生理痛を和らげる食事

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生理中は、ほとんどの女性に不快な症状があらわれます。もっとも多いのが、下腹部痛や腰痛など。また、頭痛やイライラなど、自律神経系のトラブルも少なくありません。冷え性、子宮の未発達、ホルモンのアンバランスなどがあると症状が強くなります。
ホルモンのアンバランスと冷え性とは、密接な関係があるといわれています。症状がひどい場合は、ホルモン注射などの治療も必要ですが、まずは体を冷やさないこと。

そして、体を温める働きのあるタンパク質と血液の循環がよくなるビタミンEを積極的にとるようにします。カモミールティーや腰浴、半身浴なども効果があります。「冷え症を改善する食事」もあわせて実行します。

自律神経の働きがアンバランス尼なると、月経不順や月経痛などをおこしやすくなります。こうした症状の改善には、血液の循環をよくするビタミンE をとること。ビタミンE は、自律神経の働きやホルモンの分泌をつかさどる間脳に直接働きかけて効果をあらわします。
貧血症だと、冷えやすく、病気に対する抵抗力も弱くなり、月経痛もひどくなります。
貧血を改善するためには、鉄分をたくさんとること。鉄を多く含む食品は、のり、ひじき、レバーなどです。

鉄分の摂取で全身を元気にする

血液中のカルシウム濃度が低くなると、神経細胞の興奮が高まり、イライラしやすくなります。月経中は自律神経のバランスが崩れやすいことと、急激なホルモンの変化で、イライラしがちです。牛乳やヨーグルト、小魚、緑黄色野菜など、気分を鎮める働きのあるカルシウムを上手にとるようにしましょう。
カルシウムで丈夫な骨をつくり、イライラを防ぐ

マグネシウムやビタミンB群、とくにB1、B6、B12は情緒不安定に効果があるといわれています。これらは脳の神経細胞の働きを正常に保つ役割を果たしています。マグネシウムは月経前症候群に効果があるという研究もあります。マグネシウムはカルシウムとのバランルスも非常に重要です。どちらも現代人には不足しがちなミネラルですから、バランスよく積極的にとりましょう。マグネシウムは、アーモンドなどのナッツ類やごぼう、小豆などに多く含まれています。

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