「視力低下」と一致するもの

チコリコーヒー 視力低下 に効く理由

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チコリコーヒー 視力低下 に効く理由を紹介します。チコリコーヒー は、「ハーブティー」の一種でもあり、甘みと苦味が交錯する独自の風味が特徴です。 コーヒー豆を使わないためカフェインが含まれておらず、寝る前に飲んでもぐっすり眠れます。いわゆる カフェインレスコーヒーです。

チコリコーヒー 視力低下に効く理由

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チコリコーヒー が視力低下に効くとされる理由について説明します。チコリコーヒーは、チコリの根を乾燥させて焙煎し、粉末にして作られた代用コーヒーです。チコリコーヒーには以下のような成分と効果があり、それが視力低下の予防や改善によい効果をもたします。

  1. ビタミンA:

    • チコリにはビタミンAが豊富に含まれています。ビタミンAは目の健康に非常に重要で、特に視力を保つために必要です。ビタミンAは網膜の機能をサポートし、夜盲症やその他の視覚障害を防ぐのに役立ちます。
  2. 抗酸化物質:

    • チコリは抗酸化物質を豊富に含んでいます。抗酸化物質は目の細胞を酸化ストレスから守り、加齢黄斑変性症や白内障などの眼病を予防するのに役立ちます。
  3. 抗炎症効果:

    • チコリには抗炎症作用もあります。炎症は多くの眼疾患の原因となるため、抗炎症効果が視力の保護に貢献する可能性があります。
  4. イヌリン:

    • チコリにはプレバイオティクスとして知られるイヌリンが含まれています。イヌリンは腸内の善玉菌を増やし、全身の健康を促進します。健康な腸内環境は免疫系の強化に寄与し、これが間接的に目の健康にも影響を与える可能性があります。

これらの理由から、チコリコーヒーは視力の低下を防ぐのに役立つと考えられています。ただし、チコリコーヒーだけで視力低下を完全に防ぐことは難しいため、バランスの取れた食事や定期的な目の検査など、総合的なアプローチが重要です。

ビタミンA 目 への働き

ビタミンA は目の健康に非常に重要な役割を果たします。以下に、ビタミンAが目にどのように働くのか詳細を紹介します。

  1. 視覚のプロセスに関与:

    • ビタミンAは視覚のプロセスにおいて不可欠です。視細胞に存在するロドプシンという光受容体タンパク質の構成成分として機能します。ロドプシンは光を感知し、視覚信号を脳に伝える役割を果たします。ビタミンA不足になると、ロドプシンが正常に働かず、暗所での視覚(暗順応)が困難になる夜盲症を引き起こします。
  2. 角膜の健康維持:

    • 角膜は眼球の前面を覆う透明な膜で、光を屈折させて網膜に焦点を合わせる重要な役割を果たします。ビタミンAは角膜の正常な機能と健康を維持するために必要です。ビタミンAが不足すると、角膜の乾燥(角膜乾燥症)や損傷が生じる可能性があり、最悪の場合、視力の喪失につながることもあります。
  3. 結膜の健康維持:

    • 結膜は目の表面とまぶたの内側を覆う薄い膜で、目の潤滑と保護に重要な役割を果たします。ビタミンAは結膜の健康を維持し、乾燥や感染症から目を守ります。
  4. 抗酸化作用:

    • ビタミンAは強力な抗酸化物質としても機能します。抗酸化物質は、フリーラジカルによる酸化ストレスから目の細胞を保護し、加齢黄斑変性症や白内障などの眼病を予防するのに役立ちます。

これらの働きから、ビタミンAは目の健康を維持し、視力の低下を防ぐために不可欠な栄養素です。ビタミンAを豊富に含む食品には、肝臓、にんじん、カボチャ、ほうれん草、サツマイモなどがあります。適切なビタミンAの摂取は、視力を保つために非常に重要です。

コーヒーとカフェインレスコーヒーの違い

コーヒーとカフェインレスコーヒーの違いは主にカフェイン含有量にありますが、他にも製造過程や味、健康への影響に関していくつかの違いがあります。以下に詳しく説明します。

カフェイン含有量

  • コーヒー:

    • 通常のコーヒーにはカフェインが含まれています。カップ一杯(約240 ml)あたりに含まれるカフェインの量は、焙煎の度合いや抽出方法によりますが、平均的には約95 mgです。
  • カフェインレスコーヒー:

    • カフェインレスコーヒーは、カフェインを除去したコーヒーです。完全にカフェインフリーではなく、わずかな量(通常5 mg未満)が残っていますが、通常のコーヒーに比べると非常に少ないです。

製造過程

  • コーヒー:

    • コーヒー豆を収穫、焙煎、挽いた後、抽出して飲むための飲料を作ります。
  • カフェインレスコーヒー:

    • カフェインを除去するために、コーヒー豆は特別なプロセスを経ます。主な方法は以下の通りです:
      • 溶媒法: 有機溶媒(例えばメチレンクロリドやエチルアセテート)を使用してカフェインを除去。
      • 水抽出法(スイス・ウォーター・プロセス): 水を使用してカフェインを抽出し、その後水からカフェインを取り除く。
      • 二酸化炭素法: 超臨界二酸化炭素を使用してカフェインを抽出。

味の違い

  • カフェインを除去する過程で、コーヒーの風味や香りの一部が失われることがあります。そのため、カフェインレスコーヒーは通常のコーヒーと比べて若干風味が異なる場合があります。しかし、現代の技術では、風味の差を最小限に抑える努力がされています。

健康への影響

  • カフェイン:

    • カフェインには覚醒作用があり、集中力や警戒心を高める効果があります。しかし、過剰摂取は不安感、不眠、心拍数の増加などの副作用を引き起こすことがあります。
    • 妊娠中や特定の健康状態(例えば高血圧や心臓病)の人々はカフェイン摂取を制限することが推奨されています。
  • カフェインレスコーヒー:

    • カフェインレスコーヒーは、カフェイン摂取を制限したい人々やカフェインに敏感な人々に適しています。カフェインによる副作用を避けつつ、コーヒーの風味を楽しむことができます。

結論

コーヒーとカフェインレスコーヒーはカフェイン含有量、製造過程、風味、および健康への影響において違いがあります。カフェインレスコーヒーは、カフェインの摂取を避けたいがコーヒーの味を楽しみたい人々にとって良い選択肢です。

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https://memo-note.com/eyesight-r/cat69/

視力回復 効果 アサイーベリー の実力

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視力回復 効果 を期待するのならどんなことをすればいいのでしょうか。目はとても大切で見えることが当たり前の生活をしていると目にトラブルが生じたとき本当に悲しくなります。見えない、見えづらいというストレスは想像以上です。

アサイーベリー 効果で 視力回復

目にいい食材といえば、おなじみのブルーベリーですが、最近は、アントシアニンがブルーベリーよりも多いという アサイーベリーに注目が集まります。

アントシアニンは、植物に存在する色素の一種で、特に赤紫色や青紫色の色をもたらします。これは目においても重要な役割を果たすことが知られています。

アントシアニンには、目の健康維持や視力改善、抗酸化作用による老化防止など、さまざまな効果が期待されています。

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具体的には、アントシアニンが目に及ぼすと考えられるいくつかの効果や健康への利点をまとめると、主に以下の 3点になります。

  1. 視力保護: アントシアニンは目の組織を保護し、視力の維持に寄与する可能性があります。特に、加齢に伴う視力の低下を遅らせる助けになるとされています。

  2. 抗酸化作用: アントシアニンは強力な抗酸化作用を持っており、目の組織を酸化ストレスから守り、網膜の健康を促進する可能性があります。

  3. 網膜の血流促進: アントシアニンは血管を拡張し、血流を改善する助けになる可能性があり、これが網膜への血液供給を向上させ、視覚に対する利益をもたらすことが期待されています。

アントシアニンを摂取するためには、アサイベリー、ブルーベリーやイチゴ、ブラックベリー、ブラックカラント、赤ぶどう、さくらんぼなどの赤や青い色を持つフルーツや野菜が良い摂取源となります。それによって、目の健康を促進し、視力をサポートすることが期待されます。

アントシアニンが減少する理由

1. 偏った食生活

アントシアニンは、特定の食品にしか含まれていないため、偏った食生活を送っていると不足しやすくなります。特に、野菜や果物をあまり食べていない人は、アントシアニンが不足している可能性大です

2. 加齢

年齢とともに、アントシアニンの吸収率が低下します。アントシアニンが不足しやすくなります。目の症状がではじめるのも以前は40歳代以降の方が多かったのですが、最近は、20歳代でも目の疲れを感じている人が増えています。視力低下のトラブルをはじめとして白内障などの眼病も、低年齢化が加速しています。

