1日2回アロエ入り野菜スープを飲んでみたら、食物アレルギーから便秘、肩こりまで改善した

僕は子供の時分からサボテン好きで、家の温室で栽培するのが趣味のひとつ。多肉種のサボテンの親戚には「医者いらず」と呼ばれるもの、つまりアロエがある。そんな訳で、大阪の友人にすすめられたのをきっかけにアロエを飲み始めた。最近は、錠剤を飲んでみたのだが「すっきりするかな」という程度の印象しかなかった。

錠剤だと成分が薄いのかもしれない。そして、アロエエキスを一気に飲んだり、スープにしたほうが効果がありそうだということに気がついた。スープといっても、多種類の野菜を煮込んだ簡単なもの。僕は1日1回野菜と果物を欠かさずとるようにしていて、1回に山ほどの量を食べるのだが、女房がいつも作る野菜スープに、アロエを加えてみた。

アロエの原液なら1回20cc、粉末なら1さじ、生の葉を使うときは5センチほど鉢から切りとって、こまかく刻んでいっしょに煮る。これを朝起き抜けと夕食時、1日2回お茶がわりに飲む。アロエの味は苦いと評する人も多いようだが、薬物的な味じゃないから、あの苦みがわりあい好きで癖になる。あたたかくても冷たくてもうまいのが最高だし、へたに小細工せずに、そのまま飲むのがいちばん効果的だと思う。

僕は大学の講師をしているが、それに加え地方での講演会に呼ばれたり、本の執筆をすることもあり、バタバタした毎日。食事は不規則になりがちで、コーヒーが大好き、ヘビースモーカーで原稿を書くのにタバコは欠かせない。体は丈夫なほうだと思っていたが、ハードスケジュールにまいってしまうこともあり、特に肩こりと便秘には3年ほど前から悩まされていた。

ところがアロエはそれを恐ろしいくらいスッキリと解消してくれた。アロエのスープを1日2回飲んでいるおかげなのか、規則正しく便通がやってくるようになった。それに悩みのタネだった肩こりもスーッと解消。女房は「喫煙であなたの肌は荒れていたのに、このところツヤが出てきたみたい」と、のたまうほどだ。

さて、僕にはもうひとつ弱点がある。それは、いわゆる魚介類の食物アレルギー。それでも好物だし、負けずぎらいな性分だから、誘われると寿司屋に足を運ぶ。食べて2~3時間でかゆくなり、ひどいときには全身が真っ赤になる。眠れないほどかゆいときもあって「だったら食べなきやいいじゃない」といわれるのだが、ひと晩寝るとおさまるからやっぱり食う。

ところがアロエを愛用して、その症状が消えたのだ! 寿司屋でトロや白身をバクバク食っても、かゆみが襲ってこない。ここまでくると暗示じゃないかと疑うほどだが、僕のアレルギー解消の鍵がアロエだったとは驚いた。

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