日本は長寿大国だが認知症大国でもある

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厚生労働省が発表した2013年の日本の平均寿命は、男性は80.21歳(2012年は79.94歳)、女性は86.61歳(2012年は86.41歳) を記録し、男女ともに過去最高を更新して、両性を合わせた平均寿命は世界一となりました。とはいえ、どんなに長寿大国であっても、人々が心身ともに健康で自立した生活を送ることができなければ、幸せな老後を過ごせる社会とは言えません。

昨今、社会問題となっている「認知症」も、「長生き時代」に深刻な影響を及ぼす要因のひとつです。厚生労働省の研究班が昨年まとめた調査によると、65歳以上の高齢者のうち認知症の患者数は約462万人と推定され、認知症予備軍を合わせると約862万人に上ることが分かったそうです。これは、高齢者の4人に1人が認知症に関する何らかの問題を抱えている計算になります。

認知症の原因となる脳の病気にはいくつかの種類があって、最も多いのは脳の一部が委縮して起こる「アルツハイマー型認知症」です。その治療法はいまだ確立されていませんが、最近の研究では脳に影響する危険因子が少しずつ明らかとなりつつあり、認知症予防につながるのでは、と期待が持たれています。認知症を防ぎ、充実した老後を過ごすためにはどうすれば良いのでしょうか?

認知症を防ぐ3つのポイントはこちら。

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