頭痛予防する食事

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とくに女性に多いのが、血管性の頭痛です。片頭痛と呼ばれており、頭の右半分、あるいは左半分といった片寄った痛みがおこります。脳内の毛細血管が収縮しすぎたり、広がりすぎることが原因です。ほとんどの場合、血液の循環をよくすることによって痛みがやわらぎます。
ビタミンEには血液の循環をよくしたり、毛細血管を丈夫にする作用があります。
片頭痛を起こしやすい人は意識して摂るようにします。また、ビタミンE は脳下垂体に多量にあり、間脳を通して自律神経の機能を調節する働きもあります。自律神経のトラブルが原因で頭痛をおこしている場合にも効果があるようです。
ビタミンE は肩こりや腰痛にも効果があります。肩こり、腰痛は血のめぐりが悪くなることによっておこるので、血液の循環をよくするビタミンE によってある程度症状がやわらぐのです。また、ニンニク、にら、らっきょう、ねぎなどの臭いのある野菜も血液の循環をよくし、体を温めます。
月経の前になると体調が悪くなる人が多いようです。月経前症候群と呼ばれ、ホルモンのアンバランスが原因で、身体的にも精神的にも不安定になり、頭痛に悩まされたりします。

マグネシウムには月経前症候群の症状を抑える働きがあるといわれています。日本では最近になって重要視されるようになりました。1 日300mgとるのが理想的といわれています。マグネシウムを多く含む食品は、アーモンド、ピーナッツ、大豆、小豆などです。

マグネシウムはカルシウムとのバランスが大事だといわれています。カルシウム摂取量に対してマグネシウムが不足していると、心疾患にかかる確率が高くなるといわれています。マグネシウムとカルシウムの比率は1対2が理想的といわれています。

マグネシウムは精製加工によって減少します。たとえば、小麦10g中のマグネシウム量は135mgですが、小麦粉にすると45mgに減ってしまいます。さらに、食パンに加工するとその半量になります。マグネシウムを上手にとるためには、できるだけ加工していない自然の食品をとるようにすることが大切なのです

片頭痛がするときは、温かいお茶をゆっくりと時間をかけて飲むのがいいといわれています。お茶をゆっくりと飲むことによって精神的にも安定します。ハーブティーなら、オレンジの花、西洋菩提樹( リンデンバウム) などに鎮静効果があり、気持ちが落ち着きます。
血液の循環をよくする一つの方法として、足を温めるとよいでしょう。「第二の心臓」といわれる足を温めると末梢血管が拡張して、全身の血液の循環がよくなります。

片頭痛につてはこちら。

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