「便秘」と一致するもの

米こうじは、蒸した米にこうじ菌を加えて繁殖させた物。この米こうじから、日本酒やみそが作られます。そして、近年、大ブームとなっている甘酒も! 甘酒がこれだけ大人気となり、多くのかたに支持されているのは、こうじがもたらす健康効果があればこそでしょう。

ただ、甘酒を自分で作るとなると、ちょっと手問がかかります。「もう少し簡単にできないかな?」と感じているかたもおられると思います。 そこでお勧めしたいのが、「麹水」です。作り方はとても簡単です。こちらです。

麹水を使った生の声

甘酒は、手作りするのはハードルがちょっと高いのですが、麹水なら粉末加工されたものを溶かすだけです。お茶を飲むように簡単です。便秘、血圧、中性脂肪値の改善に効果が高いとの声がたくさん寄せられています。

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くしゃみや鼻水が止まって薬が不要になった

きっかけは、テレビでした。今から1年半ほど前、朝の情報番組で、こうじの話題が取り上げられていました。以前から、私は、発酵食品の健康法に関心があり、いろいろと試してきました。こうじ水や甘酒も、発酵食品ですから、とても興味をひかれました。

それで、自分でも試してみることにしたのです。麹水は、ポットに糀を入れて水を注ぎ、冷蔵庫で8時間寝かすだけで作れます。これを、水がわりにどんどん飲むようにしました。毎日500ccくらいの麹水(こうじ水)を飲んでいます。

また、甘酒も手作りしています。作った甘酒は冷凍しておき、この甘酒も朝晩飲みます。私の家は山のふもとにあり、春になると、スギの花粉が大量に飛んできます。このため、私は、もう何十年にもわたって、花粉症に苦しんできました。

家の裏手に、大きなスギの木が2本あるので、花粉が飛ぶ時期は、もちろん窓は開けられません。そこで、花粉が飛ぶ前から早めに薬を飲み始めるのですが、それだけ備えておいても、ひどい鼻水くしゃみ止まりません。

毎年、そんなふうに花粉症とつきあってきたのです。ところが、麹水を飲んでからは、花粉が飛ぶころになっても、なんともありませんでした。

一応、病院で薬はもらっていたのですが、くしゃみも鼻水も、大したことがないため、薬を飲む必要を感じませんでした。我が家は、果樹園を経営しています。果樹園は、自宅周辺よりも花粉が多く飛んでいるので、仕事に出かけるときはしっかりとマスクをつけ、花粉を防ぐ重装備で出かけなければなりませんでした。

しかし、麹水のおかげで、マスクも薬も使わず、果樹園に行lナるようになったのです。麹水を始める前に花粉症にかなりの効果が期待できると聞かされていましたが、私の場合は、かなり重症の花粉でしたし、花粉が周辺に蔓延している山のそばで暮らしているので、正直、そこまで効くとは思っていませんでした。長い問苦しんできた症状がピタリと止まったのですから、ほんとうに驚きました。

体力がついて疲れ知らずの体になり、夫の看病も疲れ知らずだった

私の夫がクモ膜下出血で倒れ、その後、1年ほどの闘病生活を経て亡くなりました。夫の闘病中は、果樹園の仕事をこなしつつ、病院に通う日々が続きました。病院は自宅からかなり遠く、行き帰りで2時問もかかるところでした。

通うだけでも大変でしたし、夫の病状についての心配や不安も大きく、常にストレスがかかっていたことは間違いありません。しかし、その問、私は一度も病気になることなく、夫のそばにつきそい、最期まで看取ることができました。

このようにつらく過酷な日々を、なんとか倒れずに過ごすことができたのは、こうじ水のおかげだったような気がするのです。なにしろ、以前よりも体力がついて、非常に疲れにくくななっていました。もし、麹水の助けがなかったら、きっと、私は看病疲れのために、倒れてしまったかもしれません。

ほかに麹水の効果としては、美肌効果が挙げられるでしょうか。麹水を作るのに使ったこうじは、袋に入れてお風呂に入れています。また、こうじ水自体も、化粧水がわりに朝と晩に肌につけています。すると、肌の状態がとてもよくなってきました。肌は、化粧水をつけているときよりもしっとりとしています。

しかも、肌にハリが出て、シワが全くといっていいほど気にならなくなつたのです!ほかにも、麹水を飲むようになってから実感した効果があります。それは、お通じがよくなったことです。もともと、それほどひどい便秘ではありませんでしたが、こうじ水ですっかり胃腸の調子がよくなりました。おかげで、便通も極めてスムーズになつたと実感しています。私は以前から、いろいろな健康法を試してきましたが、麹水を始めてからは、ほかの健康法はほとんどやめてしまいました。でも、麹水だけは、これからも続けていきたいと思っています。

肌に塗れば化粧水、クリームいらず

中性脂肪値とコレステロール値が、急に上昇してしまったのは、3年前でした。そのとき、中性脂肪値が400mg/dl以上(基準値は、150mg/dl未満)、総コレステロール値は250mg/dlを超えていました。どちらも、かなり高めの数値でした。

