おしゃべり おなら 原因 って本当ですか?という質問意味が分からない人も多いかもしれません。腸が正常な人は、1日に平均1リットルのおならをしている。おならは、その臭いと音のせいで、人前でしてしまうと何かと恥ずかしい思いをするが、うまくコントロールする方法はないのでしょうか。
おしゃべり おなら 原因
まず、おならの成分についてだが、なんとその3分の2は口からのみ込んだ空気。腸内で分解した食べものから出るガスは、ほんのわずかです。
だから、おならを出にくくするためには、空気をのみ込まないようにするのが大切。熱いラーメンやそば、コーヒーやお茶などを食べたり飲んだりするときは、空気も一緒に吸ってしまうので注意が必要です。
食べものをかき込むような早食いなども、余計な空気をとり込むことになります。またまた、何といってもおしゃべりしすぎるのは禁物です。
口数が多いのと、おならの出る回数は比例するともいえる。では、おならの臭いと音についてはどうでしょう。
臭いは、腸の具合の善し悪しにもよるのですが、ある程度は食べものによってコントロールすることができるのです。
ニンニク、ニラ、ネギ、卵、チーズなどの食品は、臭いを強める性質があるといわれています。また、ヨーグルト、レモン、パセリ、オレンジジュースなどは、逆に臭いを弱める効果があります。
パセリから抽出したエキス配合の口臭剤なども、こういった性質を利用したものでしょう。
一般的には、肉類を多く食べる人のほうがおならの臭いは臭く、野菜など食物繊維を多く食べる人のおならは臭くない。これは、食物を分解し、その養分をとり込む腸内細菌のはたらきに関係しているのです。
大腸菌のような、いわゆる悪玉とされる菌は、タンパク質や脂肪をとり込み、硫化水素、アンモニア、メルカブタンなどの悪臭物質をだします。
逆に、ビフィズス菌など善玉とされる菌は、食物繊維をとり込んで酢酸や乳酸をつくり、臭さのもとになるアンモニアなどを、臭いのないものに変えてしまうのです。
おならの音の大小も、食べものの種類に左右されます。食物繊維を多くとると、その繊維のかすが腸を刺激するため、大きな音がでます。たんばく質や脂肪では、そういったかすが少ないので、おならの音も小さいのです。
大きな音のするおならは臭くなく、無音のおならが臭いという定説は、こうした理由によるものでしょう。
おならは、がまんすると、腸内のガスが腸の壁から吸収され、血液に溶け込んで体中をめぐってしまいます。
最近では、こうやって脳までめぐつてきたガスが、頭痛を引き起こしたりするとも考えられているほどです。
一部は肺で血液から呼気に湿って排出され、口臭の原因の1つになるともいわれます。また、ガスの中には、発がん作用や老化促進作用のあるものもあるので、がまんのしすぎは体によくないのは言うまでもありません。おならとうまくつき合うには、基本的に肉より野菜を多くとり、早食いやおしゃべりはほどほどにして、人前以外ではがまんしない... ... といったところでしょうか。
できるだけ食物繊維をたくさん摂ることも重要です。
が参考になります。