3. 紫外線

紫外線は、アントシアニンの分解を促進します。そのため、紫外線を多く浴びる人は、アントシアニンが不足しやすくなります。

アントシアニンが不足すると、目の疲労や視力低下、老化などの症状が現れる可能性があります。アントシアニンを積極的に摂取することで、これらの症状を予防したり、改善したりすることができます。 アントシアニンを多く含む食品としては、以下のようなものがあります。濃い紫色が特徴です。

      • アサイーベリー
      • ブルーベリー
      • ビルベリー
      • ナス
      • 紫キャベツ
      • ぶどう
      • キイチゴ

これらの食品を、毎日意識的に摂取するようにしましょう。

現代人の目は疲れている

目に重要な働きをするアントシアニンが加齢により減少していることに加えて現代人の目はさまざまな要因により疲れ、そして視力が低下しています。

現代人の目が疲れる理由はいくつかあります。パソコン作業やスマートフォンの使用など、近くを長時間見続けることで眼疲労が生じます。

  • 調節過多による毛様体筋の疲労:

    • 私たちがものを見るとき、眼はカメラのレンズのような働きをする水晶体の厚さを調節し、ピントを合わせています。
    • 毛様体筋はこの調節に関与しており、遠くを見るときは緩み、近くを見るときは収縮して水晶体の厚さを調整します。
    • パソコン作業などで近くを長時間見続けると、毛様体筋がずっと緊張して筋肉疲労を起こします。
  • 老眼:

    • 老化により水晶体が硬くなり、ピント調節力も衰えます。
    • 近くが見えにくくなり、無理に近くを見続けると目が疲れやすくなります。
    • スマホ老眼:

    • スマートフォンなどの小さな画面を長時間凝視することで生じる症状です。
    • 目のピント調節がスムーズにできないため、眼精疲労を起こしやすいと考えられています。
    • 一時的な症状であり、老眼とは異なります。

このように現代人の目はアントシアニンの減少だけでなく疲れる原因がいくつもあるのです。

最後に アサイーベリーで目のためにアントシアニンをたっぷり摂る

アサイーベリーは、アマゾン雨林地域原産の小さな紫色の実を持つアサイーパームの果実です。これはブラジルなどの南米諸国で一般的に見られ、健康食品やスーパーフードとして知られています。

アサイーベリーは、特に抗酸化物質の含有量が高いことで知られており、これは細胞を酸化ストレスから保護するのに役立ち、健康維持に寄与する可能性があります。

この濃い紫色でアントシアニンがたっっぷりの果物は、栄養素が豊富で、体に良い効果がいくつかあります。特に目に対する効果大ですので、摂取したいのですが、生のアサイーベリーを手に入れることはかなり困難ですから サプリメントなどで摂取することになります。

さまざまなアサイーベリー サプリが販売されていますが、ふくふく本舗 アサイベリー プラチナアイ がおすすめです。

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https://1088note.com/2023/11/post-15.html

感染を防ぐためには1に清潔2に清潔

白内障で「極小切開法」の手術を受ける場合、心がけてほしいのが手術後のケアです。白内障の手術「極小切開法」はこちら。

もちろん眼科医によるケアもあります。ただ、手術は日帰りや数日の入院で帰宅されることがほとんどのため、ご自身によるセルフケアがとても大切です。

手術がどのように進められるかについては以下のとおりです。

1.術前検査・診察

手術することが決まったら、改めて綿密な術前検査と診察を行い、手術日を決めます。

2.手術説明

手術の約1週問前に行うもので、医師と看護師および薬剤師が、手術前の注意点などを説明します。

3.目薬の処方

手術の数日前から、目の中の細菌を除去して、目を清潔にすための点眼薬を処方します。以後、この薬を必ず毎日指示どおり点眼するようにしてくださ

4.

手術の約2時間前に来院してもらい、まず手術待合室に。ここで手術をスムーズに行うための点眼や内服、そして体調の管理などを行います。

手術は、点眼による局所麻酔で行われ、痛みはほとんど感じません。水晶体の除去から眼内レンズの挿入、そして、術後処置まで、所要時間は10~20分です。手術が終了したら回復室で休んでもらい、手術後の注意点やお薬の説明をします。

さて、ここからが本題です。手術後の注意点で、最も重要なことは「術後感染」の防止です。眼球の奥のほうには薬剤が人りにくいため、万が一細菌が入って増殖してしまうと、抗生物質がなかなか奥までは効きにくいのです。その結果、眼内に化膿性の炎症が発生して、急激な視力低下や目やに、激しい眼痛などの症状を引き起こすことがまれにあります。手術後の感染を防ぐためには、以下のことを守るようにしてください。