もともと、基準値よりははやや高めに推移していましたが、そこまで急に上がってしまった理由はわかりません。

しかも、血圧や血糖値については、全く問題ありませんでした。私は、甘い物や濃い味つけの物が好きなので、そっした影響が出たのかもしれません。ただし、私は、西洋医学の薬や病院が好きではありません。そこまで数値が高くなっても、病院に行って、薬を飲む気にはなれませんでした。できれば薬を飲まずに、この状態を改善したいと考えていました。

そんなときに勧められたのが、麹水(こうじ水)だったのです。

麹水は、健康維持に大変役立つということなので、早速作ってみることにしました。私麹水の作り方は、次のようなものです。350ccのペットボトルに底から3cmくらいの分量のこうじを入れ、そのペットボトルいっぱいになるまで水を入れます。これを冷蔵庫で5時間ほど寝かせて飲むようにしていました。

麹水は、のどが渇いたらお茶がわりにして、1日に何杯も飲むようにしました。飲み始めて最初に感じたのは、便通がよくなったことでした。もともと、それほど悪くはなかったお通じですが、時々、1週間~10日も出ない日がありました。それが、スムーズに便が毎日、出るようになりました。

また、麹水は化粧水がわりにも利用しています。ペットボトルの麹水をそのまま、ハンドクリームや化粧水のように使っています。おかげで、ハンドクリームは全くいらなくなりました。麹水は、ハンドクリームのようにべ夕つくこともありません。適度なしっとり感を肌に与えてくれます。肌の乾燥を感じたら、さっと塗ればいいので簡単です。

麹水をはじめて2ヶ月。中性脂肪値などの数値を測ってみると、大きな変化がありました。400以上あった中性脂肪値が、なんと半分以下の200を切って、コレステロール値も、200まで下がったのです。以降も、麹水を飲み続けていますが、現在まで、中性脂肪値は、150~200の間をキープしています。基準値からいえば、まだ高めですが、以前のような飛びぬけて高い数値が出ることはなくなりました。ようやくほっとしています。

麹水を私といっしょに飲んでいる夫は、花粉症がよくなりました。夫の花粉症はかなりひどく、2月から薬を飲んでも、鼻水くしゃみ止まりません。そこで、花粉の飛び始める前から麹水を飲んだところ、ほとんど症状が出ずに済みました。

なにしろ、薬に頼らずに、花粉症のシーズンを乗り切れるのですから、こんなにありがたいことはありません。私の同年代の友人にも、花粉症で悩んでいる女性がいて、その人にも麹水を勧めてみました。すると、すぐに効果を発揮して、その友人も花粉症が楽になったと喜んでいます。ちなみに、麹水は、我が家の愛犬にも飲ませています。おいしそうに飲んでいますが、こちらはどんな効果が現れるか、まだわかりません(笑)。

間食も自然に減って今までの服はウェストがブカブカ!

私は、若いころから、どちらかというと、ぽっちゃりとした体形でした。50代に受けた健康診断の際、メタボ予備軍といわれて以降、毎回注意されるようになりました。還暦を過ぎると、体重は67kgになっていました。

肥満ぎみなのは問違いなく、おなか周りは特に肉づきがよくなっていたのです。加えて、血圧は低めだったものの、血糖値やコレステロール値はやや高めで、基準値を超えるか超えないかといったレベルでした。そんなタイミングで始めたのが、「麹水(こうじ水)」でした。

きっかけは、麹水は健康にいいと、教えられたので、試しに飲んでみることにしたのです。麹水は、350ccのペットボトルを使って作ります。そのペットボトルに1cmくらいの黄こうじを入れ、ボトルがいっぱいになるまで水を注ぎます。これを冷蔵庫に一晩おきます。翌日は、このペットボトルから、朝晩、200ccのコップ1杯ずつ麹水を飲むようにしました。

こうして麹水を飲み始めたところ、最初に変化が現れたのは、便通でした。もともと、便秘症というわけではなく、ごく普通に便は出ていました。しかし、麹水を飲むようになってから、便通がよりスムーズで規則的になりました。特に違ってきたのは、便の形状です。バナナのような形で、かたさも適度な理想的な便が出るようになったのです。

しかも、以前とは違い、ほとんどにおいがしないのには驚きました。それ以降、体重が少しずつ減り始めました。それほど急激に減ったわけではなく、気づいたら、そうなっていたという感じです。

減量がうまくいった要因の1つは、問食を減らせたことでしょう。そのころ、私は、仕事の関係で食事が不規則になり、その埋め合わせのために、問食するクセがついていました。

ところが、麹水を飲むようになってから、問食をあまり欲しいと思わなくなつたのです。全くとらなくなったわけではありませんが、問食をする回数がかなり少なくなりました。こうしたことが積み重なって、ダイエットにつながったのかもしれません。

