尿から病気がわかる

私たちが健康であるかぎり、体内では内臓や、その他の各器官と酵素、さらには胃腸内の有用な細菌類などが正常に働いてくれているおかげで、腎臓によって濾過されて排泄される尿中にアミノ酸や有機酸が過剰に漏れ出すことはありません。もしこれらが平常値以上に漏れ出すことがあれば、それほ代謝異常が起こっていること、つまり体に何らかの機能低下や不調が起こっている信号です。

代謝異常が起こっている場合、その不調の原因によってそれぞれに特有のアミノ酸や有機酸が漏れ出します。

人の尿を検査し、病気の原因を突き止める方法について検討した結果、尿を分析することで、十数種類の病気を判定できることが分かりました。医師では内ので、その方法によって診断することはできませんが、すでに複数の医師がこの方法を臨床現場において積極的に活用して、診断の材料としてくれています。

まず、前提として、子どもと大人では、健康であっても尿の成分に大きな差があることを知っておいてください。子どもの尿中には、アミノ酸や有機酸がきわめて少なく、はとんど水に近いといってもよいくらいです。したがって、健康な子どもの尿には、はとんど匂いもありません。しかし大人の尿ほ匂いもあるし色もついているのが普通です。しかも、年をとるにしたがって、匂いと色が強くなる傾向があります。こうした差が生じるのほ、子どもの代謝機能がきわめて活発だからです。

代謝機能が活発な子どもの体の中ではアミノ酸や有機酸が十二分に利用され、尿に漏れ出す量がきわめて少なくなるのです。しかし大人の場合、また老齢になるにしたがって、代謝機能が低下します。したがって、健康な状態であっても尿中から検出されるアミン酸や有機酸の量は多くなります。

その上で病気や不調があれば、老廃物が増え、さらに代謝機能が低下するために、アミノ酸や有機酸はもっ大量に漏れ出すことになるのです。

一方は普通の水道水を飲んでいる人であり、他方が「体に調和する水″」の一つであるアルカリイオン水を飲んでいる人のケースです。双方の尿中代謝物の量には明らかに差があります。それもきわめて大きな差です。この差が示しているのほ、身体全体の調子であり、代謝機能の差です。さて、

次のような事実も明らかになりました。尿中の代謝物は、水道水の飲用をやめて「体に調和する水」 の飲用に切り替えてから、通常7日から10日で、明らかな変化を示しはじめました。つまり、「体に調和する水」を積極的に飲むようになれば、身体機能全体が1週間目くらいからはっきりと好転するということです。

これは母体の場合も同様でしょう。妊娠中のお母さんと胎児なら、やはり「体に調和する水″」を飲みはじめて1 週間を過ぎるころには、共に良好な体調になるということです。もちろん、尿の状顧がよくなるのと同時に、羊水の状態も改善していると断言してよいでしょう。

母乳の場合も同様のことがいえます。母乳は、ある意味で血液が形を変えた体外排出物です。排出物という意味では、尿と同様の側面を持っているのです。したがって、尿中の代謝物が明らかに減るころには、母乳の状態も目にみえて改善されていると考えるのが自然です。

ただし注意しておいてください。こうした変化は、水道水を普通の浄水器に通しただけの、つまり塩素や不純物を除去しただけの「安全なだけの水」を飲んだのでは観察されません。「体に調和する水」 の7条件を満たした水を積極的に飲用した場合にのみ、きわめて明らかな形で観察されるのです。「体に調和する水」 が、なぜ健康によいのか、生体の機能を高めてくれるのか、また慢性病を含む治りにくいとされる病気まで治す力になるのかなどについてはまだまだ明かにされていない部分も多いのですが、やはりよい水を取り入れることにつきます。