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鮑の輝 口コミ 緑内障の手術後、視力が改善して大震災も克服できたので私の実体験 鮑の輝 口コミ を紹介させてください。

鮑の輝 口コミ 視力を失った目に明るさを感じることができた

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私は5年前、68歳のときに右目が網膜剥離を起こしているといわれて点眼薬を処方されました。

網膜剥離というのは、眼球の内側にある網膜という膜が剥がれて、視力が低下する病気です。

網膜とは、目の中に入ってきた光を刺激として受け取り、脳への視神経に伝達する組織で、カメラでいうとフィルムのはたらきをしています。 網膜の剥がれは痛みを伴わないため気付きにくいのですが、前兆として飛蚊症があらわれることがあります。

そして、1年後、右目の視野が欠けてきたため検査を受けたところ、緑内障を併発していることがわかりました。

緑内障は、目から入ってきた情報を脳に伝達する視神経という器官に障害が起こり、視野(見える範囲)が狭くなる病気のことです。 治療が遅れると失明に至ることもあります。 症状は、少しずつ見える範囲が狭くなっていきます。

仕事はもともと薬品の卸問屋ので営業部長をやっていたのですが、果たして自分の目の治療法は適切だったのかと疑問を持ち、知り合いの医師に相談しました。すると、内服薬での治療を行わなかったために症状が進んでしまい、失明する危険性が高いといわれました。

失明という言葉を聞き、ひどく落ち込んでしまいました。そんなとき、偶然読んでいた医学書でアワビの食品のことを知り、試してみることにしました。

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鮑の食品のおかげで、緑内障の進行が遅くなったような気がしました。しかし、すでにかなり進行していたため、手術をすることになりました。二度の手術を受けましたが、昨年の夏、右目の視力は失われてしまいました。

手術を受けるに当たって、鮑の食品をとらなくなっていました。しかし手術の後、目の状態が少しでもよくなればと思い、アワビの食品を朝晩の食後に、毎日欠かさずとるようにしました。

「右目を義眼にしたくなかったことと、残った左目の視力を、これ以上悪くしたくないという強い思いもありました。わらにもすがる...という本当にそんな感じでした。

鮑の食品を再びとるようになってから、私の目は、両方とも状態がとてもよくなってきました。

左目は、これまで視力が1.0もなかったのですが、最近では1.3まで上がっていて、明るいうちなら運転も問題なくできるようになりました。

さらに驚いたことに、失明して何も見えなかった右目が、ほんの少し明るさを感じるようになったのです。

鮑の食品に、もっと早く出合っていれば、失明することもなかったかもしれないと、少し悔いが残ります。でも、現在、目の状態がいいのは鮑の食品のおかげだと思っているので、手術後に欠かさずとり続けて本当によかったです。

実は、東北大震災で、私の家の中はひどい状態になりました。家の前にあった3階建てのビルは倒壊し、水道・電気・ガスも、長いこと止まっていました。

不便な生活が続きましたが、鮑の食品のおかげで、片目だけでもよく見える状態でよかったと、今回の震災でつくづく思いました。7年前に妻を亡くし、今は独り暮らしなので、目が不自由になったら生活ができなくなってしまうでしょう。

これからも鮑の食品をとり続けて、しっかり生活していきたいものです。

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松の木エキスの食品で目の充血や乾きが治り目薬も不要に

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眼精疲労で文字が読めなくなった

私はパート社員として働いている51歳の中年です。2年ほど前から慢性的な肩こりや目の不快症状を感ドるようになりました。

午前中はそれほどつらくねいものの、午後から夕方に如けて、決まって肩が重だるくなったり、目が乾いて充血したり、眼精疲労で目が腫れぼったくなっていました。

特に、目の疲れがひどく、やがて仕事にまで影響が及んでしまいました。

私はスーパーのレジで働いているのですが、最近は、商品のバーコードを機械で読み取って自動で計算してくれます。ところが目が疲れてくると、そのバーコードの位置すら瞬時にわからなくなってしまうのです。こうなると集中力がなくなり、会計の金額を誤りはしないかとヒヤヒヤしています。睡眠をしっかりとっても、この目の疲労感は抜けませんでした。

私は、休憩時間に目薬を差すようにしていましたが、らくになるのはその時だけで、仕事に戻るとすぐに目が不快になってしました。

そんなとき、フランス海岸松の樹皮エキス(松の木エキスという) のことを知ったのは、1年前のことでした。

糖尿病網膜症だった友人が、ルティンやアスタキサンチンを加えた松の木エキスの食品で、症状が改善したというのです。それならば、自分の目の不快症状にもいいのではないかと思い、通販売で購入して、試してみることにしました。

松の木エキスの食品を入手してからは、毎日、朝と夜に適量をとるようにしました。

最初の2〜3日は、ほとんど変化は感じられませんでした。ところが1週間後に、肩が軽くなってこりを感じなくなったのです。さらに、松の木エキスをとりつづけたところ、日を追うごとに目の乾きや充血、疲れが少しずつ改善していきました。

はっきりと効果を実感したのは、休憩時間にトイレの鏡で自分の顔を見たときでした。

今までは夕方近くになると目が赤く充血していたのに、それが全くなくなったのです。目の乾きや疲れもほとんど気にならなくなり、目薬も不要になりました。ごろごろ感がなくなったのはとても嬉しかったです。

さらにもうひとつ新しい変化も感じました。私は若い頃からカゼを引きやすい体質で、季節の変わり目になるといつも熱を出して寝込んでいました。それがこの1年、1度もカゼを引いていません。これも松の木エキスの食品のおかげかもしれません。