麹水を飲み始めて最初の1年で、5kgほどやせました。その後、5年くらいでじりじりと体重が落ち、56kgになりました。総計で10kg以上もダイエットできたことになります。ウェストもスッキリして、ベルトの穴でいえば、穴3つ分くらい縮まりました。

服も、みんなプカブカになりました。全部買い替えるわけにもいかないので、ベルトで締めあげて、大きめのズボンをはいています。やせたおかげで、体が軽くなり動きが軽快になりました。私は若いときから、腰痛があり、年を取ってからも、ギックリ腰に悩まされることがありましたが、麹水のおかげでやせてからは、腰痛に悩まされることがなくなりました。

水虫の痒みもだいぶいい

麹水の効果で10kg以上のダイエットに成功して早いもので10年ほど経ちます。今でも、この体重をキープしています。やや高めだった血糖値やコレステロール値も、基盤丁値内に収まるようになり、健康診断でひっかかることもなくなりました。

それから、これは、麹水のおかげかどうかは不明ですが、実は、水虫もよくなったのです。私は長年、水虫に悩まされてきました。両足が猛烈にかゆくなり、たびたび指の皮がむけていました。そこで、風呂に入ったときなどに、麹水を足の指に塗りつけるようにしてみたのです。

すると、完全にかゆみが消えたわけではありませんが、以前に比べると、状態はかなりよくなりました。かゆみが以前より治まり、皮がむけることも少なくなっているので、ありがたい限りです。麹水には、体内の毒を排出するような効果もあると聞いたことがあります。ひょつとしたら、私の水虫も、麹水のおかげでよくなったのかもしれません。これからもこうじ水を飲んだり塗ったりして、役立てていきたいと思っています。

水に漬けておくだけ!効能は甘酒と同等の効能、効果

米こうじは、蒸した米にこうじ菌を加えて繁殖させた物。この米こうじから、日本酒やみそが作られます。そして、近年、大ブームとなっている甘酒も!

甘酒がこれだけ大人気となり、多くのかたに支持されているのは、こうじがもたらす健康効果があればこそでしょう。ただ、甘酒を自分で作るとなると、ちょっと手問がかかります。「もう少し簡単にできないかな?」と感じているかたもおられると思います。

そこでお勧めしたいのが、「麹水」です(作り方は、こちら)。こうじ水は、こうじをそのまま水に漬けておくだけでOK。すると、こうじの有効成分が水に溶け出してきます。あとは、それを毎日飲んだり、肌につけたりすればよいのです。

これだけ簡単なら、どなたにでも実践できますね。しかも、こうじ水は、甘酒に負けず劣らず、さまざまな効能をもたらしてくれます。それでは、麹水の効能、効果についてです。第一に、腸に対する効果です。こうじ菌が、腸内で善玉菌であるビフィズス菌を増やします。ビフィズス菌が増えれば悪玉菌が減るので、腸内環境が大きく改善します。

この結果、胃腸が本来の機能をきちんと果たすようになります。便秘ぎみだったかたは、便秘が改善し、下痢ぎみだったかたも解消。いずれにしても、適度な形、かたさの健康な便が出るようになります。腸には、私たちの免疫機能のおよそ7剖があるといわれています。

こうじ菌によって腸内環境がよくなると、免疫機能が高まります。こうじ水によって、花粉症やアトピー性皮膚炎など、アレルギー疾患がよくなるかたがたくさんいるのは、こうした作用によるものです。腸内環境が整うと、さらに多くの効果が生まれます。

まず、消化を助ける酵素が分泌され、腸の働きを活発にして消化を促進します。これによって、脂質の消化吸収が適度にコントロールされ、同時に余分な脂質の排泄も促進します。その結果、コレステロール値や中性脂肪値などを下げてくれるのです。皆さんも、肉や加工食品、ファーストフードばかりを食べ続けていると、体調がすぐれないと感じることがあるでしょう。

外食が続くと、体調が低下してくるのを感じます。肉や加工食品をとっていると、腸内環境が悪化します。腸内で悪玉菌が増えて、腸内に滞留した食物から腐敗ガスが発生します。いわゆる「血液が汚れた状態」になって、血流障害も起こってきます。血流が悪化すれば代謝が低下するので、高血圧、糖尿病、脂質異常症といった生活習慣病を引き起こします。

そこで役立つのが、こうじ水です。こうじ水によって腸内環境をよくすれば、こうした悪循環を防ぎ、血流がよくなつて代謝が上がり、体の不調が解消していくでしょう。肉食や加工食品中心の食事をやめ、発酵食品の多い伝統的な和食を心がけると、体が軽くなってくるのを感じます。こうじ水は、腸内環境を改善することで、このような多くの効果を実現するのです。

シミを抑制し美肌に変身疲労回復効果も抜群!

