冬の間の巡りの悪さ冷え改善は「しょうが」

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寒さが本格化する季節の1月~2月。大寒を迎え2月初旬はさすがに寒い毎日が続く。特に夜は手足が冷え切って、うまく寝つけないという人もいるだろう。運動不足や睡眠不足などから、体の巡りが悪くなり、冷えが起きるという例も。

でも実は、身近な「ある食材」を毎日とり続けるだけで、体の冷えは確実に改善できる。それがショウガだ。ショウガは体の温め効果が高い食材として、女性たちに大注目されている。ちまたには「ジンジャラー」という言葉まで生まれているほど。
一口にショウガといっても様々な種類があるが、「体を温める効果が高い」のは、パウダー状のものと乾姜(カンキョウ)。パウダー状のショウガとは、生のショウガ(鮮ショウガ)を乾燥させ成分を凝縮させたもので、薬局やスーパーで手軽に手に入る。「体質改善のために最も大切なのは、継続して長期間とり続けること。その点、ショウガパウダーは保存性も高く使い勝手がいい。紅茶やプーアル、ウ一口ン茶などのお茶類のほか、豆乳や牛乳、フルーツジュースなどに入れてのめば手軽にショウガをとることができる。

ポイントは、体を冷やさないよう、いずれをとるときもできるだけ自分の体温程度に温めてからのむこと。1杯の飲み物に入れるパウダーの目安は1~2gほどという。
一方、乾姜とは、鮮ショウガを一度蒸してから乾燥させ保存性を高めたもの。漢方薬によく使われるものだ。乾姜が鮮ショウガに比べ体を温める効果が高いのは、熱を加えるという過程を経ることで「ショウガオール」と呼ばれる血行促進成分が増えるため。

普段の生活では、鮮ショウガを加熱調理して使うことで、「乾姜」と同じような効果が得られる。
鮮ショウガも醤油や酢、調理酒、ハチミツなどの調味料類に漬け込み日常的に使えば、さらに冷えの改善を助けてくれる。有効成分を多く含む皮がついたまま、醤油や酢1リットルに対し1~2かけ漬けこめば、1週間もすると成分が溶け出す。お薦めは黒酢。黒酢自体にも巡りを良くする作用があるので相乗効果がある。味噌やジャムに、おろしたものやスライスしたものを漬けこむのもいいそう。

冬の冷えには「金時しょうが」を使って便秘を解消にもあるように冷えによって腸の動きが悪いときにも効果があるようだ。

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