酵素・補酵素は必要不可欠

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酵素の重要性も日本ではあまり知られていません。酵素はお米からお酒、ぶどうからワインを作ったり、牛乳からヨーグルトを作るように、ある物質を異なった物質に変える触媒作用だけでなく、体の中でも消化吸収を助け、新陳代謝に大きく貢献します。

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日本では玄米酵素ぐらいが知られているだけですが、今のところ2000種ぐらい存在していると言われています。血液や細胞内での栄養吸収や活性化にも必要で、白血球の働きに大きな影響を及ぼします。

血液の中に充分な酵素がないと白血球は活動しません。活動しないと、血液中の悪い菌・ウイルスを食べないので、体の免疫力が落ちて、風邪を引きやすくなったりします。また、アレルギー、アトピー、噛息、じんましん、膠原病(英語の直訳はなく、アメリカでは日本でいう膠原病の中に、リューマチ、橋本病、ルーパスなどがある) などの免疫疾患や、ガンなども」日血球が充分活動できないのが原因と言われています。

これらの病気は体に多種の酵素を豊富に入れ、白血球を元気に活発に働かせ、血中や細胞の悪い物を食べてくれるようにすれば、自己免疫力が強化され、体は即元気になります。酵素は生の野菜や果物に多く含まれます。しかし熱を加えると破壊されるのが、弱点なのです。

ある時、豚で酵素の効用の比較実験をしました。すべての食物を生で与えた豚のグループと、すべての食物に熱を加えて酵素なしのものを食べさせた豚のグループに分けて実験したのです。自然の酵素のある餌を食べた豚は太らず、加熱して酵素のなくなった餌の豚は太ったという実験結果が出ました。これは人間でも同じことが言えます。

人間の体には多くの酵素が存在しています。酵素は生体触媒とも言われ、細胞中で作用するものと、消化酵素のように細胞の外で作用するものとがあります。これは生きた細胞が遺伝子によってできるタンパク質です。体内には、消化酵素、糖化酵素、発酵酵素、解糖酵素、呼吸酵素、凝結酵素など、100種類以上の酵素があり、その働きが阻害されると、さまざまな体の異常となって出てくるのです。

また、酵素には、「補酵素」と呼ばれる他の酵素の作用を高めてくれる物質があり、赤血球をのぞくすべての体内細胞に含まれています。それらの物質の中に大阪大学の先生が発見した12「補酵素Q10」という万能のエネルギー源をもったものがあり、ビタミンEと同じように、不整脈、心臓発作、うっ血性心不全など、すべての心血管系統の病気を改善するものもあります。

心臓病の治療にはよく使われています。しかし悲しいかな、世界で有名で、20年前くらいからビタミンC よりも注目をあびている補酵素Q10はすべて日本製なのに、やっと日本でも2年前に栄養補強食品と認められたばかりで、日本人のほとんどの人が、名前すら聞いたことがありません。

病気を改善するだけでなく、エネルギーをつけて、体を良い状態に保つためにも必要不可欠なものですから、充分に補給されなければなりません。「補酵素Q10」は、魚、たまご、ほうれんそう、ブロッコリー、赤身の肉などに多く含まれています。

栄養不足、エネルギー不足の人は必要量をとっていないのです。酵素を多量に含んだ、果物や野菜や、自然の食べ物を過熱しないで食べている人は、消化・吸収と体の代謝が良く太りづらいのです。しかし、私達の日常生活では充分酵素の入った生のものをあまりロにしません。コンビニのお弁当などほとんどのおかず類も加熱されており、私達は体に必要な蜃の酵素を食べていません。だから、なおさら現代人は不健康になるのです。
悲しいかな日本では、まだこの酵素の総合的な重要性もほとんど知られていません。

野草酵素の使用感&口コミ(抗ガン効果)

体の酸化を防ぎ、自己免疫力を高める植物や自然の食べ物

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アメリカでは1950年代から、活性酸素が多くの病気の主な原因になっているというのが主流の意見です。活性酸素は、体をさびさせる物と言われます。リンゴを切ったら、だんだん切り口が茶色になりますが、これが活性酸素の作用の分かりやすい例です。

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ここで少し説明してみます。私達の体は、小さな小さな細胞の集まりでできています。これらの細胞は、それより小さい分子でできています。その分子は、もっと小さい原子でできています。

