ストレスは胃腸を直撃

  • どうも食欲がなくて、胃がキリキリする
  • 緊張するとすぐにトイレに駆け込んでいる

強いストレスを受けると、数ある臓器の中でも、士具っ先に「胃」や「腸」の調子が悪くなるものです。なぜでしょうか?

それは「心配ごと」があると、自律神経が乱れるからです。そして、自律神経の影響をもっとも大きく受けている器官である胃腸が、最初にダメージを受けてしまうからです。

ある消防士さんが「最近どんどん視力が落ちてきて、仕事にも影響する」と、わざわざ北海道から来院されたことがあります。消防士の仕事は、常に危険と隣り合わせの、命がけの仕事です。しかも、夜中に仮眠をとっている間も、いつ呼びだしがかかるかわからないため、ストレスがたまります。

触診したところ、胃腸がガチガチにかたくなっていました。私はまず、おへそのまわりをマッサージして、かたくなった胃腸をもみほぐしました。これで、こわばった内臓機能をよみがえらせることができるからです。

そして、内臓を鍛えるエクササイズや、ちょっとしたスキマ時間に、副交感神経を活性化させる、深呼吸をするよう指導したのです。すると1ヶ月後には、自律神経のバランスが整ってきて、集中するときは集中し、休むときはしっかりリラックスできるようになりました。

内臓の調子が改善するにつれて視力の急激な悪化も止まり、徐々に回復に向かっていったのです。

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