デスクワークの人不眠に悩む人は昼間の有酸素運動が快眠を導く

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睡眠トラブルの解決に、ウォーキングやサイクリングなどでの有酸素運動が役立つことが明らかになった。デスクワークが中心で、「寝つけない」「寝てもすぐに目が覚める」といった睡眠トラブルを訴えている中高年男女17人を対象に、「運動する」群と「運動しない」群を比較した研究によるもの。

「運動する」群では、各人の最大心拍数が75% になる強度で週4回、20分問の運動を2回(あるいは30〜40 分)行った。実際行う内容は、午後1時から7時の問での、ウォーキングや室内サイクリング、トレッドミルでのジョギングなど有酸素運動。

一方、「運動しない」群は、美術館や公園に行く、料理を習うなどのレクリエーションをl1回45分、週に3~5回行った。16週問後、質問票を使って睡眠に関する質を調べた結果、「運動する」群では睡眠トラブルが減り、睡眠時問も平均5~6時間から同6~8 5時間へと、1.25時問増えた。しかし、「運動しない」群の睡眠時問はほぼ変わらなかった。さらに、、うつ症状も「運動する群では改善し、日中の眠気も少なくなった。
生活の質をみる質問票では、運動することで、身体機能や活力、健康感が改善する傾向も見られた。
体を動かすことで生活や体調の質が向上することが確認されている。

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