アロエ酒には生のアロエを用いる方法と乾燥葉を漬ける方法があります。生のアロエでも悪くはありませんが、水分が多いので成分が薄くなってしまいます。乾燥葉を用いる方法も試してください。
自分で太陽に干して少し乾燥させた状態で漬けてもよいし、市販の乾燥アロエでもよいでしょう。材料は「アロエ1 kgに焼酎、1升(1.8L )」が目安です。乾燥させたアロエを用いる場合でも生1 kgを乾燥させた分量を基本とします。もちろん好みや体の調子をみて適当に増減してかまいません。飲用だけにするのなら、氷砂糖などの甘味を加えて作ってもいいのですが、アロエ酒は飲む以外にもいろいろ使えます。
切り傷ややけどのとき、あるいは化粧水がわりに塗ってもたいへんいいものです。また、抜け毛などが目立ってきたら頭皮に塗る育毛剤としても活用できます。そのためには甘味を入れるとベタベタするので、作るときは甘味を入れずに、でき上がりを飲むときに甘味を入れる方法をおすすめしたいと思います。一口にアロエといってもじつは40種顆くらいのアロエがあります。そのなかでアロエ酒作りに適当で入手しやすいものはキダチアロエ、アロエベラ、サボナリア(ジャンボアロエ) でしょう。
いいアロエは太陽によく当たって肉の厚くついたものです。黄色っぼくなっているのはよく太陽に当たっているからで、緑の濃いのは光線に当たっていないからです。下葉から順にとっていきますが、はかまの部分にハサミを入れてねじるようにとると、汁もこぼれず、切ったあとも長もちします。 アロエの汁が服につくと落ちなくなるので、採集や作るときには十分気をつけてください。
- 材料は乾燥アロエ40 g 、焼酎1.8 L。市販の乾燥葉は1 kg分が約40 gくらいになっていますが、自分で作る場合は乾燥の度合いによって変わってきます。乾燥ぐあいも特にこだわりませんので、1日だけでも干して作るとよいでしょう。
- 焼酎の中にアロエの乾燥葉を入れます。約1週間から10日で飲み始めることができます。乾燥させた葉を用いると液が濁らないので漬けたままにしておいてよいでしょう。
アルコールが苦手な方には、アロエ本舗の「完熟アロエまるごと純しぼり」のようなアロエの原液がおすすめです。不純物の含まれない無添加品だけにするのがアロエの効果・効能を引き出す重要なポイントです。
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