原子の中には、陽子と中性子という核があり、その周りを電子がとりまいています。ところが私達が生きて呼吸する生命活動だけで、体に取り入れた酸素の電子が、どうしてもひとつ自然に外れてしまうのです。

電子がひとつ欠けてしまった酸素原子は、不安定になつて体中を回ります。そして、電子を奪いやすい他の細胞から電子を奪い始めるのです。それが即、連鎖反応になり、次から次へと、安定していた健康な細胞の原子へ同じ作用を起こしていきます。これが活性酸素と呼ばれるものです。リンゴの切り口が赤くなるのと同じように、これがさびのように体の中の内職、血管など、すべての細胞を破壊し始めます。それが遺伝子(DNA)まで影響を与え、異常細胞やガン細胞まで新しく作り出してしまうことになるのです。

体中がさびで覆われそうな恐ろしいことを、いったいどうやって止めたらよいのでしょうか?答えはリンゴの変色を塩水やレモンで止めるように、化学合成の薬で止めるのではなく、植物や自然の食べ物を使うことなのです。

自然はほんとうに良くできています。とくに色の濃いほうれん草ブロッコリートマト、野菜、柑橘類などが、酸化を防ぐ強い味方です。これらの植物はビタミンA、C、E、フラボノイド、葉酸などをたくさん持っているのです。

これらの栄養はたくさんの与えやすい電子を持っていて、リンゴの変色を止めるレモンのように即酸化を止めてくれます。

体の酸化を防いでくれる物を食べることによって、活性酸素の働きを抑えることができるのです。つまり、体の中で電子を一個欠いた不安定な柵胞の原子と分子に、電子をたくさん与えて安定させる栄養を与えれば、活性酸素といういたずらっ子が、それ以上悪さをしないようになるからです。活性酸素の酸化に抵抗する食べ物は、抵抗の抗をとって抗酸化物(剤)と呼ばれています。

色のついた野菜を食べなさいとよく言われる理由が、これで分かったと思います。活性酸素は、呼吸からだけでなく、タバコ、排気ガスなど、悪い空気、水、毒物、運動、過労、心配、不安、精神的ストレスからもどんどん作られます。現代人は昔に比べるとこのような理由で何十倍何百倍も、活性酸素が多く発生します。

だからその分、抗酸化物(剤) をたくさん食べなくてはならないのです。しかし現実はなかなか思うようにはなりません。たとえば、ほうれん草です。祖母の時代の10分の1の栄養量しか含まれていなくなりました。現代人が活性酸素と戦うだけの抗酸化物を体に入れようと思ったら、1日中食べていても間に合わないでしょう。

だから私達は効率よく栄養をきちんと補強していかなければならないのです。それをしなければ、すぐに不調になり、病気になってしまうからです。

栄養がきちんととられていないと、前に説明したように、自己治癒力としてもともとある白血球も活動を停止し、体に害のあるものをパックマンのように食べてくれないので、免疫力低下を起こし、病気になつてしまいます。このことが、難病の原因にもなります。アトピー、アレルギー、膠原病、その他のほとんどの病索は、免疫疾患と言われています。血液を正常に磯解させる、質のよい抗酸化物や栄養素を効率的に体に入れると、即、血液が正常に働き出し、自己免壕力が高まり、本来の自然治癒力が動き出します。

ガンなども同じ原理です。とくに酵素を充分にとって、パックマンの白血球を強化してあげるとよいのです。

お相撲さんは、体の痛みの他に痛風などで苦しむそうですが、それは栄養補強であっという問に治るのです。腰・関節の痛みも、私達が勧めている抗酸化剤を摂取すれば、嘘のように早く回復します。

水あかを取るのに酢で溶かすように、体の中の尿酸もまた、あるタイプの栄養素で簡単に溶かすことができるからです。アメリカでは多くの運動選手や俳優には、栄養アドバイザーがついており、体に必要な栄養をきちんと与え、最高の能力を発揮できるようにしています。

残念ながら日本では、有名な運動選手やバレリーナでさえ、栄養の重要さに無知のため、見るからにガタガタになってしまうのです。彼等には仕事や健康の苦悩さえ感じさせられてしまいます。彼女や彼等達が必要な栄養を充分とったら、どれほど素晴らしい結果を出せるかを考えると、ほんとうに残念です。

酢たまねぎの使用感、口コミ
https://108-blog.com/s-tama/

自然療法で息子の湿疹を克服した母の学び!

