「肝機能」と一致するもの

米こうじは、蒸した米にこうじ菌を加えて繁殖させた物。この米こうじから、日本酒やみそが作られます。そして、近年、大ブームとなっている甘酒も! 甘酒がこれだけ大人気となり、多くのかたに支持されているのは、こうじがもたらす健康効果があればこそでしょう。

ただ、甘酒を自分で作るとなると、ちょっと手問がかかります。「もう少し簡単にできないかな?」と感じているかたもおられると思います。 そこでお勧めしたいのが、「麹水」です。作り方はとても簡単です。こちらです。

麹水を使った生の声

甘酒は、手作りするのはハードルがちょっと高いのですが、麹水なら粉末加工されたものを溶かすだけです。お茶を飲むように簡単です。便秘、血圧、中性脂肪値の改善に効果が高いとの声がたくさん寄せられています。

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3ヶ月で40mmHG近く下がった

私は、定年退職した60代から血圧が高めで、70代に入ってもその傾向が続いていました。そのうち、血圧が上がってくると、自覚症状が出るようになりました。肩や首周りの筋肉が、激しくこるのです。さらに、もっとひどくなると、頭がボーッとしてきます。

そんなときは、以前から習慣にしのている西野式呼吸法を行って、なんとかやり過ごしていました。私自身、現代医療をあまり信用しておらず、血圧が高いからといって、降圧剤を飲んで無理に血圧を下げる気にはとうていなれなかったのです。父が高血圧で降圧剤のせいでびどいぼけの副作用に苦しんだからです。

その一方、常時ではないにせよ、こうした自覚症状が出るほどの高血圧は放置できません。今後、さらに血圧が高くなるのではと心配でした。西洋医学以外で、何かいい方法はないものかと考えていたのです。

そんなときに知人が、麹を紹介してくれたのです。「麹を飲めば血圧も下がるよ」といいます。こうして、私が麹水(こうじ水)を飲争み始めたのが、3年前のことになります。

麹水は、100gのこうじを入れたパックを500ccの水が入った容器に入れ、冷蔵庫で一晩寝かすだけで作れます。翌日、この麹水をペットボトルに詰め、常に飲むようにしました。

前の晩に作った分を、翌日1日かけて飲み切るようにしました。もともと、私麹味が嫌いではありません。麹水はわずかに甘みがあり、おいしく感じられました。

麹は3回ほどくり返し使えるそうです。私は、こうじ水の効果を確かめるため、飲み始める前に、肝臓や腎臓の数値を測れるキットを購入しました。そして、指先から血液を採取して詳細な数値を記録したのです。こうじ水を飲み始める前の血圧は、最大血圧が180mmHG、最小血圧が90mmHGでした。最小血圧はともかく、最大血圧は、明らかにかなり高めだったことがよくわかります。

ほかに、LDLコレステロール値、総コレステロール値、肝機能値などは、ともに基準値内でしたが、やや高めという判定が出ていました。それから3ヶ月後後の数値は、最大血圧が135mmHG、麹水を飲み始める前より40mmHg近く下がり、最小血圧も70mmHgとなりました。

LDLコレステロール値や、総コレステロール値、肝機能倦も、軒並み下がったのでひと安心です。

頭がぼーっとする症状が消えた

さらにその後、飲み始めて4ヶ月後に受けた健康診断では、最大血圧は133mmHGまで下がっていることが確認できました(最小血圧は76mHg)。麹水を飲むことで、はっきりした降圧効果が得られたといってよいでしょう。これ以降は血圧などの数値は計測していませんが、その後も、おそらく血圧は上がっていないと考えられます。

というのも、血圧が高くなったとき出ていた自覚症状が起こっていないからです。肩のコリは少し残っているものの、血圧が急に上がったときの、肩や首のひどいコリ、頭がボーッとした感じに悩まされることがなくなったのです。

麹水のおかげで、高かった血圧が正常化し、自覚症状も消えて心配せずに済むようになつたのですから、ほんとうにありがたいと思っています。今では、安心して生活を送っています。私は、お酒が好きで、1年間ほとんど毎日お酒を飲んでいます。麹水によって、肝機能値も低くなり、安心してお酒が飲めるようになりました。

ほかにも、麹水で胃腸の調子がよくなったこともありがたい効果です。

腸内環境が整って、便通もすっかりよくなりました。麹水を飲み始めるときは、これほど多くの効果が上がるとは思いませんでした。今では、時々、麹水を作り忘れたり、飲み忘れたりすることもありますが、それは体調がよくなってきたことの裏返しかもしれません。とはいえ、今後も麹水を飲み続けて、大事な健康を守っていきたいと考えています。

生きた糀が生きたまま腸に届いて効果を発揮、腸内環境が整うと体調が良好

かつて、日本には、花粉症もアトピーもありませんでした。それに、大腸ガンや乳ガンにかかる人もごく少数でした。それがいまや、こうした症状に悩むかたが激増しています。その背景には、食生活が欧米化して、私たちが風土に合わない食べ物を大量にとるようになったことがあると思います。

