長生きしたければ内臓に汗をかかせる

人間は「動物」の一種です。「動く物」である限り、動いていないと正常に体の機能が保てないようにつくられています。大げさにいうと、じっとして動かないということは「死に向かう」ことを意味します。

私はいつも冗談で「お姑さんに早くいなくなってほしかったら、何でもやってあげなさい」といっています。あげ膳据え膳、布団のあげおろしまでやってあげれば、あとはじっと座っていてもらうだけ。動くチャンスがなくなれば、体は急速に衰えるからです。

冗談はさておき、それくらい、動くことは重要なのです。そして、様々な動きの中でも、体を上下に揺らす動きが入る運動なら、何でも、内臓(胃腸)を鍛える効果があります。

ウォーキングや、ストレッチなどのゆるやかな運動は、内臓を揺らすには、やや刺激が弱く、内臓を鍛えるにはもの足りません。逆に、バスケットボールやバレーボールなど動きの激しいものは、内臓を揺らすにはうってつけです。可能であれば、このくらい毎日内臓を揺らして、内臓に汗をかかせたいものです。

内臓に汗をかかせると、普通、もとに戻すのに5~6年かかるといわれる自律神経の乱れの改善もスピードアップします。しかし、こうしたスポーツは、仲間を集めてコートを予約したり、着替えたり、時間をつくつたりしなくてはならず、毎日続けるのがしんどいですね。

そこで、「時間がない」「そもそも運動の習慣がない」「自分1人でできるものがいい」といった人に、私がおすすめしているエクササイズがジャンプです。

縄跳びもいいですが、ジャンプなら縄も必要ありません。天気が悪くても家の中でできますし、わざわざ着替えなくてもいいので、挫折する心配もなしです。

ほかの一般的な、遠くや近くを交互に見る視力回復法は、毛様体筋の血流は改善しますが、内臓を動かすジャンプであれば、もっと根本的な解決になります。