「老眼」と一致するもの

サトウキビエキス 口コミ 黄斑変性 改善 糖尿病の合併症がよくなったのでシェアします。糖尿病による黄斑変性症の合併症がよくなったので紹介します。糖尿病 から 黄斑変性になってしまいましたが 、サトウキビエキスのおかげで高血糖 が改善し視力も向上しました。

サトウキビエキス 口コミ 黄斑変性 改善

surpass.jpg

3年前にご主人を亡くしてから、しばらくしてすっかり体調がよくなり、積極的にボランティア活動ができるようになるまで元気になりました。特別養護老人ホームで食事事介助やレクリエーション活動のボランティアを行っています。人間っていつまで仕事ができるのが一番の幸せなんだなぁ~と噛みしめています。

2人の娘が嫁いでからは、夫と二人だけの生活でした。いざ夫が亡くなってみると、あまりにも喪失感が大きく、ふさぎ込む日々が続きました。しばらくの間、自宅に引きこもりがちで元気がでませんでした。運動不足のせいか、体のだるさを感じるようにもなりました。夫の存在の大きさをわかっていたつもりでしたが、それ以上に大きかったのだと思いました。

娘に相談したら、「私がいっしょに行ってあげるから病院に行こう」といわれました。初めは気が進まなかったのですが、娘がどうしてもと譲らないので、しぶしぶ病院に行くことになりました。

娘つき添いで総合病院の内科を受診し、血液検査で空腹時血糖値が150 mmdl 過去1~2ヶ月の平均血糖値を示すヘモグロビンA1Cが 6.5 と判明しました。

なんと糖尿病と診断されました。夫が定年退職してからは、健康診断を受ける機会がありませんでした。私は身長が 155 cmで、体重は 55 kg です。決して肥満ではなく、食生活も問題ないと思っていたので、糖尿病になるなんて夢にも思いませんでした。引きこもってばかりはいられないと奮起しました。

その後、近所に住む友人からすすめられた老人ホームのボランティア活動に参加しはじめ、人とのかかわりを持つようになってから、主人を亡くした喪失感はしだいに薄れていったように思います。人と接しているのが一番の癒やしだとあらためて感じました。

「体のだるさは残っていましたが、ボランティアで忙しくしていたおかげで、主人との思い出に浸ってばかりもいられなくなりました。

でも、1年くらい前から、ものがゆがんで見えたり、目が異常に疲れて痛みを伴ったりすることが頻繁に起こるようになりました。60歳を過ぎたころから老眼を自覚しはじめ、細かい字を見るときだけは老眼鏡を使うようになりました。

初めのうちは、老仙眠が進行しただけだと思っていました。めがねでも、眼鏡屋さんで新しい老眼鏡を作ろうとしたとき、店員さんから『年齢を考えると深刻な病気の危険性もある』と指摘され、専門的な検査を受けるようにすすめられました。眼鏡店の店員の言葉にしたがって5月に眼科を受診しました。

眼底検査の結果、左目が初期おの黄斑変性と判明。視力は、右目が0.8、左目は0.3まで低下しており、格子状の図を見る検査では中心あたりの直線がゆがんでいるだけでなく、全体的にかすんで見えました。まだ初期の段階とはいえ、黄斑変性には決定的な治療法がなく、点眼薬などによる対症療法を行っていくしかないという恐ろしい病気だと聞かされ、不安でたまりませんでした。

このときばかりは気分が滅入ってしまいました。心配した娘さんのご主人が黄斑変性に関する情報をインターネットなどで調べ、 サトウキビエキス サルパス の存在を知りました。

3ヶ月で左目の視力が0.3から0.5に向上、黄斑部のむくみも軽快

サトウキビエキス サルパス を早速、朝・昼・晩の食後に1粒ずつ、1日計3粒飲みはじめました。すると1ヶ月ほどたった頃から倦怠感が少しずつ解消され、体が軽くなっているように感じられました。

老人ホームでのボランティア活動は入所者の介護などでかなりの重労働でした。でも、サトウキビエキスを飲みはじめてからは、疲れが翌日に残りにくくなり、車イスの入所者と散歩に出かけるとこれまでになかった爽カl快感が得られるようになりました。

3ヶ月後内科の検査を受けたところ、空腹時血糖値が210ミリ、ヘモグロビンA1Cが5.9まで低下していることが判明。さらに、視界のゆがみがかなり治まったことを実感し、目の疲れや痛みも和らいできました。「眼科の定期検査では、左目の視力が0.5まで改善されていました。