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現在9ヶ月の息子は、生後母乳ですくすくと育っていましたが、離乳食を始めた5ヶ月頃から体に赤い湿疹のような物が出始めました。

最初は肌着や服の縫い目が当たる所から、どんどん全身に広がって行きました。腫れや赤みが1週間取れず、慌てて、小児科に連れて行くと、医者に「もっと重症な子供がいるんだから、これ位で騒がないように。これを塗れば、赤みも無くなるから」と、ステロイド系軟膏を渡されました。

私は、不安と疑問を砲きながら、他に方怯が無く、副作用を心配しながらも、その軟膏を息子に塗りました。塗ると確かに赤みは引くのですが、忘れると、あっという間にぶり返す、ということの繰り返しでした。そんな時、ある講演会に参加し、その情報量と質の高さに感激し、それらがほとんど公開されていないのを知り、ショックでした!

すぐに、ステロイド軟膏を中止し、美肌精油ジュエルでスキンケアをはじめました。1週間に1回、アトピーに良いハーブのクリームを使用。すると徐々に湿疹や赤みも薄れ、1ヶ月もしない内に純白のもち肌を取り戻せました。

こんな嬉しいことってあるんでしょうか! 母親は子供の些細な病気などで、胸を痛め、今回の私のように、医師の心無い言葉や本人と周囲の認識不足や誤った情報、知識などで戸惑うことも多いと思います。私のこの経験が、同じような思いをしている方々のお役に立つことを願っています。

美肌精油ジェル(アトピー、脂漏性皮膚炎)
https://www.cause-reason.info/bihada/

最近日本でも行っている所がありますが、アメリカでは自分の血液の状態を特別の顕微鏡で...見て、自分の健康のレベルを知り、予防に使える血液分析を行っている所が増えています。

「ライブブラッドアナリシス」(生きた血液分析) と言い、血をとってその場で分析してくれるもので、ときどき健康食品店でも20 $ぐらいでやってもらえます。

この新しい血液分析は、ホリスティック(稔合的)な医療に携わって、先端を行く人々に予防医療として注目されています。

血液は酸素と栄養素を体中の細胞に運ぶだけでなく、多くの重要な役割を果たします。ホルモンや抗体、排泄物を移動させ、免疫機能にもっとも重要な成分を含んでいます。抗体と白血球は悪い物と闘ってくれます。血液は私達の健康を維持するもっとも重要なものであり、また健康状態をも説明してくれるのです。

面白い事実をたくさん分析できるのですが、紙面上無理なのでこれでやめますが、皆さんに、今こんなふうに自分の健康を理解する方法もあることをお伝えしたかったのです。

この方法で、消化状況や何の栄養が不足しているのかも分かり、痛風の原因になる尿酸や喫煙からくるタールなども見ることができます。うれしいのは、体の中の平均2500億個の赤血球やそれよりずっと数的には少ない白血球が、体に必要なバランスのよい栄養補強をすれば、みるみるうちに健康な状態に戻ることです。

不健康なギザギザ赤血球や、真面目にパックマンのように悪者を食べる活動をしていなかった不活発な白血球が、急に正常になり、しつかりとするべき仕事を始めるのです。栄養補強食品をきちんと摂取した2時間ほど後に、この血液分析をすれば、「珍しいほどサラサラで健康な血液」だとほめられるようになります。

残念ながら、日本ではここがお勧めという血液分析所を推薦できませんので、インターネットなどで、ご自分で探してください。また、怪しくない、うさん臭くない、信頼できる良い所が見つかったら是非教えてください。

「手羽先には美肌効果がある」といわれるのは、コラーゲンが豊富で、また、ビタミンCもたくさん含まれているからです。ビタミンCが美肌づくりに効果的といわれるのは、2つの理由からです。

ひとつは、ビタミンCにシミなどの元であるメラニンを抑える力があるからです。もうひとつはビタミンC にコラーゲンを合成する働きがあるからです。つまり、コラーゲンだけをとつてもビタミンC をとらないと美肌効果は現れないというわけです。