こうじ水には、ビタミン、ミネラルが豊富に含まれていることもうれしいメリットです。特に多いのがビタミンB群です。その効果は見逃せません。ビタミンB1は、食品から得た糖質をエネルギーに変えるのを助け、疲労回復を促します。

古くから、夏パテに甘酒がいいといわれてきましたが、こうじ水にも同様の期待ができるのです。ビタミンB1は、肌の新陳代謝を促進し、美肌作りに役立ちます。それに加えて、こうじに含まれるコウジ酸には、シミの原因となる過剰なメラニン生成を抑制する効果もあります。

それに、便秘は肌の大敵。こうじ水で腸内環境がよくなって便秘が解消すれば、肌の調子もよくなっていくでしょう。さらに、こうじに含まれるポリフェノールによる抗酸化作用によって、動脈硬化を予防する効果も期待できます。

こうじ水を利用すれば、このように、驚くほど多くの健康効果が得られるのです。こうじ水を飲み始める前に、できれば、便の状態をチェックしてみてください。ちなみに、いい便というのは、においが少なく、色は黄色、バナナのような形で、かたさも適度にある物です。

逆に、便やおならが臭い、黒みがかっているなど便の色が悪い、便が細いなどの場合、それは、腸内環境があまりよくないと考えていいのです。こうじ水を飲んだことで、便がどのように変化したかを確認すると、腸内環境がどれだけよくなったかを実感できるでしょう。私

こうじが本来持っているサうりとした甘みがあって、とてもおいしいと思います。これにハチミツ、しょうがを加えれば、さらに味わいが深くなるでしょう。ハチミツこうじ水に、レモンをしぼって入れるのもおすすすめです。皆さんのお好みで、こうじ水をいろいろ工夫してみると、より楽しく続けられると思います。

生きた糀が生きたまま腸に届いて効果を発揮、腸内環境が整うと体調が良好

かつて、日本には、花粉症もアトピーもありませんでした。それに、大腸ガンや乳ガンにかかる人もごく少数でした。それがいまや、こうした症状に悩むかたが激増しています。その背景には、食生活が欧米化して、私たちが風土に合わない食べ物を大量にとるようになったことがあると思います。

日本に住んでいる日本人は、日本で作られた食べ物を口にするのがあるべき姿です。同じように、アフリカに住んでいるアフリカの人は、アフリカで作られた食べ物をとるべきなのです。それは、ヒトの遺伝子が、そのようなしくみになっているからだと私は思うのです。どこに住んでいる人でも、その気候風土に合った食べ物をとることこそ、体にいちばんいいのではないでしょうか。

私の家は、新潟県の阿賀町で代々麹屋を営んできました。創業は明治元年で私は六代目に当たります。店では、昔ながらの製法を守り、糀を作っています。新潟県米のコシイブキを蒸し、特別配合の糀菌をまぶして繁殖させて作ります。

この糀は、この日本の土地で作られ、この気候風土に適合した物なのです。いわゆる「こうじ」には、「麹」という文字と、「糀」という文字があります。「麹」は麦を原料に作った物で、「糀」は米を原料に作った物を表しています。一般的には、こうじをすべて「麹」と表記する場合もありますが、私の店では、米を償っているので、「糀」と記しています。このように作られる糀は、「黄糀」という物です。黄糀は、特に糖度が高く、発酵力が強い特長があります。

私たちがふだん口にしている食材は、生きている物と死んでいる物があります。できるだけ、生きている物をとったほうがいいと思います。そして、私の作った糀は、すべて生きています。生きた糀が、生きたまま腸に届くのです。このため、黄糀を利用することで、糀が本来持っている、さまざまな健康効果を生かすことができるのです。

便秘や下痢を解消!アレルギー疾患にも有効

うれしいことに、最近は、糀から作った甘酒が大ブームです。私はさらに、昔ながらの甘酒の簡易版である「麹水」を皆さんにお勧めしています。また、糀のすばらしさを知っていただくため、全国各地で講演会を問いています。

そこでも、毎回、麹水を紹介してきました。あちこちで大きな反響がありました。私の住む新潟県外からも、問い合わせが多数あったのです。特に、60〜70代以降の年配のお客様から、たくさんのお電話をちょうだいしました。麹水水に興味を持っていただけたことは、なによりの喜びです。これは、先の記事を読まれたかたの多くが、こうじ水の長所を理解されたからだと思っています。その長所とは、

ということです。必要なのは、糀と水だけ。糀は、もちろん、「生きている糀」を使っていただきたいのですが、目安として、食べてみたときに、おいしいと感じる物で作っていただければいいと思います。あとは、糀を水に漬けるだけですから、手間がかかりません。

第二に、さまざまな利用法があることです。できた麹水をそのまま飲んでいただくのが、最もオーソドックスな利用法です。また、化粧水としても利用できます。さらに、こうじ水を作るのに使った糀は、袋のまま浴槽に入れると、入浴剤としても重宝します。

第三に、多種多様な健康効果があることです。こうじ水を常時利用することで、驚くほど多くの健康効果が得られます。腸の働きを整えるため、便秘や下痢を解消します。花粉症、アトピーなど多くのアレルギー疾患にも有効で、症状が改善したという報告がたくさん寄せられています。また、血圧、血糖値、コレステロール値、中性脂肪値、肝機能億、尿酸値などが下がったかたがいらっしやるのです。