一度、肩こりや目の不快症状が完治した今も、毎日欠かさず松の木エキスの食品をとりつづけています。

疲れ目に効果のある松の木エキスはこちら。

疲れ目 セルフケア クロセチン の栄養もおすすめ

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疲れ目 3セルフケア クロセチン の栄養もおすすめです。冬は1年の中でも非常に目を酷使する時間が長いシーズンです。必然的に夜が長くなるため、読書、インターネット、TVなどの時間も長くなります。、体は気づかないうちに見えない疲れを溜めいるものです。そんな、過酷なシーズンに取り入れたいセルフケアがあります。それは、「温める」「動かす」「補う」の3つ。手軽にできる3 つのケアで、この冬を元気に乗り切りたいものです。

疲れ目 セルフケア クロセチン の栄養もおすすめ

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疲れを感じ始めた時には「温める」ケア。水を含ませて絞ったタオルを電子レンジで20秒ほど温めて約45度 に。それを約10分間、まぶたの上にのせておく- しけと簡単です。蒸気のぬくもりで血流がアップし、目の調節力や涙と脂の分泌量が改善。動き疲れた心身に、リラックス感まで与えてくれます。
このケアは、疲れがピークになる夕方から夜に行うのがベスト。お化粧崩れがどうしても気になるという人は、バスタイムに行うのもおすすめです。体と一緒にゆっくりと温めることで、心地よい睡眠を促進。冬の温めケアは、心と体の健康づくりにも役立ちそうです。

いつでもどこでも試すことができる、道具が不要の「動かす」ケア。ピント合わせの重要な役割を持つ毛様体筋を意識的に鍛えることで血流アップを促します。
トレーニング方法は温めるケアと同じく、とても簡単です。まず、目の前15 Cmのところに指を立て、その直線上にある遠くの目標を定めます。そして、指と遠くの目標を1 秒間隔で交互に見るだけ。目の前の指にピントが合わなければ、少し遠くに離してみてください。5往復を1 セット、1 日に10 セットほど行うのがおすすめです。

目をいたわる生活に欠かせないのが、バランスの取れた食事。あわただしい時期の食生活はサプリメントで「補う」ケアがかしこい方法です。今では有名なブルーベリーに加え、最近ではアスタキサンチンやクロセチンなどの、植物由来色素成分も注目されています。

あまり知られてはいませんが、生まれたてのサケの稚魚は白く、アスタキサンチンを含む生物を食べながら成長して徐々に身が赤くなっていきます。蓄積したそ赤いパワーは、川の遡上に耐えぅる体力をもたらし、産み落とした卵を紫外線の影響から守っています。
底知れぬパワーを持った赤い天然色素アスタキサンチンは、数年前から化粧品や美容サプリメントに配合されている成分。クチナシの果実から、わずかしか抽出できない貴重な黄色の色素成分、クロセチンとともに注目を集めています。

疲れ目がひどいときには「目薬について(選び方と正しい使用方法)」を参考に無添加の人工涙液で早めに対処することも大切です。

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疲れ

疲れ目・ドライアイを知る


「脳の見る力」をアップさせるには、酸素をたっぷりとり込む以外にも、「見える! 必ず見えるようになる! 」とも脳が確信することも重要です。

あなたにも、「できる! 」と思ったらできて、「ダメだろうな... 」と思ったら、やっぱりできなかったという経験が1つや2つ、あるはずです。

たとえば自転車に乗ること。はじめてチャレンジしたときは、うまく乗りこなせなかったでしょう。でも、まわりの友達や大人はみんな、カンタンそうに乗っている。誰もができて当たり前なのだから、あなたも「乗れて当然」と思います。

すると、練習するうちに必ず乗れるようになるのです。

しかしたとえば、あなたは人前で話すのが好きで、自分ではうまく話しているつもりだったのに、先生から「あまりうまくないね」といわれたとしましょう。そこで、「そうか、自分は人前で話すのがヘタなんだ」と信じてしまうと、「どうせ下手だし」とあきらめてしまい、本当にどんどん話し下手になっていきます。

ものを見るのも同じこと。脳が「どうせ見えない」とあきらめてしまうと、いくら目の機能が改善しても、視力はなかなかあがりません。近年、視力が低下する人がふえている根本原因には、もちろん酸素不足がありますが、「パソコンを使うから仕方ない」「視力はいったん悪くなったら、よくなることはない」といった、ネガティブな思い込みがあることも、大きく作用しています。

そう思い込んでしまうと、脳は、「そうか、よくならなくても、しようがないんだ」とあきらめて、働こうとしなくなってしまうのです。視力を改善したいなら、「目はよくなる」と、脳にいい聞かせ、あなたもそれを信じなければなりません。本来、1.5くらいは見えるのが、脳にとって当たり前の自然な状態です。

それが見えないのですから、脳だって自信を喪失してしまいますし、ストレスなのです。その脳のイライラが原因で、自律神経のバランスをさらにくずしてしまい、負のスパイラルがつくられることもあります。

本当は、脳も目も、よくなりたがっているのです。

「どうしてもフライトアテンダントになりたい」という女性の話です。筆記試験と面接には合格しているのですが、視力だけが基準に達していないと、半分泣きそうになって来たのです。 彼女の視力は0.05。フライトアテンダントは、裸眼で0.1以上の視力が要求されます。

万が一の緊急事態にも、お客様を安全に案内できる視力が要求されるのです。

0.5とか01の人の視力をあげるのは、比較的たやすいのです。けれども、0.1未満になると、視神経が極度に劣化していて、短期で視力を回復させることは難しくなります。そうはいっても視力検査の日は、もう1週間後に迫っています。たった1週間で0.1以上の視力にしなければなりません。

「できることはすべてお伝えしますから、毎日、時間がある限り、すべてのトレーニングを必ずやるよう、死力を尽くしてください!」と、指導しました。

特に彼女の場合は、時間がなかったので、「脳の、緊張を解いてリラックスさせる! イメージ法」を入念に行なってもらいました。

幸い彼女は、きちんと実践してくれたため、1週間でなんと0.2まで視力が回復!見事、試験に合格し、今では大空を飛びまわっています。脳を元気づけることの大切さを実感したケースでした。