「黄斑部のむくみもだいぶ軽くなっている」と言われました。血糖値はまだ基準値域内まで改善していませんが、最近は疲れを感じることもほとんどありません。

これまで以上にボランティアの活動に積極的に取り組むことができ、心底喜びと生きがいを感じられるようになりました。血糖値を基準値域内まで下げることがいまの目標です。これからも、黄斑変性で失明しないように、サトウキビエキスを地道に飲みつづけていきます。

サトウキビエキスは高血糖・脂質異常を改善し糖尿病網膜症・黄斑変性の視力も改善

生活習慣病の中でも、さまざまな合併症を引き起こすことで知られているのが糖尿病です。最近では、糖尿病の方がアルツハイマー病になる危険性が通常の人と比べて2倍も高いことから、アルツハイマー病は「脳の糖尿病」ともいわれています。

さらに、アルツハイマー病の原因物質である異常たんぱく質が目の網膜にも蓄積することが判明し、緑内障や黄斑変性、網膜症などの網膜疾患の危険困子の1つではないかと指摘されています。糖尿病は、血液に含まれるブドウ糖の濃度(血糖値) が過剰になる病気です。糖尿病の影響で全身の血管が徐々に傷むようになります。特に、神経・目の網膜・腎臓など、毛細血管が多く張りめぐらされた器官ほど大な影響を受けます。その結果として起こる糖尿病神経障害・糖尿病網膜症・糖尿病腎症は、「糖尿病の3大合併症」と呼ばれています。

いずれの合併症も生命を脅かす危険のある病気ですが、とりわけ糖尿病網膜症は失明のおそれがあることから非常にリスクの高い合併症です。糖尿病網膜症は、はうっておけば失明に直結する恐ろしい病気です。しかし、発症したとたんに失明するわけではありません。糖尿病網膜症の進行は、網膜の状態や症状によって、初期・中期・末期の3段階に分けられます。

初期は「単純網膜症」といって、網膜にある細い血管の壁が盛り上がって膨らんだり、少量の眼底出血が起こつたりします。自覚症状はほとんどありませんが、この段階で血糖値をきちんと管理し、基準値域内まで低下させれば、高い確率で改善が望めます。

中期は「前増殖網膜症」といいます。初期に比べて動脈硬化(血管の老化) が進み、網膜に酸素や栄養が行き渡りにくくなります。目のかすみや疲れを感じる時間が多くなる一方で自覚症状が全くない人もいます。この段階では、網膜凝固光術という治療を行うことで、改善する見込みがあります。

末期は「増殖網膜症」といいます。動脈硬化が進むと、血管の機能を補うため、本来の血管とは別の新生血管が作られて網しようしたい膜や硝子体まで伸びていきます。しかし、新生血管は非常にもろく、簡単に被れてしまいます。出血の量が多くなると、視力が急激に低下してしまいます。

末期の段階では、いくら血糖値をコントロールしても、進行を止めることはできません。視力を回復させるためには手術を選択するしかありませんが、それでも回復せず、失明にに至る方が多いのです。高血糖の状態が続いて起こる眼病は、糖尿病網膜症や黄斑変性だけではありません。

なかでも白内障は年を取るにしたがって発症しやすくなる病気で、すいしようたい「水晶体」というレンズの役割を果たす、本来は透明な組織が白くにごりだし、目がかすんだり、光が乱反射してまぶしく感じられたりするようになります。食生活やここまでくると、運動などの生活改善を試みても、血糖値のコントロールが難しく、有効な対策が得られないケースが多く見られます。

サトウキビエキス サルパスについて

医師が開発!サトウキビから特殊な技術で抽出された食物繊維たっぷりのイヌリンが主成分。純度の高いイヌリンに、酒酵母とコメ由来の植物性乳酸菌を加え、吸収率アップ。糖や脂肪が気になる方、目の不調に悩む阿多におすすめの食品。

メーカー商品名
サルパス
内容量
300mg×90粒
主要原材料
イヌリン(食物繊維)、酵母(SAMe含有)、植物性乳酸菌(殺菌)、デキストリン、粉末セルロース、ステアリン酸カルシウム、微粒二酸化ケイ素
栄養成分表示
 (1粒当り)エネルギー1.17kcal、タンパク質0.04g、脂質0.01g、炭水化物0.20g、食塩相当量0.004g
【目安量】 1日3粒

