「減塩」と一致するもの

たんぱく質が酸化すると水晶体が濁る

白内障は、水晶体を構成しているたんばく質が、活性酸素(攻撃力の強い酸素)によって変質し、透明の水晶体が濁ってしまうことが大きな原因です。
したがって、白内障の進行を防ぐには、ドロドロ血液をさけるだけでなく、活性酸素を除去する働きのある抗酸化成分を積極的にとることも重要です。そこで、ぜひとも積極的にとりたいのが、ビタミンCです。ビタミンCには強い抗酸化カがあるからです。

もともと水晶体の中には大量の抗酸化成分が含まれています。中でも最も多くの割合を占めているのがビタミンC で、その濃度は、血液やリンパ液に含まれるビタミンCの濃度の10~30倍にも達します。そして、水晶体の中で発生した活性酸素を除去して、濁りを抑える役割を果たしているのです。

ビタミンCの積極的な摂取で手術も不要に


ビタミンC が白内障の改善だけでなく、予防にも役立つことは、1995年に行った厚生労働省(当時は厚生省)の調査でも明らかです。

調査は、岩手県、秋田県、長野県、沖縄県の男女約3万五5000人(45~64歳)を対象に行われました。

対象者を1日のビタミンC の摂取量が多い順に5つのグループに分け、5年間にわたり追跡調査を実施し、白内障の発症率を調べたものです。

その結果、ビタミンC摂取量の最も多いグループ(1日に男性で210mgぺ女性で260mg前後) は、摂取量の最も少ないグループ( 1日に男性で50mg、女性で80mg前後) と比て、白内障の発症率が男性で35%、女性で41%も低いことがわかりました。

また、白内障の手術を受けるにいたる率も、男性で30%、女性で36% も低くなったのです。

ビタミンC は、パセリやブロッコリー、コマツナ、レモン、イチゴといつた野菜や果物に多く含まれています。

厚生労働省が推奨するビタミンCの摂取量は1日100mgですが、白内障の予防や改善が目的の場合にはこの量では足りません。また、ビタミンCは体内では合成できないため継続して補う必要があります。

白内障の改善には、1日に200mg以上のビタミンCを4~5回に分けてとるのが理想的です。

40歳を過ぎると体内のルテインは激減

もう1つ、活性酸素の嘗から水晶体を守るために、ぜひともとりたいのがルティンです。ルティンは、植物の色素成分であるカロテノイドの一種で、強力な抗酸化カを発拝します。
ルティンを多く含む食品として、ホウレンソウやブロッコリー、コマツナなどの緑黄色野菜があげられます。緑黄色野菜をとると、ルティンが水晶体や網膜に到達し、貯蔵されるのです。

るカロテノイドの一種で、強力な抗酸化カを発揮します。ルティンを多く含む食品として、ホウレンソウやブロッコリー、コマツナなどの緑黄色野菜があげられます。緑黄色野菜をとると、ルティンが水晶体や網膜に到達し、貯蔵されるのです。

「物が見えにくい」といつた白内障の症状が改善し、視力も平均0.4四回復したと報告されています。白内障の予防効果を得るために必要なルティンは、1日に6mg(ホウレンソウなら約60gです。

ただし、白内障が進んでいる人は、1日に10~12gほど補う必要があり、ホウレンソウなら1束に相当します。そんなにたくさん食べられないという人は、ルティンとビタミンC が豊富なブロッコリーやコマツナが入った緑黄色野菜の手作りジュースを飲んでみてください。あるいはケールの青汁やルティンの栄養補助食品(サプリメント)を利用してもいいでしょう。

白内障 塩分 1日あたり5グラムの食事をしよう

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白内障 塩分 1日 5グラムの食事をしよう !というのには理由があります。

白内障の予防には減塩が必須であることを紹介しましたが、減塩というと、高血圧の人がすべきものと思うかもしれませんが、減塩は白内障やガンの予防と改善にも不可欠なのです。

白内障 塩分 1日あたりの量は 5グラム

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具体的には、食塩やしょうゆ、ソースなど塩辛い調味料は使用を原則禁止し、レモンや酢、ワサビ、コショウ、シソを多用したり減塩しょうゆを使ったりするのです。そのうえで、動物性脂肪と動物性たんばく質の摂取を控えた玄米菜食をおすすめしているわけです。

特に、野菜や果物、海藻には、ナトリウムの体外への排出を促すカリウムが豊富なのでたっぷり摂るようにします。

縄文食や、そのベースになったゲルソン療法を実践している人の中には、実際に白内障や老眼の予防・改善に成功した人がたくさんいます。

例えば、ゲルソン療法の生みの親であるマックス・ゲルソン博士の孫娘に当たるシヤーロッテ・ゲルソンさんは、90歳近い高齢ですが、幼少のときからゲルソン療法に基づいた食事をとり、病気知らずで良好な視力を保っています。