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「脳」も見ている

胃腸のほかにも、活性化させると、視力がアップする臓器があります。それは「脳」です。実は、「ものを見る」というのは、「目」と「脳」が共同でしている作業です。ものを見るしくみについて、カンタンに説明しましょう。

まず、目でとらえた像は、網膜に映しだされます。そして網膜で電気信号に変換されると、視神経を通じて脳に送られます。その後、大脳皮質にある視覚野という部分で、その電気信号を脳が映像化して理解して、はじめて「見える」となるのです。

わかりやすく、テレビにたとえてみましょう。まず、ものをとらえる「テレビカメラが目」、とらえた映像を送る「電波が視神経」、「スクリーン(画面) が脳」です。

スクリーン(画面) に映しだされてはじめて、ちゃんとした姿で見えるようになる、と考えてもらうといいでしょう。いくら目から映像をとり入れていても、脳がその電波をきちんと再現しないと、見えていないも同然になります。たとえば、ボーッと考え事をしながら歩いていたら、目の前を通った知り合いに気づかなかったとか、探していたものが目の前にあるのに、なかなか見つけれなかった。これは、まさに、脳が見ていない状態です。

脳が認知しないと、目に映っていても見えないのです。目と脳は、密接にかかわり合っています。ですから、脳に送られる血流をたつぷりふやししっかり酸素を供給すれば、目も脳も同時に機能が高まり、視力の改善スピードがグンとアップするのです。

合わせて脳の若返りも同時に行うとより効果手的です。

内臓に汗をかかせる方法は「ジャンプ」だとお話ししましたが、ジャンプの高さは、床から数センチ浮く程度で十分。ですから、音や振動がご近所に響く心配もありません。ジャンプは、カンタンに見えますが、実は自分の体重の.6倍もの負荷がかかるので、ごく短時間で運動効果があがります。

最初はあまりジャンプできないことに苛立つかもしれませんが、そのうちに軽快にジャンプすることができます。

1度に50~100回、朝・昼・晩などにわけてやって、1日のトータルで500回を目標にするといいでしょう。内臓が汗をかくのに、十分です。「ええ!そんなに」と思うかもしれません。でも、やってみると1度に50回なんてあっという間。

最初から100回連続でできる人も少なくありません。またジャンプは、「第2 の心臓」であるふくらはぎや足裏を刺激するので、循環機能や、心肺機能も高まります。

骨や筋肉自体も鍛えて強くしてくれます。つまり、酸素を全身のすみずみまで、力強く送り届けられるようになるのです。ただし、膝が悪い方は、ジャンプはしないでください。

無理のないスクワットでも十分な効果が得られます。100回を目標にします。ジャンプ以外では、ハイキングや山登りなど、アップダウンがある場所を歩く運動も、胃腸を動かしますから効果的です。

私は束京の都心から一番近い山、高尾山によくハイキングにいきます。都内の小学生が遠足で登る低めの山ですが、バカにできません。沢に沿ってごつごつした岩場を登っていくコースや、散歩に最適ななだらかな参道コースなどいろいろあるので、その日の体調によって選べ、重宝しています。

人間は「動物」の一種です。「動く物」である限り、動いていないと正常に体の機能が保てないようにつくられています。大げさにいうと、じっとして動かないということは「死に向かう」ことを意味します。

私はいつも冗談で「お姑さんに早くいなくなってほしかったら、何でもやってあげなさい」といっています。あげ膳据え膳、布団のあげおろしまでやってあげれば、あとはじっと座っていてもらうだけ。動くチャンスがなくなれば、体は急速に衰えるからです。

冗談はさておき、それくらい、動くことは重要なのです。そして、様々な動きの中でも、体を上下に揺らす動きが入る運動なら、何でも、内臓(胃腸)を鍛える効果があります。

ウォーキングや、ストレッチなどのゆるやかな運動は、内臓を揺らすには、やや刺激が弱く、内臓を鍛えるにはもの足りません。逆に、バスケットボールやバレーボールなど動きの激しいものは、内臓を揺らすにはうってつけです。可能であれば、このくらい毎日内臓を揺らして、内臓に汗をかかせたいものです。

内臓に汗をかかせると、普通、もとに戻すのに5~6年かかるといわれる自律神経の乱れの改善もスピードアップします。しかし、こうしたスポーツは、仲間を集めてコートを予約したり、着替えたり、時間をつくつたりしなくてはならず、毎日続けるのがしんどいですね。

そこで、「時間がない」「そもそも運動の習慣がない」「自分1人でできるものがいい」といった人に、私がおすすめしているエクササイズがジャンプです。

縄跳びもいいですが、ジャンプなら縄も必要ありません。天気が悪くても家の中でできますし、わざわざ着替えなくてもいいので、挫折する心配もなしです。

ほかの一般的な、遠くや近くを交互に見る視力回復法は、毛様体筋の血流は改善しますが、内臓を動かすジャンプであれば、もっと根本的な解決になります。

内臓を強くするための栄養

内臓を鍛えようと思ったら、しっかり「栄養をとる」ことは欠かせません。コンビニエンスストアやにもスーパーマーケットに食べ物があふれるこの時代、栄養不足になるなんて、理解しがたいかもしれません。でも実際、視力のトラブルを抱える方の3割は、「栄養障害」が原因で、目の病気になっています。

特に20〜30代の独身男性で「見えづらくなった」という人は、9割以上、栄養が足りていません。生活スタイルをのぞいてみると原因がはっきりわかります。

朝はギリギリの時間に起きて、朝食抜き、または、コンビニでおにぎりや菓子パンなどを買う。そして昼はラーメンや井もの、ファストフードなど、カンタンに食べられるものばかり。夜は疲れて面倒なので、ビールにつまみだけ。