手羽先は美肌食品の代表とされていますが、美肌効果があるのは手羽先だけではありません。皮付き、骨付きの鶏肉を丸ごと入れた水炊き、アンコウやタイを骨ごと入れるちり鍋などの鍋料理も、コラーゲンを上手に摂取することのできる料理です。

ただ、鍋料理の場合、コラーゲンはスープに溶け出してしまうので、煮汁まで飲みきることが重要です。「コラーゲンとビタミンC をとっているけど、全然、美肌にならない」という人もいますが、これは十分にありうる話です。

若々しくハリのある肌をつくるにはコラーゲンが必要で、肌を白くするにはビタミンC が効果的です。しかし、肌のきめを細かくし、皮膚や唇にうるおいをもたらすにはビタミンB群が必要です。

また、シミやシワは老化作用のひとつですので、シミやシワをとるには老化を抑えるビタミンE が必要です。また、肌の状態によっても必要とされる栄養素は変わってきます。乾燥肌の人には新陳代謝を促すビタミンA や、毛細血管の血行をよくするビタミンE も必要で、ニキビや吹き出物には皮脂の分泌を抑える働きのあるビタミン秩や、蛋白質の代謝を促すビタミンA、ビタミンB6が効果的です。

また、便秘が原因で肌が荒れることもあります。美しい肌を保つにはビタミン、ミネラル、コラーゲン、食物繊維など、あらゆる栄養をとらなければなりません。

というと、「そんなのムリ」と思うかもしれませんが、けっしてこれは難しいことではありません。毎食、栄養のバランスのよい食事を心がけていれば、十分できることです。ベテランの医師は患者の肌を見ただけで、その人が毎日、何を食べているかがわかるといいますが、肌とは食生活を映し出す鏡なのです。

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砂糖は体にいいのか?悪いのか?

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いま、日本は健康ブームに沸いていますが、その中でもっとも激しく攻撃されているのがタバコと砂糖です。タバコが健康を害することは、さまざまな研究結果からも明らかです。

もちろんタバコにも「ストレス解消」という「効用」はありますが、プラス面とマイナス面を比べれば、マイナス面のほうが大きいでしょう。しかし、砂糖の場合はそうではありません。

多くの人が「砂糖は糖尿病の原因」「砂糖は肥満の元凶」と考えているようですが、WHOとFAOは「砂糖の摂取が糖尿病に直接結びつくことはない。また、砂糖の摂取が肥満を促進することもない」と宣言しています。

「砂糖は身体に悪い」と多くの人が思い込んでいますが、実はこの話に科学的根拠はないのです。では、「砂糖は身体にいい」かというと、ずばりその通りです。

日本に砂糖が入ってきたのは奈良時代で、当初は「薬」として使われていたくらいです。その後もずっと砂糖は「健康食品」として珍重されてきました。

砂糖が「健康の敵」といわれるようになったのは、ごく最近のことです。砂糖の化学式を見ると、砂糖がブドウ糖、果糖と呼ばれる2つの糖分子から構成されている化学物質であることがわかります。

このブドウ糖は「生命の源」と呼ばれるほど身体にとつて重要なものです。手術の後などの点滴でブドウ糖を使うのもそのためです。また、砂糖には細胞の機能を高めたり、毒物を分解する作用もあります。

では、なぜ砂糖が嫌われものになったのか。どうもこれには国際政治が絡んでいるようです。砂糖バッシングがはじまったのは1960年代の中頃からなのですが、その背景に「アメリカとキューバの関係悪化がある」と指摘する人は少なくありません。

まり、世界最大の砂糖輸出国であるキューバの経済を破綻させるために、アメリカが意図的に砂糖バッシングを行ったのです。実際、砂糖バッシングがはじまると砂糖の消費量は激減し、砂糖の国際価格は暴落します。

砂糖バッシングが本当にアメリカとキューバの経済戦争の一環だったのかどうかはわかりません。しかし、砂糖バッシングがなんら科学的な根拠のない「いいがかり」でしかないことは覚えておいたほうがいいでしょう。

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「身体にいい」かどうかを決める基準は無数にありますから一概に「赤ワインのほうが白ワインより身体にいい」と言い切ることはできません。しかし、「赤ワインがよく飲まれている国では心臓病が少ない」というのは統計データにも表れている紛れもない事実です。