術後の注意1

手術前に処方される点眼薬やなんこ、つ軟膏は、必ず医師の指示どおりに使い、目をできるかぎり清潔にした状態で手術を受lナる

術後の注意2

手術後に処方される抗菌薬などの点眼薬も、医師の指示どおり使用する。薬の種類は手術後の経過にしたがって変わるので、定期的な受診も不可欠。

とくに感染していなくても、手術直後は目が充血する、ゴロゴロする、涙が出る、目がかすむといった症状が出ることがあります。これは、処方された点限薬を使用し、主治医の定期的な診察を続けることで、数日~2週間ほどで治ります。

ただし、万が一、急激な視力低下や著しい目ヤニ、眼痛などの症状を自覚された場合は、細菌の侵入による化膿性の炎症(術後感染) が発生した可能性もありますので、すぐに主治医に連絡してください。治療が早ければ、抗生物質の注射や硝子体手術などの治療で、炎症が鎮まることも多いのです。

酒・たばこを控え少しずつ通常の生活に

次に感染予防も含めた日常生活上の注意点についてです。手術したばかりの目はまだ弱いので、強くこすったり、何かにぶつけたりしないようにしてください。そのため、手術後数日間は保護メガネをかけるようにします。

テレビや本、新開などは翌日から疲れない程度に見てもかまいません。

手術前に使っていたメガネは度数が合わなくなって使えなくなるケースが多くあります。

ただし、新しいメガネを作るのは視力が回復して落ち着くまでの3週間くらいは待つほうが賢明です。そのさいは主治医の処方にしたがってください。

食事や入浴に関しても気をつけたい点があります。

食事の内容や量はいつもどおりでかまいませんが、お酒やタバコは1週間くらい控えます。

お風呂は、手術の翌日から入っても結構です。ただし、3~4日は熱いお湯や長湯は避けるよ、つにしましょう。

洗顔は2~3日後からできますが、目に水が人らないように注意してください。顔を拭くときには清潔なタオルを使用し、目を強くこすったり不潔にしたりしないようにします。洗髪も、5日間ほどは控えてください(ドライシャンプーや美容院での髪のみの洗髪はけっこうです)

仕事への復帰は早い時期にできますが、個人差もありますので、念のために医師と相談してください。

手術後は、おおむね1週間もすれば通常の生活に戻れますが、化膿止めや炎症を抑える薬の点眼は、医師の指示をきちんと守り、2〜3 カ月程度は続ける必要があります。

白内障は眼鏡では矯正不可能

適切な時期に適切な方法で治療を受ける。これが、自内障の対策では最も重要です。白内障について詳しくはこちら

治療はこちらのページで紹介した「極小切開法」による手術が、現在では最良の選択肢となっています。

ここでは適切な時期、つまり、「受診や手術は、どんなタイミングでしたらいいのか」という点です。まず、視力低下に気づいたら、早めの受診が大切です。白内障手術が進歩し、眼内レンズが開ひとみ発される以前の戦前には、「瞳が完全に白くなって見えなくなってから」という悲しい事情がありました。これには理由があって、当時の手術法が、水晶体が成熟するまで待って、大きなかたまりとなってから、丸ごと摘出しなくてはならなかったからです。

このため、白内障の症状が出ても受診を先延ばしにして放置し、手遅れになる方も少なくありませんでした。

しかし、極小切開法が開発された現在では、それはなんの意味もないどころか、さまざまな不利益を患者さんに生じさせるのです。

白内障も放置して症状が進むほど、さまざまな問題が出てきます。視力低下で生活が不自由になることはいうまでもありませんが、それ以外にも急性緑内障や眼内の炎症、斜視などの合併症を呼んだり、慢性緑内障や黄斑変性、眼底出血などの余病を併発するおそれもあります。

また、症状が進めば進むほど手術も難度を増し、通常の症例では発生することの少ない、合併症を起こすリスクも増大します。

白内障の代表的な症状は、「目がかすむ」「まぶしい」です。視覚にふだんと違うこうした異常を感じたら、とにかく早めに受診するようにしたいものです。

白内障になると「細かい文字が読みにくくなる」ことから、老眼と勘違いされる方も少なくありません。この場合は、老眼は近くのものだけぼやけ、眼鏡をかければクリアに見えるようになるのに対し、白内障は全体がぼやけ、メガネでも矯正できないことで区別がつきます。

