現代人は4方をストレスに囲まれている

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厚生労働症が20〜60歳代の働く人を対象に行った年「労働者健康状況調査」によれば、全体で80.6% が「強い不安、悩み、ストレスがある」と答えています。

そのうち、男女ともに、他の年齢層と比較し、突出しているのが30〜40成代で、男性の30歳代が紳89.6% 、40歳代が90.3 % 、女性の30歳代が93.4 % 、40歳代が94.3% と多くなっています。

ストレスの内容は、仕事の質や量、適性の問題、職場の人間関係、昇進・昇給の問題、雇用の安定性・会社の将来性が目立ちます。

女性の場合は職場の人間関係が圧倒的にトップになっています。対象年齢や職業の有無を限定しない「国民栄養調査」では、ふだんの生活でストレスを感じている人は、男性で76.9 % 、女性で84.2% という驚異的に高い数字が出ています。

そして、そのようなストレスにさらされているときに、男性の3割以上、女性では5割以上の人が、食事量に明らかな変化があるという回答をしています。

また、国民1人1日当たりの栄養素等の摂取状況では、エネルギー摂取量に占める脂質の割合は、20〜40歳代で成人の適正比率の上限とされる25% 上回り、食塩摂取量では15歳以上の男性、20歳以上の女性が成人の目標摂取量「1日10 g未満」を超えているという深刻な結果が出ています。

不安定な社会情勢や急速な科学技術の進歩、ライフスタイルの変化に対応するために精神的、時問的な負担が増えたり、価値観が多様化して他人とのコミュニケーションが難しくなったために人間関係で悩んだり、家族関係が複雑化して悩みを一人で抱え込んだりするなど、確かに現代社会ではストレスを避けて通ることは至難のワザです。

しかし、今、このようなストレスが原因となって、さまざまな病気を引き起こし、とくに全身の不調が気になるという自律神経バランスが乱れる症状を訴える人が増えています。

最近、脳の中の扁桃体がストレスを不快情報として捉える初期発動の座になっていることが、神経心理学的に明らかになりました。この扁桃体は海馬の近くにあり、人間の感情に関係する中枢だと考えられています。

そして、ストレス刺激に応答した扁桃体の活動が、よく噛むことによって抑制されることも明らかになってきました。

つまり、噛むことによって、受けたストレス刺激を軽減することができるのです。脳科学分野と医用工学分野の専門家と連携して、どのようなしくみでよく「噛む」ことが「心を守る」のかという研究に取り組んでいます。

この研究は、心身的ストレスの解消法や社会的ストレスへの対応策、さらに「心を守る」という観点からの育児、そして教育についての有効な助言など、幅広い分野で活用されることと期待されでいます。

現代人のストレス
https://stress-reso.com/