ヨーロッパ各国の心臓病による10万人当たりの年間死亡率を見ると、もっとも死亡率が高いのはスウェーデンで375.2人。次がハンガリーの670.9 人。以下、オーストリアの359.3 人、ドイツの351.2人、デンマークの340.7人、イギリスの328.3人と続きます。

どこも赤ワインをあまり飲まない国です。赤ワインの消費量が多いのはフランス、ポルトガル、イタリアの3か国で、国民1人当たりの年間消費量は60リットル以上。ドイツでは26.1リットル、イギリスでは10.3リットルですから、フランス人、ポルトガル人、イタリア人がいかに赤ワインをよく飲んでいるかがわかります。

この3カ国の心臓病による年間死亡率は、フランスが180.9人。ポルトガルが182.5 人、イタリアが231.9 人。フランス、ポルトガルの死亡率はスウェーデン、ハンガリーの半分以下。そこで、「赤ワインをよく飲む国では心臓病が少ない」といわれているわけです。

なぜ、赤ワインをたくさん飲むと心臓病にならないのか。これは、赤ワインに「ポリフェノール」という物質がたくさん含まれているからです。ポリフェノールにはコレステロールの酸化を抑える働きがあります。

ポリフェノールは白ワインにも含まれていますが、量は赤ワインの10分の1。「こってりとした肉料理には赤ワインのほうかなが合う」というのは、単に「味が合う」だけでなく、医学的にも理にかなっているのです。

ただ、心臓病の予防には赤ワインのほうが向いていますが、白ワインにもポリフェノールは含まれていますので効果がないわけではありません。

心臓病の基礎知識

また、白ワインには赤ワインにはない健康効果があります。よく知られているのが抗菌作用です。食中毒を起こすサルモネラフ菌や大腸菌、命にかかわる赤痢菌などに対しては、赤ワインよりも白ワインのほうが効果があります。

また、白ワインにはカリウムがたくさん含まれています。カリウムには利尿作用があり、血圧を下げる効果もありますから、高血圧の人にはワインよりも白ワインのほうがいいかもしれません。

降圧剤の前にカリウムをしっかり摂る

喫煙者は人参を食べる!

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人参のあのオレンジ色を生み出しているのがカロチンです。その色素の仲間をカロチンまたはカロテノイドと呼んでいて、その種類はたくさんありますが、ブロッコリーなどの濃い緑色を生み出しているのもカロテノイドです。

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何百とあるカロテノイドの化合物のなかで約10% が体内で転換されてビタミンA にかわりうるのです。その代表がβカロテンで、これを最も豊富にふくんでいるのが人参です。

ジョン・ホプキンス大学のマリリン.メンクス博士は血液中のベータ・カロチン濃度と癌の相関を調べて注目すべき結果を報告しています。彼女とその共同研究者は、1974年に血液捏供者を募って血液を採取し、9年後の一九八三1983年に提供者をひとりひとり訪ねて回ったのです。

すると99人が肺癌にかかっていました。そこで対照となる血液提供者との血液中のベータ.カロチン濃度を比較してみると、顕著にその濃度が低かったことがわかりました。

最も濃度の低い群と高い群を比較すると、低い方の発病率は高い方の2.2倍も高かったのです。

しかし、もっと大きな相関が肺癌のなかでも喫煙者に多い扁平細胞癌(肺の内膜にできる皮膚癌の一種) に対してみられました。血液中のベータ・カロテンが最も低かった群の人は、最も高かった群の4倍の高率でこの癌を発病していたのです。

たばこそれだけ人参が煙草による癌の発生を抑止してくれていたことになりますむろん、人参に限らずベータ・カロテンを多くふくんだ野菜や果物はみな同じ働きをするはずです。

ほうれん草、かぼちゃ、さつまいも、トマでは、喫煙者は人参を食べていればよいのかというと、残念ながらそういうわけにはいきません。いくら人参がベータ・カロテンのかたまりであっても、バカバカ煙草を喫いつづけている人の発癌のリスクをゼロにはできないからです。

人参はリスクを半分にできるだけで、喫煙はリスクを10倍にも高めるのです。

ただ、研究者たちは煙草をやめた人の発癌は(喉頭癌をふくめて)、かなり予防できるとしています。いずれにしても、人参を食べてよいことはあっても悪いことはないわけです。