これでは空腹は満たされても」ビタミンやミネラル、タンパク質など、体に必/要な栄養がまったくといっていいほど摂取できていません。体や器官を健康に保つためには、「何でもいいから、噛んで飲み込む」だけでは、ダメなのです。

人間に必要な栄養素は50種類ほどあります。そして、その中のタンパク質、脂肪、炭水化物の3大栄養素に、ビタミン、ミネラルを加えた5大栄養素が柱となって、体をつくります。ですから、米、肉、魚、そして野莱をバランスよく食べないと、本当に「食べている」ことにはなりませんし、添加物の多い加工品ばかり食べていると、その毒素を分解する肝臓に負担がかかり、目にも悪影響を及ぼします。

食べ物は、胃腸で消化吸収されたあと、肝臓にいって各栄養素に分解、合成され、全身に送られます。ですから「食べる」ということは、きちんと栄養を肝臓まで届けることにほかなりません。

しかし胃腸が弱っていると、肝臓に届く前に、消化不良で下痢などを起こし、′腸で吸収されずに排泄されてしまいます。

こうして栄養が足りなくなると、肝臓はどうするか?なんと、自分の体を溶かして、栄養分を吸収しはじめます。いってみれば、脂肪が減るのも、自分を溶かして消費していることです。

脂肪だけでなく、骨やほかの臓器から栄養をとるということも起こります。つまり、自分で自分を、食べているのです!

近年は、老化するにつれ、骨がやせ細ってスカスカになっていくことがわかっています。頭骨などは、明らかに形が変わって小さくなってしまうのです。

だから、顔にシワが寄るのですね。これはたんに、ホルモンの変化で新しい骨がつくられなくなったのではなく、栄養不足という単純な面も、原因として大いにあると思うのです。

飽食の時代だからこその「栄養失調」の意味もわかります。

自分で自分を食べる...。そんな恐ろしいことにならないよう、きちんと栄養を摂取しようと思ったら、「木の根っこ」である、「胃腸」を鍛えることが重要になってくるのです。

13年間、布団で寝られていないという重症の女性が、旦那さんにささえられ るようにしてやってきました。 なぜ布団で寝られないかというと、動くと激しいめまいに襲われるため、寝返 りがうてないから。

いつも壁によりかかって寝ていたそうです。 熟睡できないために疲れきり、仕事ができなくなる恐怖に襲われ、病院をあち こちまわり、自律神経の失調に処方される睡眠薬や安定剤を13年間飲み続けてき ましたが、まったく改善しなかったというのです。

そこで心配したご主人につれられて、やってきたのです。

最初に女性を見たときに「自律神経がかなり崩れているな」と思い、いろいろ質問をしてみると、彼女は、外資系の弁護士事務所に勤務されている方でした。

毎晩、遅くまでハードワークをし、時には海外の時差に合わせて昼夜逆転勤務をすることもあるそうです。そこに対人ストレスや事務所の引っ越しなども重なり、自律神経が乱れに乱れてしまったのです。

そこで自律神経について詳しく説明し、少しずつ体をう指導しました。すると、13年間、薬を飲み続けても治らなかっためまいが、わずか半年で治まり、1年がたつころには、すっかり元気をとり戻したのです。

意識しなくても、私たちの心臓が動き、胃が食べ物を消化し、体温の調節ができるのは、自律神経のおかげです。自律神経は生命維持装置とも言えるでしょう。

そんな大事なものなのに、自律神経が弱ったとき、現代日本の医療では治療法は確立されておらず、薬を処方するのがせいぜいです。また自律神経は、気づかない間に少しずつ乱れていって、大きな症状がでるまでにかかった時間と同じだけの時間をかけないと治らないといわれます。

薬だけで治そうと思ったら、最低でも5~6年はかかるといわれています。なぜかというと、自律神経は、人間の活動に合わせて、その場に応じた最善の指令をだします。

たとえば急に寒いところにいったら、血管を収縮させて体温の蒸発を防ぐという具合です。でも、薬の成分で気持ちを安定させてバランスを整えようとしても、こうした機能にまでは作用しません。だから、薬による治療には限界があるのです。やはり、自分の内なる回復力を目覚めさせるのが一番なのです。

律神経失調症の主な原因となる精神的ストレス

次の自覚症状があれば、自律神経はかなりバランスを崩しているといえます。

        1. パソコンを何時間でも使い続けられる。

          パソコンは、色と光を画面から放射しており、紙の書類の何百万倍もの負担を目にかけます。普通、30分も画面を見ていれば、かなりの目の疲れを感じるはずです。それを何時間も休憩なしで見続けていられるというのは、自律神経がかなりマヒしている証拠です。

        2. 感情の起伏がなくなってきた。

          「最近、楽しいことがない」というのが口ぐせになっていませんか?また、映画やテレビなどを観ても、泣いたり笑ったりすることが減っていませんか? もしそうであれば、かなり症状が進んでいます。

        3. ぶつけた覚えがないのに、アザができていることが多い。

          自律神経のバランスが崩れすぎると、痛みを感じなくなります。本人は「痛くないから、別に平気」くらいに思っているかもしれませんが、体は悲鳴をあげる寸前です。

症状が進むと火傷をしても気づかないこともあり、そうなると末期的といってもいいでしょう。

先にあげた3 つの症状に心当たりがある人、または仕事でパソコンを1日中使用している人は、病気の症状がでていなくても、意識して自分の体、そして目をケアしてあげることが大切です。

自律神経のバランスは、ある日突然狂うのではなく、毎日少しずつ崩れていきます。それはまるで、雨どいからポタポタ落ちる水が、何年もかけてコンクリートに穴を開けてしまうようなもの。大したことないと思っていても、気づいたときにはとり返しがつかないほど、深刻な状況になつているのです。