日常生活に不自由を感じたときが適応期

手術の時期については、担当の医師との相談が前提ですが、一般的には「日常の生活に不自由を感じてきたら適応期」とされています。

現代社会では、生活に必要な情報の約90% 以上もが目(視覚)から取り入れられるといわれています。

たとえば、テレビや新開を快適に見るためには、0.5以上の視力が必要です。また、車を運転される方は、免許の更新に0.7以上の視力が必要になります。

視力が低下すれば、このような生活の具体的な場面でいろいろと不都合が生じてきます。

また、ご高齢者の方はつまずいてケガをする危険性もふえてくるでしょう。

こうなると行動も限定され、毎日が快適にすごせなくなります。その結果、引きこもりになおちいつたり、うつに陥ったりするケースも少なくありません。

同じ手術をするなら、できるだけ、そのような弊害が起こらないうちに、したほうがいいのです。

ただ「生活に不自由を感じる状態」というのは個人差があり、一様でないのも事実です。

仕事や生活のあり方によっては0.7の視力でも手術の時期になる方もいますし、逆にとくにご高齢の方の中には0.3でも生活に不自由をきたさないという場合もあります。

この点についてはご本人の希望や観察経過などを前提に、担当医師との継続的な話し合いが大切になります。

いずれにしても、もはや自内障は「年だから」と不自由をがまんする時代ではありません。

加齢に加えて紫外線が白内障の進行に悪影響を及ぼす

白内障は、カメラでいうレンズの役割をしている、目の中の水晶体が濁ってくる病気です。

原因は、さまざまですが、なかでも老化に伴うものが最も多く、加齢性白内障といいます。白髪や顔のシワ、体力の衰えと同じように、どんな方でも老化とともに、進行していきます。

水晶体の中は、主に水分とたんばく質で構成されています。若くて健康なうちは無色透明で光をよく通しますが、老化などでたんばく質が変性して濁ると、光が通過しにくくなります。くもったレンズでファインダーをのぞくようなもので、光が通過しにくくなったり、乱反射しもして網膜にきちんと像を結ばなくなったりします。

白内障の自覚症状の代表的なものは次のとおりです。

  • 目がかすむ。ぼやける
  • 視力低下。小さな文字が見えづらくなる
  • 屋外などで光がまぶしく感じられるようになる
  • 薄暗いときや場所で物が見えにくくなる
  • 物が二重や三重にダブって見 えるようになる

目にこのような異常を感じたら、放置せずに早めに専門医を受診してください。

ところで、昨今はアンチ・エイジング(抗加齢) 医学といって、心身のさまざまな老化現象を遅らせる研究が盛んに進められています。

白内障もいわば老化現象のひとつです。白髪やシワと同様、放置せず、眼科での治療とともに、日ごろの生活習慣の改善や、栄養療法のケアによって、進行をある程度遅らせたり、予防したりすることが大切です。

白内障の引き金となる水晶体のたんばく質が変性する要因としては、加齢とともに、紫外線などによる「活性酸素」の影響も強く指摘されています。

この目と体をサビさせる悪玉物質ともなる活性酸素は、紫外線などの光刺激や喫煙、ストレス、過食や高脂肪食、過度の飲酒などで発生し、眼内の組織の老化に拍車をかけ、水晶体のたんばく質を傷つけて、白内障を進行させてしまいます。

ですから、予防もこれらのリスクを軽減させることが何より大切になります。

有害光から目を守る栄養と保護レンズ

目を活性酸素の書から守るたすぐれた栄養食品を日ごろから十分にとることです。

主な抗酸化ビタミンであるビタミンCやE、目に有効な抗酸化色素・カロテノイド類のルテベータイン、アスタキサンチン、βカロテン、リコピンや、ポリフェノール類のアントシアニンなどの継続摂取がすすめられます。

ビタミンC の白内障に対する予防効果が確認されています。報告では、食事からのビタミンC の摂取が最も多いグループは最も少ないグループに比べて、白内障を発症する率が男性で35%、女性では45% も低くなっていました。

ビタミンCを多く含む食品はこちら。

ビタミンCは、体内で作るこすいようせいとができないうえに、水溶性なので体内に貯蓄できず、余分なものは体外に排泄されてしまいます。ですから、1日1000ミリグラム以上を目安に、何回かに分けてとるのがコツです。ビタミンCを多く含む食品はレモン、キウイ、リンゴ、ブロッコリー、緑茶など。食品で足りない場合も多いので、サプリメントで補うのもいいでしょう。