さらに、美肌効果もすばらしいものがあります。私自身、毎日愛用しているため、古希を過ぎても、こんなに美肌(笑)。ほかに、ダイエットに成功したなど多彩な効能があり、ここでは報告し切れないほどです。

リウマチの痛みが軽減し手が動かせると驚き

60代の女性は、20年問、花粉症で苦しんできました。シーズンになると、体がだるくて鼻水が出て目のかゆみが止まらず、頭痛も起こりました。そこで、こうじ水を飲み続けていたところ、つらかった症状が劇的によくなり、毎日が楽になったといいます。

70代の男性は、こうじ水のおかげで、高かった血圧が下がり、それに伴い肩や首のひどいコリが解消しました。また、肝機能倦も正常化し、便通も改善したそうです。

50代の女性は、皮膚の乾燥で苦しんでいました。手がカサカサになって、かかとはひどいひび割れ。歩くたびに痛みが走り、血がにじむこともあったそうです。それが、こうじ水を活用することで、いつの問にか皮膚がしっとりスベスベになり、花粉症と便秘も改善しました。

50代の女性は、長年、リウマチで苦しんでいました。そのせいで手が痛く、少し動かすのもつらかったとのこと。こうじ水を飲み続けていたところ、リウマチの痛みが軽減して、手が動かせるようにななってきたと驚いていました。

このように、私の周りでも多くの皆さんが、こうじ水の健康効果を実感し、使い続けておられます。して、その輪をさらに広げようと、地元の阿賀町に住む女まいか性有志が集まって「米花の会」を設立しました。米花とは、糀の文字をくずして名づけたものです。この会では、糀や甘酒を断食などに活用する方法をご提案する、健康教室を開催しています。参加した皆さんからは、ダイエットにも大いに役立つと好評をいただいています。さらに多くの皆さんにこうじ水のすばらしさを知っていただくため、これからもがんばっていきたいと思います!

甘酒ブームで甘酒がお店の棚から消えてしまう!という状況の中、その簡易版とも言うべき 「 麹水 」 (こうじ水) にも注目が集まっています。麹を水につけるだけで有効成分が水に溶け出し、腸から吸収されます。麹が手に入らなくても大丈夫!日本国内の酒メーカーが製造した酒粕を低温で乾燥させ、そのまま粉末加工したものが買えます。水やお湯にとけば麹水のできあがりです。NHKでも「飲む点滴」と紹介されました。

中高年になると不足しがちになる酵素

伝統的な発酵食品である「麹(コウジ)」には、私たちの健康を増進する多くの有効成分が含まれています。特筆すべきは、「麹(コウジ)」に含まれている30種類以上もの酵素(体内の化学反応を助ける物質)です。「麹(コウジ)」には、炭水化物を分解するアミラーゼのほか、たんばく質を分解するプロテアーゼ、脂肪を分解するリパーゼをはじめ、実に多くの酵素が含まれているのです。

これらの酵素の作用で消化が促されると、腸の働きがよくなり、便秘に悩まされている人は、定期的なお通じが期待できるようになります。酵素を積極的に補うことは、中高年が健康を保つための重要なポイントです。

私たちは、生まれつき一定量の酵素を体内に持っており、消化を助ける消化酵素と、そのほかの生命活動にかかわる代謝酵素に振り分けて使用しています。問題は、体内にある酵素の量が限られているため、年を取ると不足しがちになること。そこで、酵素を補う方法として、「麹(コウジ)」を活用してみてはいかがでしょうか。「麹(コウジ)」の酵素の働きで消化が助けられると、体内の酵素を節約でき、余裕ができた分を代謝酵素に回せるようになるからです。では、「麹(コウジ)」をどのようにとればいいのでしょうか。

「麹水(コウジ水)なら糖質もカット

昔から行われている「麹(コウジ)」のとり方は、甘酒を飲むことでした。米を「麹(コウジ)」で発酵させて作る甘酒は「飲む点滴」といわれるように、栄養価に大変富んでいます。しかし、甘酒は糖質の多さが難点。甘酒の糖質量は、オレンジジュースの2倍に相当するため、血糖値の高い人は注意が必要です。糖尿病、または糖尿病予備群の方は飲まない方がいいでしょう。

そこで最近、糖質を気にすることなく「麹(コウジ)」の有効成分を余すところなくとれる飲み物として「麹水(コウジ水)」が人気を集めています。「麹水(コウジ水)」は、乾燥麹(コウジ)を水に漬けて作る飲み物です。甘酒のように、米を加えて発酵させるわけではなく、「麹(コウジ)」の有効成分が水に溶け出るだけなので、糖質はほとんど含まれていません。しかも、「麹水(コウジ水)」は、とても簡単に作れるので、誰でも手軽に飲めるでしょう。

