おかずに塩キノコを加えるだけ!
60歳を目前にして、そろそろ自身や夫の健康管理をもっと真剣にしなくてはいけないな、と考えるようになった頃、友人から「塩キノコ」のことを聞きました(基本的な作り方はこちら)。
友人の話では、「おいしくて、保存もできるので、作っておくととても便利」ということだったので、さっそく作ってみることにしました。
私はキノコが大好物なのですが、傷みが早いので、ワンパック買っても、夫と2人の食事では使い切れないことがあります。
ところが、塩キノコなら、冷蔵庫で保存すれば1週間くらいは日持ちするとのこと。平日フルタイムで働いている私にとって、思った以上に便利なものでした。
当初は、キノコを洗わずに調理していましたが、雑誌やインターネットで調べてみると、キノコを50度 のお湯にくぐらせる方法もあるようだったので実践してみました。
すると、キノコ独特のにおいが薄くなり、キノコが苦手な人でも抵抗なく食べられると思いました。
また、少量の塩でも味が引き立つようになったと思います。塩キノコはそのまま食べてもおいしいのですが、和、洋、中どんな味付けにも合います。
マーボー豆腐、カレー、ギョーザの具材にも合いますし、すき焼きの中に入れて一緒に煮てもおいしいです。
また、冷や奴の上に刻んでのせれば豆腐サラダ風。魚や肉料理のサイドディッシュとして、塩キノコをソテーして添えれば、豪華な一品が出来上がるという具合です。
また食感があるので、よく噛んで食べるようになったからか、少量の食事でも満腹感が得られるようになりました。
仕事に疲れて帰ってきたときに、手早く、しかも満足感のある料理ができるのも気に入っている点です。現在一人暮らしの息子も、塩キノコにはまっています。私が教えた塩キノコのレシピを自炊しながら作っているようで、料理のレパートリーが広がったと喜んでいます。
塩キノコを食べるようになって3週間ほどたちますが、まず変えたのが朝食です。私も夫も糖質を控えめにしている糖質オフ中なので、朝はご飯を食べる習慣がありません。これまでは、オーマイパンの低糖質パンにヨーグルトやフルーツを食べたり、コーヒーを飲んだりしていましたが、最近は、塩キノコのみそ汁を飲んでいます。
薄味のみそのスープに塩キノコを加えてサッと火にかけるだけの簡単調理で、栄養満点でありながら、インスタント感覚で飲めます。
朝は、こだわりのコーヒー派だった夫も、これなら抵抗なく飲んでくれます。
定時にお通じがやってくるようになった
塩キノコを食べるようになって、私も夫もお通じがとてもよくなりました。2人とも便秘というほどではないのですが、今までは不定期だった便通が、毎朝決まった時間にスッキリと、気持ちよくお通じがつくようになりました。
また夫は、3kg近くダイエットできましたし、私は、定期的に通院して血液を検査を受けていますが、ヘモグロビンA1Cが6.3から6.1% に下がりました
塩キノコの効果かどうかわかりませんが、これだけ毎日キノコを食べていれば、下がっても不思議はないと思います。塩キノコを使うと料理のボリュームが増して、食べたという満足感があります。ですから自然にご飯の量が減り、食後のデザートも食べたいと思わなくなりました。
さらに、食物繊維が豊富なので、毎朝快便ですっきりした気分で1日をスタートすることができます。私たちのように糖質を控えている人や、便秘症の人、または仕事が忙しくて、料理に手問が取れない人にとって、塩キノコは、簡単に作れる、健康にいい、優れた常備薬だと思います。