足の薬指を刺激すれば目の周囲の血流が改善してかすみ、眼精疲労は改善

目が不調なときは肝臓を強化するツボで目の疲労解消

目が疲れる、かすむ、ぼやけるといった目の不調は、精神的なストレスが引き金となり、自律神経のバランスが崩れて起こることがあります。また、目を酷使することでも、目の周囲の筋肉をはじめ、首・肩の筋肉、頭皮の血行が悪くなり、肩こりや頭痛を伴う目の疲れや痛みが現れやすくなるのです。一方、多忙で食事が不規則になったり、お酒を飲みすぎたりした場合も、自律神経が乱れて、肝臓の働きが衰え、ビタミンAの吸収力が低下します。

ビタミンAは、視力の向上に重要な栄養素で、不足するとたちまち目が見えにくくなります。ビタミンAを多く含む食品はこちら。

肝臓の働きが低下すると目の障害を起こすことや、目の調子が悪いときは肝臓の働きが低下していることは古くから知られています。

東洋医療では、肝臓の働きと関係の深い経絡上のツボを刺激して、目の不調を治します。

足の指先のツボでいうと、かすみ日や疲れ目を治すのによく使われるのは、「竅陰(きょういん)」というツボです。

「竅陰(きょういん)」は、胆経という経絡の起点となるツボで、足の薬指の小指例の爪の生えぎわの角から3ミリくらい下にあります。「竅陰(きょういん)」のツボを刺激すると、目の毛様体筋への血流が盛んになり、毛様体筋の疲労や緊張をほぐし柔軟性を高めます。毛様体筋が柔軟になれば、遠近に合わせた焦点調節がしやすくなるのです。

息を吐きながら3~5秒かけて押し、息を吸いながら指を離す

胆経は、目に始まってこめかみ・耳後部を回り、肩から側腹を通り、股関節から足の外側を下り、足の薬指に終わる、長い経絡です。その終着点である竅陰のツボに刺激を加えれば、ビタミンA の吸収を行う肝臓の働きを向上させる効果があります。

また、肩や首、目の働きを正常にする効果も期待できるのです。さらに、足の京骨というツボも竅陰と合わせて刺激すると、目の働きを正常にする効果がいっそう大きくなると考えられます。

京骨のツボは、足の外側のへりのほぼ中央で、さわると大きな骨の隆起がある場所からかかと例のくぼみの部分にあります。薮陰と京骨のツボ刺激のやり方を説明しましょう。まず薮陰のツボからです。

  1. 床に座って片ひざを立て、ひざを立てたほうの足の裏を床にしっかりつける。
  2. 立てた側の足の薬指を、ひざを立てた足と同じ側の手の人さし指・中指で下から支え、親指で竅陰のツボを3~5秒かけて軽く押す。さのさい、息をゆっくり吐きながら行う。
  3. 息をゆっくり吸いながら、竅陰のツボから手の親指を2~3秒かけて離す。
  4. 2~3を5~6回繰り返す

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