手作り麹水の作り方

「麹水(コウジ水)」の作り方は、とても簡単。だしやお茶用のパックにコウジ(乾燥「麹(コウジ)」で50〜70グラム)を入れ、それをポットの中に置いて50〜60度の温水(風呂の湯より少し熟いくらい) 500mlほど注ぐだけです。余熱がなくなつてから冷蔵庫にひと晩(目安は8時問)保管すれば、麹水(コウジ水)が完成します

糖質を気にしなくてよいし簡単に作りたいなら

酒粕をお湯で溶けばできあがりです。みそ汁やスープに入れてもOKです。

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原材料

酒粕(国産)100%〔無添加〕

酒粕は天然の酵素をたっぷりと含んだ食品です。双方に人体に有用な菌(酵母菌、麹菌、乳酸菌など)がたくさん含まれ、また酒粕には、たんぱく質やアミノ酸など、多様な成分が残存しています。米麹は、白米のデンプンを糖化するものです。アミラーゼ群やプロテアーゼ群、リパーゼ群などの成分が含まれています。

日本国内の酒メーカーが製造した酒粕を低温で乾燥させ、そのまま粉末加工したものです。酒かすは日本酒製造の副産物で、「モロミ」から清酒を搾った残滓(残ったもの)です。 未分解の酵母や麹が豊富に含まれます。

麹(こうじ)の栄養成分

  • エネルギー(384kcal)
  • たんぱく質(5.0g)
  • 脂質(1.6g)
  • 炭水化物(61.6g)
  • ナトリウム(11mg)
  • 灰分(1.0g)
  • 水分(5.0g

酒粕粉末の使い方

大さじ山盛り1杯分程度(約12g)を、水やぬるめのお湯などに溶かしてお飲みください。 味噌汁やスープなどに溶かしても結構です。 (※酒粕に含まれる酵素はおよそ50度以上で減少しますので、ご注意下さい。)

みそ汁、お茶、コーヒー、ヨーグルトなどに混ぜて食べてもOKです。

甘酒はこちら。

甘酒を実際に飲んで得られた体調の変化や口コミ、効果など一覧

甘酒は、以前、健康番組で「飲む点滴」と紹介されたことがきっかけになって大ブームを起こしました。甘酒は、自然の恵みによる発酵飲料です。甘酒の味は米麹と酒粕の2種類があります。
ご飯に米麹と水を加えて、数時間発酵させれば『米麹甘酒』になります。一方の酒粕は、日本酒を造る際に発生する、『もろみ(米麹をアルコール発酵させたもの)』の搾りかすです。 酒粕を水で溶いて、砂糖で甘みをつけると『酒粕甘酒』になります。

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ちなみに、ここで大事な点です。最近話題の健康や美容に良いと言われている甘酒は「米麹甘酒」です。
お正月に神社で振る舞われる甘酒も、アルコール成分が含まれない(ノンアルコールの)「米麹甘酒」が一般的です。こちらならお子様や妊婦の方でも安心して飲めます。家族みんなで飲むとみんなで元気になれます。

さらに、甘酒は、麹菌をはじめ、乳酸菌などの菌が豊富であることから、腸内環境を整えるのに役立ちます。また、こうした昔ながらの日本の伝統食品は、多くの人の体質に合うため、不快な症状(便秘、肌荒れ、アレルギー)などの症状が改善できるケースがたくさんあります。

漬け物、醤油、ぬか漬けなどは、発酵食品ではりますが、一度にたくさん食べることができません。漬け物の場合、塩分も多くなりますし。そこで甘酒なら一定量以上の発酵食品を摂取できるメリットもあります。自然な甘みが特徴でほっとします。

甘酒の発酵で腸内環境が整えば、病気に抵抗する免疫力が高まり、風邪はもちろん、ほかの病気にもかかかリにくくなリます。また、甘酒にはブドウ糖のほか、ビタミンも豊富です。 天然の食品の中では、必須アミノ酸(体内でじゅうぶんな量を合成できないので、口から食べ物で栄養分として摂取しなければならないアミノ酸)を多く含む食品の1つといえるでしょう。

実際に甘酒を飲んで、体質が変化したり、症状がおさまったり軽減した体験談(生の声)を紹介していますので、参考にしてください。

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髪の1本1本にコシとハリがでてきた

私は、仕事がエステティックサロンの経営です。美容と健康に関することには常にアンテナを張っていますし、勉強もしています。そうした中で、甘酒はブドウ糖をはじめアミノ酸やビタミンが豊富に含まれていて、酵素を手軽にとれる発酵食品として、以前から注目していました。

そして、たまたま半年ほど前に、丁寧に作られたいい甘酒に出会い、どんな効果があるのかと飲み始めたのです。私はいつも、朝食代わりに1杯飲んでいます。ふだんは冷蔵庫に入れておいたものを、そのまま飲みますが、寒いときは熱いお湯を少し足して飲みます。

日によって、リンゴのすりおろしを混ぜることもあります。難しいことはせずに、ただ飲んでいただけなのですが、それでもかなり効きました。特に、髪と胃腸への効果は顕著です。