日本に住んでいる日本人は、日本で作られた食べ物を口にするのがあるべき姿です。同じように、アフリカに住んでいるアフリカの人は、アフリカで作られた食べ物をとるべきなのです。それは、ヒトの遺伝子が、そのようなしくみになっているからだと私は思うのです。どこに住んでいる人でも、その気候風土に合った食べ物をとることこそ、体にいちばんいいのではないでしょうか。

私の家は、新潟県の阿賀町で代々麹屋を営んできました。創業は明治元年で私は六代目に当たります。店では、昔ながらの製法を守り、糀を作っています。新潟県米のコシイブキを蒸し、特別配合の糀菌をまぶして繁殖させて作ります。

この糀は、この日本の土地で作られ、この気候風土に適合した物なのです。いわゆる「こうじ」には、「麹」という文字と、「糀」という文字があります。「麹」は麦を原料に作った物で、「糀」は米を原料に作った物を表しています。一般的には、こうじをすべて「麹」と表記する場合もありますが、私の店では、米を償っているので、「糀」と記しています。このように作られる糀は、「黄糀」という物です。黄糀は、特に糖度が高く、発酵力が強い特長があります。

私たちがふだん口にしている食材は、生きている物と死んでいる物があります。できるだけ、生きている物をとったほうがいいと思います。そして、私の作った糀は、すべて生きています。生きた糀が、生きたまま腸に届くのです。このため、黄糀を利用することで、糀が本来持っている、さまざまな健康効果を生かすことができるのです。

便秘や下痢を解消!アレルギー疾患にも有効

うれしいことに、最近は、糀から作った甘酒が大ブームです。私はさらに、昔ながらの甘酒の簡易版である「麹水」を皆さんにお勧めしています。また、糀のすばらしさを知っていただくため、全国各地で講演会を問いています。

そこでも、毎回、麹水を紹介してきました。あちこちで大きな反響がありました。私の住む新潟県外からも、問い合わせが多数あったのです。特に、60〜70代以降の年配のお客様から、たくさんのお電話をちょうだいしました。麹水水に興味を持っていただけたことは、なによりの喜びです。これは、先の記事を読まれたかたの多くが、こうじ水の長所を理解されたからだと思っています。その長所とは、

ということです。必要なのは、糀と水だけ。糀は、もちろん、「生きている糀」を使っていただきたいのですが、目安として、食べてみたときに、おいしいと感じる物で作っていただければいいと思います。あとは、糀を水に漬けるだけですから、手間がかかりません。

第二に、さまざまな利用法があることです。できた麹水をそのまま飲んでいただくのが、最もオーソドックスな利用法です。また、化粧水としても利用できます。さらに、こうじ水を作るのに使った糀は、袋のまま浴槽に入れると、入浴剤としても重宝します。

第三に、多種多様な健康効果があることです。こうじ水を常時利用することで、驚くほど多くの健康効果が得られます。腸の働きを整えるため、便秘や下痢を解消します。花粉症、アトピーなど多くのアレルギー疾患にも有効で、症状が改善したという報告がたくさん寄せられています。また、血圧、血糖値、コレステロール値、中性脂肪値、肝機能億、尿酸値などが下がったかたがいらっしやるのです。

さらに、美肌効果もすばらしいものがあります。私自身、毎日愛用しているため、古希を過ぎても、こんなに美肌(笑)。ほかに、ダイエットに成功したなど多彩な効能があり、ここでは報告し切れないほどです。

リウマチの痛みが軽減し手が動かせると驚き

60代の女性は、20年問、花粉症で苦しんできました。シーズンになると、体がだるくて鼻水が出て目のかゆみが止まらず、頭痛も起こりました。そこで、こうじ水を飲み続けていたところ、つらかった症状が劇的によくなり、毎日が楽になったといいます。

70代の男性は、こうじ水のおかげで、高かった血圧が下がり、それに伴い肩や首のひどいコリが解消しました。また、肝機能倦も正常化し、便通も改善したそうです。

50代の女性は、皮膚の乾燥で苦しんでいました。手がカサカサになって、かかとはひどいひび割れ。歩くたびに痛みが走り、血がにじむこともあったそうです。それが、こうじ水を活用することで、いつの問にか皮膚がしっとりスベスベになり、花粉症と便秘も改善しました。

50代の女性は、長年、リウマチで苦しんでいました。そのせいで手が痛く、少し動かすのもつらかったとのこと。こうじ水を飲み続けていたところ、リウマチの痛みが軽減して、手が動かせるようにななってきたと驚いていました。

このように、私の周りでも多くの皆さんが、こうじ水の健康効果を実感し、使い続けておられます。して、その輪をさらに広げようと、地元の阿賀町に住む女まいか性有志が集まって「米花の会」を設立しました。米花とは、糀の文字をくずして名づけたものです。この会では、糀や甘酒を断食などに活用する方法をご提案する、健康教室を開催しています。参加した皆さんからは、ダイエットにも大いに役立つと好評をいただいています。さらに多くの皆さんにこうじ水のすばらしさを知っていただくため、これからもがんばっていきたいと思います!