疲れ目、乾き、充血などのドライアイ症状を防ぐ「まばたき体操」は今すぐ行える疲れ目対策

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疲れ目はほとんどの人が涙の質が低下していることで起きる

ドライアイに悩む方が、いま急増しています。現在、推定で1千万人以上いるといわれています。目のトラブルを抱える人の半数は、ドライアイです。

ドライアイは、目の表面(角膜) が乾燥してしまう病気で、2つのタイプがあります。1 つは、涙が出る量が少ないるいえきために乾燥する涙液減少タイプ。もう1 つは、涙の質が低下するタイプです。

ドライアイのイメージからすると、涙が少なくなって起こってくるように思われがちですが、涙液減少タイプは意外に少なく、患者さんの8 〜9剖は涙の質が低下するタイプです。

では、涙の質の低下とはどのようなものでしょうか?

涙は、単なる水ではありません。涙腺から分泌される水分と、まぶたの縁にあるマイボーム腺から分泌される油が、まじり合って涙液(涙) となります。

まばたきをすると、下にたまっている涙をサーッと引き上げて、目の表面をうるおすしくみになっています。

その場合、油分が十分にミックスされていれば、涙は目の表面に長くのっていることができます。ところが、抽が足りなくなると、それがむずかしくなり、涙そのものは十分にあっても、すぐに日が乾いてしまうことになります。これが、涙の質の低下です。

こうなると、目が疲れやすい、日が充血する、目がゴロゴロする、物がかすんで見える、目が乾いた感じがするといったドライアイの症状が出てくることになります。

疲れ目を訴える人の半数は、こうしたドライアイです。

ドライアイの原因としては、老化や病気、体調不良、ストレス、薬の影響などもありますが、現代のようにドライアイが急増しているのは、環境因子が大きくかかわっていることがあげられるでしょう。

パソコン、携帯、エアコンなどは、涙を蒸発させて、目の乾燥に拍車をかけています。

たとえ涙の質が悪くても、多くの人は普通の生活をしていてもそうした環境因子が加わると、もともと涙の質が悪くてドライアイの傾向のある人では、とたんにやぇきれなくなって、ドライアイのさまざまな症状を訴えるようになるのです。

ですから、ドライアイの症状が気になる場合は、まず眼科でその原因を確かめてもらってください。

それで、環境因子が大きく関係している場合は、次のようなことに気をつけるだけでも、ドライアイを改善したり、予防したりすることが可能です。

またばたき1回は点眼1回分

まず、任事で一日中、パソコンの画面を見ている人は、モニター装置を視線より低い位置に設置することです。そうすると、目を大きく見開く必要がなくなり、乾燥の予防につながります。モニター調整はこちら

また、カボック、ゴールドクレスト、アレカヤシ、ベンジャミンなど、葉の大きな観葉植物を部屋に置くと、部屋の湿度が保ちやすくなり、これも目の乾きにいい影響があります。

なかでもおすすめなのは、意識的にまばたきをしたり、上の図のような「まばたき体操」をしたりすることです。

まばたき体操のやり方
  1. 両目の下まぶたを軽く下に引っ張る
  2. の状態で、しっかリ2~3回まばたきをする
  3. まぶたを閉じて、目をグルッと回す
  4. 後に、普通に2~3回まばたきをする

ドライアイになっている人の多くが、パソコンやテレビなどを凝視して、まばたきの回数がへり、目が乾燥しやすくなっています。その状態の改善に役立つのが、まばたき体操です。まばたき1 回は、目薬の点眼・1滴分の効果があるからです。

とくに、目が大きくて、またまばたきが十分にできていない(目が完全に閉じない) 人が、まばたき体操をすると、早ければ1週間ほどで効果が出るでしょう。まばたき体操をすると、涙を1回入れ替えるような感じになります。

また、年配の人は、マイボーム腺が油でつまり、涙の質が低下しがちです。そういう人は、入浴時に蒸しタオルで、閉じたまぶたの上から目を3分ほど、温めてやるといいでしょう。マイボーム腺に固まった油は、約40度(お風呂の温度)とで溶けます。この方法も、ぜひ試してください。