サトウキビエキス サルパス

食事

視力回復 効果 アサイーベリー の実力

  • 投稿日:
  • by
  • カテゴリ:

視力回復 効果 を期待するのならどんなことをすればいいのでしょうか。目はとても大切で見えることが当たり前の生活をしていると目にトラブルが生じたとき本当に悲しくなります。見えない、見えづらいというストレスは想像以上です。

アサイーベリー 効果で 視力回復

目にいい食材といえば、おなじみのブルーベリーですが、最近は、アントシアニンがブルーベリーよりも多いという アサイーベリーに注目が集まります。

アントシアニンは、植物に存在する色素の一種で、特に赤紫色や青紫色の色をもたらします。これは目においても重要な役割を果たすことが知られています。

アントシアニンには、目の健康維持や視力改善、抗酸化作用による老化防止など、さまざまな効果が期待されています。

berries-1846085_640.jpg

具体的には、アントシアニンが目に及ぼすと考えられるいくつかの効果や健康への利点をまとめると、主に以下の 3点になります。

  1. 視力保護: アントシアニンは目の組織を保護し、視力の維持に寄与する可能性があります。特に、加齢に伴う視力の低下を遅らせる助けになるとされています。

  2. 抗酸化作用: アントシアニンは強力な抗酸化作用を持っており、目の組織を酸化ストレスから守り、網膜の健康を促進する可能性があります。

  3. 網膜の血流促進: アントシアニンは血管を拡張し、血流を改善する助けになる可能性があり、これが網膜への血液供給を向上させ、視覚に対する利益をもたらすことが期待されています。

アントシアニンを摂取するためには、アサイベリー、ブルーベリーやイチゴ、ブラックベリー、ブラックカラント、赤ぶどう、さくらんぼなどの赤や青い色を持つフルーツや野菜が良い摂取源となります。それによって、目の健康を促進し、視力をサポートすることが期待されます。

アントシアニンが減少する理由

1. 偏った食生活

アントシアニンは、特定の食品にしか含まれていないため、偏った食生活を送っていると不足しやすくなります。特に、野菜や果物をあまり食べていない人は、アントシアニンが不足している可能性大です

2. 加齢

年齢とともに、アントシアニンの吸収率が低下します。アントシアニンが不足しやすくなります。目の症状がではじめるのも以前は40歳代以降の方が多かったのですが、最近は、20歳代でも目の疲れを感じている人が増えています。視力低下のトラブルをはじめとして白内障などの眼病も、低年齢化が加速しています。

3. 紫外線

紫外線は、アントシアニンの分解を促進します。そのため、紫外線を多く浴びる人は、アントシアニンが不足しやすくなります。

アントシアニンが不足すると、目の疲労や視力低下、老化などの症状が現れる可能性があります。アントシアニンを積極的に摂取することで、これらの症状を予防したり、改善したりすることができます。 アントシアニンを多く含む食品としては、以下のようなものがあります。濃い紫色が特徴です。

      • アサイーベリー
      • ブルーベリー
      • ビルベリー
      • ナス
      • 紫キャベツ
      • ぶどう
      • キイチゴ

これらの食品を、毎日意識的に摂取するようにしましょう。

現代人の目は疲れている

目に重要な働きをするアントシアニンが加齢により減少していることに加えて現代人の目はさまざまな要因により疲れ、そして視力が低下しています。

現代人の目が疲れる理由はいくつかあります。パソコン作業やスマートフォンの使用など、近くを長時間見続けることで眼疲労が生じます。

  • 調節過多による毛様体筋の疲労:

    • 私たちがものを見るとき、眼はカメラのレンズのような働きをする水晶体の厚さを調節し、ピントを合わせています。
    • 毛様体筋はこの調節に関与しており、遠くを見るときは緩み、近くを見るときは収縮して水晶体の厚さを調整します。
    • パソコン作業などで近くを長時間見続けると、毛様体筋がずっと緊張して筋肉疲労を起こします。
  • 老眼:

    • 老化により水晶体が硬くなり、ピント調節力も衰えます。
    • 近くが見えにくくなり、無理に近くを見続けると目が疲れやすくなります。
    • スマホ老眼:

    • スマートフォンなどの小さな画面を長時間凝視することで生じる症状です。
    • 目のピント調節がスムーズにできないため、眼精疲労を起こしやすいと考えられています。
    • 一時的な症状であり、老眼とは異なります。