私の髪はもともと猫っ毛で、細くて直毛で、セットしてもすぐにペたっとなってしまうのが悩みでした。またそのせいで、髪が少ないわけではないのに、頭のてっぺんあたりが薄くなっていて、それが小さなコンプレックスでもあリました。ところが甘酒を飲んでいたら、髪の1本1本にコシとハリが出てきて、全体にボリュームアップしたのです。

てっぺんもふんわりしてきたので、薄毛に見えなくなりました。髪が、ボリュームアップしたせいでしょうか。最近、仕事仲間やお客様たちが「若返ったんじゃない? 」といってくれます。「大学生みたい」とまでいってくれる人がいるほどです。

髪のコンディションだけでも、見た目はずいぶん違うものだと、あらためて認識しました。また、甘酒には必須アミノ酸(体内でじゅうぶんな量を合成できないので栄養分として摂取しなければならないアミノ酸) が多いので、髪にもいいとは思っていましたが、ここまで顕著に効果が出るとは考えていなかったので、とても驚きました。

甘酒プチ断食で体の中の毒素が排泄された

次に胃腸への効果ですが、胃腸炎がなくなりました。私は高校生のころから、ストレスがかかると急性胃腸炎になって、胃がキリキリと痛んで下痢をしていたのです。

また、そのときには、頭が割れそうなほどの頭痛も起こりました。それが甘酒を飲んでから、全く起こつていません。胃腸薬も頭痛薬も、飲まずに済むようになりました。

食物繊維も豊富な発酵食品なので、腸内環境も整えてくれて、便秘も防げます。ですから、美容にも効果的でしょう。甘酒プチ断食というのもやってみました。2日間、甘酒で過ごす方法です。昧に飽きたときには、バナナといっしょにミキサーにかけて飲んだり、お湯で溶くだけでできるショウガ湯の粉末を混ぜて飲んだりしまし、た。また、玄米スープにも混ぜて飲みました。これで体が温まり、代謝が促進されたようです。

たったの2日で3kg近く、体重が落ちました。甘酒に含まれるブドウ糖が血糖値を上げるので飢餓感があまりなく、満足感があります。日間だけとはいえ、精神的にも肉体的にも負担を感じずにやり遂げられました。

内臓を休めるという点でも、甘酒プチ断食はお勧めです。この甘酒プチ断食を行っている間、とにかく便がたくさん出ました。断食の後は、体の中の悪いものがたくさん出て、体内が浄化されたように感じられました。

胃腸炎や頭痛が起こらなくなったのも、このことが関係しているように感じています。また、便がたくさん出てやせることもありますが、甘酒にはブドウ糖がすごく多く、飲んですぐにエネルギーに変わるので、断食がつらくありません。

私の話を聞いて、1日だけの甘酒プチ断食をしたお客様もいらっしやいます。次の日、便の出がすごくよかったそうです。また別のお客様は、風邪ぎみのときにショウガ湯の粉末を混ぜて甘酒を飲んだところ、次の日には風邪っ気がすっかり抜けたとうれしそうにおっしゃっていました。

子供にも甘酒はお勧めです。私が飲んでいる甘酒は、ノンアルコールなので、子供にもお勧めです。甘酒を牛乳で割るとバニラ風味になるのです。知人のある若いお母さんにも、「離乳食にいいよ」と教えてあげたところ、すぐに実践していました。

スプーンで口に運んだら、喜んで飲んだそうです。このように私自身の体でも試してみて、甘酒がいいものと確認できたので、お客様にも自信を持ってお勧めできます。まさしく、天然の総合栄養ドリンクといっていいと思います。

毛根にも栄養が届くのが効果大

甘洒で体調がよくなり、体のすみずみまで栄養が行き渡った結果、毛根にも栄養がじゅうぶんに届いて、髪が太くなったと考えられます。甘酒断食は、内臓を休めるには、とてもよい方法です。甘酒もバナナも、消化が大変よく、断食中のエネルギー源としては、最適な食品の1つといえると思います。

いろいろと工夫をして、整腸作用のあるリンゴ、体を温めて殺菌効果もあるショウガなどと組み合わせて、甘酒を飲むのは、とてもすばらしいことですね。昧に変化もつき、長く続けられるでしょう。

九州で評判の甘酒「ジャパニーズヨーグルト」は肌を白くし潤いを与える!血圧も下げる天然成分たっぷり

かさかさのアトピー肌もツルツルに!

