夏太りを防ぐ食事

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暑さで夏やせするのが当たり前だったのは、クーラーのない昔の話。最近ではむしろ夏太りする人が増えています。涼しい部屋から一歩外に出ると、暑さが身にこたえて、ついつい清涼飲料水やビールを多量に飲んでしまいがちです。
ちなみに清涼飲料水1缶に含まれる糖分は平均20~25g。角砂糖にすると5~6個分にもなります。それを1 日に何缶も飲めば、太るのは当たり前です。

夏は冬に比べて、基礎代謝量(じっとしているときのエネルギー消費量) が約1割も減ります。それなのに冷たい飲み物で余分なエネルギーをとったら、当然太ってしまいます。夏はむしろエネルギー量は控えめにするよう心がけましょう。

アイスクリームは生クリームや牛乳、砂糖でできており、カロリーは相当なものです。コーンにダブルのアイスクリームをのせたものだと約390kcal。どうしても食べたいなら、コーンとトッピングをやめます。そうするとカロリーは170~1900kcalになります。シャーベットにすると、カロリーは低め。たとえば、メロンシャーベットは800kcal。この程度なら安心ですね。

ジュースやアイスクリームなどの糖分やビールなどのアルコールをエネルギーに変えるにはビタミンB1が必要です。大量にとると、B1の消費量が増え、体がだるくなり、集中力もなくなります。
ビタミンB1の働きと作用はこちらです。
ビタミンB1を多く含む食品といえば、豚肉やレバー、うなぎなど。B1はニンニクやにらなど臭いの強い野菜に含まれるアリインと一緒にとると、B1の吸収が4~〜5倍にもなります。そこでおすすめのレシピは、ニンニク正油をつけて食べる冷奴、冷やし豚シャプなどです。

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