視力向上カード

脳を効果的に刺激して視力の回復をはかる

私たちは、2つの目を上手に連動させることで物を見ています。対象物がどんな立体なのか、自分からどれくらい離れているかを把握したり、さらには自分のいる空間の奥行きを認識したりしています。

両方の目を駆使することで、脳に入る情報に確実性が加わります。これによって、私たちはより高いレベルで自分の居場所を知ったり、歩いたり、走ったり、車を運転したり、スポーツに興じたりすることができるのです。

試しに、片方の目を閉じて歩いてみてください。両眼で見ているときより、視界がいかに頼りなくなるか、がわかると思います。

2つの日をいっしょに使う能力・両眼のチームワークを、専門的には「両眼視機能」と呼びます。

トレーニングは、近視や乱視などで矯正している人は、基本的にはメガネやコンタクトレンズを装着しています。ただ、裸眼でも前方に置いたカードがぼやけずに見えるようなら、矯正せずに行ってもいいでしょう。

眼力向上カードの有効性は、年齢にはまったく関係ありません。人間の脳は、年齢に関係なく成長させることが可能です。情報の80 %以上の入口である目。その機能を眼力向上カードで訓練することで、若い人からお年寄りまで、脳を効果的に刺激し、活性化につなげることが可能です。

視力カードの使い方

交差法
  1. カード2枚をそぞれAの文字が隣り合わせになるようにして目から20~40センチの距離で片手に揃えて持つ。カードから10せっmと手前でもう一方の手の人差し指を立てて、指先が2つの円の中間になるようにする。
  2. 指先に集中して2枚のカードも見るようにすると、カードが3つに見える。その真ん中のカードで小さい円が大きい円よりも手前に浮き上がり、「CLEAR」の文字に鮮明に見えれば交差法による立体視の成功。できないときは、指先を少しだけ顔に近づける。
  3. 人さし指ゆっくり抜き去っても、まん中のカードで小さい円が浮かび上がって見えれば、交差法をマスターしたことになる
平行法
    <liカード2枚を5ミリほど離し、それぞれのAの文字が隣り合わせになるようにして、目から20~40センチの距離で片手にそろえて持つ。すき聞から、数手元先にある物を見つめるようにして、2枚のカードを見ると、二重になって4 枚に見える。
  1. その状態で、2枚のカードを目に近づけると4つ見えるカードの中の2つが重なって、3つに見えるようになる。そのまん中のカードで、小さい円が大きい円よりも遠くに見えて、「CLEAR」の文字も鮮明に見えれば、平行法による立体視の完成。

視力向上の方法はさまざまあり、自分に合ったものが必ずあるはずです。ライトを使った視力向上法などもあります。

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