医師も推奨のアロマ

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植物の細胞から抽出された芳香成分である精油( エッセンシャルオイル)は、「植物のホルモン」ともいわれ、人の体にも効果がある有機物質を含んでいます。 いい香りや爽やかな香りでいい気分になったり、やる気が出たり、ゆったりできるのはこうした植物成分を活用したアロマによるものです。

精油の香りをかぐことで、鼻から脳へ電気店号が伝えられ、精神的あるいは感情的な作用が発揮されます。また、脳の視床下部を通して、自律神経のバランスやホルモンの分泌、免疫系にも影響が及び、心だけでなく体にも作用します。 不眠に対するアロマテラピーでは、数ある精油の中でも、催眠や鎮静の作用があるものが使われます。

また、症状や状況に応じて、血行促進や鎮痛、保湿、催淫の作用がある精油も用いられます。

不眠のときにアロマの効能で快眠へ

アロマは、すぐに効く人と割と時間がかかる人と2通りです。仕事でプレッシャーの多い人は割と時間がかかります。食べ過ぎで眠れない人は割とすぐに効きます。香りがどれだけ脳に働きかけてくれるかだけです。割と万人に効果があるので試してみる価値はありです。普段からイライラする人は、食べる量を少し減らしてからアロマを使うと効果大です。

夕食から就寝までの間にリラックスするためには、ストレスを和らげてくれるイラン・イランや、オレンジ・スイート、カモミール・ローマン、クラリセージ、サンダルウッド、ネロリ、フランキンセンス、ペパーミント、ベルガモット、ラベンダー、レモン、ローズマリーがよいでしょう。 また、眠るときに寝室で使う精油としては、オレンジ・スイートやカモミール・ローマン、クラリセージ、サンダルウッド、スイート・マージョラム、ゼラニウム、ネロリ、ラベンダー、ローズ・オットーがお勧めです。

不眠のときのアロマの使い方は眠れない | アロマテラピーの効能・効果が参考になります。

アロマテラピーを最も簡単に行なう方法は、吸入法です。ハンカチやティッシュペーパー、コットンに、精油を1~2滴たらして直接香りをかぎます。特別な器具が不要で、いつでもどこででも手軽にできることが利点です。また、精油に熱を加える芳香浴では、熟によって成分の変性が起こることがありますが、吸入法ではその心配がありません。

ただし、ハンカチを使う場合には、しみが付いてもよいものを使いましょう。お風呂でアロマを使うアロマバスなら、快眠とリラックスの効果がさらにアップします。精油の有効成分が、鼻からのほかに皮膚からも吸収されるからです。使う精油は、全身浴や半身浴には2~5滴、手浴や足浴では1~2滴たらします。肌に対する刺激が強い精油は、使わないようにしましょう。また、精油はお湯の表面に浮きやすいので、お湯をよくかき混ぜるのがポイントです。

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