眼底出血を防ぐ目のためのさらさら血液にする食事療法はこれ!

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目のトラブル・病気も全身(血液)からまずは整える

眼底出血は、網膜や硝子体などの血管が細くなったり、血液が詰まったりすることにより、眼底(眼球の奥) で出血する症状のことをいいます。その原因はさまざまですが、糖尿病や高血圧、動脈硬化、腎臓病などの全身の病から引き起こされる場合がほとんどです。

病名でいうと、網膜静脈分枝閉塞症、糖尿病性網膜症、黄斑変性などが代表的ですが、いずれも悪化すると、失明、もしくは失明に近い状態に至ります。一般的に治療がむずかしく、止血剤などで様子をみることが多いのですが、医療の現場から見ても、難しい病気です。

私は長年、目と全身の問係を重視し、「目の食事療法」を推奨してきました。それは、限の病気を患う人たちに、食事療法を中心とした、生活習慣の見直しを実行してもらうものです。そうすることで、治療が困難といわれた、多くの人たちの症状が改善し、しかも、視力も回復しています。

黄斑変性の改善例(70歳女性の場合)

黄斑変性で、眼底出血をくり返していました。4年間、近所の眼科へ通院し「治療法はない」といわれ、症状は改善されませんでした。しかし、食事療法できれいに出血は消え、視力も戻りました。この女性は、視力が0.3~0.4も上がり、中心部がよく見えるようになりました。

網膜色素変性の改善例(60歳代の女性の場合)

網膜全体に枝分かれしている細い静脈が詰まって眼底出血を起こす網膜静脈分枝閉塞症を起こしました。大きな眼底出血が確認できました。漢方薬や食事療法などを実践してもらうと、みるみる眼底出血が改善され、7ヶ月にはほとんど出血がなくなり、視力も0.5から0.8まで回復しました。

網膜中心閉塞症(30歳代女性の場合)

ある日突然、網膜静脈の本幹が詰まる網膜中心閉塞症を起こしました。1.0だった右目の視力が、0.1まで落ちてしまったのです。原因は、過度な残業によるストレスと、食生活の乱れです。食事療法などを実践してもらうと、半年後には眼底出血が消え、視力は0.1から0・8まで戻りました。

このように目の痛気は、全身病に起因していることがほとんどなのですが、現代医学では、食事・生活習慣の関係を重視せず、目に現れる症状だけを治そうとする傾向にあります。現に、眼底出血の原因のトップは、糖尿病性網膜症ですから、体からみ診ていくべきです。まず食事療法で、全身を健康にすることが、目の病気を治す早道なのです。

「私は病気ではない」という人もいるでしょう。しかし、「病気ではない=健康」とは限りません。たとえば、健康度を100点満点として、59点以下が病気とすると、ぎりぎり60点でも点数上は「健康」となります。しかし、60点では病気の人と大差がありません。私は、目の健康のためには、80点以上の体の健康が必要だと考えます。

では、80点以上の健康体とは、具体的にはどこがどういう状態なのでしょうか。そのポイントは、血液をサラサラにし、等速で血管内を循環させることだと思います。水分や代謝もよい状態が保たれていることが必要です。その作用が、目を健康へと導いてくれるのです。

ドロドロだけでない!ベタベタ、ギュウギュウ、ギトギト、スカスカ血液はリスクが高い

無農薬の玄米と野菜をたっぷり食べる

そこで、ドロドロ血液を一掃するための「目の食事療法」が必須になります。生活改善の柱は3 つあります。1つが運動、1つが心、そして最も大事なのが、食事です。昭和40年代以降、日本は経済が豊かになるとともに、欧米型の食事が増加しました。現在、眼底出血を引き起こす原因の第2位である黄斑変性は、20年前は欧米で見られる病気であり、日本ではほとんどみられませんでした。

しかし、現代の日本は、世界でも稀にみる美食国。世界じゅうのごちそうを集め、過食し、その代償として血液をドロドロにし、代謝カを低下させました。その結果、生活習慣病や、黄斑変性のように昔の日本人はあまりかからなかった痛気も増加させたのです。世界じゅうのごちそうを集めると同時に、世界じゅうの病気も集めたのです。

ですから、ドロドロの血液を浄化するため、もっとも大切となるのが、古きよき日本の食に戻る食事療法なのです。では重要なポイントは3つです。

  1. 玄米菜食
  2. 腹八分目
  3. 水分をしっかり摂取
玄米菜食

主食を無農薬の玄米(発芽玄米や雑穀類) にし、野菜・海藻・魚介類を中心とします。昔の日本の食事、医食同源の考え方です。なぜ、玄米がよいのかというと、目は、体のなかでも最も栄養素を必要とし、また、栄養素を消費する器官です。とくにビタミンCや酵素(代謝を促す物質)、亜鉛を多く消費します。

玄米の胚芽やぬかの部分には、ビタミンB1、ビタミンE などのビタミン類、鉄分、リン、食物繊維などが豊富に含まれています。目に必要な栄養素の宝庫である玄米を主食にし、副食に野菜を多くとり入れてください。野菜は国産で、できれば無農薬、旬の季節のものを使います。

理想の摂取割合は、主食が5、野菜が3 、魚などの動物性たんばくが1、豆腐・納豆など豆類の植物性たんばくが1です。また、目の治療中には、とくに避けるべき食品もあります。それは白米(精白パン・めん類)、肉・ハム・ソーセージ、練り製品など添加物の多いもの、甘いもの、油脂類です。いうまでもありませんが、お酒・タバコはもってのほかです。これらの毒を断たなくては、視力の回復や目の復活はあり得ません。

腹八分目

次に、腹八分目です。これは、少食、粗食を心がけることです。現代人は食べすぎの傾向があります。食べすぎると、体の処理能力が追いつかず、便秘がちになります。そうすると、体内でさまざまな有害物質が発生し、血液を汚すのです。

1回の食事量をへらし、問食や夜食はやめましょう。

水分摂取

血液をサラサラに保つために、水分は1日に1.5~2リットル必要。この量を少量ずつとるようにします。もちろん、どんな水分でもよえんそいわけではありません。塩素の多い水道水、カフェインの多いもの、糖分の多いものは避けてください。とくに、カフェイン入りは利尿作用が強いので、過剰摂取は脱水になり、血液をドロドロにします。桜島活泉水で血液さらさら | とりあえず、お茶を飲もう!を水を飲もう!に変える

食事以外でストレス解消法を見つける

これまで「1日の食事療法」の3つの柱のうち、もっとも重要な食事にまつわる話をしました。最後に、運動・心に関しても大切な部分になります。

血液をサラサラにするためには、適度な運動が必要です。血液は筋肉の働きによって、静脈を通って心臓へ戻ってきます。足には全身の70%の筋肉がついているため、足を鍛えましょう。1日に最低でも1万3千歩、目の病気の人は2 万歩以上を目標に歩くことを心がけてください。

最後に、心についてです。過剰なストレスが、何事にもよくないことは、周知の事実です。ストレスは、交感神経を興奮させ、目を含めた体全体の血流を悪くします。なによりも悪いのは、ストレスを、食べることだけで解消すること。食べすぎにつながります。楽しみや趣味を見つけて、ストレスはその日のうちに解消しましょう。水分摂取については、最初は、なかなか1日に1.5リットル~2リットルを飲むのが大変かもしれませんが、眼底出血の症状がある場合、とても重要な部分になりますので水分摂取については真剣に行うようにしましょう。