初期の白内障なら足の親指を刺激すれば大幅に改善する人が多い

40代からはじまる白内障の水晶体の白濁はツボ刺激で解消す

目のかすみといっても、実際にはいろいろな症状があります。近視は遠くの物の輪郭がはっきり見えず、老眼は近くの物がはっきり見えません。また、目を酷使して疲労が積もると、目全体がぼんやりして、見ることに集中できなくなります。そのかすみが病気によるものなのか?疲れからきていいるかを判断するのは困難です。

白内障には、先天性や糖尿病から来るものもありますが、大半は老化によるものです。水晶体の白濁は40代から始まるといわれています。白内障が進行すると、明るいところでまぶしさを強く感じる、暗いところで物が見えにくい、視界全体が黄色っぼく見えて淡い色の見分けがつけにくくなる、といった症状も現れるようになります。

そこまでひどくなる前に、足の親指にある大敦というツボの刺激をおすすめします。大敦は、足の親指の小指例の爪の生えぎわの角から三ミリほど下にあります。大敦は、昔から、目の周りの血行をよくして、目の栄養補給と老廃物の排出を促す効果が大きいツボとして有名です。

さらに、たんばく質や鉄をはじめ、多くの栄養分を貯蔵する肝臓の働きを強め、胃腸の働きもよくする効果があるといわれています。大敦のツボを指で押すと、脳の循環中枢が刺激されて血流がよくなり、自律神経も安定します。その結果、日に対する栄養補給と老廃物の排出が盛んになるので、水晶体の濁りが改善されて、目のかすみも解消されるのだろうと考えられます。

家庭では、次のようにして大敦のツボを刺激するといいでしょう。

  1. 床に座って右ひざを立て、右足の裏を床にしっかりつける。
  2. 右足の親指の大敦のツボに、左手の親指の先を当て、息を吐きながら骨に向かって強めに5秒押し、息を吸いながら親指の力を抜いて二~三秒休む。左手の親指以外の4本の指はそろえて右足の真に当て、右手も指をそろえて右足の外側から土踏まずに当てて、しつかり支えると刺激しやすい。押し方は、気持ちがいいと感じる程度の強さが適当。
  3. 左手の人さし指の腹で、右足の大敦のツボを、指先側と足の甲側へ交互に軽くこする。往復10~20回。
  4. 左足も同じように行う。

初期の白内障なら、友人の例でもわかるように、短期間で症状が大幅に改善する人が少なくありません。大敦のツボ刺激は、目の周りの血行をよくして白内障を予防する効果も期待できるので、まだ症状が出ていない30~40代のうちから実行すれば、いっそう効果が確実に現れるでしょう。