このように現代人の目はアントシアニンの減少だけでなく疲れる原因がいくつもあるのです。

最後に アサイーベリーで目のためにアントシアニンをたっぷり摂る

アサイーベリーは、アマゾン雨林地域原産の小さな紫色の実を持つアサイーパームの果実です。これはブラジルなどの南米諸国で一般的に見られ、健康食品やスーパーフードとして知られています。

アサイーベリーは、特に抗酸化物質の含有量が高いことで知られており、これは細胞を酸化ストレスから保護するのに役立ち、健康維持に寄与する可能性があります。

この濃い紫色でアントシアニンがたっっぷりの果物は、栄養素が豊富で、体に良い効果がいくつかあります。特に目に対する効果大ですので、摂取したいのですが、生のアサイーベリーを手に入れることはかなり困難ですから サプリメントなどで摂取することになります。

さまざまなアサイーベリー サプリが販売されていますが、ふくふく本舗 アサイベリー プラチナアイ がおすすめです。

アサイベリープラチナアイ 視力回復 の喜び
https://1088note.com/2023/11/post-15.html

眼筋ストレッチ 効果 目の疲れや乾燥老眼対策に

  • 投稿日:
  • by
  • カテゴリ:

眼筋ストレッチ 効果 目の疲れや乾燥老眼対策に役立ちます。

眼筋ストレッチ 効果 目の疲れは全身の疲れにも大きく影響する

眼科医も目を非常に酷使する仕事です。疲れ目で来院する患者さんの目を見る際にあまり疲労が溜まった目で診察をしたら誤診断の可能性もあります。

診察中はライトを落とし、真っ暗な中で仕事をしますから、視力が落ちやすい。また顕微鏡をのぞくときは、まばたきの回数がへるので、目が乾いて充血します。

そこに加えて私は軽い外斜位があり、10年前から老眼も感じていました。

外斜位というのは、遮へいテスト(片目をおおって物を見るテスト) をしたときに、おおった側の瞳が外側にずれる症状をいいます。おおいを取るとまっすぐ向くのでそれほど問題はないのですが、近い物を見るときに外斜位のあるほうの目に負担がかかります。

そこに老眼が重なると、さらに目が疲れやすくなります。目の疲れには、一晩眠れば取れる生理的な疲れと、その程度では取れない重度の疲れがあります。この重度の目の疲れが、眼精疲労です。

パソコンや携帯電話、ゲーム機などを日常的に使うようになって、眼精疲労を訴える患者さんがとても多くなりました。30~40代を中心に、眼精疲労で来院される人が増えています。

眼精疲労の陰には、目の病気や体の病気が隠れていることもありますが、それ以外にも近視や老眼などの調節障害、メガきようせいネ・コンタクトの矯正不良、目の使いすぎ、ストレスなど、さまざまなことが原因になっています。

たかが目の疲れと思われがちですが、眼精疲労になるとそう簡単には改善しません。症状も、目だけでなく全身に及んできます。目が痛い、まぶしい、ショボショボする、涙が出る、かすむといった目の症状はもちろんのこと、頭痛、肩こり、集中力の低下などがあったら、眼精疲労を疑うといいでしょう。

こうした不快な症状があると、QOL (生活の質) も低下してしまいます。私たちが得ている情報の8割は目から入ってくるといわれていますが、眼精疲労があると新開や本を読むのもおっくうになってきます。人によっては外への関心が薄れ、生活全般に意欲の低下が見られることもあります。

目のストレッチを習慣化する

そこで日ごろから、目の疲れをためないケアが必要になってきます。

「医者の不養生」にならないように、眼精疲労対策とて眼筋ストレッチを日課にしています。これは、目のまわりの硬くなった筋肉をほぐして、目の疲れを取るストレッチです。目のまわりにはたくさんの筋肉があります。その中で、眼球を動かしているのは4 つの直筋( 上直筋・下直筋・外直筋・内直筋) と、2 つの斜筋(上斜筋・下斜筋) です。

また視力の調節は、水晶体のも、上下についているチン小帯や毛様体筋によってコントロールされています。

いつも近くばかり見ていたり、同じ日の動きしかしていなかったりすると、これらの筋肉が緊張して硬くなり、衰えてきます。そこで、目の調節力が低下し、疲れやすくなるのです。