自律訓練法のやり方

人間の体は、どこかに負担がかかると、脳が必ず危険信号を発します。視力が低下する前は、目が疲れやすくなったり、ショボショボしたりするはずです。

緑内障が進行しているのなら、視野が欠ける前に目がかすんだり、目の奥が痛んだりするはずです。でも、自律神経のバランスが崩れると、そんなサインに気づきにくくなってしまうのです。

なぜなら、自律神経というのは、血液の流れや消化活動など、無意識のうちに体を維持する働きをコントロールするものだからです。それが乱れてしまうと、体全体の機能が衰えてしまい、脳のだすサインに鈍感になり、不調を「まずいなぁ」と思う感覚がにぶくなってしまうのです。

視野が欠けるまでほうっておいたり、視力が悪くなりすぎて、将来が心配になってからやっと来院したりする患者さんがあまりにも多いことが、私は残念でなりません。

もっと早く気づいていれば、そこまで悪化せずにすんだという方が、たくさんいます。自律神経は、目や健康に大きな影響を及ぼすものであることを知って、バランスを崩していないか、常に気を配ってほしいと願っています。

はいえ、自律神経が乱れることであらわれる症状も、頭痛、めまい、動悸など、人によって様々であり、また、病院でも、自律神経に関する明確な基準値があるわけではないので、なおさら、素人には判断が難しいのでやっかいです。ですから自律神経が乱れていました。ぜひチェックしてみましょう。

手足が冷える、しびれるという人に(自律神経失調症)

ストレスは胃腸を直撃

  • どうも食欲がなくて、胃がキリキリする
  • 緊張するとすぐにトイレに駆け込んでいる

強いストレスを受けると、数ある臓器の中でも、士具っ先に「胃」や「腸」の調子が悪くなるものです。なぜでしょうか?

それは「心配ごと」があると、自律神経が乱れるからです。そして、自律神経の影響をもっとも大きく受けている器官である胃腸が、最初にダメージを受けてしまうからです。

ある消防士さんが「最近どんどん視力が落ちてきて、仕事にも影響する」と、わざわざ北海道から来院されたことがあります。消防士の仕事は、常に危険と隣り合わせの、命がけの仕事です。しかも、夜中に仮眠をとっている間も、いつ呼びだしがかかるかわからないため、ストレスがたまります。

触診したところ、胃腸がガチガチにかたくなっていました。私はまず、おへそのまわりをマッサージして、かたくなった胃腸をもみほぐしました。これで、こわばった内臓機能をよみがえらせることができるからです。

そして、内臓を鍛えるエクササイズや、ちょっとしたスキマ時間に、副交感神経を活性化させる、深呼吸をするよう指導したのです。すると1ヶ月後には、自律神経のバランスが整ってきて、集中するときは集中し、休むときはしっかりリラックスできるようになりました。

内臓の調子が改善するにつれて視力の急激な悪化も止まり、徐々に回復に向かっていったのです。

胃もたれ・胃痛・胸焼けは麹入り酵素

「木の根」は、木にとって、生命力の源です。木の根は青々とした葉を茂らせ、美しい花を咲かせるために、大地から水や養分をとり込み、太い幹をささえるために、深く広くはりめぐらしています。人間の体でいうと、この「木の根っこ」に当たるのが「胃腸」であり、中医学ではもっとも大切な臓器だとしています。

そう、心臓よりもです!なぜ「胃腸」がもっとも大切な臓器なのかというと、私たちの血や骨や筋肉体のすべては、胃腸が吸収した栄養素でつくられているからです。胃腸が食べ物を消化・吸収しなければ、人間は生きられません。胃腸が弱れば、消化もままならず、栄養も吸収されないまま排泄されてしまい、目と深くつながる「肝臓」にも必要な栄養が供給されなくなります。

胃腸が健康になって、きちんと栄養を運ぶようになれば、目のトラブルの改善につながるのです。一般に人間の内臓は、外側からさわることができず、また、内臓の働きは自律神経に左右されているため、自分ではコントロールできないと思われています。

ところが実際は、お腹をマッサージしたり、運動で揺らしたりするという具合に、体の外側から刺激することで、活性化させることはできます。そしてラッキーなことに、外からの刺激で活性化しやすい内臓の代表が、「胃腸」です。人間の大人の腸の面積は、広げるとテニスコート1 面分はあるといわれており、胃と腸を合わせると、内臓の中でもっとも大きな部分を占めています。この胃腸の働きを活発にすれば、逆に自律神経にも影響を及ぼし、自律神経を活性化させることができるのです。自律神経の状態がよくなれば、血流も改善されますから、目に酸素がしっかり届きます。「目のトラブルに胃腸が関係している」というと、ほとんdの人が驚きます。でも、「そういえば、胃を壊してから視力が落ちた」という方が圧倒的に多いのです。

1年前から目がかすみ、運転が大変

私は個人タクシーの運転手をしています。車の運転に適正な視力は必要不可欠ですが、1年前から目がかすむようになりました。眼科で診察を受けた結果、白内障と診断されました。

目のことはふだんから注意していたので白内障に違いない、と自分でもわかっていました。手術を受けて運転士を続けている仲間もいますから、白内障と診断されても、老化現象だなという程度でした。

先生からは『手術の必要はまったくないが、定期的に検査だけはきちんと受けて経過を見ましょうといわれました。例外はあるものの、白内障の進行はゆるやかです。

経過観察とは何もしないということですが、きちんと目をいたわるようにしました。目が疲れたら濡れタオルで冷やし、暗い場所では、文字を読んだりテレビを見たりも徹底してしませんでした。白内障の完治をあきもとめぐあきらめていましたが、ツボの本を読んで、白内障に効くツボがあることを知りました。