白内障や老眼ともいっさい無縁で、今でも眼鏡なしでパソコン操作をしているそうです。

白内障 塩分濃度が高いため減塩が必要

しょうゆは 割り醤油 を使うと簡単に減塩できます。物足りなさを感じることもありません。


もう1人は、63歳男性の患者さんです。この男性は、前立腺ガンの手術を受けたあと抗ガン剤治療を続けていましたが、強い副作用に耐えきれず転院してきました。同時に、白内障で視力も著しく低下しており、手術をすすめられていました。

私は、この男性に縄文食を実践してもらいながら、経過を見守ることにしました。すると半年後に、前立腺ガンの腫瘍マーカー(ガンの存在を調べる検査値)が健康な人と同じレベルまで低下し、体のどこにもガンの転移が認められず、完治と診断されたのです。
しかも、目のかすみが薄れて低下していた視力も大幅に回復し、日常生活を不便なく過ごせるようになりました。

本人は、縄文食で白内障の手術まで回避できたといつて、とても喜んでいました。
ふくふく本舗の「 アサイベリープラチナアイ 」 で悪化した白内障の手術も回避できた

白内障 塩分濃度が高いため減塩が必要

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白内障 塩分濃度が高いため減塩が必要です。減塩は、どんな病気にも必要となってきますが、白内障の場合にも減塩が欠かせません。

白内障 塩分濃度 に注意塩分の摂取量が多いほど 白内障 が多発している

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白内障を招く原因は、紫外線やドロドロ血液などさまざまですが、みなさんに水晶体を濁らせる盲点として注意してほしいことがあります。それは、塩分(ナトリウム)のとりすぎです。
実は、白内障の患者さんの日は、健康な人の日に比べて、ナトリウムの濃度が極端に高いことがわかっているのです。

私たちの体の細胞や組織の働きは、体内のミネラル(無機栄養素)バランスがうまく保たれて初めて正常に維持されます。
逆に、なんらかの原因でミネラルバランスが少しでもくずれると、細胞や組織の働きに異常が生じてしまいます。

水晶体は、水分がとりわけ多いため、ミネラルバランスの影響を特に受けやすい部位です。そのため、体内のナトリウム濃度が過剰になると、水晶体の代謝(栄養や老廃物の受け渡し)が滞り、老廃物が蓄積されて水晶体を透明に保つ働きに異常が生じる結果、水晶体が濁ってしまうのだと考えられます。

実際に、ガンの食事療法を世界に普及させた米国の高名な医師である故・マックス・ゲルソン博士は、白内障の人と健康な人の日のミネラル濃度(角膜細胞の電解質濃度)を調査した結果を報告しています。

その調査によると、健康な人のナトリウム濃度は5.5だったのに対し、白内障の人は12.0と2倍以上ありました。
しかも、ナトリウムと正反対の働きをするカリウム濃度は、健康な人の5.1に対し、白内障の人は0.6と8分の1しかありませんでした。

また、オーストラリアの研究でも、食事での塩分摂取量が多い人ほど、白内障の発症率が高いという結果が得られており、白内障の予防には減塩が絶対に不可欠なのです。

塩分を控える縄文食がおすすめ

減塩が白内障の予防に役立つことは、私自身が体験してい実証済みです。私は16年前から、ゲルソン博士が開発した食事療法を日本人向けに改良し、これを「縄文食」と名づけて主にガンの患者さんにすすめるとともに、自分でも実践してきました。
縄文食とは、簡単に説明すると、

  1. 塩分・動物性脂肪・動物性たんばく質を極力とらず
  2. 全粒穀物・野菜・果物・海藻・キノコは多くとる

要するに縄文人によく似た食事のことです。縄文食は、日本の縄文時代(約1万3千年前から2千3百年前)に食べられていたとされる食事をイメージします。縄文時代の食事は、自然の恵みを活かしたシンプルで健康的な食事でした。塩分を控えた食生活に適しており、現代の健康志向に合った食事法として注目されています。

縄文食の効果は驚くほど大きく、余命数ヶ月と診断された末期ガンの患者さんでもガンが縮小し、やがて消失する例が少なくありません。

縄文食のメリット

  • 縄文時代には加工食品が存在しなかったため、添加物や保存料などは一切含まれていません。
  • 調味料としての塩や醤油が普及していなかったため、自然の味を活かした料理が中心です。結果として、塩分摂取量は現代よりも大幅に低かったと考えられます。
  • 季節の野菜や果物を中心に、自然な甘みや風味を楽しむことができます。例えば、山菜や野生のベリー類などが含まれます。
  • 体の中に過剰な栄養が蓄積されず、現代人にはアンチエイジングにも役立ちます。

こうした縄文食のメリットに加えて白内障が改善し、視力の回復する患者さんがとても多いのです。かくいう私自身も、縄文食を続けているせいか、64歳の今でも両目の裸眼視力は1.0 あります。
老眼鏡は必要なく、白内障は兆候すらありません。おかげで、視力と体力を要する外科医の仕事を、今も現役で続けることができており、日々、充実した生活を送っています。
白内障特有の症状をアサイーベリーで軽減できた体験談

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