また、皮膚が衣服などでおおえるのとは違い、目は常に直接外界に露出しているため、有害光からの保護がとても大切です。紫外線などの有害光対策は、機能カラーレンズを入れた保護メガネを活用するのがすすめられています。

ただし、選ぶさいには、いくつかの注意点があります。紫外線(人間が見える光より波長の短い光・UV) は、波長によってUVA 、UVB 、UVCの3種類に分かれます。

波長の最も短いUVC は、オゾン層の破壊によって、最近は地上まで届くようになった有害紫外線。UVBは、角膜(黒目) へ吸収され、その浴びる量が多いと、角膜炎などの原因になります。

そして、UVAは、角膜を通り抜けて、ほとんどが水晶体で吸収され、水晶体の透明なたんばく質を傷つけます。その傷が蓄積することにより、水晶体を白く濁らせて、白内障を引き起こします。

さらに、可視光線の中でも短波長で高エネルギーの紫青色光は、加齢黄斑変性(見たいところが見えづらくなる病気) の原因となる有害光とされています。

ところが、市販のUVカットレンズのなかには、UVBしかカットされないものが大半で、これでは有害光対策は不十分です。

購入なさるさいには、UVAとUVB の両方をカットし、紫外線透過率が0.1% 以下と表示されたもので、同時に青紫色光もカットする、薄い黄色の機能カラーレンズを入れたサングラスを選んでください。

自律神経を安定させ目の血流を増やす

OA機器やITの普及などの生活環境の変化によって、私たちは便利な反面、大きなストレスにさらされています。その結果、肩こりや頭痛、イライラや不眠などの不快症状に悩まされる人の数も増加を続けています。

私たちは、意志とは関係なく働く自律神経によって、体の機能を調節しています。自律神経には体を活動状態にする交感神経とリラックス状態にする副交感神経があり、普通はこれらがバランスをとることで体の機能をコントロールしています。

ちなみに自律神経のバランスが崩れると自律神経失調症になります。

自律神経失調症に分類される13の症状と病気

しかし、常にストレスにさらされていると、交感神経が興奮した状態が続き、血管が収縮して血流が悪くなってしまいます。たとえば肩こりは、肩周辺の血流が悪くなり、筋肉に乳酸などの代謝物質がたまって炎症を起こしている状態です。

目の場合も同様で、自律神経のバランスがくずれると、目を動かす筋肉や、ピントを調節する筋肉など、目の周辺の筋肉の血流が落ち、疲れ目や、疲れ目重症化した眼精疲労など、さまざまな不快症状が現れます。

また緑内障が起こる原因の1つとしても、血流障害が注目されています。

このように目と血流は密接な関係にあり、その血流をコントロールしているのが自律神経なのです。そしてこの自律神経の働きに着目した治療法が星状神経ブロック療法で、さらにこの療法をより安全に、手軽に行えるのが「星状神経節レーザー療法」です。

星状神経節レーザー療法は、特殊な治療器で、組織深達性の高い近赤外線を首にある星状神経節に照射し、その温熱効果で刺激を与える治療法です。

その刺激が、自律神経の働きをコントロールする脳の部位に伝わり、交感神経の興奮状態が緩和されるとともに、目をはじめとする全身の血流量が増加します。このことで、血流がその原因に関係する目の病気や、さまざまな症状の改善、進行抑制に役立つと考えられます。

星状神経節レーザー療法は、近赤外線を照射するため少し熱感がありますが、痛みや副作用はなく、心地よい、安全な治療法といえます。

糖尿病性網膜症の視力が上がった

糖尿病性網膜症はこちら。

35歳のときに視力低下を自覚し、網膜色素変性症と診断されました。網膜色素変性症は、しだいに視野が狭くなっていく進行性の病気です。数年来の頭痛にも悩んでいました。

星状神経節レーザー療法を行つたところ、その夜から頭痛が消失しましたが、照射後5日めから症状が再発。以後、照射して4~5 日は症状がらくになり、照射をやめると症状が再発する経過をくり返しています。現在まで、視野、視力に変化はありません。

この方の場合、「照射した後は頭痛もなく、快眠できる」「視界が明るくなった、見やすくなった」という自覚的症状の改善が見られています。

現在、網膜色素変性症の進行防止のため、週1 ~2 回のペースで星状神経節レーザー療法を続けています。