日本古来の飲み物「甘酒」が、最近、あらたに注目を集めています。特に、福岡県を中心に九州地方でノンアルコールのおいしい瓶入り甘酒が大人気です。

その理由は、甘酒がすばらしい健康ドリンクだからです。有名な健康番組でも紹介されたのが再燃のきっかけです。

アメリカでは、甘酒が麹菌や乳酸菌などの菌を持つ発酵食品であることから、「ジャパニーズヨーグルト」と呼ばれているそうです。意外に日本人のほうが、甘酒の効用に気づいていないかもしれませんね。ところで、甘酒の作り方には2種類あるのをご存じでしょうか。

1つは、米を粥状に炊いたところに麹菌を加えて加温し、発酵させて作る方法です。もう1つは、酒カスを水またはお湯で溶いて作ります。こちらは砂糖で甘みをつけます。

いずれの場合にも、甘酒は非常に多くの優れた成分を含んでいることから、さまざまな美容・健康効果が期待できるでしょう。

最近では、酒カスが、動脈硬化の予防・改善に有効であり、また、心臓病や脳卒中、糖尿病、高血圧などの生活習慣病をはじめ、肥満、シミやソバカス、ボケやうつ病などに効果を発揮する、多様な薬効成分を含むことが、さまざまな研究で確かめられてきています。

また、酒カスに含まれるペプチドという成分は、体のさまざまな細胞の強化、例えば弱った肝臓の活性化などに、有効であることもわかっています。さらに酒カスからは、骨がもろくなる骨粗鬆症の原因といわれる酵素や、アトピー性皮膚炎や花粉アレルギーの原因となる酵素を阻害する物質も発見されました。

こうしたことから、甘酒を継続的に適量摂取することが、健康を維持し、老化を防止するというのです。実際、この甘酒の効果を報告するお手紙がたくさん届いています。

61歳の女性は体が弱く、冬の間じゅう風邪をひいて咳もひどかったのが、甘酒を飲むようになったら風邪をひかなくなったそうです。また、毎年春先になると顔に出ていた湿疹も出なくなったといいます。寝つきもよくなり、便秘も解消し、甘酒を飲んだらすべてがよい方向に向いたと喜んでいらっしゃいます。アレルギー性の湿疹が改善したという人は多く、50歳の女性も20年来の顔の湿疹が消えました。かゆみを我慢できずにかくので、皮膚が赤くボロポロになっていたのが、今ではかつてないほどツルツルになっているそうです。

また、このかたも便秘が改善しています。このほかにも1歳の息子に甘酒を飲ませたら、生まれつきのひどいアトピー性皮膚炎が改善し、カサカサで真っ赤だった皮膚が、色白のツルツル肌になったという報告もあります。

5kgやせて胃の膨満感も消失

ある女性は、自分で甘酒を作って1年間毎日飲んだら、49kgの体重が44kgまで落ち(身長159cm)、体脂肪率も23% が19% まで下がりました。

また胃の膨満感や胃痛も消え、肌も白くなったそうです。ほかにも、甘酒の効果では「甘酒を毎日飲んで検診に行ったらコレステロール値が下がっていた」「髪にコシとハリが出てきて薄毛が気にならなくなった」「乾燥肌だったのがしっとりしてきて、くすみも取れて、エステで肌の状態がいいとほめられた」「疲労と睡眠不足で吹き出物がひどかったのが解消した」「ひどい鼻炎がよくなった」「偏頭痛が起こらなくなった」「ショウガをすって甘酒に入れて飲んだらカゼが早く治り、のどの痛みも取れた」など、枚挙にいとまがありません。

甘酒を飲むとなぜこのように健康になっていくのか、発酵に詳しい宇都宮大学名誉教授の前田安彦先生に伺ってみました。「甘酒を作るときに使われる米麹は酵素の宝庫です。

これが米からブドウ糖とアミノ酸を作ります。これらは体に吸収されやすい栄養素なうえに、甘酒は体に必要なビタミンB群も、ミネラルも豊富です。要は、甘酒は総合栄養ドリンク剤のようなものなのです。また甘酒の成分は、おもしろいことに、入院患者にはなじみ深いあの点滴と、非常に似ているのです。

点滴の成分は、ブドウ糖、必須アミノ酸(体内でじゅうぶんな量を合成できないので栄養分として摂取しなければならないアミノ酸)、ビタミン溶液、ミネラル溶液で構成されています。甘酒の成分と似ています。

そして、俳句では「甘酒」は夏の季語です。江戸時代には、甘酒売りが夏の風物詩であったといいます。いわば庶民の点滴、活力の源だったわけです。

江戸時代の庶民は、体力の落ちる夏を、甘酒を飲むことで乗り切ったのでしょう。

江戸時代の人々が、栄養豊富な甘酒を役立てていたのは、まさに先人の知恵です。現代ではさまざまな飲料がありますが、甘酒ほど栄養が豊富で、また栄養のバランスがとれたものはないといっても過言ではありません。

江戸時代のように、夏には冷やし甘酒が、そして寒い今の季節にはすりおろした生姜を加えた温かい甘酒がおいしいでしょう。また、立ち上る湯気をふうふうと吹きながら飲む甘酒には、心もなごみます。米と麹、あるいは酒カスで甘酒作りから楽しむもよし、また瓶入りやペットボトル入りの甘酒を買ってきてお手軽に飲むもよし、この冬からは、甘酒を習慣にしてみたらいかがでしょうか。

九州で評判の甘酒「ジャパニーズヨーグルト」は肌を白くし潤いを与える!血圧も下げる天然成分たっぷり