人参の食べ方だが、抗癌効果は生よりも加熱調理したほうが高まります。そのほうが2~5倍も多くカロチンが吸収されるからです。しかし、加熱しすぎるとよろしくないのです。煮すぎた人参はもう抜け殻で、ロテンはこわれてしまっているのです。

抗癌と並ぶいまひとつの人参の効用は、血中コレステロール値を下げることですが、その効果は生で食べた場合に得られます。だから生の人参料理もレパートリーに持っていたいのだが、すすめられるのは、人参サラダです。これはグレイターでおろして、レモンの絞り汁であえ、植物油を少しかけただけで出来上がりです。冷蔵庫で何日ももつから毎日人参を食べるようにります人参は便をやわらかくし、かさを増大させる。それが便秘の予防と整腸につながるので、人参は毎日食べることです。

そして禁煙に向けて一歩を!禁煙補助剤を上手に活用して今年こそ禁煙!

長時間煮込んだ料理のメリット・デメリット

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最近の研究で、ビタミンCが歯ぐきの健康を左右する栄養素であることがわかってきました。米・テキサス大学のゴールドシュミット博士は、赤毛猿を使った2年間の研究で、歯根膜炎の原因となるバクテリアをビタミンC が減少させる事実をつきとめました。

歯根の病気をもたらすバクテリアのなかでもとくに主導的な働きをしているのは放線菌と呼ばれるものですが、その菌に対してビタミンC が効果をもつのです。

放線菌が繁殖すると歯根が侵されて炎症を起こし、やがて歯ぐきが後退していきます。それをビタミンC がくい止めるのですが、「研究の結果明らかなのは、ビタミンC がより健康な歯ぐきにしてくれるということです。歯根膜が感染した場合、バクテリアが歯ぐきに侵入してきますが、体は白血球を送って戦い、レます。しかし、ビタミンC が不足していると苦戦を強いられることになります。ゴールドシュミット博士は、人に換算して1日1グラムに当たる量のビタミンC を赤毛猿に与え、それで猿の口腔中の放線菌が激減することを確かめています。

同様の研究はシアトルの大学でも行われていて、アルバレス博士らは猿に25週間ビタミンCを欠乏させた食事を与えつづけて、歯ぐきがすぐに炎症を起こす状態をつくり出しています。歯と歯ぐきのあいだに出来る「ポケット」と呼ばれる袋はバクテリアの巣になってその繁殖をうながすのだが、ビタミンCを欠乏させた猿は、正常な猿よりもそのポケットが大きくなりました。

「ビタミンC の少ない食事は、明らかに歯ぐきの病気のリスクを高める」と、アルバレス博士は述べています。ユーゴスラビアで行われた実験では歯根膜の病気による歯ぐきの組織のこわれが、ビタミンC によって治されることも確かめられています。

歯ぐきが健康でないと歯は守れないのだから、いかにビタミンC が重要であるかがわかります。

では、ビタミンC さえ十分にとっていればいいのかというと、そうではないのです。たとえビタミンC が十分にあっても、カルシウムと葉酸が不足していると歯ぐきの健康は維持できません。

葉酸はビタミンB群の1つだが、研究者たちは、血液中の葉酸値が欠乏を示さない場合でも、歯ぐきにおける葉酸の欠乏が起こりうるとしています。そして、葉酸が欠乏した状態では、バクテリアに対する歯ぐきの防御力は目に見えて低下します。

ニュージャージー歯科大学の研究者たちは、歯ぐきに炎症をもつ15人の志願者に、1日に2回葉酸を加えた水でうがいをしてもらってその効果を確かめています。

それを60日間つづけた結果、「さながらスポンジのように葉酸を吸いとって、志願者の歯ぐきは、対照群に比して明らかに炎症が軽微となっていました。と報告しています。

葉酸は緑色野菜やレバーなどにふくまれていますが、熱に弱いビタミンである。だから、煮こみに煮こんだものはむろん、加熱のすぎた料理からはほとんどとれないのはいうまでもありません。この栄養素を十分にとるには、1つ1つの材料に対して適切な加熱...とはほとんどの場合、最小限の加熱...を行うことが重要です。

