アメリカでは風邪をひいて医者に行くと、また足がむくんだりしても、怪我して入院しても、とにかく毎日の健康を維持するために、「水分をとれ」、「1日2000~4000 CCお水を飲め」、「オレンジジュースをとれ」などとしつこく言われます。
ですから、アメリカ人は日本人に比べると相当お水や水分をとります。日本はお水を飲まない人がとても多く、これが健康問題のひとつの原因となっていると思います。
私は多くの共通項を見てきた経験から、はつきり言えます。私の母はアメリカに遊びにきて風邪を引き、熱が出たので、日本でよくやるように、しっかり休んで、汗をびっしょりかいて熱を下げようとしました。3日後、よくならないので救急病院に連れて行ったのです。そこで母は脱水症状と言われ、点滴をされました。
するとそれが終わった途端に、元気にベッドから立ち上がり、「私、もうすっかりよくなったわ! 」と言うのです。
彼女は脱水症状で弱っていただけなのでした。私はこの経験から悟ったのです。日本では風邪をひいて寝込んでも、充分水分をとれとはあまり言いません。それで多くの人達は脱水症状で弱った感じがするのでしょう。
ちなみにアメリカでは、風邪をひこうものなら、「水分、水分」と、おまじないのように言います。そのせいで脱水症状にならないのか、多少熱があっても、体がさほどしんどくなくて、寝込まなくてよいことが多いのです。
また、私の父を始め多くの人達を見ていて、血糖、コレステロール、血圧の問題なども、充分水分をとっていたら、数値が相当正常に近くなり、体調もよくなるのも発見しました。
お水を1日最低2000 CCも飲むと、体に必要な物質や排泄物が体内で効果的に運ばれて機能し、血液の中がよりサラサラになるのも当たり前で、脱水症状も起きず、様々な数値も相当良くなります。便秘の人′も食争中にほとんど水分をとらないので、食べ物が腸の中で粘土のように固くなって、他にくくなるのです。
多くの人を見てきて、便秘の人の共通点がここにあることに気づきました。食事中に水分を充分とることが必要です。どうしたことか食後ではもう遅いのです。
さらに、胸焼けもお水を飲んだら一瞬にして良くなります。これも共通項から見つけました。ほとんどの人は、お水は冷たくしなくてはいけないと勘違いしているようですが、一番飲みやすいのは、室温か、少しお湯を混ぜた人肌の温度です。
すると、驚くぐらいガブガブと飲めます。もちろん、薬物いっぱいの水道水より浄化した方が良いでしょう。体調の悪い人や健康に問題をかかえている人をよく観察すると、ほとんどの人がお水を十分に飲んでいません。
良いお水であればあるほど、体に良いのですが、お水だけで魔法のように健康を保つことはできません。多くの人はそこを誤解しているようです。浄水器を購入して満足していても、栄養補強や解毒など、その他の自然の良いことをいろいろ採用しなければ、お水だけで健康維持するのは不充分です。
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