に対するセックスアピールになり、女は男を虜にしよぅとこの靴を履くようになった（動物学者デズモンド・モリスの説）

女性のハイヒールに対する強い美意識がデメリットを越えてメリットにしているというえわけであろうか？