しかし、それとは正反対の例えばハヤシライスのような料理がブームになる世の中です。歯ぐきの悪い人が続出して当然です。葉酸は薬によっても奪われてしまいます。

ある種の睡眠薬、抗生物質、サルファ剤、アスピリンは葉酸をこわし、アルコールも多量に飲むとやはりこわしてしまいます。だから中高年者が欠乏させがちな栄養素の第一は葉酸といっていでしょう。中高年者の多くの特徴は薬を飲むことで、統計もそれを裏付けているのですが、薬依存型の人が知っておかなくてはならないのは、薬によって体内のビタミンが奪われている事実です。

葉酸以外にも2、3挙げてみるとつぎのようなビタミン、ミネラルが奪われています。利尿剤、降圧剤によって亜鉛、カリウム、マグネシウム、ビタミンB群が。制酸剤によってビタミンB 群、ビタミンA が。いろんな薬を飲んでいると多種類のビタミン、ミネラルが奪われるわけで、薬漬けになっている人の栄養のバランスはかなりこわれていると思っていいでしょう。

葉酸は特に妊婦に必要な女性のためのビタミン

肥満児はただ太っているだけか?

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肥満児というと、ただ太った子どもというくらいにしか思っていない人がほとんです。。しかし、成長期の肥満には、大人になってからの肥満とは異なる特別の問題があります。

人間の脂肪細胞が発達するのは幼少年期なのだが、青年初期までのあいだに食べすぎによるカロリー過剰で余分に脂肪細胞がつくられると、その細胞は死滅しないで存続することになります。

つまり、カロリーをとりすぎる子どもは、異常な数の脂肪細胞をこしらえてしまうのです。そして、その細胞は性質上つねに脂肪をとりこもうとします。平均的な人の脂肪細胞の数は250億から300億ですが、肥満児の脂肪細胞の数は1000億にも達するのです。

その細胞が死滅しないというのはどういうことかというと、たとえば節食して体重が減っても細胞はちゃんとまだ存在しているのです。ただ細胞から脂肪が抜けていくだけです。細胞は健在でまた脂肪で満たされるのを待ちつづけているということです。

そういう細胞が普通の人の3~4倍もあるのですから、少し食べるとすぐにまた太ってしまうということです。

だから、子どもの肥満は一生の肥満につながるのえすが、この原因をつくるのはやはり食事です。多くの場合、母親の選択する食品や料理が原因となっているのは言うまでもありません。

たとえば、焼いたり煮たりしたものではなくてフライにしたものを与える。生で食べられる食品でも加熱して与える。適切な加熱調理を行わずに加熱しすぎた料理を与える。あるいは、果物ではなく菓子を与えるといった選択が重なると肥満の原因がつくられていくのです。

たくさん食べないと十分に栄養がとれないという食事のパターンになるからです。

じゃがいもを例にとると、皮をつけたままオーブンで焼いたベイクド・ポテト、皮をつけあたままゆでて、熱いうちに皮をむいてスライスし、酢と油で和えたもの、あるいはゆでただけのものは味が自然で食べすぎることができません。そして、欲するだけ食べたときにはかなりの栄養がとれています。

ところが、ポテト・チップスやフライド・ポテトを買い与えるといくらでも食べられるので、カロリー、油(脂肪)、塩、その他のとりすぎになる。しかも栄養はそれほどとれないというわけです。

だから重要なのは、子どもに食べるのをひかえるようにいうのではなくて、与える食品や、料理の内容を変えていくことなのです。そうしないとわが子に、肥満とそれに伴う疾病という重荷を一生涯背負わせる結果になるのは目に見えています。

肥満症はこちら

梅湯流しのやり方

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梅湯流しはこちら→腸を洗浄!梅湯流しでたまった宿便が排泄、3日で2kgの減量も

梅湯流しのやり方

用意するもの

  • 大根(1本)
  • 水(2リットル)
  • 梅干し(3~4個)
  1. 大根は皮付きのまま2cm幅の輪切りにする
  2. 鍋に水を入れ、やわらかくなるまで煮る
  3. どんぶりに2をよそい(500ml程度)、梅干し1個をつぶし入れて煮汁を飲み、梅干しも食べる
  4. 大根をよく噛んで食べる