アメリカでは1950年代から、活性酸素が多くの病気の主な原因になっているというのが主流の意見です。活性酸素は、体をさびさせる物と言われます。リンゴを切ったら、だんだん切り口が茶色になりますが、これが活性酸素の作用の分かりやすい例です。
ここで少し説明してみます。私達の体は、小さな小さな細胞の集まりでできています。これらの細胞は、それより小さい分子でできています。その分子は、もっと小さい原子でできています。
原子の中には、陽子と中性子という核があり、その周りを電子がとりまいています。ところが私達が生きて呼吸する生命活動だけで、体に取り入れた酸素の電子が、どうしてもひとつ自然に外れてしまうのです。
電子がひとつ欠けてしまった酸素原子は、不安定になつて体中を回ります。そして、電子を奪いやすい他の細胞から電子を奪い始めるのです。それが即、連鎖反応になり、次から次へと、安定していた健康な細胞の原子へ同じ作用を起こしていきます。これが活性酸素と呼ばれるものです。リンゴの切り口が赤くなるのと同じように、これがさびのように体の中の内職、血管など、すべての細胞を破壊し始めます。それが遺伝子(DNA)まで影響を与え、異常細胞やガン細胞まで新しく作り出してしまうことになるのです。
体中がさびで覆われそうな恐ろしいことを、いったいどうやって止めたらよいのでしょうか?答えはリンゴの変色を塩水やレモンで止めるように、化学合成の薬で止めるのではなく、植物や自然の食べ物を使うことなのです。
自然はほんとうに良くできています。とくに色の濃いほうれん草、ブロッコリー、トマト、野菜、柑橘類などが、酸化を防ぐ強い味方です。これらの植物はビタミンA、C、E、フラボノイド、葉酸などをたくさん持っているのです。
これらの栄養はたくさんの与えやすい電子を持っていて、リンゴの変色を止めるレモンのように即酸化を止めてくれます。
体の酸化を防いでくれる物を食べることによって、活性酸素の働きを抑えることができるのです。つまり、体の中で電子を一個欠いた不安定な柵胞の原子と分子に、電子をたくさん与えて安定させる栄養を与えれば、活性酸素といういたずらっ子が、それ以上悪さをしないようになるからです。活性酸素の酸化に抵抗する食べ物は、抵抗の抗をとって抗酸化物(剤)と呼ばれています。
色のついた野菜を食べなさいとよく言われる理由が、これで分かったと思います。活性酸素は、呼吸からだけでなく、タバコ、排気ガスなど、悪い空気、水、毒物、運動、過労、心配、不安、精神的ストレスからもどんどん作られます。現代人は昔に比べるとこのような理由で何十倍何百倍も、活性酸素が多く発生します。
だからその分、抗酸化物(剤) をたくさん食べなくてはならないのです。しかし現実はなかなか思うようにはなりません。たとえば、ほうれん草です。祖母の時代の10分の1の栄養量しか含まれていなくなりました。現代人が活性酸素と戦うだけの抗酸化物を体に入れようと思ったら、1日中食べていても間に合わないでしょう。
だから私達は効率よく栄養をきちんと補強していかなければならないのです。それをしなければ、すぐに不調になり、病気になってしまうからです。
栄養がきちんととられていないと、前に説明したように、自己治癒力としてもともとある白血球も活動を停止し、体に害のあるものをパックマンのように食べてくれないので、免疫力低下を起こし、病気になつてしまいます。このことが、難病の原因にもなります。アトピー、アレルギー、膠原病、その他のほとんどの病索は、免疫疾患と言われています。血液を正常に磯解させる、質のよい抗酸化物や栄養素を効率的に体に入れると、即、血液が正常に働き出し、自己免壕力が高まり、本来の自然治癒力が動き出します。
ガンなども同じ原理です。とくに酵素を充分にとって、パックマンの白血球を強化してあげるとよいのです。
お相撲さんは、体の痛みの他に痛風などで苦しむそうですが、それは栄養補強であっという問に治るのです。腰・関節の痛みも、私達が勧めている抗酸化剤を摂取すれば、嘘のように早く回復します。
水あかを取るのに酢で溶かすように、体の中の尿酸もまた、あるタイプの栄養素で簡単に溶かすことができるからです。アメリカでは多くの運動選手や俳優には、栄養アドバイザーがついており、体に必要な栄養をきちんと与え、最高の能力を発揮できるようにしています。
残念ながら日本では、有名な運動選手やバレリーナでさえ、栄養の重要さに無知のため、見るからにガタガタになってしまうのです。彼等には仕事や健康の苦悩さえ感じさせられてしまいます。彼女や彼等達が必要な栄養を充分とったら、どれほど素晴らしい結果を出せるかを考えると、ほんとうに残念です。
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