私は必ず1日2回、朝の起床時と夜の就寝前に眼筋ストレッチをしています。このストレッチをすると、目の疲れが取れるだけでなく、老眼や近視の予防になります。

パソコン操作のように目を使う仕事をしている人は、1時間作業をしたら5分間休憩をとって、こまめに眼筋ストレッチをするといいでしょう。目を使ったら、すみやかに目の疲れを取る。これが、眼精疲労を予防する基本です。

また即効的に目の疲れを取ってくれるのが、目の温パックです。昔から「温奄法」という目」を温める方法がありましたが、温めることで筋肉がほぐれ、血行がよくなります。そのあとに頭にあるさんちくのツボを刺激すると、さらに目がリラックスします。

疲れ目

白内障は眼鏡では矯正不可能

適切な時期に適切な方法で治療を受ける。これが、自内障の対策では最も重要です。白内障について詳しくはこちら

治療はこちらのページで紹介した「極小切開法」による手術が、現在では最良の選択肢となっています。

ここでは適切な時期、つまり、「受診や手術は、どんなタイミングでしたらいいのか」という点です。まず、視力低下に気づいたら、早めの受診が大切です。白内障手術が進歩し、眼内レンズが開ひとみ発される以前の戦前には、「瞳が完全に白くなって見えなくなってから」という悲しい事情がありました。これには理由があって、当時の手術法が、水晶体が成熟するまで待って、大きなかたまりとなってから、丸ごと摘出しなくてはならなかったからです。

このため、白内障の症状が出ても受診を先延ばしにして放置し、手遅れになる方も少なくありませんでした。

しかし、極小切開法が開発された現在では、それはなんの意味もないどころか、さまざまな不利益を患者さんに生じさせるのです。

白内障も放置して症状が進むほど、さまざまな問題が出てきます。視力低下で生活が不自由になることはいうまでもありませんが、それ以外にも急性緑内障や眼内の炎症、斜視などの合併症を呼んだり、慢性緑内障や黄斑変性、眼底出血などの余病を併発するおそれもあります。

また、症状が進めば進むほど手術も難度を増し、通常の症例では発生することの少ない、合併症を起こすリスクも増大します。

白内障の代表的な症状は、「目がかすむ」「まぶしい」です。視覚にふだんと違うこうした異常を感じたら、とにかく早めに受診するようにしたいものです。

白内障になると「細かい文字が読みにくくなる」ことから、老眼と勘違いされる方も少なくありません。この場合は、老眼は近くのものだけぼやけ、眼鏡をかければクリアに見えるようになるのに対し、白内障は全体がぼやけ、メガネでも矯正できないことで区別がつきます。

日常生活に不自由を感じたときが適応期

手術の時期については、担当の医師との相談が前提ですが、一般的には「日常の生活に不自由を感じてきたら適応期」とされています。

現代社会では、生活に必要な情報の約90% 以上もが目(視覚)から取り入れられるといわれています。

たとえば、テレビや新開を快適に見るためには、0.5以上の視力が必要です。また、車を運転される方は、免許の更新に0.7以上の視力が必要になります。

視力が低下すれば、このような生活の具体的な場面でいろいろと不都合が生じてきます。

また、ご高齢者の方はつまずいてケガをする危険性もふえてくるでしょう。

こうなると行動も限定され、毎日が快適にすごせなくなります。その結果、引きこもりになおちいつたり、うつに陥ったりするケースも少なくありません。

同じ手術をするなら、できるだけ、そのような弊害が起こらないうちに、したほうがいいのです。

ただ「生活に不自由を感じる状態」というのは個人差があり、一様でないのも事実です。

仕事や生活のあり方によっては0.7の視力でも手術の時期になる方もいますし、逆にとくにご高齢の方の中には0.3でも生活に不自由をきたさないという場合もあります。

この点についてはご本人の希望や観察経過などを前提に、担当医師との継続的な話し合いが大切になります。

いずれにしても、もはや自内障は「年だから」と不自由をがまんする時代ではありません。

新時代の老眼治療はCK手術、老眼が不要になる

  • 投稿日:
  • by
  • カテゴリ:

メスもレーザーも使わないので不安がない

老眼の画期的な治療法であるCK手術(伝導性角膜形成術)は、角膜にごく短時問、高周波( ラジオ波) を当てるだけの、メスもレーザーも使わない、たいへん安全な手術です。その実際についてご紹介しましょう。

