白内障の手術「極小切開法」をやった当時日のお風呂?食事?薬などについて 手術後の注意点

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感染を防ぐためには1に清潔2に清潔

白内障で「極小切開法」の手術を受ける場合、心がけてほしいのが手術後のケアです。白内障の手術「極小切開法」はこちら。

もちろん眼科医によるケアもあります。ただ、手術は日帰りや数日の入院で帰宅されることがほとんどのため、ご自身によるセルフケアがとても大切です。

手術がどのように進められるかについては以下のとおりです。

1.術前検査・診察

手術することが決まったら、改めて綿密な術前検査と診察を行い、手術日を決めます。

2.手術説明

手術の約1週問前に行うもので、医師と看護師および薬剤師が、手術前の注意点などを説明します。

3.目薬の処方

手術の数日前から、目の中の細菌を除去して、目を清潔にすための点眼薬を処方します。以後、この薬を必ず毎日指示どおり点眼するようにしてくださ

4.

手術の約2時間前に来院してもらい、まず手術待合室に。ここで手術をスムーズに行うための点眼や内服、そして体調の管理などを行います。

手術は、点眼による局所麻酔で行われ、痛みはほとんど感じません。水晶体の除去から眼内レンズの挿入、そして、術後処置まで、所要時間は10~20分です。手術が終了したら回復室で休んでもらい、手術後の注意点やお薬の説明をします。

さて、ここからが本題です。手術後の注意点で、最も重要なことは「術後感染」の防止です。眼球の奥のほうには薬剤が人りにくいため、万が一細菌が入って増殖してしまうと、抗生物質がなかなか奥までは効きにくいのです。その結果、眼内に化膿性の炎症が発生して、急激な視力低下や目やに、激しい眼痛などの症状を引き起こすことがまれにあります。手術後の感染を防ぐためには、以下のことを守るようにしてください。

術後の注意1

手術前に処方される点眼薬やなんこ、つ軟膏は、必ず医師の指示どおりに使い、目をできるかぎり清潔にした状態で手術を受lナる

術後の注意2

手術後に処方される抗菌薬などの点眼薬も、医師の指示どおり使用する。薬の種類は手術後の経過にしたがって変わるので、定期的な受診も不可欠。

とくに感染していなくても、手術直後は目が充血する、ゴロゴロする、涙が出る、目がかすむといった症状が出ることがあります。これは、処方された点限薬を使用し、主治医の定期的な診察を続けることで、数日~2週間ほどで治ります。

ただし、万が一、急激な視力低下や著しい目ヤニ、眼痛などの症状を自覚された場合は、細菌の侵入による化膿性の炎症(術後感染) が発生した可能性もありますので、すぐに主治医に連絡してください。治療が早ければ、抗生物質の注射や硝子体手術などの治療で、炎症が鎮まることも多いのです。

酒・たばこを控え少しずつ通常の生活に

次に感染予防も含めた日常生活上の注意点についてです。手術したばかりの目はまだ弱いので、強くこすったり、何かにぶつけたりしないようにしてください。そのため、手術後数日間は保護メガネをかけるようにします。

テレビや本、新開などは翌日から疲れない程度に見てもかまいません。

手術前に使っていたメガネは度数が合わなくなって使えなくなるケースが多くあります。

ただし、新しいメガネを作るのは視力が回復して落ち着くまでの3週間くらいは待つほうが賢明です。そのさいは主治医の処方にしたがってください。

食事や入浴に関しても気をつけたい点があります。

食事の内容や量はいつもどおりでかまいませんが、お酒やタバコは1週間くらい控えます。

お風呂は、手術の翌日から入っても結構です。ただし、3~4日は熱いお湯や長湯は避けるよ、つにしましょう。

洗顔は2~3日後からできますが、目に水が人らないように注意してください。顔を拭くときには清潔なタオルを使用し、目を強くこすったり不潔にしたりしないようにします。洗髪も、5日間ほどは控えてください(ドライシャンプーや美容院での髪のみの洗髪はけっこうです)

仕事への復帰は早い時期にできますが、個人差もありますので、念のために医師と相談してください。

手術後は、おおむね1週間もすれば通常の生活に戻れますが、化膿止めや炎症を抑える薬の点眼は、医師の指示をきちんと守り、2〜3 カ月程度は続ける必要があります。