マクドナルドについて

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マクドナルドのフライドポテトは、時々、無償に食べたくなって頭がおかしくなるほど、フライドポテトのことを考えてしまう。ところでマクドナルドでは、ハンバーガーはつくられてから10分以上たったものは、客に売ってはいけないことにしている。
これは有名な話である。では、その残ったものはどうするのかといえば捨ててしまうわけで、もったいないとの批判の声もあるが、「お客様に古いものを売るわけにはいかない」との方針を崩そうとしない。
モスバーガーのように、注文を受けてからつくれば売れ残りもないのだが、そうすると客を待たせることになり、これも「お客様」のためともいいきれない、というのがマクドナルドの主張である。
確かにモスは、腹が減っているときにはしんどい。駅内だと空腹感が強いときは、マックに入ってしまう。
とはいうものの、マクドナルドとしても無駄は少なくしたいから、データ管理をして、どの曜日のどの時間には何がどれくらい売れるかの予測を店ごとに立てて、計算しながらつくっているそうだ。その「賞味期間」はハンバーガー類で10分、ポテトは7分、コーヒーは60分という。よく、何にしようかと迷っていると、「○○バーガーはいかがですか?」と店貞がすすめるのは、その廃棄時刻がせまっているものだともいわれる。では、そのタイムリミットを接客の店貞はどうやって見分けているのか。カウンターの背後に、できたハンバーガーの陳列台があり、ハンバーガーの種類ごとに、列になっているのはご存じのとおり。では、そのできたハンバーガーの間20に、プラスチックのカードがあり、数字の2とか4と書いてあるのにまで気づいている方はどれくらいいるだろう。
それが、廃棄時刻を示しているのだ。2とあれば、長い針が時計の2のところ、つまり×時10分になったら捨てなさい、という意味なのだ。4 ならば×時20分、6ならば×時30分、となる。
もし、あなたがカウンターの前にいて時計を見たら19分。陳列台のハンバーガーのうしろに4のカードがあったら、そのカードの手前のものは廃棄寸前のもの、つまり「9分も(?) 前」につくられたものと思えばいい。それでもよければ注文すればいいし、できたてが欲しいのなら、悩んでいるふりをして時間をかせぎ、先に飲み物を頼むとかして、廃棄されたのを見てからおもむろに「ハンバーガー」と注文すればいい。

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