冷え症を改善する食事

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体に占める脂肪の割合が高い人ほど、冷えやすいといわれています。女性が冷房に冷えやすいのは、男性に比べて筋肉が少なく、脂肪が多い体つきをしているからです。
一方、筋肉は体の中で発電機のような役目を果たしています。運動すると体が温かくなるのは、筋肉が動いて熟エネルギーが発生するからです。
スマートで筋肉が少ない人はもちろん、太っていても筋肉が少なく、脂肪の多い人は冷えやすいのです。

きゅうりり、トマト、なすなどの夏野菜や寒天などには、体を涼しくする働きがあります。夏野菜ですから基本的に体を冷やす作用が強いのです。
生野菜のサラダなどもなるべく避けたいものです。ちなみに大根は生で食べると体を冷やす働きがありますが、加熱すれば体を温めます。加熱すればカサが減り、とれる野菜の量も多くなりますから、一石二鳥といえそうです。

血行促進作用のあるビタミンEの多い食品をとりましょう。

また、とうがらしは血管を拡張する働きがあるので、血液循環が改善します。そのほか、にんにく、にら、ネギなども体を温めます。
これらをスープや鍋物に入れるととても温まります。

タンパク質は「こたついらずの栄養素」といわれています。タンパク質が消化吸収されるとき、たくさんのエネルギーを消耗しますが、このエネルギーが体を温めるからです。

最近は夏の冷房による冷えが深刻になっています。部屋にいるときは冷房で体が冷え、外に出ると汗をかきます。汗を大量にかくとビタミンB1が失われ、夏パテを招くことにもなります。夏パテと冷え症が重なってしまったら、不快なことこの上ありません。夏はきちんとビタミンB1を補給卵しましょう。タンパク質とビタミンB1の両方がとれ、温まる食べ物というと、たとえばニンニクたっぶりのにら入り豚しゃぶなどのメニューがいいですね。

コーヒーや紅茶など、カフェインが含まれている飲み物は、利尿作用があるので、体を冷やします。おすすめなのが、ノンカフェインのカモミールティー。血行促進作用のある成分を含み、甘い香りが気分をリラックスさせ、体を温めます。牛乳でいれると、りんごのような甘い香りがします。

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