目は、車を運転する私の商売道具ですから。足の親指の甲側(大敦のツボ)を3~5秒押して手を離す。これを5~10回くり返しました。ほんとうはこれだけでいいといわれたのですが、念を入れて足の親指の上を10回、手の人さし指でゆっくりこすりました。

毎晩風呂上がりに足指刺激を行いました。仕事の合間の休憩時間にも、喫茶店や車の中で足指刺激を行いました。2週間ほどで目のかすみが薄れてきて、1ヶ月後には視界がすっかり晴れ、目のかすみやまぶしさをほとんど感じなくなりました。

半年に一度、目の定期検査を受けていますが、白内障はまったく進行していないといわれました。つい1ヶ月前のことです。

40代からはじまる白内障の水晶体の白濁はツボ刺激で解消す

目のかすみといっても、実際にはいろいろな症状があります。近視は遠くの物の輪郭がはっきり見えず、老眼は近くの物がはっきり見えません。また、目を酷使して疲労が積もると、目全体がぼんやりして、見ることに集中できなくなります。そのかすみが病気によるものなのか?疲れからきていいるかを判断するのは困難です。

白内障には、先天性や糖尿病から来るものもありますが、大半は老化によるものです。水晶体の白濁は40代から始まるといわれています。白内障が進行すると、明るいところでまぶしさを強く感じる、暗いところで物が見えにくい、視界全体が黄色っぼく見えて淡い色の見分けがつけにくくなる、といった症状も現れるようになります。

そこまでひどくなる前に、足の親指にある大敦というツボの刺激をおすすめします。大敦は、足の親指の小指例の爪の生えぎわの角から三ミリほど下にあります。大敦は、昔から、目の周りの血行をよくして、目の栄養補給と老廃物の排出を促す効果が大きいツボとして有名です。

さらに、たんばく質や鉄をはじめ、多くの栄養分を貯蔵する肝臓の働きを強め、胃腸の働きもよくする効果があるといわれています。大敦のツボを指で押すと、脳の循環中枢が刺激されて血流がよくなり、自律神経も安定します。その結果、日に対する栄養補給と老廃物の排出が盛んになるので、水晶体の濁りが改善されて、目のかすみも解消されるのだろうと考えられます。

家庭では、次のようにして大敦のツボを刺激するといいでしょう。

  1. 床に座って右ひざを立て、右足の裏を床にしっかりつける。
  2. 右足の親指の大敦のツボに、左手の親指の先を当て、息を吐きながら骨に向かって強めに5秒押し、息を吸いながら親指の力を抜いて二~三秒休む。左手の親指以外の4本の指はそろえて右足の真に当て、右手も指をそろえて右足の外側から土踏まずに当てて、しつかり支えると刺激しやすい。押し方は、気持ちがいいと感じる程度の強さが適当。
  3. 左手の人さし指の腹で、右足の大敦のツボを、指先側と足の甲側へ交互に軽くこする。往復10~20回。
  4. 左足も同じように行う。

初期の白内障なら、友人の例でもわかるように、短期間で症状が大幅に改善する人が少なくありません。大敦のツボ刺激は、目の周りの血行をよくして白内障を予防する効果も期待できるので、まだ症状が出ていない30~40代のうちから実行すれば、いっそう効果が確実に現れるでしょう。

老眼鏡をつけたり外したり...毎日イライラ

が老眼鏡を掛けはじめたのは、43歳のときです。まだ若いつもりでいたので、当時はショックでした。そ最近、10年間で、老眼鏡を4回も買い換えています。

視力がいい人ほど老眼になりやすい、と慰められました。最初は電化製品の説明書や、注意書きが読みにくくなりました。新開の字が読みにくくなったのもほとんど同じ時期です。さらに遠くから急に近くを見ると、視界がボケるようになりました。

台所仕事をしていて、お皿を持ち損ねて落としたこともあります。初めは、いやいや老眼鏡を掛けていたといました。昔と違って、フレームが若作りになっているとはいえ、老けて見られるのが、老眼鏡を敬遠した最大の理由です。

毎日、老眼鏡を掛けたりはずしたりしていました。それがわずらわしくていつもイライラしていたように思います。台所で包丁を使うとき、スーパーで食品のパッケージの文字を読むときなど、そのたびに老眼鏡を掛けなければなりません。

老眼鏡を掛けたりはずしたりしているうちに、肩こりがひどくなってきました。その後、老眼は進行して、老眼鏡を2年に1回の割合で買い換えてきました。

老眼が進むと、小さい文字が見えなくなるだけでなく、手元が少し暗いだけでも文字が読みにくくなります。また、視界がかすむので、目がとても疲れます。それでイライラが高じて、買い物や料理をする気力が起こらなくなってしまったのではと思います。

2週間ひどいで肩こりが治り老眼の進行も止まって老眼鏡の買い換えも不要

私が無気力になって困ったのは、主人です。主人は、老眼について善かれた本を何冊も買ってきては読んで、老眼を改善するいい方法はないかと勉強してくれました。その中で、主人の目に留まったのが、足指刺激でした。

足の薬指にある薮陰のツボを、手の親指で5~6回押す。呼吸も大切で、息を吐きながら5秒押し、息を吸いながら2~3秒かけて親指の力を抜きます。

ツボを押すととても気持ちがよく、肩こりもらくになりました。毎日2回ずつ朝と晩に、足指刺激をやりました。2週間続けたところ、肩こりが消え、目が疲れなくなりました。

老眼の進行も止まって、昨年に買い換えた老眼鏡で、よく見えるようになりました老眼の進行が止まって不快症状も解消し感謝しています。

パソコン使用時間が急増し、目の疲れがピーク

人間は誰でも20代前半でピークに達し、それ以降は老化がすすみます。目のピントを調節する機能も例外ではなく、しだいに老眼になっていきます。老眼を自覚するのは、早い人で30代後半、一般に40~50十代になってからです。ところが、実は自覚する10年も前から、老眼は始まっているのです。