治療に先立って検査を行い、この手術が適応するかどうかや、「利き目」などを調べます(適応については後述)。原則としてこの手術は、利き目と道側の目に行いますので、事前に利き目を調べておく必要があるのです。

  1. 術前の検査と診断
  2. 点眼麻酔
  3. 角膜の周辺部の8~16ヶ所に、円を描くように印をつける
  4. 印をつけた部分に高周波(ラジオ披を照射する
  5. 消毒など術後の処置
  6. 15分ほど休憩したのち、術後の検査

高周波照射する時間は3分程度で、前後の検査や処置を含めても2時間ほどで終わります。入院は不要です。

麻酔をしますので、痛みはありません。術後、軽い痛みを感じる人もいますが、多くは1~2 日で消失します。また、人によっては、まぶしさや違和感などが生じることもありますが、通常、長くても数ヶ月程度でなくなります。

高周波の照射は、当てる位置を厳密に設定でき、強さや時間が完全に自動制御された専用の器械を使いますので、安全に行えます。

手術の翌日から通常の仕事や生活ができますが、目を酷使する作業などは、数日程度、控えるようにします。

術後は、定期的に検査を行います。当院の場合は、手術の翌日と1週間後、1ヶ月、3ヶ月、半年後、1年後、以後は毎年1回ずつ検査を行っています。

老眼なしでも近くがはっきり見える

近視の矯正手術であるレーシック(イントラレーシック)とCK手術の両方を行う場合は、まずレーシックを行い、半年ほど置いて目の状態が安定してから、CK手術を受けます。

CK手術の費用は、医療機関によって異なりますが、おおむね15~25万円程度です。

手術後は、老眼鏡なしで近くが見えるようになります。老眼鏡を使うわずらわしさがなくなるうえ、老眼による目の疲れやその影響で起こる肩こりなどからも解放されます。

「近くが本当によく見えてビックリ」「メガネなしで細かい字も見えるので感動もの」「自分の書いている文字すら見えなかったが、いまはよく見えて書類も書きやすい」「読書やパソコン作業がとてもらく」「顔や雰囲気、気持ちまで若返った」などの声が聞かれます。

CK手術を行うには、専用の機械が使いこなせるように米国で研修を受け、認定医となる必要があります。日本での認定医は、現状ではまだ数人程度ですが、今後は、徐々にふえていくと思われます。CK手術を希望される方は、表にあげた認定医のいる医療機関でご相談なさるといいでしょう。

大部分の老眼の人に心、問題なくCK手術が行えますが、術後、視力の左右差による違和感しやきようが生じると思われる人、視野狭窄や角膜の傷といった症状がある人、心臓ペースメーカーを使っている人などは行えません。

また、白内障が進み始めている人や進み始める年代の人には、白内障の治療や予防を兼ねて、遠近両用の眼内レンズ(自内陣で濁った水晶体の代わりに入れる人工レンズ) を入れる方法をすすめる場合もあります。

CK手術以外にも、こうした遠近両用の限内レンズや、米国で研究されている老眼矯正レーシック、角膜内レンズなど、新しい老眼治療法が続々と登場しています。老眼の治療法は、今後、ますます選択肢が広がって、老眼鏡をかける人がほとんどいなくなる時代がやってきそうです。

3分で老眼鏡が不要になるCK手術

  • 投稿日:
  • by
  • カテゴリ:

老眼は水晶体や毛様体の変化により発症する

まだ本格的な「老化」を意識しない40代、よっては30代でも容赦なく起こるのが「老眼」です。家庭でも社会でも、まだまだがんばらなければならない年代に始まるだけに、精神面・生活面ともに、老眼によるダメージを感じる人は多いようです。

老眼になると、近くにピントが合いにくくなり、新聞などの文字は少し離すと読みやすくなります。そのため、「遠視」と混同されやすいのですが、遠視と老眼のしくみは違います。

遠視は、眼球全体の形や角膜のカーブの問題により、本来、も、つまく見たものの像が結ばれる網膜より、後ろにピントが合ってしまうものです。

これに対して老眼は、目のレンズに当たる水晶体や、その厚みを調節している毛様体という筋肉が衰えるのが原因です。

目は近くを見るときは、毛様体が緊張して水晶体が厚くなり、遠くを見るときは毛様体が緊張して水晶体が薄くなります。このしくみは、水晶体と毛様体に十分な弾力性があってこそうまく働きますが、その弾力性は加齢とともに衰えます。その結果、水晶体の調節が困難になり、近くにピントが合いにくくなるのが老眼なのです。

