ヤケ食いでデブにならないためには

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「噛む」とストレス解消になることがわかりました。しかし、悪い応用の仕方をすると「ヤケ食い」になってしまいます。

ストレス解消法の1つとしての「ヤケ食い」についてもしておきましょう。精神的なプレッシャーや障害があると交感神経が緊張しますが、「噛む」ことはストレスを感知する中枢である一局桃体の神経活動を抑制するため、ストレスを和らげてくれます。

そこで、食物なら何でも手当たりしだいに食べまくるのが「ヤケ食い」で、緊張状態から脱出するための行動として知られています。ある製薬会社の調査によると、20〜30歳代の社会人女性の約64% が、ストレスを紛らわすためにドカ食いをしたり、大好きな甘いものへ依存したりすることで、太った経験があると回答しています。

一方、噛むだけでなく、甘いものをとることによってもイライラを解消することができます。イライラすると、脳内のセロトニンという物質が減少します。ところが、甘いものをとることによって、セロトニンは正常レベルにまで回復し、イライラが収まることが動物実験などでわかっています。

つまり、イライラが募ってマイナスの感情がわくと甘いものが欲しくなるのは、自己防衛的な反応でもあるといえます。さて、甘いものの「ヤケ食い」というストレス解消法は安全なものなのでしょうか。「ヤケ食い」はストレス解消には効果がありますが、その反面、「大食い」による胃腸障害や肥満などの多くのマイナス面があるので、絶対に「お勧め」することはできません。

以前に食べてストレスを解消できた、という経験が蓄積され学習されると、それ以後はストレスを感じるたびに、「あのとき、食べてストレスを回避した」という記憶が呼び起こされます。そうして形成される「ストレス→食欲→ストレス→食欲」という悪循環によって、さらに食べたくなり、肥満症への坂道を転がり落ちてしまうのです。

もし、どうしても食べ過ぎてしまった時には、食べなかったことにしてくれる健康食品がありますので上手に活用するといいかもしれません。

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人問が生きている以上、ストレスから完全に逃れることはできません。だからといって、すべての人がその影響で心身を病んでしまうわけではありません。同じ状況でストレスを受けても、その影響を受けやすい人と受けにくい人がいます。

同じ人問関係に身を置いていても、一人で悩んで内に抱え込んでしまうと、うつ病をはじめとする心の病を招きやすくなる傾向があります。また、気分転換がじょうずにできず、四六時中、仕事のプレッシャーを感じていたら、その重さに潰されてしまいます。

また、仕事上のミスや上司の叱責にも、気持ちを切り替えて前向きに立ち向かえないと、さまざまな病気を引き起こしかねません。ストレスに心身が振り回されないような努力や工夫が不可欠です。

そんなとき、「よく噛むこと」を思い出してください。ガムを2分間ほど噛むと、ストレスを感知する中枢である扁桃体の神経活動が抑制されます。したがって、よく噛むとストレスの影響を効果的に和らげることができるので「それ以上のヤケ食い」が起こりにくいのです。

ですから、食事をいつもよりたっぷり時間をかけて、よく噛んでゆっくり味わいながら食べてみる、あるいは、イライラしたりプレッシャーに押し潰されそうになったりしたらガムを噛んでみる、といったことを試してみてはいかがでしょうか。それによって、ストレスを回避できる経験が蓄積されると、「あのとき、噛んでストレスを回避した」という記憶が脳の中で自然に呼び起こされるようになり、「ストレス→噛む→ストレス→噛む」という良好なサイクルをつくれるに違いありません。「食欲」を「噛む」にうまく置き換えることがポイントです。

現代人のストレス