最近は、パソコン操作で目を酷使した結果、早いうちから目のピントを調節する機能が衰えて、30代で老眼の症状を現す人が増えています。そうした老眼による目のかすみや疲れ、遠近調節がしにくいといった症状を改善するのが、足の指先のツボ刺激です。

足の薬指にある薮陰というツボは、老眼の改善にも大変有効です。実際に、足の薮陰のツボ刺激を行い、老眼が著しく改善したという人が続出しています。

住む会社員のAさん(43歳)は、自社製コンピュータを企業や役所に納入する仕事をしています。Aさんが、目の異常を感じ始めたのは1年前。手元の資料とコンピュータの画面を見比べてチェックするさい、ピントの調節がスムーズにできないことに気づいたのです。意識して額やまぶたの筋肉を動かして目を大きく見開けば、遠近の切り替えができるものの、長く続けると目の奥や、頭が痛くなり、首や肩もこってくるとのこと。

そうした状態に耐えられなくなり訪れたのは今年1月のことでした。

2週間で目の疲れやかすみ、老眼が治り頭痛も肩こりも改善

Aさんは、仕事が定時に終わらず、休日出勤も多いため、足しげくハリ治療に通うことができません。そこで自宅で毎晩、足の竅陰のツボ刺激を実行するようにすすめました。すると、2週間たったころから、目の痛みや疲れ、頭痛や肩こりが軽くなってきたといいます。

また、無意識のうちに目のピントが調節できるようになり、書物や新聞を読めるようになったそうです。

Bさん(52歳)は、海外出張の多い部門で働いています。3年ほど前に初めて老眼鏡を使用したところ、老眼がどんどん進んでしまったそうです。度数の強い老眼鏡に作り直して目がひどく疲れ、出張先のホテルや飛行機内では目が乾燥して視界がかすむ、と訴えてきました。

Bさんも仕事柄、頻繁にハリ治療には通えないため、自宅や出張先で足の竅陰のツボ刺激を実行してもらいました。それから2週間が過ぎたころ、グローバル治療室に顔を出したBさんは、目のかすみや疲れが取れたこと、新開の字がはっきり読めるようになったことなどを報告して帰りました。その後も、目の血流を悪くしないように、ツボ刺激は続けているということです。

毎日6時間のレジチェックが目の疲れを増大させたしまった

10数年前から週5日、スーパーでレジのパートタイマーをしています。「仕事中は、6時問立ちっ放しです。更年期のせいか、1年近く前から疲れやすくなりました。特に、目がひどく疲れます。レジでのバーコードチェックク値段の確認作業は、目をかなり酷使します。

休憩時間に目薬をさしたり、目の周りを濡れタオルで冷やしたりしますが、一時しのぎにしかなりません。仕事から帰って夕食を済ませ、テレビでも見ようかという頃には、目がショボショボして開けているのもしんどかったのです。

当時、老眼用の眼鏡をかけはじめてまだ3ヶ月ぐらいでした。老眼鏡に慣れるのに大変だったことも疲れ目の原因だったかもしれません。。辛い症状は、頭痛と肩こりでした。

特に頭痛は、顔全体が締めつけられるように痛んで、吐きけを伴うこともありました。肩こりは、レジの仕事を始めた10年前から慢性になっていて、もうならないものだとあきらめていました。

辛い症状が嘘のように解消した

「あるとき、足の薬指を刺激すれば、目の疲れが取れると、パート伸問が教えてくれたのです。そんな簡単なことで治るかしら、と初めは思いましたが、教えてくれた彼女(46歳)がいつも元気に仕事をしている姿を思い出して、休憩時問に試してみることにしました。足の薬指の甲羅(竅陰)を、もんだりこすったりしました。

寝る前にも足の薬指を入念にもんだりこすったりしました。初日は痛みを少しだけ感じましたが、続けているうちに気持ちよくなってきました。薬指の刺激を両足で10分ずつ、毎晩続けました1週間たつと、疲れ目が治って、はっきりと視界が開ました。

それまで大好きなドラマを見ていても、目がしょぼしょぼするので、目が疲れて楽しさも半減でした。でもその日は、ドラマを存分に堪能できたのです。足の薬指刺激が効いているんだ、と思いました。それ以来1日3回、お風呂上がり・寝る直前・仕事の休憩中に、薬指を入念に刺激しました。すると、目が充血しなくなり、職場で目薬を使うことも、濡れタオルで目を冷やすこともなくなりました。また、帰宅した後に必ずあった目の充血もなくなりました。

足の薬指刺激を続けて2週間めには、悩みの頭痛がまったく起こらなくなりました。同時に、慢性の肩こりも解消して、レジの仕事がらくになりました。

ツボのマッサージも血流を改善する意味ではとても有効ですが、こうしたツボを刺激しても改善がみられない場合は、強力な抗酸化物質を摂るのがおすすめです。こちらによれば、

目の老化はほとんどの人が避けて通ることができません。目が疲れやすい、近くの文字が見えにくい、濁って見えるなどの症状も、加齢に伴い症状が進行していきます。一般に目の老化は40代ごろから進行が始まり、それ以降、白内障や緑内障などを発症する人も増加します。 70代で90%、80代ではほぼ100%の人に、白内障による視力低下が認められるともいわれています。