筋肉である毛様体は、遠近交互にピントを合わせるトレーニングなどで、ある程度弾力性を保てるといわれています。しかし、水晶体が硬くなり、弾力低下が進めば老眼も進行します。

「近視の人は老眼になりにくい」という誤解もあるようですが、もともと近くが見や視の人は、老眼を自覚しくいだけなのです。実際には、近視と関係なく、老眼は発症・進行します。

老化して硬くなった水晶体を、もとに戻す方法は、いまのところありません。そこで、老眼鏡や遠近両用コンタクトレンズなどで、近くが見えやすいように調整するのが、これまでの主要な老眼治療でした。

しかし、老眼鏡は、いかにも年をとったイメージがあって「抵抗を感じる」「できるだけ使いたくない」という人が多いものです。また、「持ち歩くのがめんどう」「進むたびに作り替えるのがたいへん」という声も開かれます。

また、遠近両用コンタクトレンズも、実際には遠近両方が支障なく見えるまでの機能はなく、どこにもピントが合わなかつたり、コンタクトの上から老眼鏡をかけたりという不便に耐えている人が多いようです。

10万人以上の手術を行い安全性はお墨付き

じつは、そんな人たちに朗報があります。老眼を手軽に治療できる、画期的な方法が登場したのです。その治療法とは「伝導性角膜形成術」で英語名の頭文字をとって「CK手術」」と呼ばれています。CK手術は、2004年、米国のFDA (食品安全衛生局)によって認可されました。以来、米国を中心にさまざまな国で、すでに計10万件以上の手術が行われ、安全性が確認されるとともに、良好な結果が報告されています。

日本でも、現在は行っている医療機関が限られているものの、しだいに広まってきています。

「目の手術」というと、なんとなく怖さを感じたり、身構えたりする人が多いでしょう。しかし、CK手術は、施術だけなら正味3分程度でできる、いたってシンプルな方法です。

現在、広く普及している近視きょうせいの矯正手術「レーシック」も、正味20分程度で行えますが、CK手術はそれ以上に短時間でできるのです。では、CK手術のやり方とメカ:ズムを説明しましょう。

目の最も前面、いわゆる「黒目」を覆う位置には「角膜」があります。角膜は、半球状の透明な硬い膜で、眼球を保護するとともに、光を集めるレンズの役目をしています。

先ほど、目の「レンズ」に当たるのは水晶体だといいましたが、実際には角膜という1つめのレンズで大きく光を集めうえで、水晶体で屈折率を調整して、私たちは物を見ているのです。ですから、角膜の形状がわずかに変わるだけでも、目の屈折率は変化します。

そこで、角膜の中央部分の「ふくらみ」を大きくし、屈折率を上げて近くを見えやすくするのがCK手術です。

効き目とは逆の目だけを行う

やり方としては、角膜周辺部の8~16カ所に、専用の器具で高周波を当てます。すると、たんばく質でできている角膜に熱作用が生じ、そこだけキュツと縮みます。全体として、周辺部をベルトで締めるような形状変化が起こり、角膜中央のふくらみ( 屈折率) が強くなるのです。

その結果、老眼の進んだ人でも近くが見えやすくなります。しかも、周辺部はもとの屈折率を保っているので、遠くを見る視力も維持されます。

CK手術は、両眼に行うこともできますが、原則的には、「利き目」でないほうの目だけに行います。ふだんは意識しませんが、「利き手」と同じように、私たちは左右一方の目を「利き目」として主に使っていす。一般に、何げなくカメラのファインダーなどをのぞくときに使うのが、その人の利き目です。

利き目は、遠くを見るとき主体的に使われるので、あえてそのまま残し、道側の日だけに施術して遠くも近くも見えるようにするのが、CK手術の基本的なやり方です。ちょっと考えると、視力の左右差が気になる感じがしますが、実際には、違和感のない範囲で調節しますから、左右差が問題になることはまずありません。むしろ両眼とも行うより、快適な視力が保たれることが、これまでの実漬から明らかになっています。

同じ角膜に行う手術でも、場所や方式が違いますから、レーシックを受けたあとにCK手術を受けることもできます。というより、近視の人は、CK手術だけを受けてもメガネやコンタクトが必要な状況は変わらず、かえって不便になる場合もあるので、CK手術とレーシックをセットで受けたほうがよいでしょう。