目が不調なときは肝臓を強化するツボで目の疲労解消

目が疲れる、かすむ、ぼやけるといった目の不調は、精神的なストレスが引き金となり、自律神経のバランスが崩れて起こることがあります。また、目を酷使することでも、目の周囲の筋肉をはじめ、首・肩の筋肉、頭皮の血行が悪くなり、肩こりや頭痛を伴う目の疲れや痛みが現れやすくなるのです。一方、多忙で食事が不規則になったり、お酒を飲みすぎたりした場合も、自律神経が乱れて、肝臓の働きが衰え、ビタミンAの吸収力が低下します。

ビタミンAは、視力の向上に重要な栄養素で、不足するとたちまち目が見えにくくなります。ビタミンAを多く含む食品はこちら。

肝臓の働きが低下すると目の障害を起こすことや、目の調子が悪いときは肝臓の働きが低下していることは古くから知られています。

東洋医療では、肝臓の働きと関係の深い経絡上のツボを刺激して、目の不調を治します。

足の指先のツボでいうと、かすみ日や疲れ目を治すのによく使われるのは、「竅陰(きょういん)」というツボです。

「竅陰(きょういん)」は、胆経という経絡の起点となるツボで、足の薬指の小指例の爪の生えぎわの角から3ミリくらい下にあります。「竅陰(きょういん)」のツボを刺激すると、目の毛様体筋への血流が盛んになり、毛様体筋の疲労や緊張をほぐし柔軟性を高めます。毛様体筋が柔軟になれば、遠近に合わせた焦点調節がしやすくなるのです。

息を吐きながら3~5秒かけて押し、息を吸いながら指を離す

胆経は、目に始まってこめかみ・耳後部を回り、肩から側腹を通り、股関節から足の外側を下り、足の薬指に終わる、長い経絡です。その終着点である竅陰のツボに刺激を加えれば、ビタミンA の吸収を行う肝臓の働きを向上させる効果があります。

また、肩や首、目の働きを正常にする効果も期待できるのです。さらに、足の京骨というツボも竅陰と合わせて刺激すると、目の働きを正常にする効果がいっそう大きくなると考えられます。

京骨のツボは、足の外側のへりのほぼ中央で、さわると大きな骨の隆起がある場所からかかと例のくぼみの部分にあります。薮陰と京骨のツボ刺激のやり方を説明しましょう。まず薮陰のツボからです。

  1. 床に座って片ひざを立て、ひざを立てたほうの足の裏を床にしっかりつける。
  2. 立てた側の足の薬指を、ひざを立てた足と同じ側の手の人さし指・中指で下から支え、親指で竅陰のツボを3~5秒かけて軽く押す。さのさい、息をゆっくり吐きながら行う。
  3. 息をゆっくり吸いながら、竅陰のツボから手の親指を2~3秒かけて離す。
  4. 2~3を5~6回繰り返す

ツボの中でも足の指のツボは脳の働きとリンクしている

目の不調、老化の原因が自律神経の不安定さからきていることは紹介しましたが、自律神経が乱れると、疲れ目・ドライアイ・視力低下など「目の心身症」を引き起こしやすく、緑内障になる人も増えているのです。

ツボ刺激の特徴と自律神経の乱れを正す効果について紹介したいと思います。東洋医療では、内臓や器官の働きと深くかかわるツボを結ぶラインが、体の中を走っているという考え方をします。このラインを経絡といい、全部で14本あります。

そして、ある内臓や器官の働きを左右する「気」、つまり一種のエネルギーが経絡を通過するという考え方をします。経絡とツボの役割を電車にたとえれば、経絡は五臓六腑に通じる路線で、ツボは駅といえるでしょう。

14経絡に分類されたツボは正穴といい、全部で360個以上あります。ほかにも奇穴といって、確実な効果が経験から知られたツボも多数あります。

ところで、14経絡のうちの6つは足の指先が起点、残り8つのうち6つは手の指先が起点です。経絡の発着点に当たる足や手の指先のツボは、気の出入り口という意味で井穴と呼ばれています。

井穴は、そこを刺激すれば全身を刺激することのできる、大変便利なツボなのです。特に足の指先の皮膚は、温冷覚・触覚・痛覚・圧覚などのセンサーが数多く集まっていて、非常に敏感な部分です。

足の指先のツボに加えた刺激は、大脳皮質の感覚野という部分に直接送られ、脳の働きが活発になることが研究でわかっています。大脳皮質
の感覚野は、脳の中でも非常に大きい容積を占める部分です。

足の指は手の指に比べて効果が大きく目の不調や老化に有効

自律神経の中枢は、脳の視床下部という部分にあります。足の指先のツボへの刺激が大脳皮質に伝えられると、その部分の神経を介して自律神経が調整され、体の自然治癒力を高める力が働きます。

すると、自律神経の失調によって引き起こされた目の不調や老化をはじめ、さまざまな病気・症状が改善されるのです。また、足の指先には無数の末梢血管が分布しています。指先のツボを刺激すると末梢血管が拡張し、そこへ酸素と栄養をたっぷり含んだ新鮮な血液が流れ込みます。それと同時に、細胞で使用済みになった二酸化炭素や乳酸などの老廃物を含む古い血液は、速やかに回収されて心臓へ返されます。

すると、全身の血行が促進され、血流不足から起こる筋肉のこりが解消されるのです。目の不調や老化も同様のしくみで解消します。足の指先のツボを刺激すると、肩・首を通りないけい顔面や脳に血液を運ぷ内頚動脈の流れが促されます。

つまり、まばたきや涙の分泌などで酷使されている目の周りの筋肉のこりが解消されるのです。同時に、首・肩の筋肉や、頭皮のこりも解消されます。

足の指先のツボは、手の指先に比べて、ものに触れる機会が少ないので、外からの刺激に対して鋭敏です。その分、より大きい効果が得られると考えられます。足の指先にあるツボは、一般の人にも見つけやすいうえ、押したりこすったりする単純な刺激で効果が現れます。目の不調や老化を回復させたり、目の周囲の血行をよくしたりする効果が期待できるのです。